慶應スポーツ新聞会

【相撲】宿敵法大撃破で2部リーグ勝ち越し! 第65回東日本学生相撲リーグ戦

相撲の第65回東日本学生相撲リーグ戦が24・25日、靖国神社相撲場で行われた。慶大は初日の2部リーグに出場し、4勝3敗で昨年を上回る4位の好成績を収め、3年ぶりの4位に入った。

 

法大戦、劇的な勝利を挙げた時田

法大戦、劇的な勝利を挙げた時田

 

第65回東日本学生相撲リーグ戦

2016/09/24@靖国神社相撲場

 

 

2部リーグ

 

 

明大

法大

駒大

大東大

慶大

立大

東大

埼玉大

勝数

得点

順位

明大

 

5

6

6

7

6

7

6

7

43

1

法大

2

 

5

7

3

7

7

5

5

36

2

駒大

1

2

 

4

4

6

6

6

5

29

3

大東大

1

0

3

 

5

6

6

6

4

27

5

慶大

0

4

3

2

 

7

7

5

4

28

4

立大

1

0

1

1

0

 

5

3

1

11

7

東大

0

0

1

1

0

2

 

2

0

6

8

埼玉大

1

2

1

1

2

4

5

 

2

16

6

 

 

1回戦 vs大東大 2勝5敗

時田●(押し出し)吉村

藪本○(下手捻り投げ)長谷部

中沢●(寄り切り)平澤

樋口●(押し出し)佐藤

平野●(押し出し)谷合

長谷川○(叩き込み)高橋

谷口●(押し出し)鈴木

 

2回戦 vs 法大 4勝3敗

時田○(下手出し投げ)宇野

藪本○(寄り切り)大塚

中沢○(二丁投げ)松浦

樋口○(上手出し投げ)五十嵐

平野●(寄り倒し)根古谷

長谷川●(押し出し)野上

谷口●(押し出し)小賀坂

 

3回戦 vs東大 7勝0敗

時田○(寄り倒し)湯浅

藪本○(寄り切り)福士

中沢○(突き落し)中島

樋口○(寄り切り)大羽

平野○(寄り切り)山添

長谷川○(押し出し)野口

谷口○(押し倒し)伊藤

 

4回戦 vs明大 0勝7敗

時田●(突き落し)森田

藪本●(上手投げ)東

中沢●(押し倒し)田原

樋口●(叩き込み)名和

平野●(寄り切り)北川

長谷川●(叩き込み)藤原

谷口●(寄り切り)前田

 

5回戦 vs駒大 3勝4敗

時田○(寄り切り)中嶋

藪本○(下手投げ)角藤

中沢●(押し出し)石川

樋口●(叩き込み)中村

平野●(突き出し)吉田

長谷川○(叩き込み)千葉

谷口●(寄り倒し)間地

 

6回戦 vs埼玉大 5勝2敗

時田○(突き落し)田口

藪本○(寄り倒し)永吉

胡●(下手投げ)市川

樋口○(押し出し)金子

平野○(引き落とし)早川

長谷川●(小手投げ)庄司

谷口○(不戦勝)中谷

 

7回戦 vs立大 7勝0敗

時田○(押し出し)野口

藪本○(送り出し)成田

胡○(寄り切り)酒井

樋口○(押し出し)小佐野

平野○(寄切り)飯島

長谷川○(押し出し)宮川

谷口○(突き倒し)横田

 

 

 初戦の相手は大東大。2部上位校の中では狙い目と見ていた相手だったが、組み合ってからの押しの強さが一枚上手だった。敗れた5試合の内、押し出しが決まり手の試合が4試合。慶大は藪本健太(政4)と長谷川大起(総1)の2勝に留まった。

 

