慶應スポーツ新聞会

【バスケ】JBL日立サンロッカーズの選手にインタビュー(小林大祐選手、竹内譲次選手)

JBLでも持ち前のオフェンス能力を遺憾なく発揮する小林選手(総卒)

JBL、日本最高峰のバスケットが展開される舞台。今回我々慶應スポーツは慶大OBである酒井泰滋選手(環卒)、昨年卒業したばかりの小林大祐選手(総卒)が所属するJBL日立サンロッカーズの試合を観戦し、昨年に続いて試合後は同チームの選手にインタビューを行った。

取材は2010年12月19日に代々木第二体育館にて行われた。日立サンロッカーズはホームでレラカムイ北海道との一戦。

2009/12/19(日)@国立代々木競技場第二体育館

日立サンロッカーズ‐レラカムイ北海道

  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日立サンロッカーズ 19 19 16 20 74
レラカムイ北海道 22 13 16 27 78
前日の試合で82-62と快勝した日立サンロッカーズ。だが、この日は相手のタイトなディフェンスに苦しむ。スタメン出場の♯15竹内(譲)も得意のポストプレーから果敢に得点を狙いにいくが、シュートがなかなか決まらず。そんな中、1Q途中に投入された♯6小林は、2Q、残り30秒を切った所で逆転となるスリーポイントを決めるなど、持ち前のオフェンス能力を見せつける。その後チームは優位に試合を進めるも、終盤レラカムイ♯8山田を止めることが出来ず逆転を許す。ラストプレーで♯15竹内(譲)が豪快なダンクシュートを決めるも一歩及ばず。74-78で日立サンロッカーズは惜しくも敗れてしまった。

選手インタビュー

慶大在学時同様、一つ一つの質問に丁寧にしっかりと受け答えする小林選手

試合後は日立の2選手にJBLや大学バスケについてインタビューを行った。まずは小林大祐選手。慶大出身であり、昨年卒業するまで長らく慶大のエースを務め続けてきたプレイヤーである。

―JBLでプレーしてみて

 そうですね、やっぱり学生とプロリーグの違いというのを肌で感じたかなというのが正直な感想です。

―その違いというのは

ただ単に攻めるだけじゃなくて、ディフェンスの質だったり、ボールを持たない所での動きとかそういう細かい所ですね。スクリーンの使い方や相手との駆け引きでノーマークでボールをもらうこと。そういった部分で先輩方は上手い人が多いので、そういう所は盗んでいきたいなと思います。

―オフェンス面で通用しているという手応えは

そうですね、でも日立から求められているのは得点だけでもないので。アシストもリバウンドも全部絡まないといけないですし。相手のエースプレーヤーを抑えるディフェンスというのも自分の持ち味だと思うので。得点だけではなくてもっといろんな面で貢献出来たらいいなと思ってるんですけど、なかなか上手くいかないですね。

―慶大バスケ部での4年間での経験はJBLに入って

慶應でやった4年間で、ただ単にバスケットをするだけじゃなくて、勉学を両立してきたということが今にすごく活きてるなと思ってます。社会人になっても、僕は社員で行ってるんですけど、バスケットだけじゃなくて他のこともやるっていう姿勢が慶應の4年間で身についているので、社会人になってあまり時間がない中でも、社会人でありプロ選手でもあるという状態に慣れてますし。なので、文武両道というのをやってて本当に良かったなと思いますね。

―見てほしいプレーは

それは学生の時と変わらないです。今年はルーキーシーズンなので、とりあえず気持ちを強く持って試合に臨んでます。ディフェンスもドライブもスリーポイントも、というオールラウンドなプレーが自分の持ち味だと思うので、そういう所を見てほしいですね。

―後輩達をどう見ているのか

やっぱり僕や田上が卒業して戦力ダウンになるんじゃないかということを言われてたと思うんですけど、そんなに戦力ダウンということもなくて。彼らには彼らのスタイルのバスケットというのがあって、それを見ててすごい強くなったなと思いましたね。特に4年生3人以外の下級生の伸びだったり、家治(環3)の責任感だったり。そういう全体の責任感というのも含めて、慶應イズムだったり佐々木イズムというのが体現出来ているなと感じてます。

