【ソッカ―男子】第10節 主将の貫録!増田の2ゴールで完封勝利 駒大戦

晴れわたる青空の下、龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて第10節・駒大戦が行われた。駒大は昨季まで2部だったが、昇格した今季、昨年の総理大臣杯優勝校である流経大に3-0で圧勝しており決して侮れないチーム。しかし、増田湧介主将(環4・清水東高)が4分と33分に連続でゴールを決め、キャプテンの貫録を見せつける。慶大はそのまま逃げ切り、2-0で勝利に輝いた。たつのこフィールドで行われた試合では、2009年度に1部昇格を果たして以降、8試合中1試合(2010年後期の流経大戦)しか勝てていなかった慶大。今節で久しぶりに、たつのこの女神が荒鷲イレブンに微笑んだ。 

第88回関東大学サッカーリーグ戦 第10節

2014/5/24(土)11:30KO@龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド

 慶應義塾大学2-0駒澤大学

【得点者(アシスト者)】

慶:4分 増田湧介(宮地元貴) 33分 増田湧介(川田悠介)

 ◇慶大出場選手 

GK峯達也(政4・桐光学園高)

DF溝渕雄志(環2・流通経済大学付属柏高)

DF望月大知(環2・静岡学園高)

DF久保飛翔(環3・済美高)

DF井上大(総2・國學院久我山高)

MF山浦新(総4・東京ヴェルディユース)→70分 澤根祐(商4・清水東高)

MF浅間翔大(理4・暁星校)

MF川田悠介(環4・桐蔭学園高)→84分 手塚朋克(環1・静岡学園高)

MF増田湧介(環4・清水東高)

FW山本哲平(政2・國學院久我山高)

FW宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)→90分 平戸奨眞(法4・暁星高)

 

今節では先発攻撃陣に入れ替えがあった。2トップは、今季先発としては初めてのコンビとなる山本哲平(政2・國學院久我山高)と宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)。とりわけ宮地は、駒大のキャプテンであり身長187cmのセンターバック・平尾優頼らと「戦える人間」(須田芳正監督)として期待が寄せられた。サイドハーフは川田悠介(環4・桐蔭学園高)と増田、ボランチは山浦新(総4・東京ヴェルディユース)と浅間翔大(理4・暁星校) が務めた。今節のスタメン

  開始早々から慶大は歓喜に沸いた。4分、井上大(総2・國學院久我山高)のクリアボールを宮地がゴール前で相手と競り合い、そのこぼれ球を増田が冷静に流し込む。先行逃げ切りを理想のプレースタイルとする今季の慶大にとって、値千金の先制ゴールとなった。駒大も長身FW小牟田へのロングボールで攻撃を仕掛けてくるが、望月大知 (環2・静岡学園高)、久保飛翔(環3・済美高)を主軸とし1つ1つクリアしていく。17分には、相手ゴール付近で井上がバランスを崩したところから、DFラインを崩されヒヤリ。しかしポストに救われ事なきを得る。やや流れが駒大に傾く時間帯もあったが、駒大は決定的場面で枠をとらえることができず、またGK峯達也(政4・桐光学園高)も落ち着いたセービングでゴールを割らせない。33分、ここで再びゲームが動いた。「いいタイミングでボールが来た」(増田)と、川田のスルーパスに抜け出した増田がまたもや左足で鋭く突き刺し、2点目を獲得。その後は互いにカウンターをし合い、一進一退の攻防となる。前半終了間際には相手のカウンターからネットが揺れるも、これはオフサイドの判定だった。前半のシュート数を見ると、慶大は増田が決めた2本のみに対し、駒大は7本。相手により多くのチャンスを作らせてしまったものの、いるべきところにいた望月、久保らの守備が光る内容で折り返す。

2得点を決めた増田主将

2得点を決めた増田主将

後半の立ち上がりは、何としても追い付きたい駒大がセットプレーやカウンターを仕掛けてくる。だが、前半に2点のリードを奪い一種の余裕も生まれた慶大は、守備陣も積極的に攻撃に回っていった。55分を過ぎたあたりから、井上が増田とワンツー攻撃を行うなどしてDFラインを上げていく。そのまま試合は動くことなく70分、山浦(総4・東京ヴェルディユース)に代わって澤根祐(商4・清水東高)が投入され、増田は得意のボランチにシフトする。82分、ここで川田がPA内で相手を倒し、PKを与えてしまう今日一番のピンチをむかえた。「何とか止められたら」(峯)。これまで何度もPKを止めてきた守護神は身構えたが、ポストに助けられ難を逃れた。その直後の84分には、「いいかたちで出したかった」(須田監督)という期待のルーキー・手塚朋克(環1・静岡学園高)が川田に代わって今季初めてピッチに送り出される。残り5分となっても点差を縮めることのできない駒大は焦りが生じたのか、目立ったのは枠を大きく外す無謀なシュートばかり。90分には、宮地に代え平戸を投入し試合を終わらせにいく。ロスタイム2分、ラストは手塚がドリブルで鮮やかなデビューを飾るとともに試合終了。結果、3試合連続の無失点となる2-0で、慶大は逃げ切って勝利した。

