慶應スポーツ新聞会

【男子テニス】関東リーグ戦特集① 勝利の鍵を握る三人の若手

今年も王座決定試合進出を目指して、関東の熱い戦いの火ぶたが落とされた。昨年果たされなかった王座出場の雪辱に燃える慶大には、鮮烈なプレーで切り込んでいく3人の若手がいる。渡邉将司(総2=名古屋経済大市邨高)、谷本真人(環2=名古屋高)、髙田航輝(環2=湘南工科大附属高)の2年生3人衆だ。関東リーグの連戦を控え、若き血をたぎらせる3選手にお話を伺った。

 

ガッツが持ち味の渡邉

ガッツが持ち味の渡邉

渡邉将司(わたなべ まさし)

・今季ここまでの調子は

最初は良くなかったんですけど、だんだんテニスの調子自体は上がってきているので、インカレ、リーグと結構楽しみです。

・どういった部分があがってきていると感じますか

やっぱりもともとフォアが好きなんですけど、前はちょっと後ろでミスしないようにやってきていたんですけど、ちょっと一個レベルを上げようとして、早いテンポで、高い打点で、ということを意識してやっていて、ミスは今までよりも多くなってはいるんですけど、でもそれ以上に自分がゲームを支配して、ウィナーが出たり、結構攻めてる形が多くなっていて、それが今よくなっている部分です。

・夏関でもかなり積極的に攻めていく場面が見られましたが、さらに攻撃的になっているということでしょうか

そうですね。夏関はやっぱりクレーコートということで取られる場面が多かったんですけど、リーグとインカレはハードコートで、夏関よりは決まっていくと思うし、夏関の時は1球になっちゃうことが多かったんですけど、そこは緩急も使っていけばもっとよくなっていくと思います。

ひときわ熱い闘志で慶大を勢いづける

ひときわ熱い闘志で慶大を勢いづける

・リーグ戦についてお聞きしますが、昨年出場されて感触はどうでしたか

去年はダブルスとシングルスで出させてもらって、僕はシングルス下位で、ダブルスが終わった後にレストが20分くらいしかなく、一番暑い時にシングルスの下位は入るので、一番タフな時間に5時間程度立っているのがつらくて体力負けしたところがありました。他の大学はダブルスに出ている選手は下位にはあまり出ていなくて、シングルスだけの選手も多いんですけど、僕はどちらにも出る可能性が有るので、体力面だったり、ケアをできる部分はしっかりやって、臨んでいきたいと思っています。

・早大はもちろん、法大、明大と王座出場を争うことになると思われますが、注意すべき点は

やっぱりどの選手もポテンシャルを持っていて、こわいと思うので、早稲田に勝つというのはもちろんなんですけど、どんな相手に対してでも隙を見せずにやっていこうと思っています。

・その中で自身が期待されている役割はどんなことだと思いますか

僕は結構ファイトしてやるタイプなので、自分の試合だけじゃなくて、3面展開でやることが多いので、他の選手にも元気であったり、やってやろうっていう気持ちを出させるようなプレーをしたいと思っています。

・リーグ戦ではどういうプレーで押していきたいですか

やっぱりさっきも言った通り、ファイトしていくっていうのはもちろんなんですけど、今取り組んでいる、高い打点で、前で打つというのは、去年の反省で、長い試合になるとあとあと、リーグ戦っていうのは続いて、タフな大会なので、簡単に勝てる相手には簡単に勝って、体力を消耗させないようにということを意識しながら臨んでいきたいと思っています。

・最後に、応援してくださる方々に向けてメッセージを

やっぱり、もう慶応はやってきていると思うので、後は出すだけだと思うので、必ず勝つので、応援よろしくお願いします。

 

 

卓越したフィジカルに磨きをかけてリーグの舞台に戻ってきた谷本

卓越したフィジカルに磨きをかけてリーグの舞台に戻ってきた谷本

 

谷本真人(たにもと まなと)

・今季ここまでを振り返って

どの相手にもいいところまではいくっていう感じで今終わっていて、夏関に関しても今井にファイナル(セット)で負けていて、この夏は結果を出さないとこの代で優勝できないというのは明確なので、もうこのインカレでとにかく結果を出すということにフォーカスして、技術はもう絶対上がってきているので、あとは気持ちの面で万全の準備をして臨みたいと思います。

・早慶対決では毎回接戦で敗れますが、勝利に必要なものとは

やっぱり、自分の欲に走るというか、打ちたくなってミスして、結局自分のミスで負けるというところがあるので、自分の取り組んでいることとしては、とにかくしつこく相手と勝負するということができれば、また結果は変わってくるのかなと思います。

・昨年から成長していると感じるところは

多分メンタル面が今一番成長しているなと感じていて、あんまり下の選手には負けなくなってきていて、そういう安定感はでてきたので、これから上に勝つためのメンタルをもっとつけていく必要があると思います。

