【ラクロス(女子)】開始直後の猛攻で苦手・立大を一蹴 / 関東学生リーグ 立大戦 

勝利後、選手とスタンドが一体となって若き血を轟かせた

勝利後、選手とスタンドが一体となって若き血を轟かせた

開幕戦を白星で飾った慶大は、今年練習試合を含めて1度も勝利していない立大と対戦した。前半、浅野玲子(環3)のゴールを皮切りに、渡邉ひかり(法3)らのゴールで大量5点を先制。さらに無失点で前半を折り返す好スタートを切った。しかし後半は運動量が落ちたところを攻め込まれ、一時2点差まで詰め寄られるが、高橋未帆(経4)がファインセーブを連発。6-3で逃げ切り、苦手立大から貴重な勝ち点3をもぎ取った。

 

 

第27回関東学生リーグ女子 Bブロック

8/23(日) 15:40ドロー @アミノバイタルフィールド

 

 

前半

後半

合計

慶大

5

1

6

立大

0

3

3

 

スタメン

ポジション

背番号

名前

学部・学年

出身高

得点

G

21

高橋未帆

経4

慶應湘南藤沢

0

DF

④

坂本佳子

政4

都立戸山

0

DF

16

伊藤美里奈

総4

富士見丘

0

DF

20

岩波友香

法3

慶應女子

0

MD

41

鈴木智子

政4

慶應女子

1

MD

44

渡邉ひかり

法3

慶應女子

2

MD

50

福井爽香

商4

慶應女子

1

MD

54

浅野玲子

環3

国際基督教大付

1

MD

96

白子未祐

文2

慶應女子

0

AT

1

早乙女華子

経3

慶應女子

0

AT

18

武山沙妃

経4

慶應女子

0

AT

57

坂本麻衣子

法4

東京女学館

1

 

 

開幕戦を手堅く勝利で飾った慶大の次の相手は立大。今シーズン、六大学対抗戦、練習試合と未だ勝利を挙げられていない苦手な相手だ。Final進出へグループ1位通過したい慶大にとっては、負けられない。

 

2得点を決めた渡邉

2得点を決めた渡邉

 前半、復帰した鈴木智子(政4)のドローから慶大がボールをキープすると、そのまま前線へ。浅野玲子(環3)が相手のファールからしっかりとゴール脇に先制点を決める。さらにすかさず次のドローもキープすると坂本佳子(政4)の押上げから、渡邉ひかり(法3)が中央から切り込み思い切りの良いシュートを放つ。「無得点で悔しかった」という開幕戦の悔しさを晴らす得点を決める。この日の慶大はドロー、グランドボールへの対応が早く、立大にボールを持たせない。完全にペースを握った慶大は攻撃の手を緩めることなく、5分に鈴木、9分には再び渡邉、13分には坂本麻衣子(法4)が得点を決め5-0と突き放す。終盤は立大に攻め込まれる場面が増えるものの、ノーファールでターンオーバーをする機会もあり、守備も冴えわたった。前半は5-0で終了、慶大にとっては理想的な試合展開だった。

ピンチを今日も救った高橋(#21)はこの試合のMIPに選ばれた

ピンチを今日も救った高橋(#21)はこの試合のMIPに選ばれた

 後半は3分に相手がイエローカードで退場し、慶大のパワープレーとなる。前半の勢いのまま攻め込みたい慶大だったが、点差を守るという意識もあったのか、やや手詰まりになってしまう。4分には坂本麻から早乙女華子(経3)へ良いパスが通るものの、シュートは惜しくも相手ゴーリー正面に。前半飛ばしすぎた反動からか、「足が止まって」(渡邉)しまい、次第に試合の流れが立大へ。ゴーリーの高橋未帆(経4)が粘り強いディフェンスで慶大ゴールを守ったものの、10分に失点。さらに堀田昭子(総3)がファールでイエローカードをもらってしまい、キルプレーに。パスがインターセプトされ失点につながるなど、一時5-3の2点差まで追いつめられる。それでも福井爽香(商4)が最終ラインからカウンターを仕掛け、嫌な雰囲気を払拭する今季初ゴール。最後まで攻め込まれたが途中交代のゴーリー梶谷香月(商3)が防ぎ切り、6-3で勝利。苦手・立大に貴重な勝ち点3を獲得し、大久保宜浩HC(1992年卒)のリーグ戦チーム指揮100試合目に華を添えた。

