慶應スポーツ新聞会

【アメフト】第3回TOKYO BOWL 夢の東西対決、昨年王者に挑むも完敗 立命大戦

リーグ戦を準優勝で終えた慶大。甲子園ボウルへの出場は逃したものの、東西の準優勝校が戦うTOKYO BOWLの大舞台への出場権を手にした。「どこまで通用するか」と意気込んで臨んだが、試合は終始立命大のペース。慶大はタッチダウンを奪うことができず、点差は開いていく。K廣田祐(理2)が二度のフィールドゴールを決め6点を返すも及ばず、6-44で試合終了。悔しさの残る結果となった。

 

夢の東西対決に意気込んだ

夢の東西対決に気合は十分

2016年度東西大学対抗戦 第3回TOKYO BOWL 

12/25(日)14:00KO@横浜スタジアム

慶大

 

立命館大

0

1Q

10

3

2Q

24

0

3Q

10

3

4Q

0

6

TOTAL

44

 

 

4年生の引退試合となったこの試合、クリスマスという日程にもかかわらず多くの観客が応援に駆けつけた。

相手となる立命大は、昨年の学生王者。今季甲子園ボウルを目指してきた慶大は、関西の実力校との試合に意気込んで臨んだ。

しかし、試合展開は苦しいものだった。試合開始早々、立命大の猛攻が始まる。1Q、フィールドゴールで先制を許すと、相手のエースRBのランで攻められタッチダウンを奪われる。一方慶大は、好守に阻まれなかなか1st downを更新できない。反撃を見せたのは2Q開始直後。DB兵頭宣俊(商4)がインターセプトを決め、悪い流れは断ち切れたと思われた。しかし、その直後QB小田裕太(商3)が出したパスがインターセプトされ、そのままリターンタッチダウンを奪われてしまう。その後も慶大が攻撃権を手にするたびにインターセプトを決められ、立命大の一方的な攻撃が続いた。それでも2Q終盤、立命大の反則でオートマチック1st downを獲得し敵陣38ヤードまで迫ると、K廣田のフィールドゴールが決まり3点を返す。前半終了時点でのスコアは3-27。

エースRBに苦しめられるも必死に食らいついた

エースRBに苦しめられるも必死に食らいつく

ハーフタイムをはさみ新たに流れを作りたいところだったが、いきなりファンブルリカバータッチダウンを奪われてしまう。勢いに乗る立命館大を阻止しようとDB菅原大源(政4)がQBサックを決め、なんとか流れを食い止めた。慶大はパスで攻撃を仕掛けるもインターセプトで攻守交代。

迎えた4Q。立命大の最初の攻撃シリーズをパントに追い込むと、慶大にも流れがやってきた。2つ目の攻撃シリーズでRB李卓(総4)のランを中心に攻めると、K廣田が38ヤードのフィールドゴールを決め、スコアを6-44とした。しかし試合時間は残りわずか。立命大のニーダウンで試合終了となった。

2つのフィールドゴールを決めMIPを受賞したK廣田

2つのフィールドゴールを決めMIPを受賞したK廣田祐

「完敗です」(李卓主将)。不本意な形でシーズンを終え、悔しさを噛みしめた慶大ユニコーンズ。しかし、抱いたのはネガティブな気持ちばかりではない。「信じてついてきてありがとう」と李が語るように、試合後のチームには仲間への感謝の気持ちが溢れていた。この試合で4年生は引退。苦しい状況でも一緒に戦った後輩たちに、「来年はもっと上手くなって、勝てる」(兵頭副将)とエールを送った。

試合後のハドルで思いを語った李卓主将

試合後のハドルで思いを語った李卓主将

記事 鈴木優子

試合後コメント

李卓(4)

(試合を振り返って)もう完敗です。自分たちなりに3週間準備したつもりだったんですけど、どこかで気持ちが切れたのかもしれないし、圧倒的に立命さんの方がフィジカルでも個々の部分で上だったと思います。自分たちは自分たちで「自分たちが1番になる」というつもりで自分たちのフットボールを信じて真っ向勝負でぶつかったんですけど、甘かったと思います。もっと詰める部分はあるし、もう完敗なので0から下級生は振り返ってチーム作りをしないといけないのかなと思います。(試合後のハドルで語ったことは)ずっと言ってきたのは「信じて付いてこい、信じて付いてこい。信じろ、信じろ」ということなので、それでぼろ負けしたのは申し訳ないし、過信だったのかなと。それでも「信じて付いてきてくれてありがとう」というのは伝えたかったし、みんな本当にすごく慕ってくれてついてきてくれたので、純粋に結果はどうあれ感謝の気持ちでいっぱいです。(4年間を振り返って)今日は不完全燃焼なので。全部ここに出し切ろうと思ったんですけど。不完全燃焼ですけど、4年間楽しかったです。フットボールを心の底から楽しんだ4年間でした。(今後アメフトを続けていくか)今日の感じだと続けたいです。どうにかして何が何でも続けようと思います。

 

兵頭宣俊(4)

(今日の試合にはどのような気持ちで臨まれましたか)甲子園ボウルに行けなかったので、この1ヶ月間最初の方は結構苦しかったんですけど、関西で一、二を争うような素晴らしいチームとやるという経験ができて良かったなと思っています。僕らが目指していたのは甲子園ボウルだったので、関西学院大と同じくらいのレベルの立命館大にどれだけ通用するかが楽しみだったのですが、惨敗だったので悔しいです。(相手のオフェンス陣の印象は)もっとすごいのかなと思っていたんですけど、完全に無理だなという感じではなくて、自分たちのミスで負けてしまったなという印象です。来年後輩たちはもっと上手くなって、勝てるくらいのレベルなのではないかと思います。ただ、やはり向こうはフィジカル的に大きいですし、体重も重い選手が多いので、そういう部分では個々の力で負けてしまっていたかなと思います。(ファンの皆様に一言)最後負けてしまったんですけど、今年1年間たくさんの方々に応援していただいて、すごく力になっていたので、本当にありがとうございましたとお伝えしたいです。

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