慶應スポーツ新聞会

【野球】第6週 打線爆発、快勝で優勝戦線に生き残る 明大②

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明大相手に好投する福谷

10月17日(日)慶大-明大 二回戦 @神宮球場

 明大・野村の前に完封負けを喫した慶大は、3本の本塁打を放つなど昨日の鬱憤を晴らすかのような猛攻を見せると、一方の投手陣は先発・福谷(理2)を含む4人の完封リレーで明大打線を料理。これで明大との対戦成績を1勝1敗のタイとした。

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慶大 110230100 8

明大 000000000 0

慶大:○福谷、山形、金子、田中宏-長﨑、松本和

慶大出場選手

1 [6] 渕上(法4・慶應)

  [6] 福富(商2・慶應)

2 [4] 湯本(商4・野沢北)

  [4] 金田(政3・土佐)

3 [7] 宮本真(政3・慶應)

4 [9] 伊藤(環3・中京大中京)

5 [5] 伊場(政3・慶應)

  [1] 山形(政1・土佐)

  [1] 金子 (環1・彦根東)

  [H3]鈴木裕(商2・慶應)

6 [3] 奥橋(環4・岡山城東)

  [H] 田中総(商3・慶應)

  [3] 高尾康(政4・慶應)

  [1] 田中宏(環4・佐賀西)

7 [8] 青山(環4・関西学院)

  [H8]辰巳(文2・郡山)

8 [2] 長﨑(商4・高志)

  [H2]松本和(総4・金沢泉丘)

9 [1] 福谷(理2・横須賀)

  [5] 山﨑錬(商2・慶應)

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チームを勢いづける先制弾を放った宮本真

 初回、明大の先発・西嶋が2死から3番宮本真(政3)が左翼席へ本塁打を放ち、幸先よく慶大が先制すると、さらに2回、先頭の5番伊場(政3)が安打で出塁、西嶋のボークで無死2塁のチャンスを迎えると、初めてスタメンに名を連ねた6番奥橋(環4)が左中間を破る適時打を放ち2対0と序盤から慶大が主導権をつかみにかかる。

 慶大の先発・福谷は初回、明大の1番荒木に初球を狙われ出塁を許す。しかし後続を打ち取り無失点で切り抜けると、ここから安定した投球を披露。6回まで被安打はわずか3。明大打線に2塁を踏ませず、着実に反撃の芽を摘み取っていく。

 打線は4回、代わった森田貴から先頭の伊場が相手の失策で出塁すると、1死1塁から7番青山(環4)の右中間への適時2塁打、続く8番長﨑(商4)の適時打で2点を追加。勢いはこれだけにとどまらず続く5回、2番湯本(商4)が四球を選び、すかさず盗塁。相手のミスも乗じて3塁まで進むと、4番伊藤(環3)が四球を選ぶ。1死1,3塁としたところで続く伊場が初球を左翼席にたたみこみ一挙に3点を追加。7対0と明大を一気に突き放す。

 さらに7回、2死から伊藤がリーグトップに並ぶ3号本塁打を右翼席に突き刺し、8対0。トドメを刺すことに成功する。

 7回からは継投策に出る。2番手・山形(政1)が無失点で切り抜ければ、8回から登板した3番手・金子(環1)もこの試合初めて明大に得点圏に走者を許すものの得点を許さない。9回には4番手・田中宏(環4)が登板。上本に四球を与え、盗塁を許すものの最後の池永を打ち取り試合終了。8対0で慶大が1勝1敗のタイとした。

 優勝戦線に残った慶大だが、依然一度も負けられない厳しい状況にあるのは変わらない。次の試合では明大は野村の先発が予想される。完封負けを喫した雪辱をここで果たし、優勝への望みを残したまま月末の早慶戦を迎えたいところ。

By Katsuya Siizu

選手のコメント

江藤監督

(今日の勝利の要因は)打線。(本塁打も3本だが)今日は打線が頑張った。それに尽きる。(福谷投手の出来は)よかった。やっぱりゼロに抑えてヒットも少なかった。(その後は山形投手、金子投手、田中投手と繋いだが)今日みたいな試合ではみんな投げさせたほうがいい。福谷は完封出来たかもしれないけど明日があるから。(野手をたくさん出場させたのも)そういう意図。(明日以降も)一個も負けられないから頑張ります。

湯本主将

(今日の試合をふりかえって)今日は3年生が、がんばってくれてうれしかったですね(昨日の得点0からの今日打撃好調の要因は)昨日はボールを選びすぎた。今日は、なんでも振りにいくというわけではないが、積極的に振りにいけたのがよかったのだと思う。(明日は明大は野村の先発が予想されますが対策は)はい、あります。いい投手なので後手後手にまわってしまって受け身になるとつけこまれてしまうのでそこは気をつけたい。(明日のいきごみを)初回から気合いいれていきます。

青山

圧勝だったが今日の試合を振り返って)今日勝たないと優勝の可能性がなかったので、勝ててよかった(チームの雰囲気は変わったか)こういう試合のあとの試合は入りが難しくなるので、気を引き締め直してがんばりたい(ツーベースを放ったが調子は)悪くないと思う(2試合戦って今期の明治の印象は)明治だけじゃなく、どこが相手でも自分たちのやるべきことをやれば勝てると思う。また明日、前回やられてるピッチャーにまたやられてはいけないと思うので、リベンジして昨日の分を取り返したい