 いきなりの黒星発進と、決して良い流れではない中迎えた法大との2回戦。慶大が“ミラクル”を起こした。先鋒時田王右(環3)が、組み合いに持ち込もうとする相手を巧みにかわし、隙を見て相手のまわしを取ると一気に下手出し投げを決めた。「勝てるとは思っていなかった」(時田)相手だっただけに、試合直後は自分でも驚きを隠せない様子だった。この値千金の勝利で一気に慶大側に追い風が吹く。続く二陣藪本が押しつ押されつのの攻防を最後は寄り切りで制すと、柔道部からの助っ人三陣中沢嵩史(総4)が相手の突きを払いのけ、最後は迫力ある二丁投げ。さながら柔道の払い腰で、土俵の上でも豪快な一本を取ってみせた。嬉しい“まさか”の3連勝で迎えた中堅戦。慶大の中堅は樋口貴仁主将(環4)。両者共にプレッシャーのかかる一戦だったが、2年生の相手に対し経験豊富な樋口の試合運びが一枚上手だった。浮き足だった相手の勢いをうまくすかしての上手出し投げ。破竹の4連勝で法大を下した。これまで法大には、今年の東日本選手権を始め、公式戦では幾度となく辛酸をなめさせられてきた。「法大に勝つのは初めてじゃないか」(相撲部OB)慶大相撲部の歴史に名を刻む、大金星だった。

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練習期間はわずか「2日」ながら迫力ある相撲を見せた中沢

 勢いに乗った慶大は、続く東大との3回戦は7-0のストレートで快勝を収める。だが、2部トップ校の明大とは勢いではいかんともしがたい地力の差があった。4回戦は慶大が0-7で敗れ、前半戦を2勝2敗で折り返す。

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6勝1敗の好成績を今年も収めた藪本

 5回戦の相手は駒大。慶大が敗れた大東大を2回戦で下しており、目標の3位入賞を狙うには、絶対に負けられない相手との一戦。まず先鋒時田が、相手の勢いに押されつつも上手く立ち回って寄り切りで白星を挙げると、続く藪本も土俵際から粘って豪快な下手投げを決め2連勝。ここまで幸先の良いスタートを切ったが、そこは上位常連校の駒大。続く中沢、樋口、平野皓大(商3)で3連敗を喫し、一気に追い込まれる。「交替した選手が1年だったので絶対に負けられないと思った」と、副将長谷川が気迫のこもった相撲で3-3のイーブンに引き戻したものの、最後は大将谷口孝(経4)が寄り倒しで敗退。3-4で2度目のジャイアントキリングは果たせず、この時点で3位入賞が遠のいた。

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法大戦の勝利を決定づけるなど、中堅として活躍を見せた樋口

 6回戦の埼玉大戦からは三陣に中沢に代わって胡華興(薬1)が入り、5-2で勝利。最終戦は7-0のストレートで立教大を破り、リーグ戦の全日程は終了した。

 

 最終順位は28点で4位。3位の駒大と5位の大東大との差はそれぞれ1点と大接戦だった。「4位に上がれたのはチームとして凄く嬉しいこと」(平野)、「法政に勝てたのは素直に一番嬉しく思っている」(樋口)と、法大を下し大東大を上回った嬉しさをかみしめた一方で、あと一歩のところで3位入賞に手が届かなかった悔しさの声も選手からは多く聞かれた。先鋒を務めた時田は開口一番、「あくまで目標は3位だったので、結果4位で終わってしまって残念。明大と大東大には負けてしまって、あそこで勝っていれば入賞もできていた。凄く責任を感じている」と、嬉しさよりも先に悔しさを吐露。相撲部のこれからを担う次代の最上級生としての強い自覚が垣間見えた。

 

 個人成績では、二陣藪本が6勝1敗で敢闘賞まであと1歩の好成績。5勝2敗の先鋒時田を含めた切り込み隊長2人の活躍がチームに流れを呼び込み、今回の勝ち越しの原動力となった。また、柔道部からの助っ人で三陣を務めた中沢も、急造とは思えない堂々の相撲を見せた。

 

 リーグ戦が終わり、シーズンもいよいよ大詰め。残す大会は11月のインカレだけだ。これまでチームを牽引してきた4年生にとっては集大成。目標のBクラスベスト8、あわよくばそれ以上の成績を達成し、最後の花道を飾りたい。 

(記事:江島健生)

 

 

 

 

先鋒・時田王右(3・愛工大名電)

 

