明日、5月15日(日)に日吉陸上競技場で行われる第24回男女ラクロス早慶定期戦。慶大男子ラクロス部は5年ぶりの早慶戦勝利を、女子ラクロス部は10連覇をかけて日吉の地で戦います!その一戦を前に男子部マネージャー秋山麻美さん(経4・慶應湘南藤沢)、女子部マネージャー友岡芽唯さん(経3・慶應NY)に見どころや注目選手をお聞きしました!
女子ラクロス部早慶定期戦 13:00ドロー
マネージャー
友岡芽唯さん(経3・慶應NY)
———まずは自己紹介をお願いします
体育会ラクロス部女子3年マネージャーの友岡芽唯です。今年度から副務を務めています。
———今季のチームはどんなチームですか?
昨シーズンよりもミーティングをする事が増えました。それによって学年問わず意見を言える環境が以前よりも増えたので、雰囲気がとても良くなったと思います。又、スタッフ陣のみで行うミーティングや勉強会も増やしたので練習や試合で活かせる事ができ、モチベーションアップにも繋がっています。
———今のチームの状態は?
今季行われた六大戦は3勝2引き分けでした。六大戦での対早大戦は引き分けの結果で終わってしまったので、今回の早慶戦では慶應らしいプレーをし、必ず勝利します。
———主将の渡邉選手(#44法4・慶應女子)はどんな方ですか?
主将のりっぴさんは力強いプレーと天真爛漫な性格でみんなから慕われています!慶大の得点源であり、最強のドロワーでもあるので是非注目して頂きたいです。
———早慶戦注目の選手は?
3年DFのまり(#3大木=総3・慶應NY)です。まりは私と同じニューヨーク高出身で当時は後輩だったのですが(笑)、今は信頼できる同期です。昨シーズンからポジションをMDからDFに転向し、粘り強く攻めるDFを体現しています。是非彼女の泥臭いプレーと走りに注目してください!
———今回の早慶戦を優勝すると10連覇となります。そこで10にまつわる質問を一つさせていただきます。10年前のどんな生活をしていましたか?また、どんな夢を持っていましたか?
10年前はメキシコで暮らしていました。親の仕事の都合上生まれはチリ、その後も中南米の国数ヶ国に住んでいました。当時は海外で過ごしていたので将来も海外でのんびりと生活できたらいいなぁと思っていました。
———早慶戦はどんな舞台ですか
早慶戦はどの試合よりも熱く、絶対に負けられない戦いです。この日の為に選手は日々練習とミーティングを重ね、スタッフも最高の準備をしてきました。6000名以上の観客が予想される大歓声の中での早慶戦は最高にワクワクします!
———最後に意気込みをお願いします
私は今年初めて早慶戦の舞台でベンチに入ります。選手の数と比較したらスタッフの人数が6名と少なく色々と大変な事もありましたが、全員で切磋琢磨し頑張ってきました。16チームスタッフでは、”スタッフが日本一に連れて行く”という目標を掲げています。選手が最高のパフォーマンスを発揮出来る様私達スタッフも最大限のサポートをし、悲願の10連覇を果たします。ご声援のほど宜しくお願い致します。
男子ラクロス部早慶定期戦 14:40ドロー
男子ラクロス部マネージャー長
秋山麻美さん(経4・慶應湘南藤沢)
———六大学戦を振り返ってもらって
例年六大戦は負けることが多くて、早慶戦やリーグ戦に危機感を覚える形になってしまっています。今年も早大戦とかで大敗を喫してしまって、遅いんですけど、逆にそれがプレーヤーもスタッフも危機感を覚えるきっかけになって、意味のある負けだったと思います。なので、次の早慶戦でうまく結果を出せればと思っています。
———現時点でのチームの完成度は
私はトップチームも下のチームも見ているんですけど、チームの雰囲気はまだまだというのが正直なところです。去年は上級生に厳しく言える人がいたんですが、今年はトップチームでやっとそういう雰囲気が出てきたところなので、もっと上級生としての自覚を持って欲しいと思っています。
———山田主将(#10政4・慶應)はどんなリーダーですか?
