慶應スポーツ新聞会

【バスケ】慶大の集大成、JR東日本秋田を一蹴!

第86回天皇杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

2011年1月3日(月)@国立代々木競技場第二体育館

慶大‐JR秋田

  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 27 26 18 32 103
JR秋田 13 24 20 14 71
新春恒例である全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)がついに開催された。高校・大学・社会人・JBLのトップチームが日本一を懸けて戦う、国内最高峰の大会。学生チームにとって、JBLのプロチームに挑戦することが出来る貴重な大会であり、4年生にとっては引退を懸けた最後の大会でもある。4年生の4年間の様々な思いがつまっており、下級生はその思いを受け継いでいく。また、今年1年の集大成をかけたこの大会、慶大は部員一丸となって勝利に向かう。

今大会慶大はシードのため2回戦からの登場。初戦の相手は東北代表のJR東日本秋田。前半序盤から慶大は得点を重ね、慶大優位の展開。中盤、相手のシュートが決まり始め点差を詰められるも、慶大は落ち着いて対処。そのままリードを広げ103-71で快勝し、3回戦に駒を進めた。

慶大のスタメンは二ノ宮主将(環4)、酒井(環4)、岩下(総4)、家治(環3)、中島(環1)。

1Q、序盤から慶大は豊富な運動量を見せつけ得点を量産。対するJR秋田はシュートがなかなか決まらず苦しい展開。すかさずタイムアウトを取り立て直しを図るが、岩下のブロックなど、慶大のタイトのディフェンスを前に攻めあぐねる。慶大はそれを尻目に得点を重ねていき、27-13で1Q を終える。続く2Q、相手のシュートが決まり始め点差を縮められるも、タイムアウトを取った後の金子(環3)の連続得点、セカンドチャンスからの家治の得点とリズムを取り戻し、リードを広げていく。終盤二ノ宮、酒井と得点を重ね53-37で依然慶大リードのまま前半終了。

後半立ち上がりの二ノ宮の3P、酒井のジャンパー、岩下の連続得点と4年生が活躍。対するJR秋田はゾーンディフェンスを仕掛ける。岩下の高さを生かしたインサイドプレイ、本橋(環1)のフリースロー、桂(政2)のシュートと得点を重ねるが、JR秋田も負けじと点差を縮め71-57で3Qを終える。4Q、慶大は二ノ宮のクラッチシュート、家治の連続得点と続くと、すかさず相手はタイムアウトを要求。リズムを作ろうとするも、慶大はJR秋田の追従を許さず。矢嶋(総1)の活躍と酒井のスリーポイントでさらにリードを広げ、103-71で試合終了。

大差で快勝し、初戦を見事白星で飾った慶大。次の対戦相手は、オールジャパンで3年連続の対戦となるJBLの三菱電機。外国人選手もおり、体格の面でアドバンテージを握る相手ではあるが、勝機は必ず見えてくる。「本当にこのチームで少しでも長い間戦いたい」(二ノ宮)、「(4年生は)すごいよくしてもらった先輩なので少しでも長く一緒にプレーしたい」(家治)。打倒JBL。部員は様々な思いを胸に、部員一丸となって3回戦に臨む。

By Miki Takanezawa

 

コメント

 

佐々木HC

負けなかったから良かったかな。(良くなかった点)インカレが終わってからの練習も内容が良くないし、そういう意味で言うともう練習から不満だね。もう1回走る練習をするつもりでいたんだけど、上手くいかなかった。(モチベーションが上がっていないのか)というか4年生がもうちょっと燃えるものがあってもいいんじゃないかと思うんだけど。燃え尽きたというのもあるかもしれないけど、僕はそれはまずいよと言っている。4年にとっては最後の試合かもしれないけど、慶應にとっては100年、200年続いていく試合なわけだから。そこらへんのコントロールが上手くいっていないですね。(矢嶋のプレーイングタイムが長かったが)矢嶋はね、いつも言ってるんだけど高校の感覚がまだ抜けきってない。今日はアンスポを取られたけど、あれは僕に言わせればいいプレーで、結局緊張しすぎて足が動かないわけ。でもそういうことを経験したらそのあとにああやってすっと抜け出せるじゃない。そういうことをずっと間接的に言ってる。だからタイムアウトを取ってあれはいいことなんだよと言いました。自分の感覚をもう1段階上に上げないと。(終盤は来年を見据えた布陣だったようにも見えたが)まあ4年生も疲れてるしさ。本当は4年生全員出したいんだけどね、でも次のチャレンジもあるので。来年のことはまだわからない。バスケットの構想は出来てるけどね。今年のままでは勝てないというのは分かってるので変えます。僕の頭の中は去年から変わってるんだけど子供たちが変わんないんだよな。(どういった変化なのか)ある意味もう違ったことをしてるんですよ、練習では。それが試合になると使えない。特にディフェンスが悪い。(次戦の相手はJBLだが)もう4回目だからね、そろそろ勝たないとね。(対策は)特にない。速攻ばっかりじゃないことを少し練習したけど。まあ来年はそういうこともしていかないといけないと思ってるので。だからそれが対策かな。通用するかわからないですけど。