(全体成績は43敗で4位と昨年の順位を一つ上回りました)大東大より順位が上というのは良かったと思うんですけど、あくまで目標は3位だったので、結果4位で終わってしまって残念だなと思っています。大事な明大と大東大には負けてしまって、あそこで勝っていれば入賞もできていたと思うので、そこは凄く責任を感じていますね。(そう謙遜しておられますが、2回戦の法大戦の勝利は大いにチームに勢いをもたらしました)あの試合は勝てるとは思っていなくて、ただ思い切り行こうとだけ考えていました。あとは勝ち方(※決まり手は下手出し投げ)が良かったなと思っていて、それも次に勢いをつける相撲になった要因ではないかと思います。(2か月後にはいよいよインカレが行われます)まずはメンバーに入ることですね。下級生が増えて競争も激しいので、まずは試合でメンバーに選ばれることを意識して、練習に励みたいと思います。そして嶋田前主将が抜けても去年の力を維持しているということを見せるためにも、ベスト8はノルマというかやらなきゃいけないラインだなと思っていて、3位というのも決して無理な目標ではないと思っているので、そこにピークを持っていけるようにします。(目標達成のために課題となってくることは)僕は小さいので、相手に押し負けないことですね。当たってからいかに相手に押されないか、そして止まってからどうやって勝つのか、というところを磨いていかなければと思っています。

 

 

二陣・藪本健太(4・慶應義塾)

 

43敗で昨年の順位を一つ上回る4位でした)部の力が上がったという点で、4年生の立場として嬉しく思っています。(個人として61敗で敢闘賞まであと一歩のところでした)去年は85kg未満級だったんですけど今年と同じく6勝1敗で。今年階級を一つ上げて同じ成績を残せたのは嬉しさもあるんですけど、最後の一つを取れなかったのは非常に悔しいところでもあります。(唯一の敗戦だった明大戦を振り返って)左手で取れれば勝負になるかなと思っていて。実際に左手も取れて右手もなんとか取れたんですけど、その態勢から負けてしまったというのは純粋に力不足かなと感じています。あそこで勝てないとより上位陣にも勝てないですし、悔しいですけど力不足を実感しています。(2回戦の法大戦は藪本選手の勝利で大きく勢いづいた部分もあるのでは)相手の大塚選手は何回も対戦しているので、お互い手の内がわかっていて、その中で勝てたというのは少し自信にもなりました。それで勢いづいたというよりかは、先鋒の時田が作ってくれた流れに乗って勝てたという形で、そこは一番良い点の取り方ができたかなと思います。(2か月後にはいよいよインカレが行われます)今チームの流れと言いますか、実力はどんどん上がっていて、このままの調子で結果に結びつけられればと思っています。個人としては十何年間とやってきた相撲の最後の試合なので、チームにはもちろんこだわりたいですけど個人の結果にもこだわっていきたいと思います。(団体戦はベスト8からそれ以上の成績を狙うと)そうですね。団体はとりあえずベスト8に入って、入賞できればいいかなと思っています。(目標達成に向けて取り組むべき課題と必要になってくることは何か)全体的に見ると3年生ですね。今日は平野が3勝しかできていなくてあいつらしい相撲が取れていませんでしたし、時田は軽量級で良い相撲が取れたと思うんですけど、大きい選手に対しては上手くいかない場面が多いので、3年の実力の底上げが重要かなと思います。個人としては、まわしを取ってから勝負にはなるんですけど、そこから勝ち切れないことが多いので、まわしを取れれば勝てるような相撲を取っていきたいと思います。(最後に一言お願いします)残り競技生活も2か月なので、全力で、ひたむきに、愚直に、嘘をつかない稽古をしていきたいと思います。

 

 

三陣・中沢嵩史(4・國學院栃木)

 

