第65回早慶サッカー定期戦
2014/7/2(水)19:00KO@等々力陸上競技場
慶應義塾大学0-1早稲田大学
【得点者】
〔早〕48分 上形
◇慶大出場選手
GK峯達也(政4・桐光学園高) |
DF溝渕雄志(環2・流通経済大学付属柏高) |
DF望月大知(環2・静岡学園高) |
DF久保飛翔(環3・済美高) |
DF井上大(総2・國学院久我山高) |
MF浅間翔大(理4・暁星高) |
MF山浦新(総4・東京ヴェルディユース) |
MF川田悠介(環4・桐蔭学園高)→70分 黄将健(総3・近畿大学附属高) |
MF増田湧介(環4・清水東高) |
FW加瀬澤力(総2・清水東高)→84分 山田融(総3・横浜F・マリノスユース) |
FW宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース) |
慶大は前期リーグ戦の良い流れのまま臨む早慶戦。スタメンは不動の11人となった。対する早大は、左サイドハーフに市村を起用してこの一戦に臨んだ。試合は慶大ペースで進む。開始早々の4分、右サイドの川田(環4・桐蔭学園高)からゴール前の加瀬澤(総2・清水東高)へ鋭いパスが鋭いパスが通る。これは惜しくも早大ディフェンス陣にブロックされてしまうが、慶大は勢いを持って試合に入った。続く6分、宮地(総2・東京ヴェルディユース)の落としを受けた増田(環4・清水東高)が左足でミドルシュートするも、相手に当たりCKに。加瀬澤の蹴ったCKに久保(環2・済美高)が頭で合わせようとするも上手く体を寄せられ、強いシュートを打てることはできなかった。序盤は、慶大が早大を押し込む展開となったが、慶大の攻撃に早大が慣れてくると、ポゼッションは徐々に早大へと移っていく。17分、クロスのセカンドボールを拾った奥山がミドルシュートを放つもゴール右へ大きく外れる。これが早大の初シュートとなった。32分、近藤洋のCKから田中進が頭で合わせる。強くたたきつけたボールはクロスバーのわずか上に外れていった。流れを取り戻したい慶大は、運動量を増やしていく。34分、右サイドで相手との競り合いで勝ち抜け出した川田がゴール前へ低い早いボールを入れる。ニアへ走りこんできた増田がシュートを放とうとするも相手のブロックがわずかに早く、得点を奪うことはできなかった。続く39分、慶大に決定的なチャンスが生まれる。左サイドバックの井上(総2・國學院久我山高)のロングフィードに加瀬澤が抜け出す。GKと1対1となり、ループシュートを狙うも力を抑えきれずボールは枠の上へ。等々力はため息に包まれた。その後も慶大がセットプレーなどから多くのチャンスを作り出すが、決め手に欠け前半をスコアレスで折り返す。
「前半はある程度良い形で攻撃できた」(須田監督)。守備から流れをつかみ、先制点を奪いたい慶大であったが、後半は早大のエネルギーを持った攻撃に押されてしまう。自陣で増田のパスが宮本にカットされると、宮本はそのままミドルシュート。これは峯(政4・桐光学園高)が防ぐもCKに。近藤洋のCKに西山がどんぴしゃりのヘディングシュートを放つ。これは峯がかろうじて防ぐも、こぼれ球は慶大キラー・上形の元へ。これを頭で押し込まれ、「うまく乗っかられてしまった」(望月)と際どい判定ではあったが、早大に先制点を許してしまう。同点に追いつきたい慶大だったが、早大がボールを支配する展開となる。53分、サイド攻撃の流れの中から、こぼれ球を拾った市村が体制を崩しながらもシュートを放つ。しかしこれは峯がファインセーブ。その後もカウンターを狙い続ける慶大であったが、単発なロングボールだけになってしまい、うまく攻撃につなげることができない。76分、ロングボールを受けた宮地が井上へ落とし井上が強烈なミドルシュートを放つも枠の上へ外れる。その後もセットプレーからチャンスを作っていくが最後まで早大のゴールを破ることができず、結局0-1で敗れてしまった。
