【ラクロス(女子)】日本一奪回へ!攻守かみ合い開幕勝利 / 関東学生リーグ 日本女子体育大戦 

1得点目を決めた武山(#18)

1得点目を決めた武山(#18)

日本一奪回へ、慶大女子ラクロス部の戦いが始まった。リーグ初戦となった日女体大戦、武山沙妃(商4)が先制点を挙げる。その後追加点を挙げるものの、前半の終盤は攻め込まれる時間が多く、苦しい展開に。それでも後半直後に坂本麻衣子(法4)の連続得点で再び流れを引き寄せると、浅野玲子(環3)の連続得点で引き離し、7-2で勝利。幸先の良いスタートを切った。

 

 

第23回関東学生リーグ女子 Bブロック

8/16(日) 18:40ドロー @大井ふ頭中央海浜公園第二球技場

 

  前半 後半 合計
慶大 3 4 7
日女体大 1 1 2
 

スタメン

ポジション 背番号 名前 学部・学年 出身高 得点
G 21 高橋未帆 経4 慶應湘南藤沢 0
DF ④ 坂本佳子 政4 都立戸山 0
DF 16 伊藤美里奈 総4 富士見丘 0
DF 20 岩波友香 法3 慶應女子 0
MD 30 松本彩花 経3 慶應女子 0
MD 44 渡邉ひかり 法3 慶應女子 0
MD 11 竹村薫 環2 桐蔭学園 1
MD 54 浅野玲子 環3 国際基督教大付 2
MD 96 白子未祐 文2 慶應女子 0
AT 1 早乙女華子 経3 慶應女子 0
AT 18 武山沙妃 経4 慶應女子 1
AT 57 坂本麻衣子 法4 東京女学館 2
 

 

昨年、決勝で明大に敗れ関東学生リーグ三連覇を逃した慶大。その雪辱を晴らす2015年のシーズンがいよいよ開幕した。その初戦は日本女子体育大。決戦の舞台となった大井第二球技場には応援指導部も駆けつけ、熱気に覆われた。

前半、最初のドローを奪われるものの、伊藤美里奈(総4)のターンオーバーから3分、慶大がファーストシュート。序盤は落ち着いた、慎重な攻めが見られたが、5分相手の反則からフリーシュートのチャンスを得る。これを武山が「気持ちで」振りぬいたシュートがゴールに吸い込まれ、先制に成功する。8分には竹村薫(環2)が左サイドから攻めあがって得点を決め、2-0と突き放す。さらに出原佳代子(経2)の公式戦初ゴールが飛び出し3-0とし、このまま慶大がペースを握るかと思われた。前半15分以降は相手のミスがありながらも、なかなかゴール付近で前を向けない。すると徐々に相手に流れが傾き始める。21分に失点後も、自陣でプレーする時間帯が長く続くが、ゴーリー高橋未帆(経4)を中心として何とか1失点にとどめ、3-1で前半を終える。

ファインセーブが目立った高橋

ファインセーブが目立った高橋

「流れを作っていこう」(坂本麻)と後半初め、坂本麻が続けざまに2得点し、5-2と突き放す。後半中盤以降は相手ゴーリーのファインセーブなどで、攻撃の芽をつぶされてしまう場面が見られたが、逆に慶大は守備がはまるようになり、高橋のチームを鼓舞するようなファインセーブも飛び出す。結局1点を失うが、後半13分に右サイドから浅野が6点目、さらに試合終了間際にも浅野が7得点目を決め7-2で試合を終了。開幕戦を勝利で飾った。

 

終盤得点を重ねた浅野(#54)

終盤得点を重ねた浅野(#54)

「一人ひとり勝負できたから勝てた」(坂本佳)と語るように、固さが表れがちな開幕戦ながらも7-2と5点の差をつけることができたことは大きかった。最終ラインから上手く前線までビルドアップする場面も見られ、いい形の攻撃も見られた。しかし前後半通して「グランドボールを取られることが多かった」(坂本佳)。前半は全くドローからのグランドボールを取ることができず、円滑に攻撃へと向かうことができず、「二桁得点できなかった」(武山)と悔しさも残る内容だった。また福井爽香(商4)、鈴木智子(政4)を欠いたことにより、攻撃の軸を失っていたことは否めなかった。次戦の立大戦は六大学対抗戦や練習試合を含め、今年一度も勝利を出来ていない強敵。グループリーグ1位突破のためにチーム一丸となり、勝利を目指す。

(記事:荒川智史 写真:後藤理央・江島健生)