―慶大バスケ部・JBLファンにメッセー

慶應ファンの方には、慶應の信条であるひたむきさだったり、文武両道する所だったりというバスケット外での頑張りというのも常に見て欲しくて。JBLファンの方には、僕はまだ1年目でJBLの仕組みを触れたぐらいなので上手く言えないですけど、一応日本のトップリーグとして、レベルの高いゲームが行えると思うので、応援してくれるのはありがたいんですけど、もっと盛り上がって欲しいですね。僕らももちろん頑張るので、知人の方を誘ったりだとか、色んな方を連れてもっとバスケットボールを楽しんで欲しいなと思います。

 

好きな言葉は”自信”という竹内譲次選手

続いてお話を伺ったのは竹内譲次選手(東海大卒)。双子の兄であり、慶大出身の竹内公輔選手(総卒)と共に高校時代からゴールデンエイジとして全国に名を馳せ、大学でも大学バスケ黄金時代を築いた。現在も日本屈指の選手として代表でも活躍中。

―4年前になりますが慶大のイメージは

下級生が一生懸命頑張るチームだなというのは印象に残ってます。

―竹内公輔選手とのマッチアップする時の心境は

彼のいる慶應とやるというのは非常にタフなことでしたし、東海としては彼を止めることでチームが勝利に近づくので、すごく意識していました。

―ゴールデンエイジと呼ばれているが

そう言われるのはありがたいことですけど、その分しっかりとやらないといけないですし結果も出さないといけないので、プレッシャーもありますね。

―今の大学バスケ界をどう見ているか

僕らの代が抜けてから、個性のある選手が少なくなったかなというのはあるんですけど、その中でもいいものを持っている選手もたくさんいると思いますし、彼らも上の舞台で頑張ってほしいと思います。

―JBLの魅力は

大学バスケとは違って勢いだけじゃなくて、頭も使わないといけないですし、チームに求められていることを考えて表現しないといけない。初めの頃は頭を使ってプレーすることを心がけました。

―小林選手をどう見ているか

彼はすごく能力があります。でもさっきも言ったようにバスケットを勉強する部分。能力はピカイチなのでもう少しバスケットを勉強して、あとは試合に出て経験を積んで慣れていって欲しいですね。

―今季の日立の見所は

今年はすごくメンバーが変わったので、新生サンロッカーズのいいところを見せたいですね。去年はディフェンシブだったんですけど、それに加えて今年はさらにオフェンシブにやっていきたいと思っています。

―日本代表の目標

日本代表はやはり永遠の目標としてオリンピックというのがありますし、今4年計画でやってるので、自分がしっかりやることで結果も出てくると思いますし、責任を持ってやりたいと思います。

JBLは日本を背負って立つ選手達のプレイが展開される

JBLの魅力

JBLの試合を生で観戦、取材して感じたのは、観客を楽しませるために様々な工夫がされているということ。試合中はブラスバンドが会場を活気づけ、観客は一体となってチームを応援。ハーフタイムやタイムアウト時もチアリーダーがパワフルな踊りで盛り上げるので退屈することは全くなかった。また、選手達のハイレベルなプレーにももちろん目が離せない。JBLの選手は皆体が非常に大きく、ダンクシュートなどパワフルなプレーはもちろん、スリーポイントも華麗に決める。しかし中には身長180センチ前後の小柄なプレイヤーもおり、そういう選手達が高いドリブル技術やパス能力を武器に外国人選手など大柄な選手を相手に活躍するところも面白い。そして、特筆すべきなのはファンと選手との距離がとても近いということだ。良席だとコートから2~3メートルくらいの場所から試合を見ることが出来、選手達のプレーの迫力を間近で感じることができる。さらに、この日は試合後にコート上にて選手達がサイン会を実施。選手達と直接ふれあえるのでファンにとっては非常においしいイベントだっただろう。このようにJBLの試合はファンの目線に立ち、ファンが楽しめる様な環境作りがされている。皆さんもJBLの試合に1度足を運ばれてはいかがだろうか。

慶大生だけの特典、JBLにご優待!

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