「勝たないと意味がないというか負けたら意味がない」(須田監督)と言うように、各選手、監督からは試合後、悔しい言葉があふれた。今季はリーグ戦でも好成績を収め、早大とは前期終了時点で勝ち点、ゴールディファレンスで並んでいた。「前期シーズンずっとやってきたことをやるだけ」(増田)ではあったが、やはり1万人を超える大観衆にのまれたかもしれない。前半の決定機を決めていれば、ゴールの場面でファールを取ってもらえればと、“たられば”を挙げれば切りはないが、少なくともここ3年間で最も勝利に近づいたのは間違いない。両チームの攻守ががっちりと組合い、見ている人が飽きないような試合展開であっただろう。幸い、今季は少なくとも後1回は早慶戦がやってくる。例年通りであれば、前期終了時点で3位4位のチームが最終節で対戦する。今季はそれが早慶戦となる。最終節までの約4か月。早大に勝つために「もっともっと細かい部分までこだわる」(増田)。インカレ出場権をつかみ日本一へ。荒鷲たちの挑戦は終わらない――。
◆慶大の試合後のコメント◆
須田芳正監督
(今日の試合を振り返って)
一発勝負の定期戦だから、勝たないと意味がないというか負けたら意味がないということで、残念な結果だったけれど、選手たちはよくやってくれたので。これはこれで終わりなので、残念だったという他ないですね。
(試合前はどういう気持ちだったか)
ここ2年間は定期戦でもリーグ戦でも負けているので、勝利を目指してやってきたんだけど、まあこういう結果はしょうがないかな。
(交代枠を残していたが)
これで最後までいこうと思って。今日は5人代えられたんだけど、なかなかちょっと難しかったかな。先発メンバーっていう信頼のおける選手だったんでね。5人代えられるんだけど、2人だけっていうのは出ている選手を信頼していたんで代えなかったですね。
(宮地選手にボールが収まらなかったが)
前半はある程度良い形で攻撃できたんだけど、後半入って収まらなかったし、どんどん蹴るっていう単調な攻撃になっちゃってね。あそこで1人大きいのっていうよりも選手を最後までやらせたかったです。
(前半は加瀬澤選手を中心にカウンターがはまっていたが)
そこが今年のうちのやり方なんでね。数少ないチャンスをうまく決めれたら試合展開も変わってきただろうし、しょうがないね。
(決定力の差か)
それもそうなんだけど、失点があまりにも後半の立ち上がりでセットプレーだったし、これも課題なのかな。
(前半を0で抑えることはプラン通りだったか)
そうですね。でもああいう形で後半すぐに入れられちゃって、こっちの流れにも乗らなかったし。0-1っていうのもあって、あのままいったっていうこともあると思います。
(最終的には追いつけなかったが)
早稲田は守備が堅いんで致し方ないと思います。そういった中で中盤でもう少しボールを回したかった。相手を食いつかせたかったなとは思います。そうすることで相手の裏も空いてくるし。特に後半は単調になりすぎていたので、あれだとなかなか崩せないかな。ミドルシュートを打つ場面もあんまりなかったしね。その辺は後期に向けての課題かな。
(後期に向けて)
とりあえず前期はよくやってきたので、ゆっくり休んで、勉強もあるから。試験もやんなくちゃいけないし。それでまた8月の頭から1か月、課題点を修正して準備をして後期もまた頑張りたいと思います。
増田湧介(環4・清水東高)
(最後の早慶定期戦だったが)
勝てなかったので残念です。悔しいです。
(前半の入りは良かったが)
そうですね。チャンスもたくさんありましたし、そこで決められないのが課題でもあるので、後期に向けて修正していきたいです。
(前期リーグ戦で早大と戦ったときと比べて)
前期の早慶戦のときは、チームとして気持ちを高ぶらせて、気負うぐらい頑張ろうということでやりました。だけど気負ってしまうといつもどおりのプレーができずに、ああいう負け方をしてしまうので、今回はそうじゃなくていつもどおり、前期シーズンずっとやってきたことをやるだけでいいということで臨みました。
(後半、勢いが萎んでしまった要因は)
立ち上がりに失点してしまって、チームとしては次の失点をしないようやっていこうと話していました。だけど、どうしても落ちてしまいました。
(試合後、チームメイトと交わした言葉は)
みんな本当に悔しがっていたので、切り替えようということは伝えました。
(後期リーグ戦最終節では早大との戦いになるが、どう活かしていきたいか)
