慶應スポーツ新聞会

【野球】大久保秀昭新監督 就任インタビュー

大久保監督2

来季の抱負”優勝”を、力強く書いていただいた

2015年シーズンから、大久保秀昭監督が慶大の指揮を執ることとなった。慶大在学時には主将としてリーグ戦春秋連覇を達成。社会人野球で華々しい活躍を見せたのち、アトランタ五輪では主力として銀メダル獲得に大きく貢献、プロ野球の世界も経験した。そして2006年からは社会人野球JX-ENEOSの監督を務め、史上最多タイとなる3度の都市対抗野球優勝を果たしている。そんな大久保監督に、ケイスポは今回就任にあたっての独占インタビューを行った。

 

―監督就任が決まった経緯からお聞かせください

経緯はあまり詳しく言えないところもあるのですが、前任の竹内さんが体調を崩されてというのが一番です。後任を探しているなかで候補にあたって、打診を受けて了承した形です。

―正式に決まった時の心境は

本当は竹内前監督が任期満了されてそのあとを引き継ぐのがいいですし、そのようなことを考えれば素直に喜ぶわけではありませんでした。気持ち的にはちょっと微妙ですよね。ただ引き受けた以上は責任を持ってきちんとやらなければいけないという思いは非常に強くあります。

―以前から慶大の監督をやってみたいという気持ちはありましたか

したいというとちょっと語弊があるのですが、何か手伝うことができればとは思っていました。ただプロアマの規定がずっとありましたので、それで中々難しかったりだとかしましたけども。でも社会人の監督になって選手採用の部分でずっと神宮には通っていましたし、どのような選手がいるかとかは見ていましたので、その部分ではチームへの思い入れを強く持っていたのは間違いないですね。

―すると打診を受けられたときは迷いなく答えられたのですか

いや、それは迷いますよ。金銭面も含めて、条件とかね。自分のチーム(社会人野球・JX-ENEOS)の引き継ぎもありますので、簡単に了承するわけにはいきませんでした。色々なものをクリアしてというところですかね。

―前任の竹内秀夫さんや江藤省三さんとお話しする機会はありましたか

江藤さんは今日の夜(取材日は12月17日)会う予定ですし、竹内前監督とは電話でのやり取りを何回かやっています。竹内さんの息子さんもエネオスの方で引き受けるというか採用しましたので、そのようなことを含めて話す機会はちょこちょこありましたね。

―久々に慶大のユニフォームに袖を通された感想は

まだ1回しか来てないですけど(笑)、そうですね、何以来かな…。オール早慶以来ですかね、社会人の時の。やっぱり見ても着ても格好いいなとは思いますよね。

―就任後、最初に選手達に話されたことは

一応僕の方針というか、全員が集まったなかで伝えたのは選手をリスペクトするということです。これは指導者としての信念のなかでリスペクトするというところと、あとは正々堂々戦うとか。あとはチームファーストという点でチームのためにという話と、エンジョイベースボール、そのエンジョイベースボールは思いやりの精神や気配りだとか、チームが同じ方向を向いていないといけないことや全員がベストを尽くすことを踏まえたうえの概念だと話をしました。

―今年のチームの戦いぶりはどのように映っていましたか

純粋に一つは選手の採用面でのチェックですよね。それは4年生だけではなく3年生も2年生も含めて、試合に出ている選手だけではなく例えばブルペンにいる選手からシートノックまで色々気を付けては見ていました。そのような意味では中々いい選手が揃っているなと率直に感じる部分はありましたし、当然(春に)優勝して秋も優勝争いに間違いなく食い込んでいましたから。純粋に感動もしたし、4年生が何人か抜けますけど劇的にチーム力が低下するわけではないと思っています。

―まだ就任されて時間は経っていませんが、育てがいがあると特に感じられた選手はいますか

育てがいがあるというか、まだまだ取り組まなければいけないことはたくさんあるのかなと感じるような選手は多いっちゃ多いですよね。まあキャッチャーの須藤(環2)なんかもそうですし、やっぱり野球の中ではバッテリーがどうしても重要になってくるんでその面ではバッテリーの整備・強化はずっとやり続けないといけない部分ですね。

