慶應スポーツ新聞会

【水泳(競泳)】インカレ前哨戦は男子1部6位、女子1部8位/ 関東学生選手権水泳競技大会

声援を送る選手たち

声援を送る選手たち

9月の初めに行われるインカレの前哨戦として結果を残したい水泳部競泳部門は、ユニバーシアード200mバタフライで銅メダルを獲得した梅本雅之(経4)が同種目で大会新記録で優勝。梅本や伊藤彰汰(経3)、木村匠吾(商4)を中心に得点を重ねた男子は1部6位。女子は苦戦を強いられたが、福島多佳子(環3)が800m自由形で優勝を収めるなど記録を残し、何とか1部8位という結果に終わった。

 

2015年8月1-3日

第88回関東学生選手権水泳競技大会

@横浜国際プール

 

※取材、レポートは大会最終日の8月3日のものです。

 

大会初日に400mフリーリレー、50m自由形で伊藤(彰)が優勝、200mバタフライで梅本が大会新記録で優勝するなど得点を重ねたが、大会2日目では梅本が100mバタフライで優勝した以外は思うように得点を伸ばせなかった慶大。女子部門も福島が長距離で優勝した以外は苦しみ、1部6位の目標へ最終日での奮起に期待がかかっていた。

 

最終日、400m個人メドレー女子では鹿糠志帆(総4)が決勝進出。決勝では最初のバタフライで出遅れると、その後背泳ぎで1人をかわし、自分の泳ぎを見せるが8位でフィニッシュする。

100m自由形では予選を1位で通過した木村匠吾(商4)が満を持して登場。24.22のトップで折り返すとそのまま勢いが衰えず、ぐんぐん加速。50.91で見事優勝を飾った

100m自由形で優勝した木村

100m自由形で優勝した木村

100m背泳ぎ女子には鍵矢遥菜(総4)が予選4位で突破し、第7レーンで出場。30.45の好ラップで50mをトップで折り返すも、終盤失速。それでも粘りの泳ぎで4位入賞を果たした。

100m背泳ぎで4位に入った鍵矢

100m背泳ぎで4位に入った鍵矢

100m背泳ぎ男子、予選5位で突破した夏目大志(経1)、同7位突破のクラウス舞恵瑠(理4)が登場。夏目が5位、クラウスが8位入賞を飾った

200m平泳ぎ女子、高崎有紀(総1)が予選8位で通過し、決勝の舞台へ。前日の100m決勝と同じく堂々とした泳ぎで8位入賞を果たした

大会を締めくくる800mフリーリレー女子。第1泳者の福島が4位で山部理紗(商4)へバトンタッチ。しかし実力差を見せられ、最後方へ。それでも最終泳者の小松えり(政2)が序盤から飛ばし立大を抜き去り、7位でフィニッシュした。

800mフリーリレーに向かう選手たち

800mフリーリレーに向かう選手たち

800mフリーリレー男子、第1泳者の梅本は本職ではない自由形ながらも快調に飛ばし、序盤100mでは1位につける。後半やや苦しんだが、それでも4位で第2泳者100m自由形を制した木村へとバトンタッチ。木村も攻めの泳ぎで序盤から抜きにかかり、トップとわずか1秒86差の3位で第3泳者の主将・慶長泰周(理4)へと繋ぐ。慶長は150mまでは順位をキープするも、周りの実力校の選手に振り切られ、7位で最終泳者・大場優輝(経4)へ。大観衆の中、大場も序盤こそ5位まで順位を挙げるが、最後の50mで力及ばず、結局7位でレースを終えた。

4年生は就職活動などが大会と重なり、万全の体調で臨むことができなかったのが悔やまれるが、「最低限のことはできた」(梅本)と下ばかり向かず、9月に行われる今シーズン最後の大会、インカレへと突き進む。

 

試合結果

大会初日

☆50m自由形女子

鍵矢遥菜 27.43

村上理沙 28.27 best!!

渡辺真希 28.04

 

☆50m自由形男子

伊藤彰汰 23.39 予選1位 決勝進出→23.33 優勝!

塩川拓 24.15 予選8位 決勝進出→23.88 第7位

椋代玲央 24.75

 

☆400m自由形女子

福島多佳子 4:22.83 予選3位 決勝進出→4:21.12 第3位!

小松えり 4:27.86 予選8位 決勝進出→4:26.07 best!! 第7位

 

☆400m自由形男子

小城力人 4:08.12

 

☆200mバタフライ男子

梅本雅之 1:57.30 予選1位 決勝進出→1:56.17 優勝!大会新記録!!

井坂有佑 2:06.93

渡邊充 2:21.76

 

☆200m背泳ぎ女子

根岸真那 2:22.82

 

☆200m背泳ぎ男子

野崎雄大 2:06.26 best!!予選3位 決勝進出→2:07.78 第7位

井尻雄大 2:27.93

夏目大志 2:08.53 best!!