負けた悔しさというのを忘れずに、次は必ず勝つんだという気持ちに変えたいです。
(初の等々力での早慶定期戦だったが、雰囲気は)
最高の雰囲気で、お客さんもたくさん来てくれて、すごく嬉しかったです。
(やっぱり気合いは入ったか)
そうですね。でも、1〜3年生のときは雰囲気に飲まれてしまったんですけど、今回は冷静に入れました。声援が自然に感じました。
(地に足を付けて臨めたか)
はい。だけど、やっぱり勝ちに繋げられなかったので、まだまだダメだと思います。
(後期に向けて一言)
前期シーズンが今日で終わりということで、良かった部分もありますし、課題もあります。そういった部分をもっともっと細かい部分までこだわって、まずはインカレ出場を目標にして、最終目標である日本一に向かって、チームとして頑張っていきたいです。
峯達也(政4 ・桐光学園高)
(今のお気持ちは)
勝つことができなかったということがただただ悔しいです。
(今日の試合を振り返って)
うちが勝負所を決めきれずに相手はセットプレーが1点をとったという早稲田の勝負強さにやられました。
(時間がなくなってきたときにどのような声をかけたか)
とにかくワンチャンスをものにしようという声を出し続けていました。
(自身のプレーは)
自分自身のプレーは今日に関しては持っている力すべてを発揮できたかなと思うんですが、4年としてチームを引っ張るというところが少し足りなかったと思います。
(上形選手にやられましたね)
そうですね。早慶戦は彼が決めるのが当たり前になっている部分があるので4年間で最後の試合が後期あるので彼を完封して勝利できたらと思います。
(後期に向けての課題は)
とりあえず1ヶ月オフがあるのでゆっくり休んで、気持ちの部分だったり少しけががあるのでそこを直してトレーニングしていければと思います。
(後期への意気込みと最後の早慶戦に向けて)
今日は負けましたが、リーグ戦を通しての成績は悪くないのでここで下を向かずに気持ち切り替えてインカレ出場権獲得、最後早稲田に勝てるようにがんばっていきたいです。
浅間翔大(理4・暁星高)
(初めての早慶戦を終えて)
ただ単純に悔しいの一言です。
(選手として初めての早慶戦を迎えるにあたって、緊張などは)
多少の緊張はありましたけど、ピッチに入ってキックオフのボールを蹴った瞬間に戦う気持ちに切り替わりました。
(非常に落ち着いているようにみえたが)
そうですね。時々ミスしたりというのは単純な技術ミスかなと思いました。
(失点シーンを振り返って)
(直前の)明大戦でもセットプレーから決められていて、そこをしっかり修正できなかったことが本当に悔しいですね。
(後期に向けての課題となりそうか)
そうですね。セットプレーから失点しないようにするというのが後期は大事かなと思います。
(攻撃面で課題があると以前おっしゃっていたが、今日は)
シュートを打ったりセンタリングをあげたりすることはできているんですけど、その精度がまだまだ低いと思うので、そういうところも後期に向けて改善していきたいと思います。(後期へ向けてチームや個人で課題としているところは)
まずは攻撃面で多くのシュートを打って決定率を上げることが大事だと思っていて、シュートを打つというところで攻撃につなげられるように守備を強化して、そこからのカウンターをできるように改善していきたいと思います。
(監督や主将からは)
よくやったぞ、と。でも負けたことは本当に悔しいです。
(後期に向けて)
前期は目標を達成できて、後期に向けてインカレ出場をしっかり勝ちとれるように、合宿や遠征をふまえて成長していきたいと思います。
山浦新(総4・東京ヴェルディユース)
(今の率直なお気持ちは)
長い間みんなで準備してきた試合で結果的に負けてしまって、申し訳ないです。
(ゲーム前半振り返っていかがですか)
入りは決して悪くなくて、いつもの早慶戦とは違った背理ができたかと思ったんですけど、90分で結果が出せなかったので、前半が悪くなかったとはいえ関係ないかなと。この試合だけは結果がすべてだったので、内容に関しては言うことないです。
(先制を許してしまったゲーム後半については)