―冬場は基礎面の強化に取り組みやすい時期のように思えますが

1月はテスト休みになっているじゃないですか。だから全体でやるということはないですし、各々でやるといっても基本は単位をしっかりとるという目的がこの期間はありますんでそっちに重点を置いてもらって。その代わり2月から、と言っても2月から基礎的なことをやっていたのじゃ間に合わないですよね。ですので平行して基礎的なことをしながら体力強化というか、技術力アップの両方をやらないと。2月に入ってすぐキャンプに入れるか入れないかのメンバーも決めたりしないといけないので実践的なことも必要ですし。3週目くらいには入れないといけないですから。もし30人とかある程度計画性を持っていればそのメンバーだけってできますけど、それ以外の人数が多いのでその子たちのことも考えながら運営しないといけないですし。

―社会人野球に比べて慶大野球部は非常に部員が多いですが、どのようにして1つの方向を向かせますか

これは今後僕がぶち当たる壁なのかなと…。メンバーだけみて戦うのが一番楽ですけど、ただそれだと色々な弊害が出てきます。勝てばいい、強ければいい、ただチームはバラバラですというのではどうなのかなと思います。全員が、というのが一番の理想ですけど、各々がどこまで入り込んでいけるかというのが大事です。僕は1対1で話をしながらなんとか全員と、時間は短いですが顔と名前とを把握して進めていこうとは思っているんですが、その中で僕のことを訴えようにも中々選手が揃わないので、みんなが揃った時に言うといっても土日くらいしかないです。本当は毎日ちょっとずつでも伝えたいことがあるのに、それがみんなに伝えられない、直接言えないもどかしかはあるのかなと。そこで200人をどうやっていくかは僕が課題としてやっていかなきゃいけないと考えています。

―先日行われた桐蔭横浜大戦の感想はどのようなものですか

本当は12月は試合をやるシーズンではないのかなとは思いますが、一応社会人のJR東日本さんとの試合を入れた(12月21日)というところで、いきなりその1試合だけだとケガにもつながってしまうので、実践的なことをしておきたいなという意図もありました。ただ練習よりは試合形式でやれたほうがいいのかなという点で試合を組んでもらいました。あとは選手を見たいっていう意図もあります。メンバーに入っている選手はある程度分かるんですけど、1.5軍から新しくメンバーに入ってきそうな子をちょっと見たいと考えていたんで、その意味では試合ができてよかったんじゃないかなと思いますね。

―桐蔭横浜大戦の翌日の新聞記事に、選手と個人面談を開始したという話が掲載されていたがどのような内容で行っていますか

(新)4年生はほぼ終わったのですが、最初は顔と名前を(新)4年生から一致させなければという思いです。さらに就職のことはどのように考えているのか、といったありきたりの内容ですね。

―その面接で印象に残った選手はいましたか

誰というのは言いづらいですが、将来的なビジョンを持ってそこに向かって今自分がやるべきこと・あるべき姿っていうのを持っている(新)4年生もいましたし。それは極端ですよね。まだ何も考えていません、あるいはこれから考えなきゃいけないと思いますとかっていう選手もいましたし。本当に人それぞれで面白いなと思いながら進めています。もう(新)3年生に入っているんですけどね。

―新主将の横尾選手とはどのような話をされましたか

横尾(総3)は本当に野球についてです。彼は基本的には野球を続けて上のレベルを目指してという話ですね。今後プレーするにあたってどのようなことをしていかなければならないか、あとはチームをどのようにしていくんだとか、という内容です。キャプテンが一番長かったかな。

―キャプテンとして横尾選手に期待していることはなんですか

本当のキャプテンシーやリーダーシップを彼がどれだけ持っているのかはまだこれからだと思うんですよね。ただ今までプレーヤーとしてそのような存在感を出していたんですけど、今度は引っ張っていくという点での存在感がどのようなものなのかは見ていかないといけないなと思います。ただ周りを見すぎて自分の成績が下がってしまうだとかというのは極力避けてほしいですよね。自分の良さを消さずになおかつチームが勝つというね。いいんですよ、4打数1安打でも試合を決めるね、ホームランじゃなくても打点でもあげてくれればそれでチームが勝ったのなら僕はそのほうが嬉しいですね。自分はホームラン2発3発打ってもチームが負けてしまったら僕はキャプテンとして悔しいですし。僕はキャプテンでしたからね。横尾にはそのような選手になってほしいなと。自分が打ったからよし、じゃなくてあくまでもチームの優勝のため勝利のためにと考えられるキャプテンであってほしいなと思いますね。

