慶應スポーツ新聞会

【野球】第1週 投打に渡り東大を圧倒、開幕戦を勝利で飾る 東大①

9月11日(土) 慶大-東大 一回戦 神宮球場

開会式で選手宣誓を行う湯本主将

9月になっても勢力を弱める気配を見せない夏の残暑の中、東京六大学野球秋季リーグ戦がついに開幕。開会式では慶大の主将・湯本(商4)が選手宣誓の大役を見事に果たした。その後、行われた開幕戦は慶大が投打ともに東大を圧倒。15-0で勝利し、連覇に向け、幸先の良いスタートを切った。

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慶大 101740200 15

東大 000000000 0

慶大:○竹内大、白村-長﨑、松本和

慶大出場選手

1 [6] 渕上(法4・慶應)

[6] 齋藤雄(政2・慶應)

2 [4] 湯本(商4・野沢北)

[4] 金田(政3・土佐)

3 [7] 山口(商4・慶應)

[79] 宮寺(文4・日大三)

4 [9] 伊藤(環3・中京大中京)

[7] 新谷(政4・慶應)

5 [3] 髙尾康(商4・慶應)

[3] 鈴木裕(商2・慶應)

6 [5] 松尾(環4・鳥栖)

[H5] 山﨑錬(商2・慶應)

7 [8] 青山(環4・関西学院)

[H] 竹内一(商4・慶應)

[8] 辰巳(文2・郡山)

8 [2] 長﨑(商4・高志)

[2] 松本和(総4・金沢泉丘)

9 [1] 竹内大(環2・中京大中京)

[1] 白村(商1・慶應)

今日から秋季リーグ戦の戦いの火蓋が切っておとされる。連覇を目指す慶大の開幕戦となる東大戦、先発のマウンドには昨季最多勝の竹内大(環2)が上がった。

昨季に続き開幕投手を務めた竹内大

その竹内大を援護するべく、初回から打線が東大の先発・前田を攻め立てる。2番・湯本(商4)が三塁打を放ちチャンスを作ると、4番・伊藤(環3)の適時打で幸先よく先制点を挙げる。

さらに3回、渕上が内野安打で出塁すると、続く湯本が犠打。得点圏に走者を進める。すると山口(商4)が適時打を放ち2対0。得点を重ね、徐々に流れを慶大に引き寄せていく。

援護をもらった竹内大は昨季無安打無得点を達成した東大相手に苦しい立ち上がり。3回には二死ながら満塁のピンチを迎えるものの、要所を締める投球で東大のスコアに0を並べていく。

竹内大の粘りに応えたい打線も東大の先発・前田を攻め立て、ついにマウンドから引きずり下ろす。さらに代わった香取から渕上が死球で出塁すると、湯本が適時打を放ち4対0。勢いの止まらない打線は、東大の3番手・木村からも山口、髙尾康(商4)、竹内一(商4)にも適時打が生まれ、9対0。4回で早くも先発全員安打、打者一巡の猛攻で東大を大きく突き放す。

一度火のついた打線は容赦なく5回にも東大に襲い掛かり、長﨑が四球を選び続く竹内大が犠打で手堅く得点圏に走者を進めると、山口、伊藤の連続適時打で3点を追加。さらに4回から出場していた山﨑錬(商2)にも適時打が飛び出し、13対0。勝負を決めた。

大量援護をもらった竹内大は4回以降立ち直りを見せ、4回以降相手の走塁ミスもあり、7回まで3人で東大の攻撃を終わらせるピッチングで東大の反撃のチャンスの芽を摘み取っていく。

ホームに帰ってくる渕上

7回に途中出場の辰巳(文2)が2点適時打を放ち15対0とすると、8回からは白村(商1)がリーグ戦初めての登板を果たす。白村が6人のうち5人を三振に切ってとる快投を見せ試合終了。慶大が大勝を収めた。

連覇に向けて好スタートを切った慶大。次の東大戦でもきっちりと勝利を収め、昨季唯一勝ち点を挙げられなかった次に対決する立大との戦いに向け、弾みをつけたいところだ。

選手のコメント

江藤監督

(21安打15得点の大勝だったが)見たとおり。打って点とりゃ勝てるしね。そのまま受け取るわけにはいかんね。(序盤は残塁も多く、竹内大投手の球も高かったが)雑な試合やってたよね。ああいうのやっても勝てると思われちゃいかんから。気合い入れていかんとね。ああいう野球では東大しか勝てない、正直言ってね。よその大学は前半にああいうミスを犯してたら、やっぱりやられちゃうよね。次は気をつける。(多くの選手を使ったが収穫は)全員が使えたからね。やっぱり全部、9人でやらないといけない時もあるし。こういう風に、全部使えると全部の調子を見極めることができるから。そういう意味じゃ今日の試合はよかったんじゃないか。(先週はまだ70ということだったが、今週は)まだ70。後30は次の立教戦までの2週間であげていかないといけない。

青山

(開幕戦をふりかえって)とりあえず、勝つことができたのでよかった。0点に抑えたことが大きかったと思う。(2打席目は走者をおいての二塁打だったが)前の打席に同じような状況で打つことができなかったので、つなげたいと思っていた。(夏の間の練習は)チームとしては、春にやってきたことの精度を上げて、個人的にはバッティングが課題だったので、バットをふる量をこなして良い感覚を取り戻せるようにした。(秋季リーグへの意気込みは)4年生になり、神宮は今年で最後なので思いを込めて思いきってやりたい。

