慶應スポーツ新聞会

【アメフト】ユニコーンズ、クラッシュボウル進出ならず

10月24日(日) 秋季リーグ戦第6節 慶大-法大 @アミノバイタルフィールド

 

ユニコーンズ、クラッシュボウル進出ならず

得点
慶大   明大
0 1Q 14
10 2Q 7
0 3Q 3
0 4Q 3
10 合計 27
 

  前節で日大に完敗を喫してから、一週間。この試合で勝たなければ、クラッシュボウル進出はなくなってしまうという大一番。前節の試合で怪我をしたここまで好調の徳島(政3)を欠くなど、苦しい慶大であったが、「我々の努力が足りていなかったの一言につきる」(芦名)という言葉が象徴するように、王者法大を相手に敗北。クラッシュボウル進出を逃した。

  試合は慶大のキックオフ、法大の攻撃でスタート。開始早々、法大はプレイアクションパスでからTD、オフェンス力を見せつけられる。対する慶大オフェンスは自陣16yからスタート。この日が初先発となったQB須藤(経3)、「いつもより気合いは入ってました」(須藤)というように、期待がかかる。慶大オフェンス最初のシリーズでは、とにかく細かく細かくランとパスをつないでいき、敵陣23yまで攻め入るも、ファーストダウンを奪えず、4thダウンギャンブルを選択、チャレンジに失敗しターンオーバーとなってしまう。その直後の法大オフェンス最初のプレーでロングパスを通され、敵陣19yまで攻め入り、その後数プレーで無難にTD。スコアを14-0と広げる。第2Qでは、なんとか逆転したい慶大だが、最初の攻撃シリーズでは、反則などが響き、またしてもファーストダウンを奪えない。パントで攻撃権が法大に移るものの、ここでは慶大ディフェンスが奮闘。法大がパントを選択し、そのリターンで、慶大の林(商3)がワンバウンドした球をキャッチし、そのまま敵陣19y地点まで持ち込むというビッグプレー。TDまで持ち込むことはできなかったが、坪井(政3)がFGで着実に得点、スコアを14-3とする。その後のディフェンスも、法大オフェンス相手に、芦名(商4)がQBサックなどを決めるも、法大を止めることはできず、さらにTDを許す。残り2分20秒から攻撃を開始した慶大オフェンスだが、QB須藤からWR河野(環4)や1年生WR吉田(法1)へのロングパスが通り、敵陣内へ攻め入る。タイムアウトのあと再び、QB須藤からWR吉田へのパスが投げられる。かなり難しいパスであったが、すごい体勢で吉田がエンドゾーン内でキャッチ、慶大待望のTDとなる。その後、前半終了となり、21-10で折り返す。

 

  後半は、慶大の攻撃でスタート。着実に前に進めるものの、あわやインターセプトというようなプレーも飛び出し、この後半最初のシリーズで再び4thダウンギャンブルにチャレンジし失敗、チャンスを失う。その後のディフェンスではLB中村(政4)のロスタックル、DL芦名のパスカットなどが飛び出し、法大オフェンスを抑えるも、結局FGを許してしまう。4Qでも、FGを一本許し、攻め手を欠いた慶應は、ボールを前に進めることができず、27-10で悔しい敗北となった。

  これで、芦名の率いるこのチームでクラッシュボウル、さらにはその先の甲子園ボウル、そして最終目標であるライスボウルといった大舞台への挑戦権を失ったこととなる。前節の完敗から見ても今日は法大相手に、あと一歩のところまで迫った感じはある。ただ、「積み上げてきのを詰め切ることができなかった」(芦名)というように、せっかく敵陣内に入り込んでも、簡単に3rdダウン、4thダウンと自らチャンスをつぶし、4thダウンギャンブルの失敗など、あと一歩、届かなかった。こういった最終的なところを詰めるのが今後の課題とも言えるだろう。ただ、一年のWR吉田の活躍など、確実に若い芽が育ってきているのも事実。来年はもっとオフェンスパターンを増やして対応していってほしい。リーグ戦優勝争いは法大と日大の最終節全勝対決に絞られた。慶大は最終節、国士舘大と対戦する。泣いても笑ってもこのチーム最後の試合、有終の美を飾ってほしい。

選手のコメント

芦名主将

日大戦に負けて、法政にも負けてっていうのは我々の努力が足りていなかったの一言につきると思います。(チームとしての出来は)今日の試合のあのプレーがこうだったとか、あれがダメだったということではなくてたも積み上げてきのを詰め切ることができなかったですね。それが日大とか法政とのビックゲームで露呈したなって感じです。(個人的な出来は)勝負はできないことはないと思っていたし、もちろん勝負もできたんですが、ただ法政がやったきたような僕のスタートを遅らせるようなダミーコールにひっかかたなというのが個人的な反省ですね。収穫としては後半アジャストしていいスタートがきれたなと思います。(試合後のチームミーティングでは)我々が取り組んできた10ヶ月と法政が取り組んできた10ヶ月の差がでて、法政が慶應よりよかった、法政は慶應よりもよかったところが多かったということだけですね。1プレー1プレーに一喜一憂するんではなくて、いままでの積み重ねが全部ここにでてるんだと言いました。(次は最終戦ですが)正直どういうモチベーションで臨んだらいいか全くわからないんですが、キャプテンとしてしっかり全力でプレーで、声でみせていこうかなって思ってます。

須藤

オフェンスとして、得失点などを考えずにただ法政に勝つということだけを目標にやってきたので、いつも通りのオフェンスをしようと、無理してではなく、いつもどおりのフットボールをしようということでやりました。(敗因は)リズムに乗れなかった。最初のオフェンスのドライブで結局TDがとれなくて、それに対して、相手が一本目をとって、そういう中で自分たちに流れを引き寄せられなかった、と思います。(今日は先発出場ということだったが)特に準備をするということはなく、いつも通りやってきました。ただ、いつもより気合いは入ってました。(クラッシュボウル進出はなくなってしまったが)国士舘戦はこのチームでやる最後の試合なので、この一年やってきた集大成を見せ、ただ勝つということだけに集中したいと思います。

 

By Masanosuke Kondo

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