言うときは言うんですけど、厳しく自分が引っ張っていくというよりは、どちらかというとチームをまとめていく部分が強いのかな、と個人的に思います。それはすごく良い部分だと思うんですが、代わりに言ってくれる他の誰かが必要ですね。
———早慶戦に向けてどんな準備をしていますか?
最近はまた練習試合が増えてきたので、選手はそこで早慶戦に使う戦術を組み入れています。スタッフとしても早慶戦を想定した形で、 実際のタイムのボードを使用して、選手との意志疎通をはかりながら色々と試行錯誤しています。それで、本番ではベストな状態でいられるように前もって準備をしています。
———早慶戦に対するチームの意識は?
早慶戦というだけで私たちにとってはすごく特別なもので、リーグ戦の前のひとつの区切りというか、今の自分たちの実力を測る最高の舞台だと思います。観客動員数も多いので、絶対ここでライバルの早稲田には勝ちたいという気持ちはみんな持っているはずです。
———早慶戦での注目選手は?
私は同期が試合に出てるのは結構見ていて。でも新2年生は大きな舞台に立つのは初めてだと思うので、その分緊張はしているとは思うんですけど、下の代が強くなると上も危機感を覚えて自ずと力が付いてくると思うので、新2年生がうまくチームに活気をつけてくれるんじゃないかと最近は期待しています。具体的にはG杉本(#2経2・慶應)は去年から出ていて、今年も守護神的な存在なので、是非シュートを止めてもらえたらと。あとはMD川崎(#85政2・慶應)とかMD松平(#52経2・慶應)は点取り屋として決めて欲しいですね。
———男子ラクロス部のマネージャーになったきっかけは?
私は高校生の時にダンス部で主将をやっていて、その時に初めて運営に関わったんですけど、踊るのはもちろん、どうやったら部活が良くなるかとかを考えるのがすごく楽しいと思ったんです。大学でもラクロス部ならそれが出来るのと、体育会という時点で4年間何かに打ち込めるという点ですごく魅力的でした。特に
ラクロス部は日本一を目指している所と、組織としてまた確立していなかったので、自分が改善してより良い組織に出来る所があります。そういった理由でラクロス部に入りました。今年からは、ビデオの分析などを行う「アナライジングスタッフ」という役職が出来てより専門性が出てきたし、スタッフが主体性を持って動こうという部分は自分も意識しています。
———マネージャーとしてのやりがいを感じる時は?
出来事で言えば、私たちの代は 2年の新人戦で優勝していて、その時に初めてチームが勝つということを知ったので、その喜びをチーム全体でも感じたいというのがまず大きなモチベーション です。日々のことでは、上手くいかないことも沢山あるんですけど、やっぱり支えるだけじゃなくて自分がチームに積極的に関わっていきたいと思っているので、「任せる」とか「どうしたら良いか」とか頼ってもらえるような存在でいられていると感じる時ですね。去年も、主将とかに「スタッフがちゃんとやってくれるから、あとは自分たちが勝つだけ」と言ってもらえて、選手がプレーを出来る環境まではちゃんと整えられたと実感出来るので、そういう時は良かったと思います。
———最後に早慶戦への意気込みをお願いします。
私たちスタッフは試合に出て活躍することは出来ないんですけど、ベンチで誰よりも声を出して選手を誘導しているので、そこも含めて早慶戦の勝利や日本一に繋がっていくと思っています。なので、楽しみではあります。選手も今まで練習してきたことを早慶戦でぶつけてくれると思うので、今年こそはリベンジをしたいです。
———男子ラクロス部秋山さん、女子ラクロス部友岡さん並びにスタッフの皆さんお忙しい中、取材を受けていただきありがとうございました!
(取材:下川薫、森田悠資)