(今日の試合を振り返って)相撲には、例えば立ち合いのような柔道とは明らかに違う所があり、一区切りで試合が終わることもあってどういう攻め方をするか考える時間も無いので、その分思い切っていけたのは柔道につながる収穫だったと思います。(練習に参加したのは大会の1週間程前からですか)そうですね。練習には火曜と木曜に参加させていただいて、本格的な部分を教えてもらいました。(二人が助っ人になった理由は)来週柔道のインカレの個人戦があるんですけど、自分は東京予選で負けてしまって。それで元々相撲には興味があったので、監督に許可をもらいました。長田(治親・総2)は身体作りの一環としての参加で、彼の柔道スタイルは距離を取るスタイルなんですけど、間合いを詰めたときが弱いというのが弱点で、それを克服できたらということで相撲の練習に参加していました。(実質的な練習期間は)今週ですと、火曜は午前中に柔道をやって午後に相撲、水曜は柔道、木曜は相撲、昨日(金)は柔道という感じで、練習したのは火曜と木曜の2日だけです。(その短い練習時間はどういったことを意識して練習に取り組んできましたか)特に意識はしてないですね。本業は柔道なので。柔道の練習に支障が出ないように考えつつ、7人の選手として起用されているので、戦力になれるよう思い切って練習に臨みました。(ちなみに土俵に上がった経験は)あんまり記憶にはないんですけど、小学生のときにありました。そのときも柔道をやりながら相撲の練習にも行っていました。(それで今日再び土俵に上がってみていかがでしたか)いやあ、難しいですね。持つところがまわししか無いので、そこが苦労しました。(柔道につなげられそうな収穫は)今回は相撲は相撲、柔道は柔道と割り切って考えていたので…。柔道では絶対やっちゃいけないようなこともやりましたし(笑)勝負強さは養えたかもしれないですね。(2回戦の法大戦ではあたかも柔道の払い腰のような二丁投げを披露しました)あれは作戦ですね。態勢を落とすと相手が身体を起き上げて避けてくるので、起き上がった瞬間に入れればかけられるんじゃないかと張り合ってる途中に思いついて。実際にかかってくれたときは凄く嬉しかったですね。(5回戦で大きく土俵の外に投げ出されてしまった後6戦目に胡選手と交代しましたが、何かアクシデントがあったのでしょうか)いや、元々5戦目までの予定でした。彼(胡)が1年生で経験を積ませたいから6戦目から代わると聞かされていて。だから、特に理由は無いですね。(柔道での今後の試合の予定は)10月末に兵庫で全日本の団体戦があって、11月19日に早慶戦があるのでそこで引退を迎えます。(それでは、最後にそれらの試合に向けての意気込みを)去年一昨年と早慶戦に負けてしまっているので、今年は何としても戦力の一人として、勝ち抜き制なので抜ける限りは抜いてチームに貢献して、早稲田を倒したいと思います。

 

 

三陣・胡華興(1・慶應義塾)

 

(個人としては11敗でした)埼玉大戦は今日の最初の試合ということもあって、身体が温まってなかったです。立ち合いで思い切ってぶつかったんですけど、相手が多分柔道出身の選手で、まわしを掴まれてそのまま投げ技で負けてしまいました。自分ではまわしを掴まれないようにどんどん突いていくというスタイルが良いと思っているんですけど、それができませんでした。立大戦も突き切ることはできなかったんですけど、がっぷりになってから足で地面を蹴れたのでどんどん前進していけましたね。理想としていた相撲とは違うんですけど、良い感触で戦っていけたと思います。(6試合目からの出場というのは決定事項だったのでしょうか)そうですね。といっても今日初めて知らされたんですけど。ただ1週間ぐらい前に、「もしかしたら出るかもしれないから、準備しておけ」とは言われていました。柔道部の方が来ていて調子も良かったので、そのままいくのかなとは思っていたんですけど、「埼玉大から出すぞ」と言われて。それで1試合で終わりかなと思っていたら、「また次やるから」と。1敗していたので、次は勝つぞという気持ちで臨みました。(大会直前は柔道部の選手2人と一緒に練習していたわけですが、やはり刺激を受ける部分はありましたか)そうですね。一緒に相撲も取ったんですけど、身体もデカいし力も強くて。組んだらもう勝てませんでした。本番でも法大戦で大きな勝利をもぎ取ってくれたので、本当にありがたく思っています。(次は11月のインカレ)あと2か月ぐらいあるんですけど、メンバーに入れるようにしっかり稽古して体重も増やしていって先輩方に少しでも追いつけるように頑張りたいと思います。

 

 

中堅・樋口貴仁(4・明大中野)

 

