【ソッカー男子】第66回慶應・神戸定期戦 勝利もリーグ戦に向け課題が残る

今年で66回目の開催となった慶應・神戸定期戦。慶大はテンポの良いパス回しで、試合の流れを序盤から掴む。22分にはCKをきっちり決め先制に成功する。その後も試合を優勢に進めるが、何度もあったチャンスを得点につなげることが出来ない。試合は1得点のみで終了。結果こそ勝利を収めたものの後期リーグ戦に向けても良い試合内容とはならなかった。

特別指定選手となった宮地

特別指定選手となった宮地

 

第66回慶應・神戸定期戦

 

2016/8/21(日)14:15 KO@慶應義塾下田グラウンド

 

慶應義塾大学1-0神戸大学

 

【得点者(アシスト者)】

 

[慶] 22分 望月大知(近藤貫太)

 

♢慶大出場選手 

 

GK田野稔明(経3・慶應義塾高)

DF 手塚朋克(環3・静岡学園高)

DF望月大知(環4・静岡学園高)

DF豊川功治(総4・ジェフ千葉U-18)

DF井上大(総4・國學院久我山高)

MF宮地元貴 (総4・東京ヴェルディユース) →62分 MF 加瀬澤力(総4・藤枝東高)

MF片岡立綺(総3・桐蔭学園高)

MF近藤貫太(総1・愛媛FC)

MF松木駿之介(総2・青森山田高) →62分 MF小谷春日(環2・藤枝東高)

FW渡辺夏彦(総3・國學院久我山高) →57分 FW田中健太(法3・横浜F・マリノスユース)

FW池田豊史貴(総3・浅野高) →77分 MF 落合祥也(商1・横浜FCユース)

 

 

早慶定期戦が伝統の一戦であるが、慶應・神戸定期戦も歴史ある伝統の一戦だ。現役戦に先立ち、OB戦も行われた。今年は慶大のホームグラウンドである下田グラウンドでの開催となった。名古屋グランパスに特別指定選手として登録された主将・宮地元貴(総4・東京ヴェルディユース)もチームに戻り、キャプテンマークを左腕に巻いた。

 

試合は慶大ボールで開始。開始直後から慶大は攻撃を仕掛ける。早慶定期戦後にトップチームに昇格した近藤貫太(総1・愛媛FC)が起点となりチャンスを量産する。4分、高さのある池田豊史貴(総3・浅野高)にパスを出すが、これは相手GKにキャッチされてしまう。その後も慶大は攻撃を仕掛けるがなかなかゴールネットを揺らせない。16分、近藤が右サイドから力強いシュートを打つがゴールわずかに右に逸れてしまい、20分には松木駿之介(総2・青森山田高)がミドルシュートを放つがこれも惜しくもGKにはじかれてしまう。

シュートを放つ松木

シュートを放つ松木

ボール支配時間は長く、明らかに試合の流れは慶大だった。そんな良い流れの中で待望の先制点が生まれる。近藤の右コーナーからのキックをゴール前中央にいた望月大知(環4・静岡学園高)がヘッドで合わせた。先制点を決めた後も神戸大に決定機を与えず試合を優勢に進め、前半を1-0で折り返す。

望月のヘディングで先制

望月のヘディングで先制

 

試合は時折晴れ間がのぞき、熱さによる体力の消耗も大きかった。ハーフタイムでの交代はなしで迎えた後半は選手たちの疲れが見え始めてくる。50分、望月のヘッドのクリアミスで、左サイドにいた神戸大の選手にボールを奪われシュートを打たれてしまう。危ない場面だったが、相手のシュートはジャストミートせず田野稔明(経3・慶應義塾高)が抑える。その後豊川功治(総4・ジェフ千葉 U-18)も相手の攻撃を抑えようとしたところに自身の腕を相手選手の腕にかけて転倒させてしまい、イエローカードが出されてしまった。選手たちの動きが鈍くなり、前半よりも押され気味になりつつあった。攻撃の流れを切らしてはならない慶大は、選手交代で状況打開を試みる。57分、渡辺夏彦(総3・國學院久我山高)に代わり田中健太(法3・横浜F・マリノスユース)が、62分には松木に代わり小谷春日(環2・藤枝東高)、宮地に代わり加瀬澤力(総4・藤枝東高)が入った。

途中出場の小谷がドリブル突破

途中出場の小谷がドリブル突破

早速途中出場の選手が神戸大のゴールを脅かし、慶大の勢いを加速させる。田中が池田からのパスに反応し、ゴール前でシュートを放つがキーパーにはじかれる。70分、左サイドからのパスを池田がかわし、加瀬澤もシュートを打つがクロスバーに得点を阻まれてしまう。83分に再び田中が井上大(総4・國學院久我山高)のパスを受け右足を振り抜くがこれもクロスバーを叩き、追加点とはならなかった。試合終了に近づくにつれ、選手たちは相手に得点を与えさせまいと前線へとボールを回していく。最後まで神戸大に大きな決定機を与えずにリードを守り切り、試合は終了。試合の流れを継続して維持することができた。

 

無失点に抑えた試合だったが、慶大の得点はわずか1点。チャンスはいくつもあったがフィニッシュまで持っていけないという課題が今回も残ってしまった。後期リーグ戦開幕まであと3週間を切った。一つでも多くの課題を解決し、チームの目標であるリーグ優勝に向け、慶應ソッカー部の「本気」を見せつけてほしい。

 

(記事 椙本彩愛)

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