慶應スポーツ新聞会

【女子ラクロス】自滅で無念のロケットスタート失敗 / 関東学生リーグ 明大戦

優勝へ向けたBLAST OFFは不発に終わってしまった。待ちに待ったリーグ戦が開幕。緊張からか、パスミスを重ねうまく流れをつかめない。それでも幾度となく訪れるピンチを高橋美帆(経3)が体を張って防ぐと、細田咲彩(経4)、鈴木智子(政3)が得点を挙げ前半を2-1で折り返す。しかし後半でも調子が出せない慶大は防戦一方。明大の猛攻の前にディフェンスが崩壊するとまさかの後半6失点。4-7で開幕戦を落とした慶大は、Final4進出へあと一つも落とせない戦いとなった。

関東学生リーグ戦Aブロック @駒沢第2球技場 2014年8月14日10:30ドロー

前半

後半

合計

慶大

明大

<慶大スタメン>


ポジション

背番号

名前

学部・学年

出身高校

G

21

高橋美帆

経3

慶應義塾湘南藤沢

DF

坂本佳子

政3

都立戸山

DF

22

飯豊文香

経4

慶應女子

DF

31

竹内さち

法4

成城学園

MF

33

廣野マキ

政4

慶應女子

MF

38

細田咲彩

経4

慶應義塾湘南藤沢

MF

41

鈴木智子

政3

慶應女子

MF

50

福井爽香

商3

慶應女子

MF

83

鈴木早紀

政4

慶應女子

AT

11

竹村薫

環1

桐蔭学園

AT

44

渡邊ひかり

政2

慶應女子

AT

88

川村真央

文4

慶應女子

<得点者> 鈴木智2(10分、26分)、細田(5分)、渡邊(31分)

リーグ戦初スタメンの坂本佳

少し動くだけで汗ばむような高温多湿の中、関東リーグ戦が開幕した。学生3連覇と関東、全日本学生、全日本選手権の三冠を目標に掲げた慶大は、日本代表を5人擁する万全の布陣。夏合宿を経て、より一層進化した姿を見せ、今シーズン掲げたBLAST OFFを体現するようなロケットスタートを決めたい。

 

 

今季急成長を遂げている渡邊

今季急成長を遂げている渡邊

いよいよオープニングゲームのドローが行われた。試合開始から明大は激しいプレスと、素早い対応を見せ、慶大の選手をフリーにさせない徹底ぶり。慶大にボールを持たせない試合運びで、序盤は明大が果敢にゴールを揺らしにかかる。しかし今季から慶大の守護神を任される高橋美帆(経3)が相手のシュートをゴーリークロスで止めるファインセーブを連発、ゴールを許さない。DF陣もしぶとく粘り、守備からリズムを作ると5分、細田咲彩(経4)が相手DFに囲まれながらも放ったシュートが決まり先生に成功する。10分にもカウンター攻撃で廣野マキ(政4)からパスを受けた鈴木智子(政3)が右サイドからゴール前まで激走。そのまま放ったシュートはゴール右奥に突き指され、2-0に点差を広げた。しかしボール支配率は明大が高く維持したまま試合は続く。ゴーリーの高橋がフリーシュートを防いだり、ゴールを大きく飛び出して体を張って守ったりと綱渡りの展開。見かねたベンチサイドはリードながらもタイムアウトをとるなど、何とか体勢を立て直そうとする。そんな努力も実らず、終了間際に明大にゴールを決められ、嫌な流れのまま前半を2-1で折り返す。

 

1年とは思えない堂々としたプレーを見せた竹村

1年とは思えない堂々としたプレーを見せた竹村

流れを変えたい後半は一進一退の様相で幕を開ける。26分、鈴木智がこの日2点目となる得点で差を広げると29分に右サイドを崩されて失点。31分にはゴール裏からの高いフィードに渡邊ひかり(政2)がダイレクトで叩き落としゴールを決め、再び2点差にするも、34分35分と立て続けに失点し同点に追いつかれてしまう。後半も運動量が落ちない明大に対し、慶大は前半同様パスがつながらない。「パスミスが多くて、焦りから来るパスミス」(廣野)も増え始め、守備の時間が長くなる。38分、マークが甘くなったところで失点しこの日初めてのリードを許す。いつもの調子ならここでも動じず修正できるところだったが、勢いのある明大ATをファールで防ぐのがやっと。終盤立て続けに失点を許してしまい、スコア4-7で試合を終えた。

