慶應スポーツ新聞会

【バスケ】序盤の大量ビハインドが響き、連勝ならず。vs専修大

 前日の日大戦で慶大は、リーグ戦初白星を手にした。このまま2連勝を狙いたい慶大が今日対戦するのは、リーグ戦開幕以来、1勝2敗の成績で慶大と並ぶ専修大だ。昨年のリーグ戦では、慶大が2連勝している。だが昨日、慶大は好調だった#7高橋が負傷してしまい欠場が確定。やはりその影響は大きかったのか、ゲームは序盤から苦しい展開となる。

2016/9/11(日)@青山学院大学相模原キャンパス

第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 日本大戦

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

6

15

30

19

70

専修大

30

17

19

23

89

◆慶大スターティングメンバ―◆

PG

#4 西戸良(総4・洛南高)

SG

#5 後藤宏太(環4・藤枝明誠高)

SF

#9 鳥羽陽介(環2・福大大濠高)

PF

#22 トカチョフサワ(環3・國學院久我山高)

#11 木村能生(環3・東山高)

 

 慶大は、高橋に代わり木村がスタメンに入った。第1Qは専修大の2連続得点から始まる。フリースローで慶大に初得点をもたらした鳥羽は、直後のディフェンスでも相手のオフェンスファウルを誘う好プレーを見せた。だがそこからは専修大ペースとなる。慶大は、相手のセンター#30フィリップを上手く封じるものの、ガード陣のドライブを抑えることが出来ず、連続で12得点を許してしまう。攻撃面でも、後藤が3ポイントをヒットさせるが、全体的に見ると湿りがちとなり、攻守に歯車が噛み合わない。残り5分からはフィリップの爆発もあって再び連続得点に見舞われる。リードを大きく広げられ24点ビハインドで第1Qを終える。

 

ここまで好成績を残している木村

ここまで好成績を残している木村

 

 第2Q序盤、開始10秒で後藤が今日2本目の3ポイントを成功させると、それに続き鳥羽のレイアップ、西戸の3ポイントなどで順調に得点を重ねていく。一方で専修大も#7国分がベースライン際のジャンパーを次々に沈め、簡単には流れを渡さない。慶大は残り4分でタイムアウトを取り、ゾーンディフェンスに切り替える。これが功を奏し、それ以降専修大にわずか2 点しか許さなかった。ここで一気に差を縮めたいところだったが、ターンオーバー等ミスが続きオフェンスが再び停滞。最後に#16髙田の3ポイントが決まるが、点差は殆ど変わらないまま前半を終えた。

 

攻守共にチームに貢献したサワ

攻守共にチームに貢献したサワ

 

 第3Q、ここまで元気のなかった慶大が遂に反撃に転じる。開始早々にサワがフィリップのシュートをブロックすると、そのまま速攻でレイアップを決める。これを皮切りに慶大の猛攻が始まった。木村とサワがオフェンスリバウンドから得点、木村が鳥羽のアシストを受け3ポイントをヒット。さらに積極的なディフェンスで相手のターンオーバーを誘発し、そこから速攻で次々と得点を奪う。最後は西戸が3ポイントを沈め、2分30秒の間で14-0、スタメン全員が得点を挙げるという完璧なランを披露した。中盤以降は専修大も落ち着きを取り戻し五分五分の戦いとなる。アップテンポな展開の中で互いに着実にポイントを重ねて第3Qは終了。3ポイントを2本決め、それぞれ12得点、8得点を挙げた木村と西戸は、反撃に大きく貢献した。

 

反撃の立役者となった西戸

反撃の立役者となった西戸

 

 点差を詰めて迎えた第4Q、慶大はディフェンスやリバウンドで、身長差の有る相手に対して粘りを見せる。すると良い流れがオフェンスにも繋がった。サワがペイント内から連続で得点を挙げると、鳥羽がドリブルで相手を翻弄して3ポイントシュート。最大で29点あったビハインドは8点まで縮まった。劇的な逆転勝利の兆しが見えた慶大だったが、中盤以降はフィリップを中心とする専修大のインサイドに苦しめられる。流れを取り戻そうと慶大はオールコートでのディフェンスを仕掛けたが、専修大はこれを上手くかわし追撃を許さなかった。終盤は攻守が目まぐるしく入れ替わる中で後藤や鳥羽が得点を奪うも、相手を脅かすには至らず試合終了。2連勝とはならなかった。

 

3ポイントで会場を沸かせた鳥羽

3ポイントで会場を沸かせた鳥羽

 

 スコアだけ見れば完敗と言えなくもないが、その内容は決して悲観するべきものではない。特に華麗な攻撃を見せた第3Qのプレーは、今後に期待を抱かせるものだったと言えるだろう。次戦はホームでの2連戦となる。高橋の不在という逆境を乗り越えて、日吉に詰めかける大勢の観客を沸かせるようなバスケットを、是非とも見せてもらいたい。

(記事・徳吉勇斗)

 

木村能生選手(環3・東山高)

(試合を振り返って)序盤から点を取ることが出来なかったのが敗因になってしまった。後半の良い時のプレーを前半から出来ていれば、勝てる試合だったのかなと思います。(高橋の欠場を受けて)とにかく自分がやるしかない、という気持ちです。自分とサワの働きがこれからのリーグ戦で重要になってくるので、もっと自覚を持ってチームに貢献していかないといけないと感じています。今日は特に前半でそれが出来なくて不甲斐なかったです。(次戦に向けて)ホームゲームには慶應の方々が多く来てくれると思うので、その人達のためにも絶対に2連勝して、チームの調子を上げていければいいなと思います。そのためにしっかりと自覚を持って準備していきたいです。

Comments are closed.