 

☆100m平泳ぎ女子

高崎有紀 1:11.28 予選5位 決勝進出→1:10.98 第4位

 

☆100m平泳ぎ男子

慶長泰周 1:03.91 予選9位 決勝進出→1:04.12 第9位

渡辺健吾 1:03.61 予選8位 決勝進出→1:03.34 第5位

長澤圭恭 1:04.05

 

☆400m女子フリーリレー 決勝

福島 渡辺 小松 根岸

(59.68/1:01.09/59.95/58.68)

3:59.40 第9位

 

☆400m男子フリーリレー 決勝

伊藤彰汰 木村 梅本 塩川

(52.56/50.61/51.17/52.00)

3:26.34 優勝!

 

大会2日目

☆200m 自由形女子

山部理紗 2:13.13

小松えり 2:07.61

 

☆200m 自由形男子

角山裕秋 2:18.17

伊藤太郎 2:12.88

岡安弘暉 2:08.02

 

☆100m バタフライ女子

天田あすか 1:04.54

 

☆100m バタフライ男子

梅本雅之 52.82 予選1位 決勝進出→52.45 優勝!

井坂有佑 56.67

渡邊充 1:01.72

 

☆200m個人メドレー女子

天田あすか 2:24.81

鹿糠志帆 2:24.23

 

☆200m個人メドレー男子

大場優輝 2:06.43 Best!! 予選9位 決勝

クラウス舞恵瑠 2:07.25 Best!!

高橋直人 2:31.65

 

☆800m自由形 女子

福島多佳子 8:56.05 Best!! 優勝!!

 

☆1500m自由形 男子

小城力人 16.33.88

 

☆400m女子メドレーリレー 決勝

鍵矢 高崎 小松 根岸

(1:04.02/1:10.58/1:05.31/58.67)

4:18.58 第8位

 

☆400m男子メドレーリレー 決勝

夏目 慶長 梅本 木村

(58.08/1:03.63/52.25/50.34)

3:44.30 第3位

 

大会3日目

☆400m個人メドレー 女子

鹿糠志帆 5:02.44 予選7位 決勝進出→ 5:03.94 第8位

 

☆400m個人メドレー 男子

高橋直人 5:26.94 best!

 

☆100m 自由形 女子

村上理沙 1:01.92 best!

渡辺真希 1:01.83

山部理紗 1:01.01

 

☆100m 自由形 男子

木村匠吾 51.36 予選1位 決勝進出→50.91 優勝!

伊藤彰汰 52:41

塩川拓  52:77

 

☆100m 背泳ぎ 女子

鍵矢遥菜 1:03.85 予選4位 決勝進出→1:03.78 第4位

根岸真那 1:06.51

 

☆100m 背泳ぎ 男子

クラウス舞恵瑠 58.46 best! 予選7位 決勝進出→58.40 best! 第8位

井尻雄大 1:05.96

夏目大志 58.24 予選5位 決勝進出→57.73 best! 第5位

 

☆200m 平泳ぎ 女子

高崎有紀 2:36.55 予選8位 決勝進出→2:36.46 第9位

 

☆200m 平泳ぎ 男子

慶長泰周 2:20.48

長澤圭恭 2:18.91

石川圭佑 2:21.12

 

☆800mフリーリレー女子 決勝

福島 山部 天田 小松

(2:05.27/2:09.98/2:09.64/2:07.37)

8:32.26

第7位

 

☆800mフリーリレー 男子 決勝

梅本 木村 慶長 大場

(1:54.11/1:51.75/1:56.65/1:55.56)

7:38.07

第7位

 

総合結果

女子1部

1位日本女子体育

2位筑波

3位東海

4位早稲田

5位専修

6位国士舘

7位立教

8位慶應義塾 30.5点

9位順天堂

 

 

男子1

1位国士舘

2位神奈川

3位山梨学院

4位順天堂

5位東海

6位慶應義塾66点

7位桐蔭横浜

8位拓殖

9位国際武道

(記事:荒川智史 写真:山田万里子)

 

以下コメント

 

梅本雅之(経4=慶應義塾)

(チームは6位という成績でした)総順位的には良くはないんですけど、4年生が就活だったり水泳以外の要因があったりして、その中では個人個人ではやることはやって最低限のことはできたかなという感想です。(慶大のエースとして出場されたと思いますが、どのような意気込みで出場されましたか)ユニバーシアードでも世界と戦えることを証明できたので、今回は個人ではしっかり優勝を取ってくることと内容的にも大会新記録は更新しようと思っていたのでそれは達成できてよかったです。200mバタフライでは大会新を達成しました)予選終わった段階で大会新は出るなと思っていたんですけど、タイムは思ったよりもすごい良かったので、とても満足しています。(メドレーリレーでは3位でした)メドレーリレーに関してはもう少しいい順位を狙っていたので、メンバーの変更とかもあったりして難しい部分もあったのですが、もう少し頑張れたらなと思いました。(ユニバーシアードでの感想はいかがですか)世界の人たちはいろんなレースパターンを持っていたんですが、僕もまだまだやれるというのも実感しましたし、課題や泳いだことで得られた緊張感というのは勉強になりましたし、来年のオリンピックへ繋がるなと思いました。(今後について)9月のインカレは学生としても最後の大会になるので、今まで2・3位だった順位を優勝まで持って行って、チームとしてもシード権を得られるように頑張ります。

