【ラグビー】成長見せるも王者の壁厚く完敗/関東大学対抗戦 帝京大戦

試合後、健闘をたたえあう両校の選手ら

試合後、健闘をたたえあう両校の選手ら

 関東大学対抗戦最後の相手は王者帝京大。打倒帝京大を目標に掲げていたため気合が入る試合であったが、終始相手のプレッシャーに圧倒されてしまい8トライを奪われ完封負け。最終戦を白星で飾ることはできなかった。

 

関東大学対抗戦A vs帝京大

2014/11/30(日)12:00K.O.@秩父宮ラグビー場

 

得点

慶大

 

帝京大

前半

後半

 

前半

後半

T

G

PG

DG

小計

19

29

合計

48

 

ポジション

 

 

1.PR

青木周大(商4・慶應)

→18大塚健太(環3・國學院久我山)

2.HO

神谷哲平(総4・桐蔭学園)

→17佐藤耀(総3・本郷)

3.PR

出口桂(商3・明善)

→16堀切厚輝(環2・國學院久我山)

4.LO

小山田潤平(経4・慶應)

→19佐藤大樹(総1・桐蔭学園)

5.LO

白子雄太郎(商4・慶應)

 

6.FL

廣川翔也(環2・東福岡)

 

7.FL

木原健裕(総4・本郷)

 

8.No.8

森川翼(環4・桐蔭学園)

→20徳永将(商3・慶應)

9.SH

宮澤尚人(法4・慶應)

→21南篤志(総3・清真学園)

10.SO

矢川智基(環3・清真学園)

→23中村敬介(経3・慶應)

11.WTB

服部祐一郎(総4・國學院久我山)

→22田畑万併(環3・桐蔭学園)

12.CTB

石橋拓也(環4・小倉)

 

13.CTB

川原健太朗(環4・小倉)

 

14.WTB

金澤徹(商1・慶應)

 

15.FB

浦野龍基(政4・慶應志木)

 

 

急遽SOとして出場し躍動した中村敬

急遽SOとして出場し躍動した中村敬

慶大のキックオフで始まった前半。試合開始早々、マイボールのラインアウトを奪われゲインされると、見事にキックパスを通され先制点を許してしまう。9分にも追加点を奪われ0-14。慶大は帝京大のスピードの速さやタックルの強さに苦戦する時間が続く。それでも前半17分、慶大にもチャンスが訪れる。自陣でのモールから抜け出し敵陣へボールを運ぶものの、トライにはいたらず。さらに、マイボールのラインアウトから敵陣に攻め込むなど、王者に対し果敢にトライのチャンスを狙うものの、なかなか得点を得ることができない。そして、前半40分、相手のペナルティからPGを狙うが、チャンスをものにすることはできず、0-19で前半を折り返した。

 

LO小山田らFW陣は体を張り続けた

LO小山田らFW陣は体を張り続けた

後半、なんとか得点したい慶大だが、相手のセットプレーでの強さに太刀打ちすることができない。マイボールでのスクラムでは「いいスクラムが何本か出た」(FL木原)と健闘するシーンも見られたが、帝京大のプレッシャーに押されてしまう場面が重なる。粘りのディフェンスで相手の得点をおさえたいところであったが、0-29となった後半18分、マイボールのスクラムでプレッシャーを受けるとラックでターンオーバーされ、トライを許す。すると26分にもラックでターンオーバーされてトライの隙を与えてしまう。「ブレイクダウンでどうしても受け身になってしまうことの繰り返しだった」(CTB川原)。王者の壁を破ることができぬまま、39分にもトライを許してしまい、0-48と無得点のままノーサイド。悲願の「打倒帝京」はかなわなかった。

 

結果は完封負けとなったが、その中でも「BKラインのアタックとか相手のミスボールからのアタックは結構前に出られていました」(SH宮澤)と手ごたえを感じた部分もあった試合であった。「モールは押せていた」(宮澤)場面も何度か見受けられたが、決定力の高さで実力の差を見せ付けられた。関東大学対抗戦を終え、12月14日からは大学選手権となる。対抗戦を通して成長をみせた慶大。さらに課題を修正し、次なる戦いに向けて先を見据える慶大に望みをかけたい。

 