―大久保監督ご自身が主将をされていた時に心がけていたことはなんですか

当時は4年生のレギュラーがあまりいなかったんですよね。ベンチに入っていない4年生とどうやって関係を保っていくか、変な風にならないようにというのは気を付けましたね。

―主将の時に連覇されていますがやはり優勝は特別ですよね

いやあ、めちゃくちゃ嬉しかったですよね。本当に野球をやめてもいいと思ったくらい達成感はありました。良い点は学生スタッフを中心に本当に効率よく限られた時間のなかで練習を回せているなという点をすごく感じますね。課題としては、レギュラー組の練習を授業で抜けてしまうことがどうしても多いですし、その点ではもう少し練習時間を取れるといいなと。あとは下級生ですね。レギュラーの次に1年生、2年生も含めてですけどそこもしっかり強化しておかないといけないですが、その点が若干足りていないのかなと。特に1年生は手伝いが多くなってしまうから、いまのところは平等感を持たせてやりたいと思っています。(下級生が手伝いに回っていることで)うまく練習を回せているのも分かるんですが、もうちょっと先を見て。メンバー外の上級生がちょっと犠牲になってもメンバーの練習の時間が長くなって、下級生の練習量が増えて上級生の練習がちょっと減るくらいのイメージを持ってもいいのかなということは感じていますね。

―大久保監督が目指されているチーム像はやはり全員が関わっていけるチームですか

それが理想ですね。勝っても優勝の瞬間を見ていないとか、そうじゃなくて特に4年生がみんなで喜べるような。泣きました、じゃないけどそれくらいよかったと喜べるようなチームにはしたいですね。本当にこの野球部でやってよかったなと。それはメンバーじゃなくても、俺はあそこに立てなかったけども何かしらの形では戦力になったと感じられるようなチームにしたいなと思います。

野球の指導者としてだけでなく、教育者としての価値観も語っていただいた

野球の指導者としてだけでなく、教育者としての価値観も語っていただいた

―大学を卒業された後にチームと関わる機会はありましたか

1回、2・3年前ですかね、新世紀の会というOBが立ち上げている学生向けに様々なテーマを話す機会があります。僕はその時に社会人の現状はどのようなものかという話をしましたがそれくらいですかね。

―社会人ベストナインを4度獲得されている社会人野球時代を振り返るとどうですか

あの時は単純にオリンピックに出るという目標です。それと六大学でベストナインを取っていないんですけど、優勝チームのキャプテンでそこそこ成績があればだいたい票を入れてくれますが、結構やんちゃくれの、もしかしたら横尾風の選手だったかもしれないんで(笑)。まあ横尾は票を入れてもらっていますが、そういう意味ではあまり新聞記者の方に当時は好かれていなかったのかなという思いがありました。その後社会人に入って、たかが6分の1より社会人で200チームくらいありましたけど、200分の1のキャッチャーのほうがよっぽど価値があるし、取りたいと思ってそこは頑張りましたね。

大久保監督自身、横尾主将は自分と似たところがあると感じているのですか

僕が横尾と違うのは、もっと偉そうにしていたところかな。偉そうにしながらも結構言葉を発していましたね。試合中も元気よくって感じに。横尾も同じように振る舞ったほうがいいとは思っていませんけどね。

先ほど、慶大で優勝した達成感から燃え尽きた感覚もあったとおっしゃっていましたが、どのようにそこから社会人野球で活躍するまでに至ったのですか

春に優勝したときは日本石油に就職が決まっていましたから、監督に野球やめてもいいですかと本当に言ったんですよ。優勝してちょっとした後に。でもそこで、ちょっと我慢しろ、考え直せみたいに言われました。またすぐに秋が来るから、もやもやしながらも一応秋のリーグに臨みましたね。それでまた秋も優勝できて、その時にはやめるって気持ちはなくて吹っ切れていました。

そこから上のフィールドで野球を続けようと思ったのは、プロ野球やオリンピックへのモチベーションがかんしているのですか

それもありますけど大学4年の時にアマチュアオールスターってのがあって、ドジャースタジアムで試合をさせてもらったんです。そういうのもきっかけの一つになっていたのは間違いないですね。あとは彼女と別れたってのがあったかもしれないな(笑)。今思えば。見返してやるぞみたいな気持ちがありました(笑)。

