【バスケ】「一心」と熱い気持ちで掴んだ勝利!早慶戦3連覇の偉業をなしとげた! 早慶戦男子

今年で74回目を迎える歴史ある伝統の戦いが国立代々木第二体育館にて開催された。昨年の早慶戦を振り返ると、慶應は早稲田に10点以上の差をつけ勝利。今年もこの日の勝利と早慶戦3連覇を春シーズン1番の目標に掲げ、12月から準備に準備を重ねてきた。しかし3月に行われた六大学リーグ戦では、惜しくも早稲田に敗退し優勝を逃してしまった。西戸が「悔しい思いをしたが、6月の早慶戦につながる課題が見つかった」と語った日から3カ月たった今、大観衆を背にその雪辱を果たし、聖地での栄冠を手に入れることができるだろうか。大注目の1戦が幕を開けた。DSC_4095

 

2016/6/25(土)@国立代々木第二体育館

第74回早慶バスケットボール定期戦

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

14

19

22

24

79

早大

19

16

20

10

65

◆慶大スターティングメンバ―◆

PG

#4 西戸良(総4・洛南高)

SG

#5 後藤宏太(環4・藤枝明誠高)

SF

#9 鳥羽陽介(環2・福大大濠高)

PF

#7 高橋晃史郎(政3・慶應義塾高)

#22 トカチョフサワ(環3・國學院久我山高)

両校の大声援に包まれ始まった第1Q、開始1分、鳥羽がファウルを犯し早稲田にフリースローを許してしまう。その後更に得点を決められ序盤は押され気味のスタートとなった。早大のオールコートのディフェンスに阻まれていた慶大は、開始2分30秒のところで、西戸が1対1からのシュートを決めスコアボードに初得点を刻んだ。しかしその5秒後早稲田にスティールされ連続得点を決められるなど開始5分で4-9と5点の差をつけられる。中盤に差し掛かり、後藤のミドルシュート、西戸のアシストで鳥羽が3ポイントを沈めると、慶應応援席からは大歓声があがった。しかし残り3分、早稲田の#7石原に得点をきめられるなど、3分間で10点近くを奪われた。ゴール下で粘り強くパス回しをし、シュートの機会を伺うもシュート寸前でカットされる慶大。第1Qのスコアは、14-19。5点ビハインドで第2Qへ向かう。

攻守共に大きな活躍を見せチームに勝利をもたらした高橋

攻守共に大きな活躍を見せチームに勝利をもたらした高橋

第2Qは、高橋のアシストを受けたサワの得点から始まった。第1Qからの得点差を早く埋めたい慶大だったが、ファウルを取られるなどインサイドのミスが痛手となる。早稲田にフリースローの得点を許してしまうなど嫌な流れに。9点差をつけられたところで「4年生がプレーの中でリーダーシップを発揮」と木村が振り返った通り、副将・後藤が3ポイントを沈めた。この得点に背中をおされ中盤からは、サワのレイアップシュートに続き後藤のミドルシュートなど、徐々に流れを取り戻してきた慶應は、再び5点に点差を押し戻した。終盤にさしかかり流れは更に慶應に。残り3分で後藤が試合2回目の3ポイントを決めると、その直後スティールに成功。そのまま鳥羽のアシストを受けて高橋が速攻で決める。慶應らしいディフェンスからの素早い速攻を見せた。続いてディフェンスリバウンドを取った後藤は、相手のオールコートディフェンスの裏をかいたロングパスをサワに送り得点に繋げた。高橋が3つ目のファウルを取られるも、第2Qラスト3分間で9点を奪取した慶應は、33-35に点差を縮め前半を終えた。

ここぞというタイミングで3ポイントを決めチームを牽引した後藤

ここぞというタイミングで3ポイントを決めチームを牽引した後藤

 