試合終盤ビッグゲインを見せた

試合終盤ビッグゲインを見せた

【ケイスポ的MOM】強敵相手にも攻守に力強さを発揮 CTB川原健太朗

たくましく縦への突破力を発揮するその存在感は、観客の目をひかずにはいられない。FWも経験したその体格で相手を圧倒する。対抗戦を通して全試合欠けることなく出場した川原健太朗。いまやチームにとって欠かすことのできない不動の存在だ。選手権でもこの安定したプレーを見せ付けてほしい。

 

(記事 室塚あす香)

 

 

 

コメント

和田康二監督
(今日の試合を振り返って)点差の通りの完敗ということだと思います。選手たちは最後の笛がなるまでそのスコアをなんとかしようと、ディフェンスに関してはこれ以上取られないようにということで、終了間際までファイトしてくれたので称えたいと思います。それを跳ね返した帝京大の強さを肌で感じたことが大学選手権に向けての収穫だと思います。昨年と同じ完封負けでしたが、選手のやれている感じ、内容は今年のほうが成長できていると思います。ここからどれだけ今日の試合を糧に成長できるのかなと思っています。(攻め込んだところでペナルティをしてしまった場面があったが)モールで取り切りたいのに取り切れないということは明大、早大戦からの反省なのでこれが今後の一番の課題だと思います。最後崩れてしまってスペースもなく、相手も必死に守るなかで最後の50cm、1mを越えることは難しいですし、二人以上でまとまってペナルティをせずにやっていかないといけない。またFWが手詰まっているならBKでアタックするための具体的なアイデアはこれからの課題にしたいと思います。(セットプレーについて)全体的にプレッシャーを受けてしまいました。後半のチャンスもプレッシャーからターンオーバーされてそのままトライされてしまったシーンもあったので、もう一回立て直していきたいと思います。(相手のSHの素早い球出しからの攻撃について)モールからクイックで球出しをされてしまってそのあとにFWが3人きてパスされるともう止められないので、ブレイクダウンでプレッシャーをかけて球出しを遅らせて相手をスローボールにさせてしっかりとディフェンスを続けるということを指示していました。

 

木原健裕主将

(試合を振り返って)帝京大は、強くて上手かったです。今日一つ収穫があったのは、今までの試合の中で一番強い帝京大ということで、リアクションの面で、タックルしたらすぐ起き上がってセットすることがよくできたところです。これからの大学選手権ではここからレベルを下げないで、練習から一つ一つ積み上げていこうと、メンバーと話しました。ここから一ヶ月、大学選手権を三試合行い、まだ僕たちは成長できると思っているので、決勝に向けてリベンジの気持ちを持って一日一日無駄なく過ごしたいと思っています。(もう少しで取れそうな場面で反則をしてしまうことが多かったが)明大、早大戦から、僕たちはここぞという時に取りきれないことが多かったのですが、帝京大相手に同じような反省が出てしまいました。セットプレーのスクラムのところで良いセットが出来ずに相手に乗っかってしまい、後ろの押しでそのまま返されてしまったところもありました。一つ一つの基礎スキル、ファンダメンタルのところ、またブレイクダウンで、外に振ったときにターンオーバーされてしまうこと、これらの部分をこの一ヶ月で詰めていかなければならないなと思いました。(スクラムの手応えは)押されたシーンが目立ってしまったのですが、僕たちの中では、いいスクラムが何本か出たと思っています。そのスクラムが毎回出せるように、セットアップのところから、毎回同じようにできるように詰めていきたいと思っています。(ブレイクダウンについては)帝京大が元気な時に、こちらも受けてしまって、ブレイクダウンをかけられない状態が続きました。後半になってくると、慣れてきて、練習通りにできるところも多かったです。帝京大には、2人目3人目というより、しっかりゲインしてきた1人目にブレイクダウンされることが多かったです。その際にタックラーがいかにファイトできるかが、今後鍵になってくると思います。

 