3試合連続無失点に貢献した望月

3試合連続無失点に貢献した望月

「改善点は今回に関してはなかった」と須田監督をうならせる試合運びとなった今節。長身のプレーヤーを多く率いる駒大にも動じず、FW・MF陣を中心とする縦パスと横パスを駆使した攻撃、またDF陣の体を張ったプレーなど、各自役割をこなしていったことが勝利につながった。また、わずか5分あまりではあったものの、手塚が初出場したことも慶大にとって大きいだろう。今節で務めたサイドハーフだけでなく、サイドバックもこなす手塚。右サイドバックでは、溝渕雄志(環2・流通経済大学付属柏高)が今季ここまでのところ全試合フル出場を果たしているが、もし手塚が今後ポジション争いに絡むことになるとすれば、今スタメンとして定着しているメンバーたちも切磋琢磨し、”日本一”という夢がさらにぐっと近づくはずだ。   今節での結果を受け、現在、慶大のリーグ戦順位は5位。したがって東京都大学サッカー連盟の上位4校(早大・明大・慶大・国士大)に入り、見事天皇杯予選の出場が決まった。ここで、リーグ戦は一時中断。その間に行われるアミノバイタルカップで、慶大がまず初めに迎え撃つのは山梨学院大だ。たつのこの女神に大きなパワーをもらい、波に乗った荒鷲たちは今、「夏の真剣勝負の場」(増田)に挑む―。

(記事 窪山裕美子)

    ◆慶大の試合後のコメント◆    

須田芳正監督  

(今日の試合を振り返って)

また0で抑えられたということで、本当によく頑張ったと思います。  

(無失点に抑えられた要因は)

入れさせないんだという強い気持ちを持ってやったことと、相手の攻撃に対して正しいポジションがとれたということだと思います。  

(特に良かった点は)

守備ですね。本当に集中して声も出していたところが良かったと思います。  

(改善点は)

もちろん相手も捨て身で攻撃にきたので、後半押し込まれてしまいました。そこの部分で、もう少しこぼれ球を拾えることができればいいなと思うんですけど。でも、それはもう、流れの中で彼らの考えでやったので。課題点というのは、今回に関してはゲームの中ではなかったと思います。  

(宮地選手と山本選手を2トップに配置した点については)

宮地のほうは、今回の相手は駒澤で高さが必要になったので、戦える人間を選びました。山本のほうは、相手のセンターバックとボランチのところでボールを受けるというところを役割として与えました。  

(2得点後はどのような指示を)

基本的には変えないでいこうと。相手が相当来たので押し込まれる場面があったんですけど、本当によく耐えたと思います。  

(初出場の手塚選手については)

いいかたちで出したかったので、今日は2点リードという中、ラスト10分で出しました。いい経験にして次につなげてもらいたいと思います。

  (次節に向けて)

前期は4位以内というのを目標にしていたので、次の試合も皆で一丸となって戦いたいなと思います。

増田湧介主将(環4・清水東高)  

(今日の試合を振り返って)

チームが勝つことができて良かったです。  

(1得点目を振り返って)

いいかたちで自分の前にボールがこぼれてきたので、決めるだけでした。  

(2得点目を振り返って)

いいタイミングで川田選手からボールが来て、そこから落ち着いて決められたので良かったです。

  (得点後はどのような意気込みで臨んだか)

もう1点2点取ってやろうという気持ちでやっていました。  

(相手は長身のDFが多かったが、印象は)

やっぱりそこは勢いがあったんですけど、僕らのセンターバックの久保選手を中心にチーム全員で体を張って守れていたので、すごく良かったのかなと思います。  

(アミノバイタルカップに向けて意気込みを)

夏の真剣勝負の場で、チームとしても個人としてもそういう場を経験できるというのはすごくいいことなので、まずは出場権を獲得できるように、またいい準備をしていきたいと思います。

 

山浦新(総4・東京ヴェルディユース)

 

(今日の試合を振り返って)

天皇杯もかかっている絶対負けられ試合ということでした。入りは早い段階から先制点取れたので自分たちのゲーム運びとしてはやりやすかったのですが、毎試合セカンドボールが大事になってくるという話になっているのですが、相手もセカンドボールをしっかり狙ってきて、フォワードの選手もヘディングが強くていつもよりこぼれ球を拾えない展開の中で、みんなでよく守っていたと思います。

 

