慶應スポーツ新聞会

【ソッカー男子】第16節 4試合勝ち無しも、守備に改善の兆し 国士大戦

前節、明大に完敗し3戦勝ちなしとなっている慶大。今節の相手は5位国士大、インカレを争うライバルとの直接対決。また、台風の影響で3日順延、ホームでの戦いとなった。試合は、前半と後半で全く違う試合展開となる。前半は膠着した展開となりスコアレス。しかし、後半は一転オープンな展開となり両チームが多くのチャンスを作った。70分に慶大が加瀬澤力(総2・清水東高)のループシュートで先制するも77分にコーナーキックから失点を喫し、1-1で試合終了。確実に勝ち点1を積み重ねた。

 

 

一時はリードを奪ったが…

一時はリードを奪ったが…

第88回関東大学サッカーリーグ戦 第16節

2014/10/8  15:00KO@慶應義塾大学体育会下田グラウンド

 

慶應義塾大学 1―1 国士舘大学

 

【得点者(アシスト者)】

慶大:70分 加瀬澤力(山浦新)

国士大:77 分  進藤誠司 (今瀬淳也)

 

◆慶大出場選手

GK
峯達也(政4・桐光学園高)
DF
増田湧介(環4・清水東高)
DF
望月大知(環2・静岡学園高)
DF
久保飛翔(環3・済美高)
DF
井上大(総2・國學院久我山高)
MF
川田悠介(環4・桐蔭学園高)
MF
浅間翔大(理4・暁星高)
MF
山浦新(総4・東京ヴェルディユース)
MF
加瀬澤力(総2・清水東高)→79分 手塚朋克(環1・静岡学園高)
FW
端山豪(総3・東京ヴェルディユース)→88分 黄将健(総3・近大付属高)
FW
宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)→86分 山本哲平(政2・國學院久我山高)
 

 

ボランチとして攻守に奮闘した山浦

ボランチとして攻守に奮闘した山浦

慶大は前節から増田湧介主将(環4・清水東高)が右サイドバック、端山豪(総3・東京ヴェルディユース)がツートップの一角にそれぞれポジションを移しこの一戦に臨んだ。前半は両チームが慎重に入り固い試合展開となった。お互いチャンスを作れずに迎えた25分。慶大は浅間翔大(理4・暁星高)のロングボールに反応した加瀬澤がディフェンスラインの裏に飛び出す。キーパーが出てきたため横パスを選択するも、戻ってきたディフェンスにクリアされた。すると35分に前半最大のピンチを迎える。増田のファールで与えたフリーキックを完璧に合わせられるも、ここは慶大の守護神峯達也(政4・桐光学園高)がファインセーブ。45分、山浦新(総4・東京ヴェルディユース)が中盤でボールを奪いカウンターか最後は加瀬澤がミドルシュートを放つもわずかにゴールの上に外れた。慶大が前半放ったシュートはこの1本。両チーム合わせて4本という膠着した展開のまま前半を終えた。

 

 

先制点となるループシュートを決めた加瀬澤

先制点となるループシュートを決めた加瀬澤

両チーム前半と同じメンバーで後半開始。慶大は今節、FWに入った端山が前線でためを作ることでチャンスを作り出していく。55分、前線でボールを受けた端山が自ら持ち込みミドルシュートを枠に飛ばす。すると59分、「相手の10番の裏のスペースを狙っていた」(増田)という増田が積極的なオーバーラップを見せると端山がピンポイントのパスを送る。増田がトラップした瞬間、たまらず相手がファール。慶大がPKを獲得した。このPKは増田が蹴るも相手キーパーのセーブにあう。得点にはつながらなかったものの前節のポジションを変えた2人のプレーがチームの士気を上げた。迎えた70分、ついに試合が動く。右サイドで山浦がボールを持つと横から走りこんだ加瀬澤にスルーパスを出すと加瀬澤が難しい体勢から左足でループシュートを決めた。先制に成功し逃げ切りたい慶大であったが77分にコーナーから失点。その後はカウンターの応酬になる。89分に途中出場の手塚朋克(環1・静岡学園高)のクロスに宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)が合わせるもわずかにゴール左。試合はこのまま終了し、勝ち点1を獲得した。

 

4戦勝ちなしとなってしまった慶大であるが、今節は慶大サッカーの代名詞である「ハードワーク」「気持ち」を見せ「いいゲーム」(須田監督)であった。しかし、勝ちきれないゲームが続いているのも事実だ。セットプレーからの失点が増えている一方、前期のような得点がほしい時間帯でのセットプレーからのゴールが奪えていない。ここには改善の余地を感じる。上位と下位と離れ、インカレ出場権争いは慶大、国士大、駒大の三つ巴の形相を帯びてきた。目標のインカレ出場に向けて1つずつ勝ち点を積み重ねていきたいところだ。

 

増田のPK失敗も痛かった

増田のPK失敗も痛かった

 

