慶應スポーツ新聞会

【端艇】第92回全日本選手権大会

9月11日~14日にかけて戸田ボートコースにて第92回全日本選手権大会が開催された。慶大からは男子シングルスカル、男子ダブルスカル、男子舵手なしペア、男子舵手なしフォア、男子舵手なしクォドルプル、男子舵手付きフォア、男子舵手つきペア、男子エイト、女子舵手つきクォドルプル、女子エイトが出漕した。4年生にとってはこれが引退試合。社会人チームも混ざる全日本選手権で慶大クルーは集大成を発揮すべく、予選から激闘を見せた。

 

攻めの姿勢を見せた男子エイト

攻めの姿勢を見せた男子エイト

初日の11日には8クルーの予選が行われた。まず出漕したのが男子シングルスカル。スタートはほぼ横並びだったが終盤に出遅れそのまま3クルー中3着でフィニッシュとなる。続いて女子舵手つきクォドルプルでは、接戦となるも2着でフィニッシュ。大雨の中健闘を見せたが準決勝進出はならなかった。男子舵手なしペアも5クルー中5着と、なかなか結果に結びつかず、敗者復活戦にまわる。なんとか準決勝へ駒を進めたい慶大クルーだったが、男子ダブルスカルでも惜しくも2着。1000m地点は1着で折り返したものの、警視庁に追いつかれ、レース終盤には引き離されてしまった。男子舵手なしフォア、男子舵手なしクォドルプルはともに4着とふるわず、男子舵手つきフォアでは2着とあと1歩のところで準決勝進出に手が届かない。最後に出漕したのが男子エイト。一橋大学、NTT東日本、東レ滋賀という強豪との一戦。最後まで攻めの姿勢を貫いたが、リズムがうまく取れず4着でフィニッシュ。「次につながる負け方をした」(山本主将)と言うように、再びNTT東日本、東レ滋賀と対決することになる敗者復活戦での挽回を誓った。

 

 

山本尚典主将(政4)

(今日のレース振り返っていかがでしたか)インカレの時に前半最初の500mで少しおいていかれたというのがあったので、最初どこよりも攻めようと決めていて、スタートの何本かは攻められたのですが、そこから動きが硬くなってしまって、そのかたいリズムを続けたままレースしてしまったので、自分たちで後半自滅していった感じがしています。でもやるべき攻めようという気持ちを出していたところは、インカレのときより成長したかなと思います。(今大会への意気込みは)大学生だけじゃなくて企業の人も入ってくるので、レベル的には格段に上がっていますし、自分の大学生活最後のレースでもあるので、集大成として絶対勝ちたいというのはあるんですけど、どの種目でもインカレの決勝レベルが予選から起きているので、やはり一筋縄には勝てないと。それでも勝ちたいので、集大成としてできる限りを尽くしたいです。(チーム全体振り返っていかがでしたか)レベルがどの種目も上がっているので簡単には勝たせてもらえないなと。予選上がっているクルーもないので、でもそれでもやってきたことを多分出せていないと思うので、かなわないわけではなくて、次につながる負け方をしたんじゃないかと思います。エイト含め、そういう雰囲気を感じます。(明日も続く敗者復活戦、改善点は)雰囲気自体は、レースに向かうまでのアップの雰囲気とか、レース中の雰囲気はインカレの時よりも良くなってきていて、練習でも皆の声が聞こえるようになってきていて、そうした中でスタートから200mから1800mぐらいの巡航スピードにのせる長い距離をいかに大きく、いかに楽なリズムでどこよりも水中強くおしていくかというところを意識して表現するだけで、多分タイムも上がるし、他とも勝負できるなと思っているので、そういったところを少し改善したらいいなと思っています。

 

 

 

敗者復活戦に臨んだ女子エイト

敗者復活戦に臨んだ女子エイト

2日目の12日は残り2クルーの予選と、敗者復活戦が行われた。予選に出漕した男子舵手つきペア、女子エイトはそれぞれ5着でフィニッシュし、翌日の敗者復活戦にまわった。敗者復活戦に出漕したのは男子シングルスカル、男子ダブルスカル、男子舵手なしペア、男子舵手なしフォア、男子舵手なしクォドルプル、男子舵手付きフォア、男子エイト、女子舵手つきクォドルプルの8クルー。このうち準決勝へと駒を進めたのは男子舵手つきフォアのみ。1500m地点までほぼ横並びだった3クルーのうち、慶大が他クルーを出し抜きトップでフィニッシュした。しかし、男子エイト含め、他クルーは予選敗退となってしまった。

 

3日目、13日には男子舵手つきペア、女子エイトの敗者復活戦と、男子舵手つきフォアの準決勝が行われた。まず出漕したのが男子舵手つきペア。出だしはよかったものの徐々に差をつけられ3着でフィニッシュ。順位決定戦に進むこととなった。次に出漕したのが男子舵手付きフォアの準決勝。他クルーが予選で次々と敗退する中、なんとしても翌日の決勝に進みたいところ。タイムで見れば十分狙える位置だった。しかし、「いつものポテンシャルを引き出せないまま」(山口)追いつくことができず結果は3位。ここで敗退となってしまった。「本番での勝負強さ」をつけることがこれからの課題点となった。続いて女子エイトの敗者復活戦。大差をつけられてのフィニッシュではあったが、最後まであきらめない女子クルーに声援が送られた。

 

男子舵手付きフォアは惜しくも準決勝敗退

男子舵手付きフォアは惜しくも準決勝敗退

最終日の14日には、男子舵手つきペアの順位決定戦が行われた。1500m地点まで首位を譲らなかった慶大だが、最後に早大に追いつかれ2着でフィニッシュ。結果6位となった。ここで全種目が終了。結果はなかなか振るわなかったが、インカレ、全日本選手権を通して、強敵にも攻めの姿勢で挑む4年生の雄姿を目に焼け付けることができただろう。10月には新人選手権も控えている。今後の慶大端艇部の活躍に期待だ。

 

(記事 須佐奈月)

 

 

M4+ 山口隼太郎(経3)

(準決勝への意気込みは)あたりはものすごくいい組み合わせだったんですけど、何としてもファイナルAに進出しようと勝負しようとしたつもりだったんですけど、こういう結果になってしまいました。(接戦になりましたが、レース振り返っていかがでしたか)最初スタート落ち着いていこうということで、良い出だしはできたんですけど、少し風もあって、変に落ち着いてしまったかなと。いつものポテンシャルを引き出せないまま500mぐらい漕いで、そのあとから良くなっていったんですけど、最後追いつかなかったというレース展開でした。最後詰められそうになったんですけど、出られていた分で詰めきれなくて、負けてしまって悔しい結果ですね。(改善していきたいところは)本番での勝負強さをつけていきたいです。4年生は今大会で引退されますね)この部活で一緒にやれたことを誇りに思います(笑)。(今後に向けて意気込みを)もう負けません!

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