青木周大副将

(今日の試合を振り返って)点数も開いたし完敗でしたね。内容としては、やり合えた部分もあったんですけど、全体を通しては点数が全てだと思うので。相手が強かったですね。(自身のタックルについて)明治戦ぐらいからタックルがよくなってきて入れてはいるのですが、帝京でもそんなに当たり負ける感じはなかったです。もうちょっとタックルの回数とリアクションのスピードを上げられたらいいかなと思います。(スクラムでのプレッシャーはあったか)最初のスクラムではプレッシャーをかけられたと思うんですけど、試合通じては良い球をばっちり出せなかったので、自分の仕事がやりきれなかったかなという感じです。(今日のゲームプランは)とにかく最初にスコアをして、前半リードで折り返して、慶應らしく粘り勝とうとやっていたんですけど、思わぬ形で先制されてしまってペースを掴みきれずにずるずる80分引きずっちゃったかなという感じです。(前半の後半では慶應ペースですすめていたと感じたが)スロースタートというか、相手が疲れたころにどれだけ頑張れるかが自分たちのやりたいことというか。相手に走り勝つために練習をずっとやってきたので、それが出たところは結構良かったです。(対抗戦を終えて)昨年と比べたとしたら、チーム全体としては波は減ってきていると思うんですけど、強い相手に対して競り勝ってないので。筑波には勝ちましたけど、明治・早稲田・帝京と勝ちきれなかったところがまだ自分たちの弱さだと思うし、まだ自分たちがもう少し上手くなれるような伸びしろなのかなという風に思います。残り選手権入れて5試合、少しでも長くみんなでラグビーをやりたいです。(改めて大学選手権に向けて意気込みを)大学選手権の決勝まで先が見えているし、もちろん日本一になりたいという思いもあるんですけど、日本で一番長くラグビーをやったチームになりたいと思っていて。それがこのチームになれるようにチームの1ピースとして自分にできることをこれからもこつこつやってチームに貢献したいなと思います。

 

宮澤尚人副将

(まず早慶戦でのけがの状態は)目のところを打ってしまって、左右の焦点が合わなくなってしまいました。それがプレー切れた後もずっと残ってしまったので、ストップという判断になりました。(その後の回復は)後半始まってしばらくしたらだんだん戻ってきて、脳震盪にはなっていなかったので今週の練習は問題なくやっていました。(「打倒帝京」が目標だったが、今日の結果は)本当に完敗でした。10分行かないくらいでいきなり2トライ取られてしまって、さらに1点も取れませんでした。完敗でした。(FWがセットプレーで押されているなか、SHとしてどのように試合を立て直そうとしたか)なるべくマイボールの時間を増やそうとしました。ラインアウトは最初安定しなかったんですけど、途中から取れるようになったんでペナルティもらった時はタッチに出してラインアウトでモール、という形にしました。モールは押せていたんでしっかり押していこうと。スクラムは結構ターンオーバーもされたんで、なんとかNO8に出してもらうしかなかったです。あとはマイボールの時間を増やすために、キックを蹴るにしてもただ蹴るんじゃなくてハイパントとか再獲得の可能性のあるプレーをなるべくするように心がけました。(帝京に通用したところは)BKラインのアタックとか相手のミスボールからのアタックは結構前に出られていました。あとはそこのブレイクダウンをしっかり出して、どれだけマイボールを継続できるかというのが大事かなと思います。(大学選手権の3試合にむけて)今日の試合で課題も見えましたし感触をつかんだところもあるんで、あと2週間しっかりチームとして強くなります。大学選手権でも一戦一戦戦いながらどんどん成長して、今度こそ打倒帝京を果たせるように頑張ります。

 

神谷哲平

(試合を振り返って)スコアできなかったことと、HOとしてセットプレーの安定に努められなかったことが悔やまれる試合でした。(ラインアウトについて)最初サインミスやスローミスなどがあったときにうまく立て直せなかったことが安定させられなかった要因だと思います。(ディフェンス面について)一つ一つのタックルの局面で相手に食い込まれていることが多くてそれですごくゲインされちゃったので、一人一人がもっと前に出てクリーンにタックルできないとこれからの試合も苦しくなってくると思います。(対抗戦全試合を終えて)僕はスタメンになったのは今年が初でいろいろあったんですけど、早慶戦勝ちきれなかったこと、今日スコアできなかったことなど課題が多く残る対抗戦だったので、大学選手権に向けて2週間くらいしっかり修正していきたいです。(大学選手権に向けて)去年ベスト4という結果を残したのでそれを超えられるように一試合一試合HOとしてセットプレーの安定からチームを盛り上げていきたいと思います。

 