次戦 8月23日(日)vs立教大学 15:40~ドロー @アミノバイタルフィールド

 

☆関東学生リーグ Bブロック 星取表・日程表

  慶應義塾 立教 東海 法政 明治学院 日本女子体育 勝ち点 得失点差
慶應義塾 × 8/23 9/1 9/26 10/11 ○7-2 3 5
立教 8/23 × ○12-6 9/8 9/19 10/4 3 6
東海 9/1 ●6-12 × 10/3 8/25 9/21 0 -6
法政 9/26 9/8 10/3 × ○8-5 8/29 3 3
明治学院 10/11 9/19 8/25 ●5-8 × 9/5 0 -3
日本女子体育 ●2-7 10/4 9/21 8/29 9/5 × 0 -5
 

以下、選手コメント

 

坂本佳子(政4=都立戸山)主将

(今日の試合を振り返って)今日は本当に一人ひとりがしっかりと勝負をしたからこそ勝てた試合だと思っています。(就活とかあって大変だったか)私は2日あたりから練習に復帰して、1週間もしないうちに半分以上復帰しましたね。(今日の反省点とは)グランドボールを取られることが多くて、寄れてはいるのですが取りきれてないのと、クリアでのミスが反省点です。(次の立大戦がグループリーグの山場になるが)練習試合とかをやっても本当に宿敵だと感じていて、意識する部分はありますが今までやってきたことを生かして勝ちたいです。

坂本麻衣子(法4=東京女学館)

(今日の試合を振り返って)走り勝てたなと感じています。相手は割と足がつっていたりしたのですが、自分たちは足がつったりすることはなく、執念で気持ちで勝てたと思います。ちゃんと準備がうまくいっていたのでみんな走ることができていたのかなと思います。(開幕戦ということでしたが)緊張しました。目の前の相手に勝つということをたぶんみんなが目指すことができていたように思います。(ご自身2得点の活躍でしたが)前半は何もできなくて終わってしまったのでそれを反省していて、後半の最初できちんと流れを作っていこうという風に考えていたのでそれがちゃんとできてよかったです。(来週の立大戦に向けて)今シーズンに入ってから立教にまだ練習試合でも公式戦でも一度も勝てていないのですごく強敵ですが、今日みたいに走り負けしないように気持ちでも勝っていってみんな一丸となっていけたらなと思います。

武山沙妃(商4=慶應女子)

(開幕戦を迎えました)去年は私は開幕の1週間前にけがで手術をしていたので、リーグ戦は2年ぶりだったので、久しぶりのリーグ戦で楽しみたいという気持ちと、試合に出られるようになったという環境に感謝して頑張りたいなという気持ちでした。(慶大のオープニングゴールとなる得点を決めました)どちらかというと今まで私は気持ちで最後まで頑張らなくてはいけないところで頑張れなかったんですけど、絶対決めようと思って思いっきりシュートしたのがゴールになったので、やっぱり最後は気持ちなんだなというのが改めて分かったゴールでした(今日の7-2というスコアについてはどうお考えですか)昨日おとといとあった他大学の開幕戦を見ても拮抗したりレベルの違いが点差に表れなかったりという厳しい試合が多かったので、7-2と点差がつけられたのは良かったなと思ったんですけど、やっぱり慶大のラクロスは二桁得点を目指しているので、悔しい気持ちもあります。(次の立大戦は1位突破のためには最大のライバルとなります)しっかり自分自身が得点を決めることと、立大戦と東海戦は気持ちの部分で負けないで最後の最後まで目の前の敵に勝つことを意識することと、チームが悪い状況になってもチームを鼓舞して前へ押上げられるようなプレーをしたいと思います。

 

浅野玲子(環3=国際基督教大付)

(リーグ戦の開幕戦だったが)初戦は4年生が就活だったために3年の幹部が仕切って目標としている優勝に向けて戦ってきた試合なので、結果としては凄く嬉しく思っています。(後半2ゴールを決め大活躍だった)私自身去年からリーグ戦に出させてもらっているんですけど、今回が初めてのリーグ戦でのゴールだったので嬉しく思ったのはそうなんですが、その他のグラウンドボールのシーンで取り切れないボールがあったので次戦からはしっかり付いていきたいです。(来週の立教戦に向けて意気込みを)今日よりも間違いなく厳しい試合にはなってくるとは思うんですけど、大切な3箇条はしっかり走ること、ボールを追いかけること、ボールにかかることだと思っているので相手に走り負けないように必死に頑張っていきたいなと思います。