日本代表として銀メダルを獲得したアトランタオリンピックについて、日の丸を背負ったプレッシャーなどはあったのですか

これはね、半端じゃない。どんなプレッシャーよりも、あの時のプレッシャーは大きかったです。今までで一番の重みみたいなものを感じましたね。

そのプレッシャーの中で主力として銀メダルを獲得されたのは、良い経験、思い出になったのでは

そうですね。僕よく言うんですけど、プロでは大したことないですけど、ここで負けたらオリンピック出られないとか、メダルを逃すとかそういういろんな試合を経験しているから、そのほかの普通の試合とかはなんともないわけじゃないですけどそのプレッシャーに比べれば、とは思いますね。それは僕の強みだと思っています。そういう経験の無いほかの選手は、ここで勝てば優勝という緊張する試合などではドキドキ感がすごいあると思うんです。でも僕はおかげさまでMAXな緊張感を経験しているので少々のことでは動じない、という思いはありますね。

アトランタオリンピックではのちにメジャーでもプレーする福留選手や井口選手とプレーされましたね

そのときは二人がメジャーに行くなんてことはわからなかったですけど、すごいいい選手だなとは思いましたよ。その中で自分が中心選手であったのは間違いなかったですから、彼らもちゃんとチームに入ってもらわないといけないと思って、学生や20歳前の選手でしたから、ちゃんとできていないところの目配りは彼らに対してやっていましたね。

来年度の4年生にはプロ志望の選手も複数いますが、プロ野球の世界を経験した大久保監督のなかで彼らに対する指導で変わってくること、教えておきたいことなどはありますか

それは僕がどうこうというのは特にないですね。江藤さんがプロ意識のことに関しては言っていると思うし、僕は彼らが疑問に思ったことに答えたり、取り組んでいることが違うなと感じたときにいいアドバイスができたらなと思いますけどね。

伸び伸びやらせようという感じですか

どちらかと言えばそうですね。ただ、彼らだけじゃないけど、今この慶應野球部でやってることがすべてだとは絶対思わないほうがいいというのは早めに分かってもらわないとだめですね。やっぱり大学の中だけの野球観ですから、もしかしたら他のところから見たら異質なところもあるかもしれないし、慶應がすべてですというように凝り固まると苦労するかもしれないなとも思いますからね。

選手として2度、監督として3度、都市対抗野球を制覇されましたが、優勝できるチームとはどんなチームですか

いつも選手に話してる僕の理想は、監督がいなくても勝てるチーム。それは最終的に、主導権を持っているのは監督なんですけど、選手が監督の考えていることを理解したうえでいろんなプレーをしていくという形です。要するに、サインにしても次はこれが出るだろうとか、先読みをするということですね。その意思疎通ができているといろんな流れがうまくいくと思います。たとえばキャッチャーにしても次はこのピッチャーが出てくるな、だからこの場面はフォアボールでもいいや、とか、このような攻め方をして次のピッチャーにつなげようとか、監督の考えていることは選手もだいたいわかってくれるというところを目指していて、それに近い形が連覇した時は作れたかなと思います。

大学野球の果たすべき役割はどのようにお考えですか

今は少子化問題で野球人口も減っているとかいう話もあって、実際に減っているかどうかはわからないですけど小学生の数は明らかに減っていると思います。高校野球はそれほど変わってないと思うんですけど。現状ではプロ野球と高校野球があって、その中間として社会人野球と大学野球があるわけです。大学野球は学生野球ですから、学生憲章に則ってというところで制約も多くあって難しいところもあります。ただ僕は大学野球の果たす役割というよりは、選手たちに、文武両道でやってもらいたいという思いが強いです。ほとんどの選手がここで野球を終えるわけじゃないですか。そこで次にどの企業へ行ってもトップになってほしいし、プロに行ってもトップになってほしい。それはプレーヤーだけじゃなく、たとえば球団に残ったとしても同じです。世の中の中心人物になっていくような人材をここで育てていきたいというのはありますし、慶應の選手はもともとグローバルな視野を持った人も多いですから、そういうところをより強く、目指すところは日本一ではなく世界一なんだということを発信していきたいなとは思います。