小山田潤平

(今日の試合を振り返って一言)今日の試合は一言でいうとやっぱり完敗だと思います。(ラインアウトについて)前回の明治戦でも実は一本目のラインアウトがミスだったので、今回の試合は一本目ミスしないように意識してやろうって言ったんですけど、一本目をミスしてしまって、ラインアウトでリズムを作っていくチームなのにそこでリズムに乗り切れなかったのが反省です。(対抗戦を全体的に振り返って)今まで一年間いろいろやってきたことが通用した部分とうまくいかなかった部分が多々あって、これからまた一週間空いて大学選手権に入るので、対抗戦で出た課題をしっかりと次につなげていければなと思います。(大学選手権に向けての意気込み)去年ベスト4にいって、去年以上はいきたいという気持ちがあるのでまずグループリーグを突破したいというのと、あとは12月でチームとしてもう一段階成長して強くなれるように頑張っていきたいです。

 

廣川翔也

(今日の試合を振り返って)強かったなという一言です。(帝京の印象は)やっぱり強いし上手いし穴がないと思いました。(慶大のFWの調子について)いいところもあったんですけど、やはり相手がそれを超えてくるので、上回られてしまいました。(積極的にタックルを狙っていたが)強いですし、タックルしようとしたらワンパスされてしまってなかなか上手くいかなかったこともあったんですけど、自分なりにできたことも少しあったかなと思います。(大学選手権に向けて一言)まず、出られるかわからないんですけど、グランドに帰って練習して、相手もまだ決まってないですが、出場が決まったらとにかく自分のやることは決まっているのでひたすらディフェンスとサポートを意識してやっていきたいです。

 

森川翼

(今日の試合を振り返って)帝京にどこまでやれるかというところでもちろん勝ちにはいったんですけど。結果はスコア的にも圧倒されてしまったのですが、自分たちも多少手ごたえはあったのでそこを次の選手権でも生かして生きたいなと。(帝京大の印象は)やっぱりアタックのスピードが他のチームや僕らのチームと全然違う。あとスピードがある中でも相手のFWのワンパスというかパスのチョイスもあって。本当に上手くて強いというか、攻め方ひとつにしても徹底されているなと思うチームでしたね。(セットプレーの出来は)コンタクトシチュエーションなんですけど、FWみんながたぶん感じていると思うんですけど、体は小さくても力だけでは負けないと感じました。あとはやっぱり反応スピードだったり、ワンパスするところだったり、そういうところで差が出ちゃったのかなという。スピードでは相手のほうがブレイクダウンでの速さが違うので、そこで先手を打たれてしまって、結局後手後手に回って、ターンオーバーされてトライされるってことが多かったと思うので。コンタクトシチュエーションでの強さでは手ごたえを感じたんですけど、反応スピードとかそういうところで、これからは先手先手にいきたいなと思ってます。(対抗戦を終えて)筑波は一応勝てましたし、自分たちは今日割と大敗しましたけど、弱くはないと思うので、やれるという可能性みたいなものを自分たちは感じているので、そこを大学選手権に向けてつめなおして課題を克服して臨みたいなと思っています。(改めて大学選手権に向けて)今戦っているチームの結果次第で戦う相手もぜんぜん違うと思うんですけど、相手云々というよりは、自分たちがどれだけやってきたことをできるか、セットプレーにしても、ディフェンスとか、タックルに関しても、どれだけ自分たちがこの一年間やってきたことを出せるかということが大事だと思うので、日吉に帰って練習するのもそうですけど、自分たちの形でいい試合ができれば結果はおのずと勝利に近づくと思うので、もう一回自分たちの強みで戦いたいなと思っています。

 

服部祐一郎

(今日の試合を振り返って)完敗の一言に尽きるんですけど、下を向いてる時間はないし、大学選手権がここから3連戦続くのでそこに向けて今日出た課題を練習から克服して行ければなと思います。(今日出た課題とは具体的にどのようなものか)帝京大のブレイクダウンの激しさだったり、FWの集散のところで、BKがもっとコントロール出来た部分があったと思うので、そこは今後に向けて修正していかなければいけないと思います。(ゲインをする場面が多かったが)ボールを持ったら前に出るというのは自分の持ち味なのでそこはトライまで持って行きたかったというのが正直なところですが、帝京大のプレッシャーが激しかったので今後はチームのトライに繋がるゲインをしていければなと思います。(大学選手権に向けて一言)ここからは一試合も落とせないので、勝ちにこだわって一つ一つ階段を登っていきたいです。

 