 

木村匠吾(商4=慶應義塾)

(100m自由形での優勝おめでとうございます)梅本君がバタフライのエースとして、点を稼いでくれていたので、僕が自由形のエースとして関東では負けている場合ではないという気持ちがあったので、負けるつもりはなかったですし、欲を言えば大会記録を狙っていたんですけど50秒台を出せましたし、インカレまでの1か月しっかり練習していきたいと思います。(リレーに関してはいかがですか)初日のフリーリレーに関しては1人0.5秒ずつ挙げていければインカレの決勝でも戦えると思うので、4人でしっかり高めあって頑張っていきたいと思います。メドレーリレーに関しては今日背泳ぎで泳いでくれた夏目君がいいタイムで泳いでいたので、副将の渡辺君が調整がうまくいけば決勝を狙えると思うので、頑張っていきたいと思います。800のリレーでも慶應記録は確実に狙っていきたいと思います。(1部6位という結果については)1部3位を狙えるという話もあったので、そこを狙っていきたかったんですけど、4年生の就活だったり、ベストを出せれば決勝に残ったりできた選手もいたので、そこは慶應の甘さだなと感じています。残りの1か月練習の雰囲気から変えていかないとなと感じています。(インカレへ向けて)4年生として個人としてはA決勝に残ることを目指して、チームに感謝の形をしっかりと示せればなと思います。

 

鍵矢遥菜(総4=小田原)

(どのような目標を持って臨みましたか)私たち女子は1部総合6位を目指して挑んだんですけれど、結果の目標を達成できなかったのは悔しいです。私が4年間やってきた関カレでチーム一丸となって完全燃焼できた試合ではなかったかなと思います。(1部8位という結果については)後輩たちは自分たちのために得点を取ってきてくれたんですけど4年生の取りこぼしが目立ったところがあって順位を下げることになってしまったので、後輩たちには感謝ですが、自分たちのふがいなさを実感した試合でした。100m背泳ぎでは3位)今シーズン調子が上がらなくて、タイムも伸びなかったので不安があったんですけど、今シーズン初めての1分3秒台で泳ぐことができたので、次のインカレに向けてはいいステップになったと思うので、次はこの悔しさをバネに頑張りたいと思います。(インカレに向け意気込み)インカレでは男子がシードを獲得、女子がリレーでB決勝に残ることを目標に掲げているので、それを達成するために残りの期間練習するだけなので、個人もあるんですけれどリレーのほうに気合いを入れて頑張っていきたいと思います。

 

伊藤彰汰(経3=慶應義塾)

(3日間を終えて今どんな気持ちですか)初日に50mの自由形で優勝できたんですけど、最終日の100m自由形で、そこでも決勝に残らないといけなかったのに逃してしまったので、悔しい気持ちでいっぱいですね。(個人のパフォーマンスに点数を付けると)50点ぐらいですね。9月のインカレで良いタイムを出すことを考えると、今回のタイムでは正直足りないので。あと1ヶ月頑張らないといけないと思います。(4×100mリレーを振り返って)自分は第一泳者で、ベストタイムより大分遅く来てしまったのでまずいと思いました。あとの3人がつないでくれて最後に1位を取れたのは本当に良かったですけど、正直勝てると思っていなかったのでびっくりしましたし、一番足を引っ張ったので反省しないといけないと思います。(改めて今後の目標を教えてください)9月のインカレの、50m自由形個人でA決勝に残ること。そして、4×100mリレーでも決勝に入ることです。

 

福島多佳子(環3=湘南白百合)

(400m自由形を振り返って)6月の相模原の試合で3年ぶりにベストを出して、今回もそのタイムで泳げば2位に入れてさらに1得点稼げるというところだったんですけど、調整がうまくいかなくてベストを出せず3位になってしまったのが悔しいです。800m自由形では優勝されました)800mに関しては最近全く出場してなくて、不安もあったんですけれど、チームが2部に降格するかもしれないという状況で私が優勝して点を取りに行かなくてはいけなかったので、意地でも集中して心を切らさないようにして、ラストはチームのためにという強い気持ちを持って泳ぎました。(リレーに関して、早慶戦とは泳順が逆でした)特に深い意味はないんですけれど、私が女子の中で一番入りが速いということで、私が勢いをつけて後の3人につなげるという意味で1泳を泳がなければなという気持ちで泳ぎました。(団体では8位という結果でした)個人個人が頑張っていないというわけではないと思うんですけど、詰めの甘さや思いの弱さがチームとして出てしまったのかなと思います。(インカレに向けて)ベストで泳げば、B決勝には確実に残れると思うので、調整していいタイムで泳ぎたいと思います。

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