後半の早い段階での失点ということで、後半30分ぐらいまでは失点を抑えて、残り15分にかけようと思っていて、最後も攻めたんですけど、早稲田も死ぬ気で守ってくるので、そこを崩せなかったっていうのは、実力不足かなと思います。
(個人としてプレー振り返っていかがでしたか)
早慶戦ということもあって最初はチームは難しいプレーをしないで、簡単に裏にボールを蹴るコンセプトでやっていて、そこでもう少し自分が変化を加えられたらなと。後輩たちは落ち着くっていうことが経験的にも難しいし、最高学年の自分がもう少し落ち着かせて、激しい蹴り合いになっているゲームの中でも、もう少し良いパスを出してあげられたらよかったと思います。
(早稲田の印象は)
慶應もみんな全力で戦ったと思うんですけど、何かが早稲田の方が一枚上手だからやっぱり最後の部分で勝てない。早稲田との違いが何かというのを、この夏の間に自問自答して、後期の最終戦が早稲田になると思うので、そこでは絶対に借りを返したいと思います。
(最後の早慶定期戦になりました。後輩に伝えたいことは)
ここまでみんな死ぬ気で頑張ってきて、誰一人手を抜いている選手はいないと思うし、ただそれは早稲田も一緒だと思うので、日ごろの努力であったり、どこかの小さな積み重ねが、一年後のこの舞台に出てくると思うので。早慶戦のメンバーが決まってくるのは一か月前ぐらいからだと思うんですけど、今から、うまくなるためというのはもちろん、来年の早慶戦に勝つために何ができるのかっていうのを、トップにいる選手だけではなくて、B、Cチームにいる選手も全員が考えて今からやっていくことが大事なのかと思います。
(最後に、リーグ戦後期に向けて意気込みをお願いします)
早慶戦が終わったという時点で、自分たちに残された大会はリーグ戦、勝ち進めばインカレと、それしか残っていないので、逆にもう目標がはっきりしたし、進んでいきたいです。
川田悠介(環4・桐蔭学園高)
(今日の試合でできたこととできなかったことを教えてください)
できたことは自分たちのサッカーを貫き通しながら集中してプレーできたことで、できなかったことはセットプレーで失点した後の戦い方とセカンドボールが取れなかったことです。
(早慶戦は特別な試合だと思うがどのような気持ちでのぞみましたか)
去年は何もできなくて悔しかったので、今年は自分のプレーをしようと試合にのぞみましたが、結果に結びつかなくて残念でした。
(次の試合に向けての意気込みを聞かせて下さい)
リーグ戦は、チームとしていい形でこれまで試合をしてこれているので、この状態を継続していきたいです。
久保飛翔(環3・済美高)
(今日の試合振り返って)
前半、点を取れるところでしっかり点を取れないというところが、早稲田はそこが1番勝敗に左右したのかなと思います。
(早慶戦の印象)
後半からうちのペースで、何度か得点のチャンスもあって、今年こそは絶対勝つんだという気持ちで臨んだんですけど、やっぱりまだまだ自分たちの甘いところがあったり、そういうことが実感させられた試合でした。
(試合前に意識して臨んだことはありますか)
今まで通り、自分の役割はしっかり前で相手のフォワードをつぶすということだったので、とにかくそこだけは徹底してやろうというイメージでした。
(失点シーン振り返って)
ルーズボールになってからは、早稲田のほうが勢いをもってきていたので、そこで体を張れなかったというのが修正すべき点なのかなと思いましたし、そこは気持ちの部分で何とかなると思うので、本当に直さなければいけないところです。
(セットプレーのチャンスも多く見られたが)
セットプレーはもういつも練習して、うちの強みになっている部分があったので、かなり狙っていました。
(後半攻められる場面が多かったが守備の評価は)
今までは失点してからすぐにもう1失点してしまうという形が多かったんですけど、そこを1失点だけで抑えられたという意味では成長できたのかなと思います。でもやっぱり、1失点した後、下を向いていたかなと思う部分もあって、そこで相手の勢いにのまれてしまった部分もあるので、そこは反省すべき点だと思います。
(今後、インカレ出場を目標に意気込みをお願いします)
