今年も両校のプライドがぶつかり合う大一番、早慶空手定期戦が行われた。今年は日吉での開催ということもあり、会場は盛大な熱気に包まれた。試合は慶大が中盤に連勝し、見事早慶戦3連覇を達成した。
早慶空手定期戦
2012/11/11(日)14:00@慶應高地下体育館
試合結果
先鋒 ●南光(商2)1-2薬師寺
次鋒 ○田中(経3)3-2永田(達)
三鋒 ●阿部(政4)0-6谷崎
四鋒 ○屋敷(政2)6-3上杉
五鋒 ○宍戸(商3)6-1海津
六鋒 ○中嶋(政1)6-0丸山(不戦勝)
中堅 ○峰岸(商3)6-3永田(健)
六将 ○大森(政1)6-0上河
五将 ●池田(理1)0-6平野
四将 △三上(環3)6-6大島
三将 ○山岡(理4)2-2前田(判定)
副将 ●羽鳥(経1)0-2小笠
大将 ●又村(政4)1-6羽柴
慶大 7勝5敗1分
今年は日吉での開催となった早慶戦。慶大の応援席には多くの観衆が押し寄せ、選手たちに声援が送られた。始まった組手の試合。序盤は南光、田中らが接戦を繰り広げる。昨年同様に両校譲らぬ展開となるかと思われたが、中盤は慶大が連勝。各選手が闘志あふれるプレーで会場を沸かせた。終盤は早大が底力を見せ苦戦する。しかし山岡が奮闘の末に判定勝ちで勝利し、7勝5敗1分と慶大が早慶戦3連覇を果たした。慶大からは、田中、峰岸、山岡が優秀選手賞に選ばれた。
(記事・大貫 心明)
コメント
又村崇仁主将
(最後の早慶戦でしたがどのような意気込みで臨みましたか)最後の早慶戦だったので、早慶戦って総力戦になるから、チームで戦わないと勝てないのでいかにチームをまとめるかを大事にしながら戦いました。(そのチーム、部の雰囲気はどうでしたか)今年すごいよかったですね。みんなも個人個人で早慶戦はこういうものだって意識を持ってたから、俺がこうといわなくても下からくる熱いものがあったから俺も非常にまとめやすかったです。(今日の組手の試合、個人、チームともに振り返ってみていかがでしたか)個人としては俺がやっぱ主将として最後勝ちきれなかったのがすごい悔しかったけど、それ以上に今年1年間で後輩をみてきて今まで勝てなかったやつが勝ってくれて、というのがすごい嬉しくて、それじゃないと早慶戦って勝てないから。いつもの団体戦と違って5人でそれで勝つんじゃなくて、みんな補欠の人も勝たなくちゃいけないから、1年間みてきた控えの選手が勝ってくれたのがすごい俺にとっても嬉しかったね。それがやっぱチームで勝つことなんだなと思った。(来週の全日本に向けて一言お願いします)もうこの勢いで全日本同じ試合をする。そうすればどのチーム相手でも勝てるから。この勢いを絶対に弛まないでかつそれ以上にして勝つ。
山岡悠紀
(早慶戦勝利おめでとうございます)ありがとうございます。(最後の早慶戦でしたが意気込みは)絶対に勝ってやるという気持ちでした。(自身の組手を振り返って)ちょっと気合いが入りすぎて空回りするところがあったんですけど、相手の攻撃とかも全部見えていて、自分の中ではちょっと硬かったんですけど、いい試合ができたと思います。(優秀選手賞にも選ばれたが)嬉しいの一言です。(早慶戦3連勝につながったのは、何が大きかったのか)やっぱり全員の勝ちたいという気持ちが早稲田の選手を超えていたんだと思います。(来週の全日本選手権に向けて)最後の試合なので精一杯頑張りたいと思います。
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