奥橋

(今季途中から起用されているが、監督からの指示は)とにかく振ってこい。とりあえずバッティングしか期待してないから三振してもいいから振ってこい。(起用のきっかけは)いろいろ要因はあるが、(監督が)自分のバッティングをずっと見てくれていて、立教5回戦で左ピッチャー(小室投手)と対戦する時に右バッターが欲しいからという理由で起用してくれた。(初スタメンで心がけたことは)守備が大の苦手なので守備でミスをしない。1打席目でとりあえずヒットを打ちたいと思って打席に立った。(2回の貴重なタイムリーは)いいところで打てて良かった。相手のミス(ボーク)でランナーが進んでつかんだチャンスだったのでここはもう1点取らないと(思った)。流れを考えたら1本あそこで出せて良かった。(負けられない戦いが続くが意気込みは)4連勝です。

田中宏

(今日のピッチングを振り返って)最低限の仕事はできたが3人で抑えたかった。(今年に入って無失点ピッチングが続いていますが、今の調子はどうですか)調子は良くも悪くもないが、最低の頃よりは良くなった。(明日への意気込みは)負けられない試合なので、どの場面で投球を任されても抑えられるように頑張りたい

長﨑

(今日の試合を振り返って)勝って良かった。まだ優勝に望みがあるのは良かった。(福谷投手の調子は)あいつなりにキッチリ丁寧に投げられていた。(4回のタイムリー、どんな気持ちで打席にはいったか)何とか追加点がほしいと思っていた。抜けたところが良かった。(打った球種は)真っ直ぐで、多分インコースよりの低めの球だった。(明治打線の印象は)昨日と変わらない。(盗塁刺したが、調子はどうか)今日はボチボチ良かった。(次に向けて)負けたら完全に終わってしまうので、勝つ。

渕上

(今日は投打で圧倒、快勝でしたが振り返って)普段出場していないメンバーが皆頑張ってくれた。そのことがチームに良い勢いを与えてくれたと思う。(西嶋投手を早々と降板させたが、どのような対策を)低めの変化球を振らされると厳しいので、高めに浮いた球を狙っていくことを意識した。(明日は1回戦で完封されている野村投手の先発が予想されるが、意気込みを)野村は長イニング連続無失点を継続しているが、このままでは終れないので何とか点を取って投手を楽にしてやりたいと思う。

伊藤

(今日の試合を振り返って)勝ったということが収穫。この勝ちを活かすためにも、明日へ気持ちを切り替えて頑張りたい。(本塁打の感触は)奇跡、マグレです(笑)本当に今調子自体は良くないので。(厳しく攻められている中で、三冠王狙える位置にいるが)狙えるものは狙っていきたいが、簡単なことではないし、簡単には打たせてくれないので。自分自身の打撃をするだけ。(明日へ向けて一言)今日の勝ちを活かすためにも、野村を打って、早慶戦に優勝の望みを繋げたい。

伊場

(今日の先発起用はどうだった?)緊張した。(ホームイン時のガッツポーズは)今日勝たなければ優勝がない、絶対に負けられない試合だったから、気持ちが出た。(激走だったが)足つりそうになりました(笑)(立大5回戦に続いて2試合連続のHRだが)絶好調ってわけではないが、割といい感じで打てている。(明日は野村投手の先発が濃厚だが)もう勝つしかないから、どの球とか関係なく必死に食らいついて行くしかない。

宮本真

(久々のスタメン。どのような準備をしたか)スタメンということは昨日から言われていたが、クリーンナップだったのでびっくりした。ただ、調子は良かった。(第1打席の本塁打。狙い球は)特にない。入ってきたボールを打つつもりでいた。ストレートのタイミングで(振りに)いったら変化球が(バットに)当たった。入った感触はあった。(あの本塁打でチームに勢いがついたと思うが)負けられない試合。先輩にも勢いづけてもらったと言ってもらった。(明日の先発は野村だが対策は)野村は疲れていると思う。そこをついていきたい。(明日に向けて)明日も絶対勝ちたい

福谷

(今日の試合をふりかえって)調子が悪くて、内容はあまり良くなかったが、負けられない戦いだったので勝ちにはこだわった。その結果勝てて良かった。(3安打0失点だが調子が悪いとは)打たれたヒットは3本だったが四球が多い。四球はヒットと同じだと考えるので。(明日への意気込みを)負けられないので引き続き勝ちたい。

山形

(今日のピッチングは)大量リードの中での登板だったのだが、先頭打者にフォアボールを出してしまったのがだめだった。監督にも終わった後に言われたのですが、僅差の試合の中ではああゆうミスが命取りになるので反省すべき点だと思う。(今日は投手陣4人で4安打だったが)昨日完封されたので、今日またピッチャー陣で流れを戻すというか、そういうことを試合前に話していたので0に抑えられたことで明日に向けていい流れで臨めると思う。(次回の登板に向けて)今日はたまたま点差があったけれど、次はどんな場面で登板するかわからないので、フォアボールとかそういう事に気をつけてしっかり投げたい。

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