石橋拓也

(試合を振り返って一言)帝京大がすごく強かったという印象です。(パスが光っていたが)オフロードの部分でも、相手に食らいながら繋げたところが多かったです。そこは自分の持ち味だと思っているので、上手く出せたのはいい収穫だったと思っています。(ブレイクダウンについて)球出しが出せそうなところで、出せなかったことが今日の敗因だと思っています。ここがしっかりできればもう少しいい試合になったと思っています。(帝京大のブレイクダウンの印象は)働きかけがうまくて、個々も強いので制圧されてしまいました。(FWとBKの連携は)FWがやられてしまった時に、BKがうまくカバーできたと思っています。しかし、個々でやられることが多かったです。(どのようにカバーしたのか)BKは、内に寄ってしまったら、その後引くか寄るかしかできないのでそこの連携をとりながら、ラインブレイクされないようにすることを意識していました。(それはうまく働いたか)今日はBKの地帯でラインブレイクはそんなにされていないので、良くできたかなと思っています。(対抗戦の総括)惜しい試合が多かったです。昨年よりは良い結果だとは思いますが、詰めの甘さが目立ってしまったので、大学選手権までに修正したいです。(大学選手権の意気込みは)一戦一戦、みんなで協力しながら一生懸命戦いたいと思っています。(スパンが短いが)昨年も短い中で修正できていたので、今年も集中して取り組めばしっかり修正できると思っています。期間の短さについてはあまり心配していないです。(自身の目標は)僕が今日のように自分らしさを出せれば、自然とチームの勝ちにも貢献できると思っているので、自分らしさを出せるように頑張っていきたいと思っています。

 

川原健太朗
(今日の試合を振り返って)帝京大が強かったという一言です。(試合開始直後にトライを取られてしまった)帝京大だということで意識し過ぎてしまったからだと思います。(そこからどう修正したのか)自分たちのやってきたことをやろうということでそれを意識してやりました。(ディフェンスラインを突破されてしまう場面も)相手がスピードを持っているのでブレイクダウンでどうしても受け身になってしまうことの繰り返しだったので苦しいところで抜かれちゃったのかなと思います。(完封負けとなったが)これが僕らの実力だと思います。(大学選手権に向けて)まだまだ終わりじゃないので今日は反省して気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。

 

浦野龍基

(今日の試合を振り返って)縦のアタックでやられてしまい、やりたいことが出来なかったです。(2戦ぶりのスタメンになったが)早慶戦リザーブで悔しい思いをしたので、まずはスタメンで出れて良かったですが、チームを勝たせないと意味がないですね。(キックパスの処理について)裏は警戒していましたが、どうしても圧力が強くてそこまで手が回りませんでした。(自身のプレーを振り返って)アタック面ではある程度貢献できましたが、BK全体のコントロールも任されているので、もっとそこの部分で出来たことはあると思います。(大学選手権に向けて)帝京大、明大、早大と悔しい思いをしているので、まずはリーグ戦を突破してファイナルステージでその悔しさを晴らしたいですね。

 

中村敬介

(今日の試合を振り返って)今日は自分たちが一年、打倒帝京を掲げてやってきたので、集大成ではないですけど試合に向けての気持ちはみんなに入っていました。やっぱり王者帝京を喰ってやろうという気持ちで臨んで、スコアは離されてしまったんですが、シーズンが終わるわけではなくて、次につながる負けになったんじゃないかなと思います。(急遽出場ということになったが、役割ははっきりしていたのか)当初の予定では、後半から出てかき回すというか、ボールを動かして帝京のディフェンスの隙間を縫っていくようなプレーが出来ればなとは思っていました。でも、アクシデントで前半の最初の方から出場することになって、10番に入ったので、今日の目標というかこれだけはやろうと思ったのはやはりディフェンスでした。帝京は内側にどんどん来るので、僕は身体が小さいので低く入ろうという意識で臨みました。(大学選手権に向けての手応えや課題は)悲観はもちろんしていなくて、ここでズルズル落ち込んでいってしまうのがやはり一番いけないことだと思うので、切り替えはしっかりしないとと思います。個人としての課題はアタックを動かせなかったことで、チームとして出た課題はブレイクダウンの部分ですね。そこを修正して、多分このままだと対抗戦4位になるので、選手権では最初のボーナスポイントが無いので、どんどんアタックを指揮してトライを取っていかないとベスト4に残れないので、そこも意識しながら戦っていければなと思います。(最後に選手権への意気込みを)個人的にはもう一度、早稲田、明治、帝京と戦いたいので、そのためにチーム一丸となってやっていきたいと思います。

 

 

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