二ノ宮主将

相手に合わせてしまった部分がすごい多かったので、40分間本来のうちの速いペースでやりたかったんですけど、今季最後の大会ってことでほんとベストな試合をしたかったんですけど今日は反省に残ります。(4年生の引退をかけた大会ということで意気込みは)やっぱり本当に今のチームで少しでも長く戦えるように…ほんと明後日が正念場なので。本当…そうですねやっぱり4年生としてただ全力で勝ちに向かって頑張っていくだけです。(下級生の頑張りについて)すごいついてきてくれてたんで、後はほんと4年生が頑張って、それにまた最後ついてきてくれるだけでチームは良い流れになるので。今日なんかは矢嶋とかも頑張ってくれたんで。明後日は集大成として良いゲームが出来るように全員で頑張ります。(次の試合に向けて)さっきも言ったんですけどこのチームで少しでも長い間戦いたいので、もちろん勝ちを目指して思いっきり頑張りたいと思います。

酒井

僕たちの現役最後の大会なので4年は自分達の持ってるものを全てコートで出し切ろうと、そして慶應で4年間やってきたプレースタイルを後輩に見せようと意識してます。今大会の目標はあくまでもJBL撃破で、今日の試合はまず通過点ということでいかに入りを良くするかを意識して臨んだんですけど、自分達の持ち味はあまり発揮できなかったです。(下級生の出来は)まあ、最悪ですよね。リーグ、インカレで積み上げてきた自分達のチーム内での役割を全然こなせてなかったです。下級生と一緒にプレーするのはあと数日もないんで、僕は口で言うつもりはないんですけどプレーで示して、下級生がそこから学んでくれることを期待してます。(JBL・三菱電機との対戦に向けて意気込みを)3年連続なんでお互い知っているチームで、相手は外人もいるし、実力では敵わないんですけど学生らしい戦いが出来れば善戦出来るし、競っていれば勝機は絶対見えてくると思います。過去2年は後半でやられてるので、僕達のやるべきことを40分間全て貫き通したいです。完全燃焼します。

岩下

いつも戦わない相手で最初の方でうまくアジャストが出来なかったり、早い展開のバスケットが出来なくてちょっと良くない展開になったのかなと思います。(引退をかけた試合でしたが意気込みは)そんなに深く意気込んだりしなくて、いつも通り臨んだつもりでした。(下級生の頑張りは岩下選手から見て)彼らは本当に経験が少ない中でも、一生懸命自分達のプレイをやってくれるので、それを僕達がどれだけのびのびプレイさせられるかが重要だと思います。明後日は格段にレベルが違う相手なんで、僕達が挑戦する姿勢を見せて、下級生についてきてもらいたいですね。(次戦への意気込みは)毎年当たる相手なので勝手とかは分かってるんですけど、最強の相手なので、チャレンジャーとしてとにかくぶつかっていこうと思います。

家治

毎年社会人の人とやっていて、相手のシュートが入るというのはわかっていたので、 外のシュートをケアして自分達の得意のトランジションに持って行こうということだったんですけど、外のシュートを確率良く決められて、序盤は苦しい展開になったんですけど、最後はディフェンスを頑張って点差を離せたので良かったと思います。4年生とは3年間一緒にやらせてもらって、すごいよくしてもらった先輩なんで、少しでも長く一緒にプレーしたいですし。なので頑張らなければという気持ちは今まで以上に強いですね。(下級生の出来は)先生は故意に4年生がいないメンバーでやる時間というのを与えてくれたと思うんですけど、その時はディフェンスを頑張って走れたので良かったんですけど、4年生と一緒に出てる序盤に出てくる1年生や2年生が、自分のプレーをやれてないかなと思うので、そこは来年に向けても、積極的にコミュニケーションを取っていこうというのは自分の中の課題ですね。(次戦はJBLが相手だが)3年連続で三菱とやるんですけど、去年は前半はある程度通用したんですけど、後半にリバウンドを外人選手に取られてしまってセカンドチャンスがもらえなくなってしまったんで、ノーマークのシュートは必ず入れるという強い気持ちを持って、試合に臨みたいと思います。

矢嶋

4年生と試合する機会がもう少ない状況なんですけど、次につなげられたんで良かったです。(1年で成長した部分は)自分もまだまだ実力不足で、今は体作りを頑張っているんですけど、そういう面で今日は体の部分で少し通用したんじゃないかなと思います。(今日は思い切りがよかったが)前半ああいう風に自分のペースではなくミスも多かったんですけど、先輩からもっと思いっきりやれって言われたらうまく出来たので良かったです。(今のチームの雰囲気は)二ノ宮さんも言っているんですけど、JBLにどれだけ通用するかっていう所に重点を置いているので、挑戦者の気持ちでモチベーションはあがっていると思います。(次戦に向けて)JBLみたいなプロチームとやるのは初めてなんですけど、先輩達についていって勝てれば良いと思っているので、自分も精いっぱい頑張っていきたいと思います。

1 Comment

  1. SFC生がバスケでこんなに活躍していたなんて驚きです。

    優勝目指して頑張ってください。

    同じSFCの人間として応援しています。

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