第2Qで点差を縮めた慶應は「絶対に負けないとずっと思っていた」西戸の言葉通り、闘志を爆発させた。相手ディフェンスに上手く対応し、一気に早稲田に攻めかかった。後半序盤は3年生コンビが活躍を見せた。開始直後サワが得点すると高橋もシュートを決める。その直後再びサワのスティールから自らレイアップで得点、この試合初めて早稲田を慶應が追い抜いた。一方で早稲田もエース#7石原を中心に積極的にオフェンスを仕掛けてくる。早慶のプライドが激しく衝突しリードを奪い合う展開に。一進一退の攻防が続き、会場は両校の声援で盛り上がりはピークに達した。終盤にさしかかり早稲田のファウルを上手く引き出し、遂にはチームファウルが5回を超えた。最後にファウルから得たフリースローを、高橋が確実に沈め、55-55と同点にまで追いつき最終Qへと向かった。

誰よりも強い気持ちでチームに燃える様な闘志をもたらした西戸

誰よりも強い気持ちでチームに燃える様な闘志をもたらした西戸

同点で迎えた運命の最終Q、序盤早稲田のミドルシュートから始まり、更には3ポイントを許してしまう。再び5点ビハインドと嫌な流れに。この流れを塞き止めたのは主将西戸の3ポイントだった。「シュートを入れるというよりは、どれだけ気持ちの部分でみんなをサポートできたか」と自身が語る様に、西戸の3ポイントがチームの闘志を更に熱くした。その後サワが1対1から得点を決めると、続くプレーではショットクロックぎりぎりでシュートを叩き込む。慶大側の歓声が響き渡り、会場の一体感を誰もが感じた。オフェンスだけでなく、早大に約8分間1点の得点も許さない徹底したディフェンスは素晴らしく、特に高橋はこのQだけで数えきれない程のディフェンスリバウンドを取り早稲田の攻撃を阻止した。終盤は早大のファウルが目立ち、後藤、高橋がそれぞれフリースローを確実に2点ずつ沈める。更に残り3分、西戸のアシストを受けた高橋の得点でリードを11点に広げた。ディフェンス面で勝利を手繰り寄せるサワのブロックショットも炸裂し、最後は後藤が2本のフリースローをしっかりと決め試合終了。最終スコアは79-65。今年も見事、早慶戦を制した。

勝利に歓喜し抱き合うスタメンの5人

勝利に歓喜し抱き合うスタメンの5人

3月春の6大学リーグで早稲田に完敗して以来、慶應はどの試合でも常に早稲田を意識して、この日の為に研究と練習を繰り返し、準備を重ねてきた。そこにはスタッフ陣含め全員の“早慶戦勝利・打倒早稲田”にかける熱い思いが有った。チームのスローガン“一心”の通り、全員の「勝ちたい」という強い思いがチームに勝利をもたらしたのであろう。春シーズンの大きな目標を達成した慶應の次なる大きな舞台は秋のリーグ戦、インカレ、オールジャパンだ。夏を挟み更にレベルアップした彼らの活躍に今後も注目だ。

(記事 大場春佳)

 

阪口HC

(早慶戦を振り返って)出そうと思っていた選手を、出そうと決めていたタイミングで出せて、試合を予定通りに進める事が出来ました。予め決めていた通りに選手を使える時は絶対に勝つんです。やはり今日もそうでしたね。(選手たちの活躍は)高橋は相撲を3カ月やらせた結果が今日すごく出てましたね。昔はリバウンドを取る時に、ちょっと倒れちゃったりしてたんだけど、それが相撲のトレーニングが効いて無くなったと思います。相撲部の監督とは慶應義塾高校からの同期なのですが、お願いして良かったです。(今日の勝利は秋にどう活きそうですか)選手の大きな自信になったと思います。また、目標に向かう姿勢ができたと思っています。今後はリーグ戦に向けてみんなで準備をしていきます。(早慶戦が終わった今、選手に言いたいことは)「リーグ戦・インカレに向けて出発」です。まあ、すぐ近くです(笑)

 

西戸良選手(総4・洛南高)