◆慶大の試合後のコメント

 

須田芳正監督

(今日の試合は)

いいゲームだったんじゃないかな。お互い力を発揮していいゲームでした。

(セットプレーは)

セットプレーからの失点はある程度仕方ないと考えて、セットプレーから得点しようと考えていたのでしょうがないかなと思います。それなので取れなかったのが反省点です。

(運動量がよかったと感じたが)

運動量はありましたね。特にここ2試合守備がよくなかったのでそこに力を入れていたのですが今日は気持ちが入っていてよかったと思います。

(次節に向けて)

3日しかないのでしっかりリフレッシュして臨みたいです。リーグ戦も第4コーナーを回ったところなのでみんなで戦っていきたいと思います。

 

 

増田湧介主将(環4・清水東高)

(今日の試合を振り返って)

勝ちきれなかったので悔しいです。

(延期の影響は)

自分たちのホームゲームになったのでそこは前向きにとらえて臨みました。

(久しぶりのサイドバックでの出場だったが)

相手の10が下がらないのでそこのスペースをつこうと話していたのでそこを狙っていました。

(次節に向けて)

ここ何試合か勝てない試合が続いているので次は勝ちきりたいです。

 

 

山浦新(総4・東京ヴェルディユース)

(今日の試合を振り返って)

勝ち点が並んだチーム同士ということで、こういう試合になることは予想していましたし絶対に勝たないといけない試合だったので、引き分けというのはすごい悔しいけど、相手も死ぬ気でやってくる中で負けなかったということに関しては、最低限の結果かなと思います。

(守備面を振り返って)

最初の部分ではセカンドボールを拾えていましたし、集中できていたと思うんですけど、後半の押し込まれた時間でCKに逃げてしまった部分があって、失点もそこから喫してしまっているので、相手に与えるCKの数を減らすように意識できればと思います。

(攻撃面を振り返って)

今日はFWの二枚にボールが収まるシーンも結構あって、いつもよりサポートもスムーズで攻撃できるシーンもあったんですけど、あとはシュートを打ち切るところだったりゴールを決め切るところだったり。普段から練習しているところではあるんですけど、突き詰めなければインカレ争いで苦しくなってくるかなと思います。

(次節に向けて)

次までの間が短いですし、相手も少しずつ調子を上げているチームだと思うんですけど、今まで通り自分たちがやってきたことを出せるようにしっかりと守備から入って、一点ゲームになると思うんですけど、そこで勝ち切って勢いをつけたいと思います。

 

久保飛翔(環3・済美高)

(今日の試合を振り返って)

絶対無失点で終わろうと思っていたんですけど、今までの試合のように今日もセットプレーで失点してしまいました。改善が見られないというのはチームとして問題なので、そこを次は本当に改善できるように頑張っていきたいと思います。

(後半は互いに激しいカウンターとなったが、前半との違いは)

後半になってから、かなり体がきつくなって走れなくなってきました。自分たちよりも国士舘の選手たちのほうが結構走れているなというイメージがあって、そういうところで差が出たのかなと思いました。

(1-1という結果について)

勝ち点1を取れたので、それは良かったなと思います。

(次節に向けて)

インカレ出場に向けて絶対勝ち点3が必要なので、次はしっかり取りたいと思います。

 

 

加瀬澤力(総2・清水東高)

(インカレ出場を争う国士大との一戦で勝ち点1という結果について)

悔しいの一言ですね。

(その理由は)

やはり勝てば順位が入れ替わったし、この一戦に懸ける思いが強かったので勝ち切れなかったことに満足出来ていないです。

(相手守備陣は高さがあり空中戦に強い人が多かったが、狙っていたことは)

一回目の競り合いで勝つのではなくて、セカンドボールをしっかり拾って自分たちがボールを持つ時間を長くしたかったのですが、出来ていたと思うんですけど結果につながらなかったということはまだ改善の余地があると思います。

(それに加えて裏を狙う動きも多かったが)

僕とか両サイドの選手は運動量を多くして裏に抜け出すことが大事だと思っていたので、その辺はかなり意識出来ていて良かったと思うんですけど、まだまだ出来るという自信があるので満足することなくひたむきにやりたいと思います。

(得点シーンでも狙い通りに裏に抜け出したプレーから生まれたが)

得点シーンは自分が何回もチャレンジしていたことだったので、そのうちの一本が入ったのは良かったですが、前半にもチャンスがあったのでそういうところで決め切れないのはまだまだ練習が足りてないと思ったので、もっと練習します。

(ここから2試合は下位校との対戦が続き、厳しい戦いが続くが)

相手が上位とか下位とかというのは自分たちにとってはどうでもいいことで、昨年あれだけ苦しい思いをしてきて、いつでも自分は精神的にはチャレンジャーとしてチャレンジしていかないとと思っているので、目の前の敵をとにかく倒すことだけ考えて練習して自分たちが成長するということを考えてやっていきたいと思います。

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