【男子ラクロス】2年ぶりのFinal4進出決定!! /関東学生リーグ 明大戦

開幕から連勝を続け、勝てばファイナル4進出決定という状況となった今節。相手は昨季くしくも慶大のファイナル4進出を阻んだ因縁の相手明大だ。試合は「この試合に全部員並々ならぬ思い」(安藤主将・商4)をぶつけた慶大が明大を圧倒。終始明大を寄せ付けなかった慶大がダブルスコアで昨季の雪辱を果たし、ファイナル4進出という日本一への最初の関門を突破した。

 

関東学生リーグ 第4戦VS明大戦

2014/9/13(水) 14:40F.O. @駒澤第二球技場

 

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

慶大

16

明大

 

慶大怒涛のゴールラッシュはこの日の木島薫(経4)のゴールで始まった。試合開始わずか20秒。ゴール裏からのパスを受けた木島が難なくゴールを沈め慶大が先制に成功した。試合開始からギア全開の慶大が1Qで試合の大勢を決める。4分、8分と高橋純(経4)が連続して得点を奪うと、迎えた12分。慶大の高速カウンターがさく裂する。自陣ゴール前で安藤主将がボールを持つと、木島にランニングパス。ハーフライン付近でボールを受けた木島はゴール前で待つ脇坂俊輝(経4)にパスをするとフリーで受けた脇坂が簡単に決めた。明大ディフェンスを全く寄せ付けなかった慶大が11-3という大量リードで前半を終えた。

 

3Q、慶大は主力の安藤主将、脇坂を下げ控え選手を投入する。しかし、ここで投入された 水谷亮介(経4)ら守備陣が期待に応えることができなかった。4点を奪われリードは5点にまで縮まる。「頼りない」(安藤主将)守備陣に主将が声を荒らげる場面もあった。4Qは安藤主将がピッチに戻りチームが安定。相手のゴーリーの不用意な飛び出しもあり再び得点を量産した。そして、16-8というダブルスコアで明大を撃破。ファイナル4進出を決めた。

 

4連勝を飾り見事ファイナル4進出を決めた慶大。ここからリーグ最終戦まで1か月のブランクがある。この間チームはアメリカ遠征でさらなるレベルアップを図り、目標の日本一に向けて突き進む。

 

【選手試合後コメント】

 

安藤圭祐主将(商4)

(去年負けた相手明治大に勝ってfinal4を決めましたが)去年は明治に負けてfinal4を逃して、今年は明治に勝ってfinal4進出を決められるという試合だったので、一戦一戦確実に勝っていくというチーム目標なんですがそのなかでも特にこの試合に全部員並々ならぬ思い、気合いがあったのでその結果勝てたのかなと思います。(大差がつきピッチの外から試合を見る場面があったが)率直に頼りなかったです。ディフェンスがガタガタと崩れて全然6人の連携もとれていなかったですし、一番大切にしているテーマも実践できていなくてとても残念でした。(1ヵ月開きますが)アメリカ遠征があるので、そこでしっかりと強い相手に対して自分たちのラクロスができるか、それによって生まれた課題や収穫を掴んで1ヵ月後の試合に向けてやっていきたいです。(今後の試合に向けて)今日はとても強い気持ちで試合に臨めました。同じようにこれからも一戦一戦強い気持ちで戦っていきたいです。

 

脇坂俊輝(経4)

(今日の試合は)今日は思ったよりも相手に点を取られてしまって一次追いつかれるのではないかって場面もありましたが、しっかりディフェンスとオフェンスが集中し直して、また点数を広げることが出来たので安心して見てられる試合でした。(今シーズンの試合は)選手たちの得点が上から9点8点8点7点とばらけていて、1人が点をとるのではなく、チーム全員が取っているので、僕らの目標に掲げているチーム全員で1位を取るっていうのにマッチしていてすごく良い感じだと思います。(今後の課題は)パスをどんどん回していくことで、少しずつ小さくすすめるので、それでもっと駆け引きして色んなバリエーションをもってオフェンスできたらなと思います。

 

高橋純(経4)

(今日の試合を振り返って)今まで課題であった試合の入りが良くてグランドボールの寄りもよかったです。(自身のプレーを振り返って)意識することはいつも一緒で、因縁の相手で少し気持ちが高ぶりましたが、それを抑えていいプレーができました。(3Q追い上げられた要因とは)グランドボールで負けていたことと、ディフェンスでのコミュニケーションが不足していました。(タイムアウトの時安藤主将から言われたこと)いつも通りのプレーができてないので、点差があっても気を緩めないようにと言われました。Final4進出が決定したが)目標としているところはまだまだ高いのですが、ひとまず安心です。(中大戦に向けて)次の戦いはアメリカ遠征の後にある試合なので、その遠征で得たことを試合に生かして行きたいです。

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