(ご自身のプレー振り返って)

今日に関しては良いところが全くなかったというか、これまでリーグ戦10試合やってきた中で9試合は自分の中で手応えがあったのですが、今日は体が動かないとか無かったんですけど、単純に時分に与えられた役割をこなすことが出来なかったと思うので、悔しいです。

 

(今のポジションについてどう思われますか)

やっていてとてもやりがいのあるポジションですし、自分がセカンドボールを拾えるかどうかでゲームを左右できる結構影響力の大きいところなので、やっていて楽しいですね。

 

(来週からアミノバイタルカップもありますが、今後に向けて意気込みをお願いします)

アミノバイタルカップが始まりますが、それはリーグ戦と全く違った大会で、トーナメント方式ですし、新たな気持ちでやりたいと思います。連戦なのでチーム全体で戦っていくしかないので、今出ている選手も出てない選手もこの一週間全力で練習に取り組んで、とりあえず3勝したいですね。

    浅間翔大(理4・暁星校)   

(今日の試合を振り返って)

幸先良く先制点が入ってそこから守備ができて追加点も取れて慶應のプラン通りの展開でした。後半も守備という部分でしっかり守れていい結果を出せたと思います。

  (3試合連続無失点となったことについて)

ディフェンスとボランチと中盤の8人でしっかり守れていて、さらにフォワードも前からしっかり追ってくれているので、0に抑えていることが大きいと思います。  

(駒大と似たサッカーをする東国大に敗れていたが、あの試合から今日に活かせたことは)

プレッシャーのかけ方やディフェンスラインとボランチのラインの高さであったり、そういうところを修正した結果が今日の完封勝利につながったと思います。

  (天皇杯予選の出場が決まり、アミノバイタルカップでも上位シード入りとなったが)

それは大きいと思います。総理大臣杯で大阪行きたいですし、天皇杯もしっかり勝ち上がりたいですし、試合の感覚というのを無くさずに、さらにそのあとは早慶戦もあるのでそれまで万全の準備をして迎えられたらと思います。

  (インカレに出場した2011年の前期終了時の勝ち点も上回ったが)

あ、そうなんですか。でもそこが目標というよりも自分たちの次の試合を戦うことが大事なので、順調にやっていければいいかなと思います。  

(浮き足立たずに地道にやっていこうと)

そうですね。  

(アミノバイタルカップに向けて)

今まで通りの戦い方をして勝ちたいと思います。

 

峯達也(政4・桐光学園高)

 

(今日の試合を振り返って)

前半いいかたちで2点取れて、後半も無失点でウチらしい戦いができたと思います。

 

(前半は風下で後半は風上だったが何か変えたことはあったか)

前半は先に点を取ってくれて、前半は風下でしっかりと抑えようと思って、後半は風上に立ったので、キックの質を変えたりして上手く時間を使うことができたと思います。

 

(PKの場面はどんなことを考えたか)

何とか止められたらいいなとは思っていたんですけど、結果的にポストに助けられたので良かったです。

 

(これで3試合連続の無失点だが)

2連敗したときはずるずる下がりすぎてしまっていたんですけど、そこを上手く修正できているのが守備が良くなった要因ですかね。

 

(次はアミノバイタルカップがありますが)

リーグ戦とは相手も雰囲気も違うんですけど、リーグ戦で上手くやっている守備をアミノバイタルカップでもしっかりやって、勝ち進みたいと思います。

 

  久保飛翔(環3・済美高)

 

(今日の試合を振り返って)

2-0という結果で無失点に抑えられたので、守備的にはとてもよかったんですけど、個人として、相手の小牟田選手に競り負ける場面があったので、自分の特徴はヘディングで、そこだけは絶対に負けられないので、後期に向けてまた練習したいと思います。

 

(今日はどのような意気込みで臨みましたか)

いつもと変わらず、チャレンジャーな気持ちを忘れないということと、今日は球際や気持ちの部分で絶対に負けないんだというふうにみんなで統一してやっていきました。

 

(今日の1番の勝因は)

駒澤大学相手に、しっかり球際に強くいけていたというのと、失点しかけた場面もいっぱいありましたけど、絶対に失点してはいけないという気持ちでしっかり守れたからこそ勝利に繋がったと思います。

 

(ここ最近の試合は守備の成績が良いが)

個人としては、自分が試合に出始めてから3試合連続で無失点できているので、自分のアピールには繋がっているのかなと思いますし、チームとして3試合連続無失点というのは、今年の課題である守備というのが、こうやって成果として表れているのでとてもいいことだと思います。

 

(並木選手とのポジション争いについて)

今、怪我をしている部分もあって出してもらえているというのもあるので、このまま自分が出ている試合は全部無失点で、自分の仕事をしっかりして、ポジションを奪いたいです。

 