髙尾康

(開幕戦だったが、今日の試合を振り返って)チーム全体で当たりは良くないけどヒットというのが多かったので、今後はボールを捉えられるようにしたい。そうしないと今後のカードでは辛い。 (夏の間はどのような課題を持って練習に取り組んだか)今日もチャンスでダブルプレーをしてしまったが、自分は4打数3安打で0打点より4打数1安打でも1打点の方が価値があると思っている。チャンスで自分の役割を果たすことが出来るように練習してきた。 (春秋連覇に向けて良いスタートになったと思うが秋季リーグへの意気込みは)他大学もチーム力をアップしてきたと聞いている。リーグ戦を通してチームも成長していかないと優勝するのは難しい。1試合1試合自分もチームも成長していきたい。

長﨑

(今日の試合を振り返って)初戦ということもあり、皆固かった。しかし結局勝つことが出来た。きっちり勝てたのは良かったと思う。(先発・竹内大の調子は)やはり入りは緊張していたのだが、中盤からしっかりと立て直してくれていた。0で抑えたというのは次にもつながる。(4回のタイムリーについて)打った瞬間はやられたかと思ったが、跳んだところが良かった。とりあえず一本出たのは良かったと思う。(実際にリーグ戦を戦ってみて自身の状態はどうか)調子はそれほど良くない。それなりだった。明日も勝って状態を上げていきたい。足を引っ張るわけにはいかない。(次に向けて)サクッと勝って次につなげる。今日出た課題を潰していきたい。

渕上

(今日の試合を振り返って)最初からヒットは出ていたが得点できなかった。タイムリーが出るようになってよかった。(春以降のチームの取り組みは)基本に立ち返った。守りのチームなので守りからリズムがつかめるように野手はノーエラー、投手はノーフォアボールを目指して一試合一試合こなしてきた。連覇に向けて要求を厳しく、一つ上のレベルを目指した。(3安打について)春はケガをしていたが、今はケガなくやれているので調子は良い。(秋の意気込み)連覇は簡単なことではないと思うが、連覇目指して一戦一戦頑張っていきたい。

松尾

(開幕戦を振り返って)勝って当然といっては失礼だけど、勝って当たり前みたいなのがあるので。今日は前と違ってみんな打てたので入りは良かった。(2安打を放ち調子は)良いとも悪いとも何ともいえない感じで、とりあえず記録上2安打出ているので気持ちは楽だが、これから対戦していきながら調整していきたい。(夏の間に取り組んできたことは)もう一回しっかりと振り込んで修復してやっていきたかったが、思ったよりはまだ仕上がってない。(今季の目標は)チームとしてはもちろん連覇。個人としてはもう一度ベストナインを取りたい。

山口

(開幕戦の今日の試合を振り返って)3安打打て、上出来であった。(夏はどのような課題に取り組んだか)外野手は打ってなんぼなため、力強く振ることを意識した。守備についてはあまり考えていない。(秋季リーグへの意気込み)ホームランを打ち、バッティングでチームに貢献したい。

伊藤

(今日の試合を振り返って)ああいう点差(15点差)になったが、先制できて、守備でも粘れてよかった。(夏の間意識して練習したことは)体力的にパワーアップして、理想のスイングに近づけた。(全日本に出場したが)4番として、自分がドシッとすわって相手の挑戦を受けるつもりだった。(秋季リーグへの意気込みを)連覇を目指す。10連勝して完全優勝したい。

竹内大

(今日の試合を振り返って)勝てて良かったですけど、いまいち。(序盤に打ち込まれた印象があるが)力を抜きすぎたというか、力を抜いてしっかりとしたボールを投げようと思っていたんですが、うまく力のいれどころが分からなかった。力みとは逆で、力が入らなかった感じ。(開幕戦だったがどのような気持ちで臨んだか)一つ勝って明日に繋げられればと。(3回2アウト満塁でフルカウントになったがその時の心境は)抑えられたらいいなというか、絶対抑えてやると思った。(その場面で監督がでてこられたが)特に何も…ここで抑えたら100点だと言われた(笑)(今の調子は)まだまだ6割7割ぐらいといった感じ。(夏はどのようなトレーニングをしたか)特別変わったことはしていない。しっかり秋、来年の春と繋がるようにレベルアップといった感じです。調整とかそうゆうのはない。(秋季の個人的な目標は)特に数字ではないけれど、勝っていきたい。

白村

(リーグ戦初登板だったが、率直な感想は?)春のリーグでベンチ入れなかったので、秋のリーグを凄く楽しみにしていた。結果もああいう結果だったので、凄い楽しく投げることができた。 (150㎞も何度か計測していたが)あまり調子は良くなかったが、逆にそれで体の力みがセーブできて、球がいったんじゃないかなと思う。結果的に良かった。 (登板時の球場の声援も大きく、周囲の期待の大きさを感じたが)期待されるのは好きなので、これからもどんどん応援して欲しい。 (慶大の同学年には、山形、金子、山田など、ライバルが多いが) 僕の夢はプロ野球選手なので、この環境で勝ち抜けば、プロの世界でも勝ち抜けると思う。自分にとっては凄くいい環境だと思う。 (秋季リーグの目標は?) 1勝したい。とにかくまずは勝ちたいです。数字で言えば155㎞投げたいし、四球も減らしたい。

By Katsuya Shiizu

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