慶應スポーツ新聞会

【男子ホッケー】4得点快勝!大学王座出場まであと1勝 / 法政大戦

負けられない戦いが始まる

負けられない戦いが始まる

6月に行われる全国大会、大学王座出場へ向け連勝が絶対条件な慶大ホッケー部。試合は序盤に獲得したPCから中井(政2)が今季初得点となるタッチシュートを決め先制。さらに岡田(政4)のフリックシュートで点差を広げる。得点を足掛かりに勢いづく慶大の良さが表れた前半とは異なり、後半は受け身の展開が続く。しかし苦しい展開の中でも追加点を加えた慶大は4-1で勝利。王座出場へあと1勝だ。    

 

 

関東学生ホッケーリーグ春季 順位決定戦予選

2014/5/4(祝・日) 11:15~ @早稲田大学東伏見グラウンド 

慶應義塾大学 4-1 法政大学

(前半2-0、後半2-1)  

得点者(アシスト者)】

10分 中井(PC・岡田)

18分 岡田(PC・谷)

41分 遠藤(FG・谷)

67分 三木(FG・谷)  

<スタメン>

G本名智一(経3)、FB田中啓介(政4)、三木雅史(経3)、宮坂健吾(政2)、吉國光裕(政1)、MF岡田寛(政4)、細井佑(経2)、中井将人(政2)、FW谷直剛(政3)、遠藤錬(経3)、下山雄大(経2)            

 

 上位出場を逃し優勝の夢は断たれてしまった慶大ホッケー部だが、この下位プールでのトップである5位に入れば大学王座への出場権が与えられる。王座出場という新たな目標に向かうため、どのような試合になるのかが注目されたが、試合開始早々から積極的な攻めを見せる。1分、左ロングコーナーから岡田(政4)が攻め上がりPCを獲得。このPCではいつもとは目線を変えた大外タッチを敢行。法政Gが弾いたリバウンドを中井(政2)がリバースシュートを放つも、これも法政Gに阻まれてしまう。6分にもPCを獲得し、岡田のフリックシュートで得点を図るが、仕切り直しを含めた3本とも法政ディフェンス陣に防がれてしまう。しかし、先日の早稲田戦で「前半のところでしっかり点を取るというのが自分たちの戦い方として確立された」(田中・政4)と自信を持つ慶大は攻撃の手を緩めない。10分に獲得したPCでは岡田から低い弾道で送り込まれたボールに中井が反応。このタッチシュートが決まり待望の先制点を挙げる。17分、この日初めて献上したPCを防ぐと、そのまま電光石火のカウンター攻撃が嵌り再びPCを獲得する。これを岡田が右上の絶妙なコースにフリックシュートを突き刺し、2点目をもぎ取る。「前半は正直プラン通りで、良い試合ができた」(田中)と振り返るように、この日はFBからFWへの長いストロークがよく通り、今季の慶大ホッケー部の特徴に合致した攻めが前半にできた。さらに守りでは田中をはじめとするFB陣が奮闘。特に吉國(政1)が小柄ながらも物怖じしない守りと、PCを演出するヒットをサークルに送り込むなど、存在感を示した。

ファインセーブを見せる本名(2)と、前半から存在感を示した吉國(6)

ファインセーブを見せる本名(2)と、前半から存在感を示した吉國(6)

 前半のいい流れをそのまま維持したい後半。41分、右50Yラインでボールを得た細井(経2)がサークル左付近へいた谷(政3)へと絶妙なロングパスが通る。これを谷から遠藤(経3)がサークル内で受け取ると得意のリバースヒットを決め、3点目を獲得。後半の立ち上がりで得点しこのまま慶大ペースで進められるかと思われたが、ややこの得点から流れが法大に傾き始める。「攻撃が非常に単調になってしまった」(田中)というように、だんだんパスコースを読まれ始め、ボールを支配される時間帯が続く。猛攻を仕掛ける法大にPCを取られる場面など見られ、何とか本名(経3)のファインセーブで守るも、51分に失点。その後も法大にプレーを合わせる形になってしまい、苦しい展開が続く。それでもピンチでは、今季慶大の守護神へと成長を遂げたG本名が冷静な対応を見せ、これ以上の失点を許さなかった。すると終了間際、前掛かりになった法大の隙をつき、独特の間合いでFBの三木(経3)と谷のワンツーでゴール前まで運ぶと、そのまま三木がシュート。三木はFBのため、相手Gもパスだと思っていたのか、ニアサイドがいつもより広く開いていた。そこを的確についた三木のシュートが決まり4-1。この得点がダメ押しとなり、終了のホーンがグラウンドに響いた。  

三木(5)のシュートはゴールに吸い込まれた

三木(5)のシュートはゴールに吸い込まれた

 両大学とも星を落とせない試合だったが、気持ちの面では法大を上回っているように感じられた。ゴールに対する執着心が前半から表れており、PCを多く取ることで相手にペースを握らせず、開始10分で先制できたことが、このチームのいい面を発揮できる起爆剤となった。後半ややペースダウンしたことが課題ではあるが、苦しい中で勝ち切ることができたのは収穫だ。次戦・王座出場の切符をかけた最後の戦いは、昨秋の最終戦で苦汁を飲まされた駿河台大学。試合間隔があくため、この期間でこれまでの戦いを洗い直し、駿大へ雪辱、そして大学王座出場へとつなげていく。          

 

次戦 5月25日11:15~ vs駿河台大学(Bプール3位)@早稲田東伏見グラウンド  

(記事:荒川智史)

      以下、コメント

FB田中啓介(政4=慶應義塾)主将

(今日のゲームプランは)もちろん細かい戦術とかもあったんですけど、まずはしっかり戦術うんぬんよりも気持ちで上回って、1点でも多くて最低限勝ちを取るということを最低目標としてやりました。(気持ちを出すホッケーというのは何%くらい発揮できたか)先日の早稲田戦で前半のところでしっかり点を取るというのが自分たちの戦い方として確立されたというのがあって、前半から100%でいこうという話が試合前にできていて、前半は正直プラン通りで、良い試合ができたなと思ったんですけど、後半どうしてもペースダウンしてしまって、後半はやりたいことの60%くらいしかできなかったなというのが本音です。全体を通して見ちゃうとまだまだやりたいことが、前半だけ見ると合格かなと思います。(後半ペースダウンした原因は)攻撃は非常に単調になってしまって、右で右でとずっとなってしまったっていうのが1つの原因かなと思うんですけど、そこでやってはいけないミスというのが1つ2つ、3つ4つとどんどん重なって出てきてしまって、そこで自分たちがチームをコントロールできなくなってしまったというのがあったと思います。それと、カードで退場者が出てしまうというのが単純に数的にも厳しくなってしまうので、そこが苦しいところだったかなと思います。(その苦しい後半でも2点取れたのが大きかったのでは)そうですね、普段点を取らない(FBの)選手がオーバーラップしてしっかり決めることができて、念願のフィールドゴールの部分も取れたので良かったと思います。(次戦への抱負)5位をしっかり奪取して王座出場権を取るということが最低命題だと思うので、戦術はもちろん立てていくんですけど、しっかり勝ちたいという意識で上回れるように試合までの間調整したいと思います。

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