(アミノバイタルに向けて)

去年は全国大会には出ることができて大阪には僕も行ったんですけど、試合には出してもらえなくて、チームも1試合で負けてしまってすごく悔しい思いをしたので、今年は自分が試合に出て、大阪で日本一を目指していきたいと思います。

望月大知 (環2・静岡学園高)

 

(今日の試合を振り返って)

相手がロングボールを蹴って来るというのは分かっていたので、そこで上手くチャレンジ&カバーを作って守ろうと話していたので、無失点に抑えられてよかったです。

 

(これで3試合連続無失点ですが)

今年は守備を重要視しているというか、失点しないことを目標にしているので、3試合連続で無失点というのはDFとしても嬉しいです。

 

(前半早々に先制したことが大きかったと思うんですが)

立ち上がり相手よりいい入りをしようと思っていたので、上手く試合に入れたのはよかったです。

 

(前期リーグも残り1試合となりましたが)

失点数が去年より減っているというのは前期として自分たちにとって成長できた部分だと思っているのですが、やっぱり試合の中でまだまだな所も課題点も見つかっているので、後期に向けて、アミノバイタルカップに向けて、そういうところを改善していきたいと思います。

 

(次の試合はアミノバイタルカップですが、意気込みを)

去年はアミノバイタルで準優勝して、全国に挑んだんですが、結果的に初戦敗退だったので、今年もやっぱりアミノバイタルから気持ちを入れて、予選を突破して、全国で上を目指していきたいです。

 

  溝渕雄志(環2・流通経済大学柏高)

 

(今日の試合を振り返って)

今日で総理大臣杯予選前の一区切りつく試合で、駒澤というロングボールを蹴ってくるという連敗した東国大・早大と似たようなスタイルのチームに対してピンチを作られながらも無失点で勝てたので良かったです。

 

(その連敗から得たことは)

ラインの位置が、連敗中はロングボールを蹴られて押し込まれてしまったので、順大戦からラインを少し高くしてキーパーが自由に動けるようにしました。そこのラインはしっかりとできました。

 

(3試合連続の無失点だが)

ピンチもあった中での無失点で、それは運の良さもありますが自分たちも最後まで体を張れているということでもあるので、自信にもなりますしこれからも続けていきたいです。

 

(自身のプレーを振り返って)

早い時間帯に先制点を取れたので、いつもみたいに前にはいかずセカンドボールをしっかりと意識して取れたので良かったです。しかし、攻撃面でもう少し攻めに行きたいです。

 

(アミノバイタルカップに向けて)

日本一が取れるチャンスなので、まずは出場権を獲得するということでしっかり御殿場で勝って戻ってきたいです。    

宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)

  (4試合振りの出場を振り返って)

またこういうかたちで、グラウンドに戻って来ることができて、久しぶりに戻ってチームも勝ったということですごく嬉しいです。

  (今日の勝因は)

皆が最初は守備から入って、その後に攻撃に転じるという慶應のスタイルを貫けたことが、一番良かったんじゃないかなと思います。

  (今日は2トップのコンビが(今までは加瀬澤だったが)山本だったが、感触は)

哲平はすごく裏に抜けられるし、自分が競った後のセカンドボールの意識もすごく高いので、やりやすかったですね。  

(宮地選手の、ゴールキックを競るポジションについて工夫はしているのか)

いや、自分が勝つためです。競り合いに勝つために、自分のやり方でやっています。監督の指示ではなく自己判断ですね。

  (ミドルシュートを打つ場面もあったが)

プレーの幅を広げるという意味で、シュートも遠目から狙えるようにならないといけないと思うので、それ(ミドルシュート)は両足とも狙っていますね。

  (アミノバイタルカップに向けて)

自分が点を取って、慶應のエースになれるように頑張ります。  

手塚朋克(環1・静岡学園高)  

(初ベンチ入りでしたが初出場の感想は)

今まで1回もベンチに入ることができなくて、登録されている人はほとんどベンチ入りしていて自分だけ、という気持ちがあって悔しかったので、それをぶつけようと思ったんですけど、出場時間が短いなかでもっとできることがあったなという気持ちです。  

(緊張はあったか)

ピッチ入るまで全然緊張してなかったんですけど、入った瞬間に雰囲気に圧倒されてガチガチになってしまいました。

  (今シーズンの目標は)

まだ入部して2ヵ月しかたっていないんですけど、慶應の一員として勝利に貢献できるように、また1分でも長く試合に出場できるように頑張っていきたいです。

  (アミノバイタルカップへの意気込みは)

日々の練習から、明日早速Jr.リーグがあるので、しっかりアピールして先輩たちに負けないように、自分がスタメンで出るんだという強い気持ちをもって、チームとして全国出場を果たせるように頑張っていきたいです。

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