慶應スポーツ新聞会

【ソッカー男子】固く結ばれた日韓の絆! 慶應・延世サッカー定期戦 50周年記念日本大会

毎年場所を日本、韓国と交互に替えて行われている定期戦は、今年で50周年という節目を迎えた。(※)記念すべき大会はOB戦で幕を開け、その後に現役選手が登場。インカレ前の最後の実戦でもあった慶大は先制したものの、後半に追い付かれてドローという結果に。勝利を収めることはできなかったが、両校の歴史に新たな一ページを刻んだ。

※今年は51回目の定期戦となったが、50周年として日本でも記念大会と称された。



【慶應・延世サッカー定期戦のこれまで】

 

昭和13年、満州遠征の帰途、京城のソウル運動場でオール京城軍と一戦を交えたことから始まった。その26年後の昭和39年、7月に延世大学校が来日し、日吉陸上競技場で初めて対戦。同年8月にはソッカー部が戦後初の海外遠征として韓国を訪問し(日韓国交正常化の前年)、以来50回にわたって毎年開催されている。

 

第51回慶應・延世サッカー定期戦 50周年記念日本大会

 2014/12/6(土)@慶應義塾大学日吉陸上競技場

11:00 OB戦 、13:00 現役戦 、(※18:00 レセプション)

慶延両校のOBが集結した

慶延両校のOBが集結した

OB戦の後、現役戦も行われた

OB戦の後、現役戦も行われた

 

【現役戦】

 慶應義塾大学1-1延世大学校

【得点者(アシスト者)】

慶大:27分 久保飛翔(望月大知)

延大:74分 ユ・ジョンファン

◆慶大出場選手

GK峯達也(政4・桐光学園高)→68分増川翔太(商4・柏レイソルU-18)

   

DF溝渕雄志(環2・流通経済大学付属柏高)→68分保田隆介(法4・横浜F・マリノスユース)

 

DF宮地元貴(総2・東京ヴェルディユース)→68分並木凌介(総4・國學院久我山高)

 

DF望月大知(環2・静岡学園高)→68分山崎晋平(商3・清水東高)

     

DF久保飛翔(環3・済美高)→68分手塚朋克(環1・静岡学園高)

     

DF井上大(総2・國學院久我山高)→68分澤根祐(商4・清水東高)

     

MF浅間翔大(理4・暁星高)→68分小林剛(環4・鎌倉高)

     

MF山浦新(総4・東京ヴェルディユース)→68分飯高颯生(環3・大宮アルディージャユース)

 

MF川田悠介(環4・桐蔭学園高)→68分渡辺夏彦(総1・國學院久我山高)

   

MF端山豪(総3・東京ヴェルディユース)→68分田中健太(法1・横浜F・マリノスユース)

 

FW山本哲平(政2・國學院久我山高)→68分平戸奨眞(法4・暁星高)

   
 

 

握手を交わす両校の主将

握手を交わす両校の主将

「インカレに向けての最後のゲーム」(須田監督)となった慶大は、プレーオフの金沢星稜大戦から1人を変更。増田湧介主将(環4・清水東高)に代わって端山がスタメン入りを果たした。

欠場の増田に代わり端山がスタメン入りとなる

欠場の増田に代わり端山がスタメン入りとなる

身体能力で上回る延世大に対し、序盤は劣勢を強いられてしまう展開に。前線の山本が孤立気味になり、なかなか攻撃の形を作ることができない。だが、18分に初めて決定機を迎える。川田のパスに走り込んだ溝渕がクロスを上げると、ゴール前で待っていた端山がボレーシュート。枠を外れたものの、時間の経過とともに流れは徐々に慶大へ。すると26分、先制に成功する。敵陣中央でFKを獲得し、川田がふわりとしたボールをゴール前に放り込む。望月が頭でファーサイドに流すと、これに反応したのは久保。頼れるディフェンスリーダーの一発でリードを奪う。その後は両サイドが高い位置を取れるようになり、なおも攻め立てる慶大。32分には山本が宮地へとパスを送り、宮地はペナルティエリア内で左足を振り抜くが、得点には至らず。逆に前半終了間際には何度かピンチを招いたものの、峯の好守などでしのぎ、リードを保ったまま前半を折り返す。

 

先制点を決めた久保

先制点を決めた久保

迎えた後半は、慶大にいきなりチャンスが到来。中盤でボールを受けた山浦がドリブルで持ち運び、ミドルシュートを放つ。しかし、DFに当たって軌道が変わり、ポストにはじかれてしまった。絶好機を逃した後は一進一退の攻防へ。すると68分に、須田監督が大胆な策を敢行し、先発の11人全員が交代する。だが、75分にシュートのこぼれ球を押し込まれ、試合を振り出しに戻されてしまう。残り時間が少なくなる中、気を吐いたのは左の中盤に入った澤根だ。81分にFKからチャンスを演出し、続く86分には積極的にミドルシュートを放つなど、ゴールまであと一歩に迫る。しかし、勝ち越し点を奪うには至らず、1-1のままタイムアップの笛が鳴り響いた。

 

後半に全メンバーを交代

後半に全メンバーを交代

結果こそ引き分けに終わったものの、「良いゲームだったと思う」(須田監督)。多くの選手を出場させて「全員が戦力」(須田監督)であることを証明し、また内容面でたくさんの収穫を得たことは間違いなくプラス要素だ。インカレは負けたら終わりの一発勝負。大きな期待と覚悟を胸に、いざ運命の初戦に挑む。

※[次戦試合予定] 12月11日 第63回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ) 1回戦 VS福山大学 (13:30@Shonan BMW スタジアム平塚)

試合を通してよい交流の機会となった

試合を通してよい交流の機会となった

 

【OB戦】

慶應義塾大学1-4延世大学校

現役選手に負けない強さを見せた

現役選手に負けない強さを見せた

現役戦の一足前にキックオフ。華麗なテクニックや鮮やかなコンビネーションが随所に見られ、会場は大いに沸いた。

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【レセプション】

18:00 @三田キャンパス図書館旧館

試合後、三田キャンパスにてレセプションが行われた

試合後、三田キャンパスにてレセプションが行われた

 

そして、夜には三田キャンパス図書館旧館にて行われた。沢山のOBや関係者の方が集結し、互いの部歌を歌い合うなど交流を深めた。

ソッカー部部歌を斉唱

慶大ソッカー部部歌を斉唱

 

続いて、延世大学サッカー部部歌の斉唱

続いて、延世大学サッカー部部歌の斉唱

 

(記事 木下彰)

※定期戦後、ケイスポはレセプションの様子を取材させて頂きました。招待をしてくださった大山・飯沼マネージャーをはじめ、慶大ソッカ―部の関係者の皆様全てに、この場を借りて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。 (ケイスポソッカ―班一同)

 

 

◆慶大の試合後のコメント◆

須田芳正監督

(今日の試合を振り返って)良いゲームだったと思いますね。インカレに向けての最後のゲームだったので、特に守備のところを徹底してやろうということで。ボールホルダーには激しくプレスを掛けて、他の選手が正しいポジションを取ること、そして全体としてコンパクトになるということ。それらがうまくできていたと思います。(相手は身体能力の高い選手が多かったが)彼らは激しいし縦へのスピードが速いチームで、なかなかこういうチームはないと思うので、インカレに向けて良い経験ができたと思います。(途中で全選手が代わったことについて)全員が戦力なので、皆しっかり準備ができていたなと。良いゲームを最後まで継続できていたと思います。(インカレに向けて)一戦一戦戦うだけなので、謙虚に頑張っていきたいと思います

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