(43敗で目標の3位入賞はならなかったものの、4位で昨年より1つ順位を上げました)まず、法政に勝てたのは素直に一番嬉しく思っています。先鋒で相手が85kg未満級の強い選手だったんですけど、その選手に時田が勝ったことが勝因ですね。加えて左のまわしを取って勝つという彼の持ち味を出しての勝利だったので、今後自信にしていってほしいと思います。あと、柔道部の中沢が勝ってくれて、向こうも多分ただの素人だと思って舐めていたら、こっちが食っちゃったということなんでしょうけど、それでも勝利は勝利なので。本当に法政に勝てたというのは良かったなと思っています。OBの方も「法政に勝つのは初めてなんじゃないかな」とおっしゃっていたので(※法大には2009年以降公式戦10連敗中だった。08年以前は不明)、それぐらいインパクトのある出来事だったと思います。(中堅戦で樋口選手が勝って慶大の勝利が決定したわけですが)あれはたまたま勝ちを拾ったという感じですね(笑)向こうとしては自分が負けたらチームも負けるというプレッシャーがあったのか、勢い良く飛び出してこなかったので。そこで上回ったかなと思います。なんで僕が上回れたかといえば、後ろに平野や長谷川がいるので僕が最悪負けても後ろが勝ってくれるだろう、という主将としてあるまじき心持ちだったからなんですけど(笑)(バックへの信頼感があったと)3年と1年の後輩なんですけど(笑)そうですね。ありました。(個人としても4勝3敗でした)正直、全然ダメですね。ウチとしては大東大と駒大に勝つことを目標にしてずっと練習してきたんですけど、そこで自分はどちらも落としているので。自分がチャンスだぞって煽っておきながら、負けてしまったというのは反省しなければいけないというか自分のせいだなと思っています。最大の目標は3位入賞だったんですけど、今年は去年より1つ順位を上げて4位ということで、僕が駒澤の中村選手や大東の佐藤選手に勝っていれば、そこの壁を超えられた可能性は高かったと思います。(特に駒大戦はあと一つ取れていれば勝てていただけに惜しかった。駒大戦での試合を振り返って)足が出なかったんですよね…。はたき込まれて、自分の持ち味である当たりを出していこうと思って少し気合いが入り過ぎた結果、下半身に意識がいかなかったところが敗因だと思います。それにしても負けてはいけないところでした。まだまだ練習して鍛えるところはあるなと思いました。(11月にはいよいよインカレが行われる)去年一昨年とベスト8に入っていて、その流れを崩してはいけないと思いますし、今年もベスト8、なんなら入賞も狙っていくという気持ちでいきたいです。やっぱりベスト8を守るという気持ちだと、成績は下がってしまうと思うので。ベスト8を突破してベスト4に入るという気概を持って、みんなで練習していきたいと思います。(インカレに向けてチームとしても個人としても取り組まなければいけない課題は)競技力の向上はもちろんなんですけど、今日とかは1番最初の開会式を見ていても、準備が遅いんですよね。僕が言わないとまわしを巻かなかったり、テーピングをしないといった若干受け身な部分が多くて。それぞれが自分で考えて行動できるようになるかが競技力にもいきてくると思うので、まずはそこを競技力とは別に徹底していきたいという思いはありますね。(それでは最後に一言)名門!

 

 

五陣・平野皓大(商3・慶應義塾)

 

(総合成績は4勝3敗で去年の順位を一つ上回りました)去年と一昨年が全く同じ点数で、5位だったので、何年かぶりに(※3年ぶり)4位に上がれたのはチームとして凄く嬉しいことだと思います。(平野選手自身は3勝4敗でした)個人としては格下の大学には負けなかったんですけど、格上の相手には一つも勝てなかったので、そこは少し悔しい部分ではあります。(藪本副将も「少し元気がないのが気になった」と言っていた)ここ最近の調子は別に悪くなくて、今日もそんな調子悪いわけではなかったんですけど、なかなか上手く自分の形になれなかったかなというのはありますね。あとは長い相撲になって勝てそうになった試合もあったんですけど、ああいうところで落としてしまったのは悔しいですね。(5回戦の駒大戦はそれまで2勝2敗で来ており、特に重要な局面での一戦でした)最初1回待ったになって、そのときは右のまわしに手がかかっていたんですけど、立ち合いがやり直しになったときにしっかり踏み込めずタイミングがズレてしまいました。最初の立ち合いができていればもう少し勝負になったと思うので、立ち合いはまだまだこれから取っていて修正していかないといけないところだと思います。(2か月後にはいよいよインカレが行われます)今日は全然チームに貢献できなかったので、立ち合いからやり直してインカレでは貢献できるような存在になりたいと思います。

 

 

副将・長谷川大起(1・木造)

 