慶應スポーツのOB会にお越しいただいた際、野球の指導者だけでなく教育者として、世界に通用するグローバル人材を育成する、とおっしゃっていたのが印象に残っているのですが、具体的にはどういった教育を考えていらっしゃるのですか

この寮には当然新聞も置いてありますし、今は新聞だけじゃなくていろんなところから情報が入ってきますから、世界情勢はどうなっているんだと目を向けることによって、結局野球においても感じることとか考えることとかにつながってくると思うんです。具体的に世界を意識するためにこれを取り組みなさいというのはないんですけど、頭と目と、意識を常にグローバルな方向へアンテナを広く張れるようにして、大学野球という小さいところだけとならないようにしてほしいですね。

教育者としての面も増えたということで、社会人野球の監督を務められていた時と考えが変わったというところはあるのですか

いえ、社会人の時でも、世界を目指すんだ、世界を意識しろということは言ってましたから、そこはあまり変わっていないと思いますね。

慶應はスポーツ推薦がないことで有名だが、これについてはどう考えますか

まあしょうがないですよね。ただそのルールに従ってやっていくまでですし、希望して入ってきた部員と頑張ってやっていくしかないですからね。その中で、それでも慶應はなぜか強いやというのを出し続けていかなければならないと思います。あの時はたまたまいい選手がいたから勝てたということではなくて、誰?というような選手たちばかりでも勝っちゃったというようなところを目指していきたいです。

六大学野球で勝つためには何が最重要だとお考えですか

なんですかね。それはまだ勝ってからでないとわからないですね。

大久保監督が現役時代主将を務めていた時以来の連覇が期待されますね

プレッシャーはまるっきりなくて、大きな目標として全勝優勝しての連覇があって、あくまでもそこを求めながらやるつもりです。それでもそれを達成するにあたりどれだけチャレンジしたかというところのほうが、将来的には大きなウエイトを占めると思うので、結果的に連覇しました、記録を作りましたとなればいいと思っています。

六大学野球リーグのレベルはどのようにお考えですか

一時は東都のほうがいい選手が揃っているのかなと思う時代もありました。でも斎藤佑ちゃん(早大卒)以降は六大学に選手が集まりやすくなっているのかなと思います。それは早稲田には様々な入学方法があったり、立教も同じような形で選手をとるようになったりですとか、慶應もAOを導入したりして、六大学全体の枠が広がったことに加え、当然人気もありますから集まりやすくなったのだと思います。

人気という点では、OB会にお越しいただいたときに学生に球場に足を運んでほしいと話しておられましたが、そのために考えていることは

今、國富(総3)やマネージャーなどが中心となって学生同士でそういう話をしていて、学生たちに対するアプローチみたいなものを考えたりしているみたいです。監督としてはどこまで介入していいのかとかは、進んでいかないとなんともいえないという面がありますね。

やはり早慶戦のように多くの人が詰めかけた中で試合をするほうがやりがいがあると思いますか

そうですね、多くの人に応援してもらうと力以上のものが出ることが多いんですよね。だからなんとかしていきたいと思います。

戦術面に関して、来年はどのようなチームを作り上げていきたいですか

どうでしょう、総合力ですかね。バッティングだけとか、投手だけではなくて、本当に総合力で戦えるチームにしなければいけないと思っています。

大久保監督の描く理想の監督像とはなんですか

やっぱり勝つ確率の高い監督ですね。

今まで選手として指導してもらった中で印象に残っている指導者は

それはもちろん大学の時の前田祐吉さんですね。あの人から受けた影響というのは忘れられないし、最大の恩師であることは間違いないです。

―2015年シーズンの目標をお願いします

目標は、全勝優勝からの日本一。それにプラスして世界を見る、世界一を目指して戦いたいということはここ最近また強く思っています。

最後に、ファンへのメッセージをお願いします

来年の新チームは、横尾、谷田(商3)、山本泰(環3)といった中心選手や、投手陣も豊富にいますので面白い戦いができると思います。ですから、ぜひ神宮球場に見に来て、確かめに来て、応援してほしいと思います。

 

お忙しい中取材を受けていただき、ありがとうございました!

取材:菅谷滉、砂川昌輝

取材日:12月17日

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