【バレーボール】ストレートで快勝! 亜細亜大戦

DSC_0978秋季リーグ戦も今日の試合を含めて残り3戦となった。1部昇格のため負けられない慶大の相手は、昨季ベストスコアラー賞を受賞したエース髙野を擁する亜細亜大。試合は危なげない試合運びを見せた慶大のストレート勝ちに終わった。

 

10月10日(土)秋季関東大学男子2部バレーボール第9戦 慶大×亜細亜大@亜細亜大学体育館

得点
慶大セット亜大
2520
2520
2520

 

第1セット、布川智規(商3・桐朋高)のスパイク、時間差攻撃などで得点を重ね13-9と試合を優位に進める。しかし、18-13からこのセット初の2連続失点を喫し、すぐさま慶大ベンチがタイムアウトを要求。その後は立て直し、25-20で幸先よく第1セットを取る。

第2セットは序盤から両者点を取り合っていく。だが慶大は14-12と中盤にさしかかる段階で5つのサーブミスを重ねるなど、ミスが多く粗いゲーム展開となる。流れが変わったのは20-19の場面。長いラリーを伊藤祥樹(総1・清風高)のブロックで切り、相手のミスもあって3連続得点を奪う。このリードを守った慶大が25-20でセットを連取する。

クイックを放つ上野

クイックを放つ上野

第3セットも終始危なげない試合展開となった。互いにサイドアウトを繰り返すなか9-9と追いつかれた場面。ここで主将の野瀬将平(環4・東福岡高)がコートで大きな声を出し、チームを鼓舞する。次のプレーで池田裕哉(環3・北嵯峨高)がスパイクを決め、ブロックも飛び出し、2点のリードを奪う。守っては相手のエース髙野の強打をブロックでコースを限定し、確実に拾っていく。試合後半にかけては一度も追いつかれることなく、最後は清水拓朗(環3・弥栄高)のスパイクで25-20となり、試合終了。セットカウント3-0でストレート勝利を収めた。

 

 

「安心して見ていました」(宗雲監督)、「自分たちのバレーができた」(野瀬主将)と振り返るように、常に先手を打ち、満足のいく試合となった。次の試合はリーグ全勝の中央学院大。入替戦出場に向け、一つも負けられない戦いが続く。

(記事 岩井邦夫)

宗雲監督
(試合を振り返って)
今日の試合は崩れずパスやボールの裁き方もみんな上手で、安心して見ていました。
(相手エースの強打をよく拾っていた)
対策はして、それをきちっとやってくれたので、よく拾っていましたね。
(明日の試合に向けて)
明日と来週は胸を借りる試合になりますし、今日以上の力を出さないと苦しいと思うので、しっかりやらせます。

野瀬主将

(試合を振り返って)

相手が独特の雰囲気を持っていて、エースが一人いてそれに対策はしていたんですけど、それよりも自分達のバレーがしっかりと出来たので、それが良かったかなと思います。

(対策とは)

7番の選手のほぼ一枚エースというデータが出ていたので、そこにしっかりマークをつこうということでした。

(自身の調子)

そんなに悪くはなかったと思います。

(チームとして)

今やっていることとして、ブレイクが取れなくてもしっかりサイドアウトを取り続けようということをテーマにしていて、今日の1セット目なんて殆どブレイクを取れていないんですけど、サイドアウトが毎回確実に取れていたので、セット目の展開というのは結構理想的な展開だったのかなと思います。

(残りの試合に向けて)

厳しいというのは、はなから分かっていたので色々しているんですけど、後2戦勝てば入れ替え戦には行けるので、全員でガチンコで戦って、入れ替え戦に行きたいと思います。

 

サイド池田 裕哉(環3・北嵯峨高)
セッター尾木 将(政2・修道高)
センター伊藤 祥樹(総1・清風高)
サイド清水 拓朗(環3・弥栄高)
サイド布川 智規(商3・桐朋高)
センター上野 素希(文3・甲陽学院高)
リベロ野瀬 将平(環4・東福岡高)
途中出場吉田 純(環4・東亜学園高)
 佐藤 凜太郎(環4・東北高)
 上田 悠貴(総4・生野高)


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