僕たちの目標はやっぱり日本一なので、悔しいですけど、このことはいい教訓にして後期リーグ戦に生かしたいと思います。
黄将健(総3・近畿大学附属高)
(試合を振り返って)
素晴らしい環境で出来ましたが、こういう舞台で勝たないとやはり、悔いが残ります。すごいいい試合をしていても、悔しく思います
(勝負の分かれ目は)
それはわかりませんが、後期のリーグではいいゲーム運びをしている中で立ち上がりの5分、10分とかそういうところをしっかり大事にしていきたいと思います。
(意識したこと、役割は)
負けていたので、自分はFWで出ているので、点数取らないと何も評価されないし、ただ足を引っ張っているだけになってしまうので。前期のリーグでも全然決められていないのでこういう舞台でしっかり決めて後期につなげられたら良かったんですけど、もっと勝負強さにこだわってやっていきたいと思います。
(後期への抱負)
昨年はずっと怪我でチームを離れていて、今年の開幕から出遅れていたので、後期は最初からトップチームでスタートできてしっかり自分の存在をアピールできるので、主力になれるように頑張ります。
山田融(総3・横浜F・マリノスユース)
(試合を振り返って)
ただ勝ちたかったです。
(会場の雰囲気はどうだったか)
中の声は全く聞こえないし、普段のリーグでは経験できないようなものでした。
(勝負の分かれ目は)
やはり先制点だと思います。0-0で前半を折り返した中で後半立ち上がりでチームとしてもしめて行こうという話をしていたんですけど、そこで取り返すだけの力が僕らにはなかったです。
(意識したこと、役割は)
点を取ることです。
(後期に向けて抱負)
大臣杯、早慶戦負けましたが、リーグ戦だけはいい形で来ているので日々の練習からしっかりやって、夏に前期で出た課題を修正してチームが1つになってやることが一番大事だと思っているので、インカレを目指してやっていきたいです。
溝渕雄志(環2・流通経済大学付属柏高)
(今日の試合を振り返って)
力の差で負けたと思います。
(どんな気持ちでこの試合に臨みましたか)
絶対負けたくないという思いがありました。早慶戦という特別な試合で、勝ったから勝ち点3とか負けたから勝ち点が得られないとかいう試合ではないけれども、リーグ戦とは違うまた特別な試合だったので、慶應の皆のためにも勝とうという強い思いは持って試合には臨みました。
(コーナーキックからの失点でしたが)
コーナーは前回の明治戦も失点しているし、今回もそうですし、自分たちがこういうサッカーをする上でセットプレーで逆に得点しなければいけないところを失点しているというのはもう一回見直さなければいけないし、あのシーンに関してもコーナーだけではなく、後半のキックオフから流れを持っていかれて、その勢いで最後押し込まれたような感じはしました。
(自身の出来について)
平均点くらいじゃないですかね。良くなかったし、やって当たり前のことをやったというだけで、プラスアルファで上がっていくことも出来なかったし、守備はあのレベルは抑えて当然なので、もっとプラスアルファでやっていかなければいけなかったというのは少し悔いが残りますね。
(後期リーグでも早慶戦がありますが)
まず後期の早慶戦をいい形で迎えられるようにというのがあるので、そこに向けてやり直して、夏しっかりやって、とにかくインカレ出場という目標を決めた上で、いい順位で最後早稲田とやる、そういう場をまず作ってから最後に勝っていい気分で(終えたい)というのは考えてます。
望月大知(環2・静岡学園高)
(今日の試合を振り返って)
今日の試合は不本意というか負けて悔しいですし、力を出しきれなかった部分もあるのでなおさら悔しいです。
(失点シーンについて)
自分の中ではとても集中していて、一緒に飛んで競ったんですけどうまく乗っかられてしまってヘディングを許してしまいました。悔しいですね。
(自身2年連続で早慶戦負けてしまいましたが)
早慶戦はやっぱり特別で、たくさんの人の支えがあってできる試合なので出てる以上もっと勝ちにこだわらなくてはと思います。
(後期への課題は)
