慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】サーブに苦しめられ雪辱果たせず vs早大

得点を奪い笑顔を見せる選手陣

ここ3試合ストレート負けが続いている慶大は第5戦、早慶定期戦と東日本インカレに続いて今年3回目となる早大との対戦に臨んだ。前回の雪辱を果たそうと、ミスを抑えて相手スパイクに食らいつき、今年初めて早大から1セットを奪う。しかし、その後、サーブレシーブやフェイントに苦しめられセットを奪うことができなかった。セットカウント1-3で敗れ、今季4敗目となった。

 

 

9月18日(月)秋季関東大学男子1部バレーボール第5戦 慶大×早大@キッコーマンアリーナ

 

得点

慶大

セット

早大

25

23

15

25

21

25

20

25

 

強烈なスパイクを打ち込む富澤

第1セット。サイドアウトの取り合いが続く。流れが変わったのは中盤。相手の2連続のスパイクミスから、黒田彪斗(環4)の相手選手手前に落ちるサービスエースが決まり、4連続ポイントで一気に逆転する。これによりこの試合最初に早大がタイムアウト。その後、黒田のスパイクが3連続で止められるもめげずにトスを上げ続け、4度目にしてブロックに吸い込ませる場面も。長澤翔吾(環4)のレシーブにもファインプレーが飛び出し、最後まで大きなミスなく、リードを保つ。最後は相手のレシーブが乱れたところを富澤太凱(経2)が押し込み25-23。早大から貴重な1セットを奪う。

 

第2セットは終始相手サーブに苦しめられる。レシーブが乱れたところにダイレクトスパイクやバックアタックなどを決められ、完全にペースを掴まれる。思うように攻撃に繋げられない慶大は、このセットだけで二度の5連続ポイントを許す。終わってみれば15-25と10点の差をつけられこのセットを落としてしまう。

 

多彩な攻撃を仕掛けるマルキ

第3セット。レシーブ面ではなんとか粘り、上手くセッターにボールを返すも、相手のディフェンスに阻まれ、なかなか得点に結びつかない。逆に早大のネット際での巧妙な技術や、難しいトスからも放たれる強烈なスパイクなどで得点を許し、じわじわと点差を広げられる。途中交代で入った早大の喜入祥充主将(スポ4)のこの試合初となるスパイクをブロックで仕留めるなどするも、勢いを止めることはできない。21-25とされこのセットも落とし後がなくなる。

 

 

レシーブで活躍を見せた岩本

第4セット。レシーブを拾えそうで惜しくも上げきれない場面が多々あり、このセットもリードを許す展開に。吉田祝太郎(政1)のツーアタックなど多彩な攻撃を見せつけるも、再び相手サーブにはまり、5連続失点。11-18と一時7点差にまでリードを広げられる。樫村大仁(環1)のクイックや、吉田のブロックポイントなど終盤追い上げを見せる慶大。しかし点差は大きく、最後はブロックにすらつけず25点目。20-25とこのセットも落とし、セットカウント1-3で勝利とはならなかった。

 

1部リーグで因縁の対決を実現した両校。「ちょっと慣れてきた」(宗雲監督)というように第1セットを取り、その後何度も食らいついていける場面があった。早慶戦に勝利するにはまだ力の差がありそうだが、慶大が少しずつ迫っているのは確かであるように思う。この3連戦、白星をあげることができず、今後も苦しい戦いは続いていくだろう。粘り強く慶大らしいバレーを追い求め、その先に勝利の二文字がついてくることを願いたい。

 

(記事・太田彩恵、写真・藤澤薫)

 

 

宗雲監督

 

(今日の試合を振り返って)良いところは、今年1セットの差分だけ詰められたところ、1.5とは言わないけど、1.25くらいは詰められたことですかね。

(第1セットを取れた要因としては)中盤、ミスがなかったのでね、マルキも黒田もサーブレシーブを我慢していたので、昨日話した負けパターンにはならなかったのが良かったと思います。

