天皇杯東京都予選学生系の部ブロックB準決勝
2014/6/21(土) 15:30 K.O.＠早大G
慶応義塾大学 ２－３ 明治大学
【得点者（アシスト者）】
慶大：17分 加瀬澤（保田）、45＋1分 川田（加瀬澤）
明大：75分 松藤（矢島）、81分 苅部（差波）96分 和泉（土居）
◆慶大出場選手
| GK峯達也（政4・桐光学園高） |
| DF保田隆介（法4・横浜F・マリノス） |
| DF望月大知（環2・静岡学園高） |
| DF久保飛翔（環3・済美高） |
| DF井上大（総2・國學院久我山高） |
| MF山浦新（総4・東京ヴェルディユース） |
| MF浅間翔大（理4・暁星高）→97分 黄将健（総3・近畿大学附属高） |
| MF川田悠介（環4・桐蔭学園高）→82分 端山豪（総3・東京ヴェルディユース） |
| MF増田湧介（環4・清水東高） |
| FW加瀬澤力（総2・清水東高） |
| FW宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)→74分 平戸奨眞（法4・暁星高） |
先週末の関東リーグからケガの溝渕雄志（環２・流通経済大柏高）に代えて、保田隆介（法4・横浜F・マリノス）を起用し、サブ中心の準決勝とは違いベストメンバーで試合に臨んだ。
14分、前線からの守備で、慶大が決定機を迎える。宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)が相手センターバックからボールを奪うと独走。しかし、シュートにもたつくと追いつきたディフェンスにクリアされ、このチャンスを生かすことはできなかった。しかし、17分慶大が先制に成功。この日溝渕の代役として右サイドバックに入った保田のクロスに加瀬澤力（総2・清水東高）が頭で合わせる。このシュートがサイドネットに吸い込まれ慶大が先制点を挙げた。その後両チームチャンスを生かせず、このまま前半終了かと思われたアディショナルタイム１分。慶大が華麗なパスワークから追加点を挙げる。保田がグラウンダーで加瀬澤へ縦パスを送ると加瀬澤がダイレクトでスルーパス。完全に裏へ抜けた川田悠介（環4・桐蔭学園高）がキーパーとの１対１を制しゴールを決めた。
左サイドバックのレギュラーに定着した井上
後半になると流れは一気に明大に。途中出場の和泉、苅部に慶大は翻弄された。それでもなんとかゴール前を固め明大の攻撃をしのいでいく。しかし、75分コーナーから失点。すると81分にはまたもやコーナーのこぼれ球を押し込まれ、ついに試合は振り出しに戻された。慶大はなんとか流れを変えるべく端山豪（総3・東京ヴェルディユース）を投入。しかし、同点に追いついた明大の勢いは止められなかった。延長に入り96分、試合を決めたのはこの男だった。明大背番号10和泉。望月大知（環2・静岡学園高）のクリアミスを拾うとドリブルで持ち込みシュートを決める。ケガで前期を棒に振った明大の絶対的エースストライカーの前に慶大は屈した。
キャプテンとしてチームを引っ張る増田
リーグ戦では４位という好位置につけた慶大。しかし、アミノ杯と今大会のような一発勝負では思うような結果が残せなかった。そのなかで慶大はいよいよ早慶戦を迎える。どのような準備をして試合に臨むのか。この試合の負けをポジティブのとらえコンディションを整えてもらいたい。春季最後の一戦、慶大と早大の伝統とプライドを懸けた試合は好ゲームが予想される。戦いは等々力陸上競技場にて7月2日19時キックオフ。
（記事 太田悠貴）
◆慶大の試合後のコメント◆
増田湧介(環4・清水東高)
(今日の試合を振り返って)
2点リードしながらひっくり返されてしまったので非常に悔しいです。
(後半30分まで2点リードで気の緩みはなかったか)
アミノ杯でも同じような負け方していましたし、そういう気持ちはなかったんですけど、こういう負け方するということはどこかにスキがあったのかなと思います。
(セットプレーからの失点だったが)
1失点目は自分のマークだったので、まず自分がしっかりしなくてはと思います。
(早慶戦に向けての課題は)
とりあえず今はあまり考えられないのでまたゆっくり自分たちで反省しながらがんばっていきます。
(早慶戦に向けて)
必ず勝ちます。
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