・昨年のインカレインドアから組んでいる井上善選手(経3)とのダブルスの感触は

自分が作って井上さんが決めるというパターンがあるので、すごくやりやすいというか、可能性を一番秘めているペアだと思うので、まだ今回の夏関のようにこける部分はあるんですけど、でもどのペアにも勝てるっていう可能性は絶対にあるので、お互いの可能性を引き出し合えば、かなり上までいけるんじゃないかなと思います。

成長に裏打ちされた自信をもってチームの勝利に貢献する

成長に裏打ちされた自信をもってチームの勝利に貢献する

・夏関ダブルスでは明大の奥田・弓立ペアに敗れましたが、明大はリーグ戦でも手ごわい相手になると思われます。どういう強さがありましたか

乗ってきたらこわいチームというのは去年からあって、夏関に関してはそれを乗せてしまったという自分たちのテニスの甘さがあったので、逆に言えば、序盤などを抑えて相手を乗せなければこっちの方が実力は上だと思っているので、しっかり全員が隙を見せずに戦うことが大事だと思います。

・昨年の新チーム特集では「慶大で日本一になりたい」という言葉がありましたが、それに近づいているという手ごたえはありますか

はい。近くなっていて、今年で絶対に狙うというのはもちろんなんですけど、そこに前よりも貢献できる力はついてきているので、もっと、もっともっとこのチームで勝てるように自分が実力をつけていく必要があると思います。

・リーグ戦に向けて意気込みを

体力面に関してはもう心配はないと思うので、5戦、シングルスダブルス全部含めて10勝とってこれるように頑張りたいと思います。

 

個人戦や早慶戦で実績を伸ばし、実力を示した髙田

個人戦や早慶戦で実績を伸ばし、実力を示した髙田

 

髙田航輝(たかだ こうき)

・今季ここまでの調子は

夏関ではすぐに負けてしまって、ここまでシングルスの試合の感覚が鈍っていたんですけど、今日(練習で)ポイントや試合をしていて、動きや返球の感覚が戻ってきたので、今の自分の調子としては8割、9割くらいの結構いいところまでいっていると思います。

・早慶戦で勝利したときは上り調子でしたが、良かった点は

練習で積み重ねてきた動きが体に染み付いている感じがして、プレーしているときでもそれが崩れなかったし、特に動きの部分は一番良くて、動きができていたから打点にも入れて、打てるところはフォアで回り込んで、ということが徹底できていたので、とにかく動きということを今も意識して、できるだけ自分の得意なフォアで打てるように考えて練習しています。

・昨年の新入生特集の中では「テニスを辞めようと思っていた時期もあった」というお話がありましたが、今ではどう考えていますか

以前はその、辞めようと思っていたんですけど、悪い時に辞めたり諦めるのは簡単ですが、ここに入ってきて周りの人たちの頑張りであったり、サポートにしても監督やコーチの熱意がすごく伝わってきますし、そういう支えがあって自分はテニスができているということを今まで以上に実感できている部分があります。やっぱりその期待にも答えたいですし、これから自分もサポートの人にやってきてもらった分を恩返しするためにも結果を残したいと思っています。

特にダブルスでは普段の穏やかな人柄をひっこめ、アグレッシブに攻める(手前はパートナーの矢野・環3)

特にダブルスでは普段の穏やかな人柄をひっこめ、アグレッシブに攻める(手前はパートナーの矢野・環3)

・プレー中は闘志を前面に出す場面があって、コートの中と外では印象ががらりと変わりますが、ご自身で切り替えているんですか

やっぱり僕はコートの中に入ったときに声を出していないとどんどん落ちていってしまうので、性格的にも自分で盛り上げていかないといけないということは前から分かっていたことなので、そこは周りからどう見られようと関係なく、自分から意識してやっています。

・昨年のリーグ戦を振り返って

法政戦、早稲田戦っていう大事なところで実力を出しきれなかったということはありますし、相手が上手だったということもあるんですけど、去年の関東三位というチームとしての結果が出て悔しかったです。そのときから自分は体力の面が劣っていると思って、そこをメインにして毎日やってきたので、今年はそのやってきたという自信を出すだけだと思っています。

・個人戦での活躍にともなって、団体戦での期待も大きくなってきていると感じることはありますか

それはすごくありますね。やっぱり以前はシングルス6っていう一番下のところでやっていて、この前は一つ上がってシングルス5で出て、勝利できたことも大きいです。そこで勝った分期待が大きくなることも自分で実感していて、みんなから見られているので、堂々としてプレーするというところが自分にはもっと必要だと思います。

・他校からも警戒される存在になりましたが、その中でどんなプレーが必要ですか

以前より少し結果が出たということで、他校から分析されていると思うんですけど、そういうことを気にしすぎてしまうと自分の性格からして良くないので、コートの中に入ったら気にせずに、しつこさということが僕の課題であり良さでもあると思うので、それを心に決めて戦っていきたいと思います。

・リーグ戦に向けて意気込みを

リーグ戦では去年は負けてしまったんですけど、今年は早稲田・法政戦という大事なところで一本とってくるということが自分の使命だと思っているので、本当に全部の力を出し切っていきたいと思います。

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