(試合の感想)12月から、今日の早慶戦のために練習してきて、みんな緊張していたのが第1ピリオドだったと思うのですが、そこからなんとか緊張を振りはらって、早慶戦を楽しむことができました。それが勝利につながったので、嬉しい一勝だったと思います。(3Qまでは早稲田を追いかける展開だったが)気持ち的には、余裕を持ってというか、絶対負けないという気持ちをずっと持っていたので、点差は関係なく自分たちのプレーをやるだけだというみんなの認識のもと、ただ練習でやったことを出そうというそれだけだったと思います。(勝因は)早慶戦は、技術ではなくて、どれだけ勝ちたいかという気持ちの部分だとずっと言われてきたのですが、今日そう感じたので、気持ちの面で、早稲田に勝ったのかなと思います。(大声援の中でプレーをしたことに関して)本当にこの早慶戦が慶應に入って良かったと思える試合というか…塾生がみんな応援に来てくれて、席を埋めてくれて、こういう大会は日本の大会を見ても数少ない唯一の試合だったと思うので、そこで4回も試合をできたことは幸せに感じますし、この勝利を秋シーズンのリーグ戦につなげていければいいなと思います。(良かったプレーは)今日僕は、どれだけみんなを後押しできるか、周りの選手をどのようにしていつも通りプレーさせるか、ということを意識してやっていたので、第4ピリオドで同点の3ポイントシュートなどがあったと思いますが、シュートを入れるというよりは、どれだけ気持ちの部分でみんなをサポートできたかだったと思います。(主将として参加した早慶戦だったが)12月から新チームを作ってきたのですが、今までは選手として自分がどう活躍するかということに注力してきた3年間でした。しかし、チーム1人1人をどう育てるか、早稲田に勝つためにはどこを伸ばせば良いかを考えて練習して、ここまで成長できたという点で、去年までとは違う主将の役割を担ってのこの半年間でした。凄くやりがいのあるところもありますし、逆に責任も感じます。早慶戦で終わりではないので、秋のリーグ戦に向けてもっと成功体験を積み上げて、リーグ戦、インカレ、オールジャパンに出られるように繋げていきたいと思っています。

 

後藤宏太選手(環4・藤枝明誠高)

(今の気持ちは)最高の一言です。早慶戦優勝っていうのが1番の目標で、そのために例年3月からスタートするところ、先輩方が抜けた危機感から12月から練習をスタートしてて、この日のためにやってきてので、勝てて最高です。(今日も3ポイントシュートを決めていらっしゃいましたが)本当はもっと決めたかったのですが、試合前はすごい緊張しちゃって、自分のプレーがなかなかできなかったです。そんな中でも、やっぱり後輩たちが助けてくれて、周りの声で緊張もほぐれてきて、もっと決めたかったんですけど最低限の役割は果たせたかなと思います。(今日までの練習は)早慶戦は技術云々よりも勝ちたい思いが強い方が勝つって言われていたのでみんなの気持ちが勝ったのかなと思います。練習の面では、トーナメントが終わってからは対早稲田に向けた練習しかしていませんでした。早稲田はオンボールスクリーンっていうボールマンにスクリーンをかけるプレーを多用に使ってくるのですが、そこの対策を何回もやっていて、それが試合でいきたのかなと思います。(今日の自分に点数をつけると)最低限のことは出来たけど、本当は先輩たちに40点取るって言っていて、半分くらいしか取れていなかったので、80点はつけていいかなと思います。(今後に向けて)僕たちの最終的な目標は日本一になることです。その中でリーグ戦は1部の強い相手に勝っていかないといけないし、そういう面ではまだまだ今の実力では日本一の目標には届かないと思うので、夏の合宿くらいからまたチーム一丸となって目標を達成するために、一から頑張りたいです。

 

高橋晃史郎選手(政3・慶應義塾高)