(今回フェイントに苦しめられる場面も多かった)それは裏を返せば、こっちのブロックがしっかりできていたのでフェイントしてきた、その先のフェイントが来るというところまで考えられていなかった。詰め将棋ではないけれど、しっかりブロックをつくということだけに満足していたので、そのあとどうなるかということまで、次はやらないといけないと思います。

(相手ブロックに上手く利用されたような印象だが)1部の選手は上手いので、早稲田の選手も高校時代に完成している選手が多いので、ネット際とか崩れた体勢、悪い状態のときも上手いですよね。ある意味慶應の学生にないものなので、慶應の学生も真似してもらいたいと思います。

(苦しめられたサーブについて)2セット目かな、そこが今のところ対応策がないので、先入観でやらないで、もちろんサイド選手が上手くなるのが一番良いんですけど、ミドルの選手もサーブレシーブの練習をして、なんとか4枚レシーブに入れるように出来ればなと思うので、その辺は対応します。

(早大とは今年3回目の対戦となったが)こんなことを言うと早稲田さんに大変失礼なんですけど、ちょっと慣れてきたかなと。正直、早慶戦と東日本インカレのときは自滅したし、早稲田さんの多彩な攻撃にブロッカーも振られてたんですけど、ちょっと慣れたという感じですかね。

(来週にむけて)負けが続いているので、こういう時は前もそうだったんですけど、チームが暗くなるので、せっかく1部に上がったので、全部力を出して、結果を受け止めるくらい、慶應のスタイルを来週ものびのび出せればなと思います。

 

 

長澤翔吾 (環4

 

(今日の試合を振り返って)守備の面でこれまで「我慢しきれない」っていう課題があって、それを意識して今日の試合に臨んだんですけど、1セット目とかは自分たちが守備でしっかり我慢して、それを攻撃に繋げて得点できたので良かったんですけど、終盤になるにつれてこっちも集中力が切れてきて、そこが堪えきれなかったっていうのがちょっと残念なところだったなと思います。

(サーブレシーブについて)マルキと黒田は、レシーブしてから打つっていうところでやはり狙われるポジションであるので、個人的にはリベロである自分が拾う範囲を広く取って、マルキと黒田、あと富澤なんかに良い形で打たせてあげるっていうのは意識してやっていました。

(フェイントを多く決められてしまったが)やはり早稲田さんはしっかりと強打を打ってくるチームなので、それに対して対策をしていたがゆえというか。強打もあるところに不意にフェイントされたので、ちょっと固く構えてしまっていて取れなかったかなと思います。それはちょっと次に向けての反省点ですね。

(今日は繋ぎで惜しい場面も多かったが)そうですね、特に今週はもう本当に、こっちが得点を取りたいっていうところで繋ぎが崩れちゃって、それが攻撃につながらないっていうのが多かったので、そこもやっぱり1週間しかないですけど、持ち帰ってしっかり練習したいと思います。

(来週にむけて)来週も中央大と日大っていうことで結構強いところですけど、個人的にも守備っていうところでしっかり我慢して貢献して、能力のあるアタッカーがしっかり打っていけるように、全力でサポートしたいと思います。

 

サイド

マルキナシム(総2・川越東高)

センター

佐藤康平(環4・桐蔭学園高)

オポジット

富澤太凱(経2・慶應義塾高)

サイド

黒田彪斗(環4・富山一高)

センター

樫村大仁(環1・茨城高専)

セッター

吉田祝太郎(政1・慶應義塾高)

リベロ

長澤翔吾(環4・盛岡一高)

 

松岡海(文4・慶應義塾高)

途中出場

尾木将(政4・修道高)

 

岩本龍之介(商3・仙台二高)

 

浦部連太朗(総2・高松一高)

 

清水柊吾(総1・広島城北高)

 

 

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