前期は失点が少なくて自分たちがリードする場面が多かったんですけど、自分たちがリードされたときに攻め手がないというか、相手が引いたときにどうするのか、これが改善していかなければいけないと思います。そのために、ディフェンスもロングボールを蹴るにしろ質を上げていかなければいけないのでそこが自分の課題です。
(上形選手への苦手意識みたいなものはないか)
意識しているつもりはそんなにないんですけどね、、、
(後期への意気込みと最終節早慶戦に向けて)
前期チームとして努力してきた成果として最終節に西が丘で早稲田とできるということで今日の悔しさを晴らしたいです。そのために夏、努力していきたいです。
井上大(総2・國學院久我山高)
(今日の試合を振り返って)
チームとしても完敗でしたし、個人的にも近藤貴を抑えることが出来ませんでした。
(近藤貴選手とマッチアップする際に気を付けたことは)
縦に入らせないようにしましたが、思っていたよりも早く簡単に抜かれてしまいました。後半少し修正できましたが、今度はそれに気を取られすぎてコーナーキックてやられてしまいました。
(流れの中での失点はありませんでしたが)
個人的にはやられていましたが、峯くんが最後に止めてくれました。
(後半攻め手に欠く場面もありました)
失点した後、いつも以上にロングボールが多くなってしまい、攻撃が単調になってしまいました。
(失点した直後円陣を組んだが)
残り5分まではこれ以上失点しないように気を付けることを確認しました。
(後期リーグに向けて)
前期はたくさん試合に出させてもらい、いい経験ができましたが、課題もたくさん見つかりました。それを夏の間に修正して、最終節の早慶戦で近藤貴にリベンジしたいです。
宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)
(今日の試合の振り返り)
本当に不甲斐ないし、悔しいです。
(大観衆の中でのプレーだったが)
あれだけOBの方々や、関係者の方々が来てくれて、本当に特別な一戦だなと強く感じました。
(エースナンバーの9を背負ったが)
その番号を背負わせてもらったということで、責任と誇りを持ってプレーをしたんですけど、自分の役割を全うできず、結果も出なかったのでとても悔しいです。
(チームが攻めあぐねた原因は)
全部自分が(ボールを)収められずに、動きの質だったりもすごく悪くて、自分が悪かったので、チームとしてもなかなかシュートまで持ち込めなかったのかなと思います。
(早稲田の3番の選手とマッチアップすることが多かったが)
前に強い選手で、気迫というか気持ちがすごい強いプレイヤーで、やっていてすごく迫力がありました。
(ハーフタイムの指示は)
前半のサッカーを継続して、後半は点を取り切れるように、相手が引いていたのでミドルシュートをどんどん狙ったり、自分たちから積極的に攻撃していこうという話をされました。
(この試合で得た自身の課題は)
言ってしまえば全てなんですけど、自分が言っていたことに実力が追いついていないということを強く感じて、また一から、この夏に自分を見つめ直してやっていきたいと思います。
(後期リーグ戦に向けて)
自分たちの試合を大切にして、また自分が試合に出て、自分の役割を果たせるように準備していきたいです。
加瀬澤力(総2・清水東高)
(今日の試合を振り返って)
本当に悔しいです。
(早大の印象は)
ここにかける思いが強かったし、自分たちも負けてはなかったと思うんですけど最後決めきるところであったり、差が出たかなと思います。
(前半には惜しいチャンスもあったが)
あそこのチャンスを自分が決めきれなかったというのが今の自分の実力だと思うので、そこは必死になってとにかく追い込んでいきたいなと思います。
(後期早大に勝つためには)
もちろんチームの向上っていうのがあるんですけど、自分自身は全てにおいて向上することが大事かなって思うので、1人1人が今よりも上手く、強くなることがチームの向上になるので、まずは自分がパワーアップしたいと思います。
(後期に向けて)
この悔しい思いを忘れないためにも、この夏しっかりと練習して良い形で後期を迎えられるように日々成長したいです。
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