(早慶戦が終わって心境は)3連覇する事が出来て、本当に嬉しいです。6大では、早稲田に完膚なきまでにぼろ負けしてしまい、去年からこの代は勝てないって言われてた中での早慶戦だったので、いくら練習しても負けてしまうんじゃないかという不安が有りました。しかし最終的にこの結果になったのは、1人1人の打倒早稲田という思いと、この日の為にやってきた事が結果に出たのだと思います。早慶戦が終わり今振り返ると、試合中コートの5人だけではなく全員が一つになっている気がしたし、会場の雰囲気も凄い助けになっていました。今日は勝てて最高に嬉しいです。(今までの練習は)早慶戦にかける思いは皆凄く強かったので、早稲田を研究して、学生コーチ等スタッフ陣皆で早稲田を研究し、それを自分達も理解した上で練習に落とし込んでいました。例えば2対2のディフェンスをめちゃくちゃ練習したり、オフェンスも今までに使ったことの無いセットプレーを新しく自分達で考えたりしました。(ディフェンス面での活躍は)ここ1カ月半くらい早稲田を研究して、チームで徹底して練習して来た2対2のディフェンスが上手く効いたのだと思います。ファウルを取られた辛い時間帯でも全員で声を出して耐えきれたので、チームディフェンスの面でも上手くいったと思います。(前半で3つファウルを取られた時は)僕とサワが中心になっている部分もあるので、ファウルアウトが一番情けなくて、チームに迷惑かけると分かっていました。ファウルしてしまってすごいチームに申し訳なかったです。しかし、してしまったものは仕方ないので、切り替えてこれ以上ファウルを取られない様に気を付けました。最後まで出れたので良かったです。 

 

トカチョフサワ選手(環3・國學院久我山高)

(今の気持ちは)最高です。12月からシーズンインして、厳しい練習乗り越えてきて、その努力が実って本当に幸せです。(3ポイントが決まったのは)みなさんの気持ちが乗っかったからです。僕の実力ではありません。みなさんのおかげです。応援してくれた皆さんに本当に感謝しています。ブロックショットも波が来ていたので、絶対にやらせないっていう気持ちでした。1回目みなさんがブーイングしてくださって、あれも結構綺麗に決まったつもりだったんですけど、2回目はもっと綺麗に決めてやろうという気持ちが自分の中であったのでやってやりました。僕がいつも自分に言い聞かせていることがあって、「前半ダメな時は後半良くなる」ということで、根拠はありませんが、そう自分に言い聞かせていると不思議とそうなるんです。だから、自分自身を信じて、努力を信じて、応援してくれるみんなを信じて、信じた結果流れは来ましたね。後半に強い慶應なので。(早慶戦に向けての練習は)今年のチームのスローガンである『一心』の通り、チームみんなが心を一つにして戦うことを意識して練習してきました。流れが悪い時もあったんですけど、ただどんなに流れが悪い時でも声を出してみんなで1つにまとまってチームが崩れないことを意識してやった結果、この3年間で1番大きな点差をつけて勝てたので良かったです。(今日の自分に点数をつけるとしたら)来年があるので80点にしときます。来年100点が取れるように頑張ります。これから定期戦があって、一旦オフシーズン挟んでからリーグ戦があるので、今回の勝利をバネに、さらに細かいところを修正していって、勝利を重ねられるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。

 

木村能生選手(環3・東山高)

(試合を振り返って)とにかく勝てて良かった、本当に勝てて良かったです。今日はチームとして完璧だったと思います。(自身のプレーについて)自分としては情けない気持ちで一杯でした。サワと高橋のバックアップとして、2人を休ませるのが自分の仕事だったけど、ファウルを連発してしまって、その役割を果たせませんでした。これからのリーグ戦に向けて改善しなければならないし、今日のようなプレーをしないためにも、「ポジションを奪ってやる」くらいの気持ちで臨まないといけないなと思いました。(試合の勝因は)4年生の西戸さんや後藤さんがプレーの中でリーダーシップを発揮して、それに3年生以下がついていくという、チームとしての理想の形がこの試合で作れたのが良かったと思います。あとは、とにかく気持ちで負けなかったことです。ベンチメンバーやスタッフ、代々木に来てくれたファンの後押しのおかげで、最後まで集中してプレーできました。(個人としてのこれからの目標)今日は、インサイドのサワと高橋のコンビネーションからの得点や、リバウンドでの貢献が大きかったので、自分もそこについていかないといけないし、そのためにもファウルとミスの多さは絶対に修正したいです。自分の持ち味であるリバウンドだけでなく、攻撃面でももっとスキルアップしてインサイドで力強いプレーが出来るように、これからも練習を積み重ねていきたいと思います。