(43敗と勝ち越し、去年の順位を一つ上回りました)僕は初めてのリーグ戦だったんですけど、チームの勝利に貢献できたのは率直に嬉しいです。(個人成績でも43敗だった)自分より力が下の相手には取りこぼしなく勝てたと思うんですけど、格上の相手にどうやって勝つか、試合で力を出してチームの勝利に貢献できるかが今後の課題だと思いました。(2回戦の法大戦は今大会の山場でした)法大戦のときは緊張しましたね。試合は決まっていたんですけど、慶大の流れのまま次の試合に持っていかないといけないと思っていたので。勝っても負けても元気のいい前に出る相撲を意識していました。結果負けてしまったんですけど、良い流れのままいけたので今回の4位という成績に繋がったのではないかと思います。(5回戦の駒大戦は2-3で負けているところから叩き込みで勝利してイーブンに戻しました。あの試合を振り返って)相手の交替した選手が1年だったので絶対に負けられないと思いましたし、ここで自分が負けてしまうとチームも敗れてしまうという局面だったので、普段以上の力が出たかなと思っています。(今大会を終えて自分の中で見つかった今後の課題等はありましたか)相手がちょっと強くなると上半身だけで相手を押そうとしてしまって、結果相手に引かれて落ちてしまう、という相撲が多かったので、下半身を使ってもっと意識した相撲を今後取っていけたらなと思いました。(2か月後にはいよいよ年間の集大成となるインカレが行われる)4年生3人の引退試合なので、先輩たちを漢にして最後に良い花道を作れるように下級生たちも頑張らなければと思います。

 

 

大将・谷口孝(4・慶應義塾)

 

(全体としては4勝3敗の成績でした)法政に勝てたのは一番大きかったかなと思いますね。助っ人として柔道部の方が来てくれた上で言うのもなんですが、それは去年まではできなったことなので、チームとして進歩できた部分なのかなとは思います。ただ、悔しかったのは4勝3敗の方で、今回駒沢大に勝てなかったんですけど、誰かあと一人勝てたんじゃないかとは思っています。去年自分は土俵に上がっていないんですけど3勝4敗が多くて、あと一人勝てればという試合が多かったんですよ。それで今回駒沢大戦で3勝3敗で回ってきて、相手も強い選手だったらしいんですけど、それでも勝てなきゃ駄目だったなと思いますね。(やはりあの試合については悔いが残ると)そうですね。負けたら終わりの場面で1年の長谷川がつないでくれて、「谷口さん繋ぎましたよ。あと一つ勝ってください」と。そこで昂揚感みたいなものはあったんですけど、勝てなかったのがどうしようもなかったですね。立ち合いで1歩目当たったところは良かったんですけど、2歩目以降頭から突っかかってしまって。そこは悔いが残りますね。もう来年はないので、インカレに出られるかどうかはわからないんですけど、ああいう悔しい思いだけはしないように、そのためにも悔いのない練習をしていこうと思いました。(個人成績は3勝4敗でしたがこの成績については)1年のときは1勝が目標で、2年の時は3勝4敗が目標だったんです。去年は鎖骨を折っちゃって1試合も出られなくて、それが凄く悔しかったんですよ。それで今年は最低ラインの目標が3勝4敗で、その上で、例年勝てない上位4校のどれかに勝って4勝3敗にしたいというのは心の中で考えていました。なので、それが達成できなかったのは悔しいですね。あと、最初の大東大戦は極端に緊張しすぎちゃって、ちょうどいい緊張感に持っていけなかったですね。最初の一番で全力を出せるようなメンタル、コンディションを整えられなかったところが良くなかったです。自分が勝てる可能性があったとしたら、駒沢大戦より大東大戦の方があったかもしれないですね。東大戦は軽い選手ですんなり勝てたんですけど、相撲の内容としてはあまり良くなかったと思っています。突いたところを耐えられちゃって、仕方なく引いたらあんまり良くない態勢になって、結局差して押し倒すっていう。だから内容としては褒められたものでしたね。立大戦は相手が左下手が強い選手で、差されると負けてしまうなと思って、近づかせないことを意識して戦いました。(インカレに向けて)今、自分には稽古場で勝てない選手が5人いて、現状だとその5人がレギュラーにほぼ内定しているんですよ。それ自体は安定しているし、選手層が充実しているという意味で良いことだと思っているんですけど、自分が5番手の選手に絡んでいければ、その選手も「メンバーを外されてたまるか!」って具合で奮起してくれると思うので、結果自分がメンバーに入れたとしても、そうじゃなかったとしても全体のレベルアップにつながると思います。正直、出られるかと言われると厳しいと思いますし、個人戦も出してもらえるかもしれないですけど、やっぱり実力で掴みたいですね。あとは、試合に出て貢献すること以外にも相撲部にはあると思っていて、それも大事にしていきたいと思います。どんな形であれ、これからインカレまでの2か月は悔いのない過ごし方をしていきたいと考えています。

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