積極的に前線へ行く竹内

積極的に前線へ行く竹内

明大の徹底されたマークによって司令塔の廣野や、慶大AT陣が存在感を消されてしまった。しかしこの敗戦の本質は「自分たちの自滅」(細田)であろう。試合序盤の悪い流れを引きずってしまい、後半に切り替えることができなかった。明るく、押せ押せな明大に対し、何かを悩んでいるような慶大サイド。タイムアウト中の雰囲気も明大と慶大で対照的だったのが印象的に残った。試合中に軌道修正できる力がこのチームには必ずあるはずだ。そしてそれが各大学に研究され続けている慶大の三冠への必要条件である。課題がいち早く見つかったことをプラスにとらえ、残りリーグ戦の4戦を戦い抜く。

(記事:荒川智史)

 

  次戦 8月23日(土)13:50~ vs東海大 @アミノバイタルフィールド    

 

以下コメント

 

MD廣野マキ主将(政4=東京・慶應女子)

(今日の試合を振り返っていかがでしたか)明大っていう一番のライバルが相手ということでみんなかなり気合いが入っていましたが、結果を出せず不甲斐なく思っています。(廣野選手自身も厳しいマークに苦しみました)80番が厳しくついていましたね(具体的に良くなかったこと)気持ちの面で、自分たちで流れを掴まないといけないのにそれを見過ごしてしまい弱い部分が出ていました。(パスミスが多かったですね)本当にパスミスが多くて、焦りから来るパスミスもありますが練習からその部分に拘っていきたいです。(もう後がなくなりました)もう負ける予定はないので、一戦一戦先を見据えて成長していきたいです。

 

DF飯豊文香副将(経4=東京・慶應女子)

(今日の試合を振り返っていかがでしたか)自分たちのプレーが出来なかったのが一番の反省点で、弱いプレーを見せてしまい自分たちのペースに出来なかったのが反省点ですね。(パスミスが多かったですね)自分たちから崩してしまいました。(HCから何か指示はありましたか)前に1人しか相手がいないのに逃げたようなパスをしてしまい、そこで怒られました。(自身のプレーを振り返っていかがでしたか)セットディフェンスで課題がありました。(もうFinal4に向け後がなくなりました)もう負けられないですが、自分たちのやって来たことは間違いではないという自信はあるので、1試合ずつ自分たちのやって来たことを試合で出していきたいです。

 

MD細田咲彩(経4=神奈川・慶應義塾湘南藤沢)

(今日の試合を振り返っていかがでしたか)自分たちのラクロスが出来なかったのが一番の反省点で、明大は強かったですが、自分たちの自滅って印象です。(パスミスが多かったですね)いつもだったら仕掛ける場面でパスを探してしまったり、一人一人の強さが足りなかったですね(先制点となるゴールを振り返っていかがでしたか)先制点は大事で、あそこで決められたのは良かったですが、その強さを試合を通して保てなかったのが反省点です(次に向けて)4試合負けられないので、今日の反省点を生かしていきたいです

 

MD鈴木智子(政3=東京・慶應女子)

(今日の試合を振り返っていかがでしたか)勝利で開幕戦を終えることができなくて残念だったんですけど、まだ試合が残っているので、そこでしっかり勝ち切って、今日はもう終わったので、次へ切り替えたいと思います。2得点を決めた個人としての出来はいかがでしょうか)最初からとにかく強く前へ行こうと思っていたので、それに関しては前半出来なのですが、後半からは相手の流れに飲まれてしまって、それができなかったのが反省点ですね。(要所での得点で勢いづいたかと思いました)勢いづけたかったんです五、そのあとの自分のアタックのミスだったりとか、攻撃のミスだったりで相手にボール与えてしまったのが悔やまれます。(細かいミスが続いてしまった原因はどこにありますか)開幕戦というプレッシャーと、相手に流れがいっていたので、それをプレッシャーに感じてしまってミスが増えてしまいました。(やっぱり緊張はありましたか)緊張はだいぶありました。(次戦へ向けてお願いします)今日は今日で終わりなので、次からしっかり全勝して、また最後に明治と当れるように、自分たちのラクロスをしていきたいと思います。

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