 

後半の嫌な流れを打開する6得点目を奪った福井(#50)

後半の嫌な流れを打開する6得点目を奪った福井(#50)

前半は苦手の立大相手に非の打ち所がない、爽快な試合展開だった。攻撃陣も相手ディフェンスをこじ開けるいい意味でのゴールへの「強引さ」が見られた。相手が試合に気持ちが入る前に攻め入ることで5点差をつけたことは大きな貯金となった。後半は前半のプレーと見違えるようにもたついたことは反省点に挙げられるが、後半のドローはすべて慶大が獲得したのは収穫点としてあげられる。細かなミスを修正し、リーグ全勝でグループを突破し、Finalへと突き進むために視界良好に見えた好ゲームだった。

 

(記事・写真:荒川智史)

次戦 9月1日vs東海大学 12:30~ドロー @東海大学湘南キャンパス総合グラウンド

 

☆関東学生リーグ Bブロック 星取表・日程表

 

慶應義塾

立教

東海

法政

明治学院

日本女子体育

勝ち点

得失点差

慶應義塾

×

○6-3

9/1

9/26

10/11

○7-2

6

8

立教

●3-6

×

○12-6

9/8

9/19

10/4

3

3

東海

9/1

●6-12

×

10/3

8/25

9/21

0

-6

法政

9/26

9/8

10/3

×

○8-5

8/29

3

3

明治学院

10/11

9/19

8/25

●5-8

×

9/5

0

-3

日本女子体育

●2-7

10/4

9/21

8/29

9/5

×

0

-5

 

以下、選手コメント

 

高橋未帆(経4=慶應湘南藤沢)

(今日の試合を振り返っていかがでしたか)色々課題はあったとは思いますが、山場の立大戦を勝利で飾ることができて良かったです。(立ち上がり攻勢に出られた要因はありますか)全員が強いプレーを心がけることができたのがよかったと思っています。(後半追い上げられた原因は)大差で折り返すことが少なくて、少し心に隙があってそれが前半あったボールへの強さが薄まってしまったかなと思っています。(東海大戦に向けて)次は試合が終わるまで強さを見せたいと思います。

 

渡邉ひかり(法3=慶應女子)

(今日の試合を振り返って)一番の山場だったので勝ててよかったです。絶対負けたくないという気持ちで臨んだんですけど、あまりそういう気持ちを強く持ちすぎてしまうことで、もし覆された時にチームの雰囲気が悪くなるということが慶大の課題だったので、そういうバランスを考えて、勝ちたい気持ちを出しすぎず、それでも闘争心は持つという気持ちで試合に臨みました。(今年は立大相手に苦戦していましたが、対策は)相手の試合に出る人を全員スカウティングして、キーマンを徹底的に研究して相手の動きを頭にたたきこむことはしていました。(今日は2得点の活躍)前回の日本女子体育大学戦では無得点だったのが悔しかったので、全体の視野を持てということも目標にしていましたけど、個人的に得点も決めたいというのもあったので、入りで得点できたのは良かったなと思います。(後半はしんどい展開でした)後半は足が止まってしまっていて、自分たちがリードした展開からのスタートだったんですが、このまま勝ちたいという気持ちもあって、ボールをもってそれを動かせなかったというのは課題ですね。(東海戦に向けて)全勝して次のFinal4、Finalへとつなげていきたいので次の東海戦もしっかり勝ちたいと思います。