 

堂本阿斗ディーン選手(商3・慶應義塾高)

(早慶戦の勝因は)今までの半年間、しっかり積み上げてきた練習の賜物だったと思います。(具体的な練習は)体力作りや、オフェンスでは速く攻める、ディフェンスではしっかりオールコートを守るなど、今日の為に基礎的な面から全部練習しました。オフを返上してまで練習してきてたので、今日勝てたのは、ほんとにすごく嬉しいです。(ご自身が出ていらした時は)センター人がファウルをしたら試合に出ると言われていて、前半で結構ファウルが混んじゃってたので、出る事になるだろうと思っていました。早慶戦は、僕が小学校からずっと観ている試合で、この舞台に立つことが夢でもありました。出ている時は緊張してたのもあって、はっきりと覚えていませんが、実際に今日、初めて早慶戦の舞台に立つことが出来てすごく嬉しかったです。大げさですが夢が叶いました。今日はほんとに勝てて良かったです。

 

鳥羽陽介選手(環2・福大大濠高)

 (試合の感想)12月からこの日のために練習してきて、全員の勝ちたいという強い気持ちが全面に出た良い試合だったと思います。(早稲田を追いかける展開の時の気持ちは)センター陣のファウルが混んでたことが気になっていたのですが、それでも4年生が絶対勝つということをずっとずっと言っていたので、自分も気持ちを保てたというか、とにかく絶対に勝つという気持ちだけでした。(勝因は)くり返し言うようですが、勝つという気持ち、ただそれだけだったと思います。(早稲田を想定した練習をしていたが、本番で違った点はあったか)すごく違った部分というのは、あまりなかったと思います。というのも、普段試合に出ないメンバーも全力で早稲田を再現しようとしてくれて、早慶戦に勝つための役割としてそれを全うしてくれたので、相手はピックを多用してくるチームだったのですが、そこの対応も焦らずにできたのではないかなと思います。(良かったプレーは)個人的にはあまり良くなかったのですが、運びの部分はとても安定してできたのではないかなと思います。(試合中の声援は届いていたか)慶應の応援は早稲田より絶対に大きかったですし、それは自分たちの力になってます。(早慶戦という大舞台にスタメンとして出場したことについて)これだけ試合に出られたことはすごく嬉しく思いますが、やっぱり自分が試合に出てチームを勝たせるという責任を、まだまだ果たせていないとも思います。今年で37勝37敗とタイに持って行けたので、来年勝ち越すためにも自分自身がレベルアップしなければならないなと感じました。

 

原匠選手(環2・近大附属高)

(試合を振り返って)全員の気持ちが全面に出た試合になったと思います。初めは会場の雰囲気に緊張していたけど、試合が始まってからは何も考えられないほど無我夢中でプレーしていました。最高のゲームでした。(どのようなことを意識したか)主力の5人が大事な場面で出られるように、とにかくその間の時間をつなぐことだけ考えました。思っていたよりも長い時間試合に出させてもらって、最後まで自分の役割をしっかりと果たすことが出来たと思います。(試合の勝因は)去年からずっと厳しい練習を重ねてきたので、全員が自信を持って強い気持ちで臨めたということが、第4Qのリードにつながったと思います。(この勝利はどんな意味を持つか)早慶戦3連覇を達成して、通算の対戦成績をタイにすることが出来たので、来年も勝って早慶戦勝ち越しを狙うという、新たなモチベーションが生まれたと思います。逆にその事がプレッシャーにもなると思うけれど、4連覇、5連覇を目指していきたいです。 (個人としてのこれからの目標)試合を安定させるプレーメイクというのが自分の持ち味だと思うので、それを継続していきたいです。それに加えて、来年4年生が抜けるとチームの得点力が落ちてしまうので、得点面、特に3ポイントシュートをレベルアップさせてチームに貢献していきたいです。

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