10月4日・5日、新横浜スケートセンターにて第4回シーガルカップが行われた。大会2日目の5日、4級ノービスBクラス女子にスケート部フィギュア部門主将の栁澤薫(総4)が出場し、新プログラムを披露。この日は台風の影響で大雨であったが、訪れた多くの仲間たちが大声援を送っていた。
4級ノービスBクラス女子
・栁澤薫(総4) 24.05点 7位
秋の深まりとともに本格的に迎えたフィギュアスケートシーズン。後期最初の大会である今大会にて、栁澤は1番滑走で演技に臨んだ。今まで滑ってきた情熱的なプログラム『fire dance』とはうって変わり、『タイタニック』の音楽を組み込んだ優雅なプログラムを披露。2回転トーループの転倒やアクセルジャンプのステップアウトなど、ミスがあり得点に伸び悩む。しかし、これから練習や試合を重ねていけば、味わい深い極上のプログラムとなるであろうことを観る者に予感させた。4年生の栁澤にとって出場できる大会は残り4つと少ないが、まずは2週間後に控える東インカレでのリベンジに期待したい。そして最も大きな大会であるインカレ(1月)では、納得の演技で、持ち前の笑顔を満開に咲かせてほしい。
(文:窪山裕美子、写真:脇田直樹)
栁澤薫(総4)
(今大会への意気込みは)再来週に東インカレがあるので、それに向けて調整のために出場したので、新しいルールになってプログラムを変えて、どんな点が出るか試すという意味で出場した試合でした。(新プログラムについて)曲は『タイタニック』を選びました。いろいろな人にお世話になって自分はスケートをできていて、今年がシーズン最後になるので、いろいろな人が知っている曲で感謝の気持ちを込めて滑りたいと思って気持ちを込めて滑れるしっとりとした曲を選びました。(新プログラムの魅せ場はどこですか)後半『タイタニック』のテーマが流れるところで、前半は力強く、後半は優しく、気持ちを込めて滑れる構成になっています。(今日の演技を振り返って、技術面いかがでしたか)練習の半分以下で、全然本来の力を出せなかったのが悔しいです。試しの試合だったとしても、やるべきことは試合で出せるようにしなければならなかったので、あと2週間練習しっかりやっていきたいと思います。(表現面はいかがでしたか)知っている人とか、同じ先生に習っている子供たちとか、部員もそうなんですけど来てくれていて、観客に伝えられる演技がしたいなと思ってなるべく観客席を見て演技するようにしました。ただ今日は体の動きがすごく硬かったので、まだできるなと思います。(今後に向けて、改善していきたい点と目標をお願いします)このプログラムの完成度をもっと上げて、ここは絶対に外せないっていうアベレージを上げていくことが目標です。あと試合が4つしかないのでいろいろな人に感謝の気持ちを込めて全部滑りたいと思うので、練習から気持ち込めて滑りたいです。もっと頑張ります。
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