【バレーボール】 上位チーム相手に健闘も敗戦 順大戦

今日の相手はリーグ戦3位と好調を維持する順大。高さを生かしたバレーが持ち味の相手に対し、粘りのバレーを見せるも敗戦。初勝利はまたもお預けとなった。   DSC_7520

 

 

 

 

 

5月16日(土)春季関東大学男子1部バレーボーリーグ 第8戦 慶大×順大 @日本体育大学 健志台米本記念体育館

得点
慶大 セット 順大
22 25
27 25
22 25
21 25
第1セット、上野素希(文3・甲陽学院高)のクイック、布川智規(商3・桐朋高)のスパイクなどで得点を重ねていく。だが中盤、13-12とリードした場面から4連続得点を奪われてしまう。その後黒田彪斗(環2・富山一高)のスパイクが連続して決まり、一時は追い付くも再び離され、22-25とセットを落とす。

クイックを打つ上野

クイックを打つ上野

 

第2セットも序盤から一進一退の攻防が続く。このセットは布川、尾木将(政2・修道高)がサービスエースを挙げるなどサーブが効果的に決まった。しかし、相手のサイドスパイカーに得点を重ねられ22-24と先にセットポイントを握られる。すぐさまタイムアウトを要求した慶大はここから息を吹き返した。上田悠貴(総4・生野高)のクイックなどで追い付くと最後は池田裕哉(環3・北嵯峨高)のスパイクで27-25とこのセットをものにする

 

第3セット、互いにミスが目立つ出だしから慶大は11-11の場面、黒田のサーブで流れを作り、8連続得点を奪う猛攻を見せる。ここで一気に畳み掛けたいところであったが、ミスもあり思うように得点できない。22-20の場面からまさかの5連続失点。最後2本は相手にブロックを決められるなど、悔しさの残るセットとなってしまった。

 

第4セット、序盤上田のクイックで着実に得点し9-6とリードする。だがミスを重ねてしまい12-14と逆転されてしまう。そこから点を取り合う展開に。何とか追い付きたい慶大は黒田にボールを集めるも、逆転とはいかず21-25。セットカウント1-3で敗れた。

プレーに活気が戻ってきた

プレーに活気が戻ってきた

 

敗戦の中にも光明はあった。「試合に気持ちの入った個々とチームを見ました」(宗雲監督)と振り返るように、選手たちがいきいきと自らの求められているプレーを行っているように感じた。開幕して8試合目となりチームとしての形は見えてきている。焦らず気負わず、勝利をつかみにいく。          (記事:岩井邦夫)

 

 

宗雲監督

(今日の試合を振り返って)今日はいい試合でしたね。初戦の東海大学戦以来、試合に気持ちの入った個々とチームを見ました。(いいサーブが入っていましたね)サーブは水物なのであんなに効果があることはめったにないけれども、しっかりサーブを打てたのは良かったと思います。(コンビ攻撃を多用していた)今日はミドルがすごく頑張っていたので、ミドルががんばる分サイドがゆるくなるので、尾木もよく考えていましたし、ミドルもよくリクエストしながら、いい攻撃をしていたと思います。(先週から準備した点は)特にないのですが、最近負けだすとチームの一体感がなくなるのでそこは求めました。(明日の明治戦に向けて)今日みたいなゲームの入り方をしてもらって、ぜひ一勝してもらいたいですね。

黒田選手

(今日の試合を振り返って)自分達のバレーは結構出来てたと思うんですけど、勝負どころのスパイクとか、ここを決めて相手の流れを切りたいなってときのプレーがちょっとまだ甘かったかなと。それで勝ち負けが決まったかなって感じがしました。(2セット目の勝因は)そうですね、今日はみんなサーブが攻めれてたので、それが大きかったと思います。(ご自身の今日の調子は)50点くらいですかね。今日はあまり良くなかったと思います。(3セット目に連続ポイントを取る場面がありましたが、何かアドバイス等はありましたか)ベンチから結構「彪斗、大丈夫だから攻めろ」と言う声が聞こえてしっかり落ち着いて打つことができたかなと。なので、打ちやすい状況をつくってくれた人達に感謝しています。(明日の明治戦にむけて)負けが続いてて、もうそろそろ勝ちたいので明日は勝ちにいきます。

 

サイド 黒田 彪斗(環2・富山一高)
セッター 尾木 将(政2・修道高)
センター 上田 悠貴(総4・生野高)
サイド 池田 裕哉(環3・北嵯峨高)
サイド 布川 智規(商3・桐朋高)
センター 上野 素希(文3・甲陽学院高)
リベロ 野瀬 将平(環4・東福岡高)
途中出場 吉田 純(環4・東亜学園高)
林 智之(商4・高知学芸高)
佐藤 凛太郎(環4・東北高)
清水 拓朗(環3・弥栄高)
立木 智大(政2・慶應志木高)
 

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