慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(女子)】高き女王の壁。粘りの戦い見せるも黒星スタート/関東学生ホッケー春季リーグ VS山梨学院大

DFの要として存在感を見せた新主将三宅

TEAM2018の開幕戦は、絶対女王山梨学院大との対戦。1Q3分に先制を許すも、粘りのディフェンスで2Qまでその1点のみで凌ぐ。しかし3Q以降は、山梨学院大が本領を発揮。体力が落ちてくる終盤に得点を立て続けに許し、試合終了までに8点を加えられた。0-9で敗戦したものの、収穫と課題の見える一戦となった。

 

平成30年関東学生ホッケー春季リーグ Aプール VS山梨学院大

 

4/1(日) 13:00試合開始 @慶大日吉ホッケー場

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

慶大

山梨学院大

 

 

スタメン

GK 杉山留菜(経4・慶應女子)

DF 冨田里沙(政4・東洋英和女学院)、三宅美紅(経4・慶應湘南藤沢)、西本明日美(政3・慶應湘南藤沢)、木崎渚早(経4・日比谷)

MF 上口華(経2・慶應湘南藤沢)、児島沙也佳(経3・渋谷教育学園渋谷)、山崎ほのか(商4・慶應女子)

FW 雑賀水紀(経4・慶應女子)、内藤梓(政3・立川)、花田ともみ(政2・慶應湘南藤沢)

 

 

ついに開幕を迎えた春季リーグ。慶大は昨季大敗を喫した山梨学院大との対戦となった。新チームとして初めての公式戦で、どこまで力を出し切ることができるか、今後を占う一戦でもある。

試合前に円陣を組む選手たち

 1Q。開始早々から女王山梨学院大が牙をむく。3分、左サイドから相手FWにサークル内への侵入を許すと、そこからシュートを放たれ失点。先制を許した。連続失点を避けたい慶大は、ここから粘りのディフェンスを見せる。サイド攻撃やPCでのピンチもあったが、新守護神杉山留菜(経4・慶應女子)の好セーブなどもあり、最少失点でこのQを終えた。

 

 続く2Qも、山梨学院大の激しい攻撃を耐え凌ぐ時間が続く。右サイド深くまでボールを持ち込まれながらも、主将三宅美紅(経4・慶應湘南藤沢)を中心としたDF陣がなんとかクリア。シュートを打たれるシーンもあったが、シュートコースを限定させるディフェンスでこのQでは得点を与えなかった。

PCでは粘りのディフェンスを見せた

 このペースで凌ぎながら好機を生み出したい慶大だったが、3Qからは山梨学院大のペースに。8分に、右サイドからの鋭いセンタリングにスティックを合わせられて追加点を許すと、その後も立て続けに失点。相手FWの速いパス回しとドリブルに翻弄され、このQで4点を加えられた。

 

 4Qも、慶大は相手の勢いを止めることができず。体力面と技術面で大きく上回る山梨学院大を前に、多くの時間を自陣でのプレーに費やさざるを得なかった。PCでは相手のミスを誘い得点を与えなかったが、フィールドゴールで4失点。慶大は、初戦を0-9で終えた。

好セーブを披露したGK杉山

「体力がなくなってきたり、失点を重ねるごとにどうしても自信がなくなってしまった」(三宅)。1Q、2Qと、強敵を相手にディフェンス陣が奮闘。しかし、前半から激しい攻撃を耐え続けていたことで、3Qからは体力面で山梨学院大についていくことが難しくなった。しかし、昨年から大きく変わったDF陣で、一定の結果を残せたことも事実。試合経験の少なかった選手がここから経験を積んでいけば、チーム力もまだまだ上がっていくだろう。

 

次戦の相手は、今季2部から昇格してきた横浜市立大。格下の相手であるだけに、大量得点での勝利が求められる。目標である関東リーグ上位へ、もう負けは許されない。

 

 

(記事:重川航太朗/写真:津田侑奈、堀口綾乃)

 

 

次戦 4/14(土) VS横浜市立大

 

11:15 試合開始 @慶大日吉ホッケー場

 

◎関東学生ホッケー秋季リーグ Aプール 星取表・日程表(4月1日時点)

 

 

慶大

山梨学院大

横浜市立大

早大

勝ち点

得失点差

慶大

×

●0-9

4/14

4/29

-9

山梨学院大

○9-0

×

4/28

5/4

横浜市立大

4/14

4/28

×

5/13

早大

4/29

5/4

5/13

×

 

 

以下、コメント

 

三宅美紅(経4・慶應湘南藤沢)

 

――今日の試合を振り返って

前半は1失点で抑えられていたので、試合に出ている人も見ている人もみんな、いける!という風に思っていて、気持ちの面で相手よりも勝っていた部分があったと思います。後半で何点か失点した後に、そこから立ち直り切れず、体力も落ちてきて、少し崩れてしまったように思います。

 

――春季リーグ初戦でしたがどのような心意気で挑みましたか

自分たちの代になって初めての試合だったので緊張していたのですが、やるしかないと思っていました。あまり緊張しすぎず、練習でしてきたことをしっかり出せるよう、チームの雰囲気を作りながらモチベーションを上げて、初戦に臨みました。

 

――主将として試合前にチームへ掛けた言葉はありますか

とにかく今まで練習でやってきたことをやるだけ、後悔のないようにすべて出し切ろう

という風に言いました。

 

――前半は1失点で抑えたものの、後半は大量の失点を許してしまいましたが、そこにはどのような違いがありましたか

相手が何か(プレーを)変えてきたのではなく、自分たちがどんどん崩れていったのだと思います。体力がなくなってきたり、失点を重ねるごとにどうしても自信がなくなってしまったように、気持ちの面と体力の面でどんどん下がってしまったのが、前半と後半の差かなと思います。

 

――今回見つけた課題は

失点してしまった時の次の声かけを意識はしていたのですが、心の底からしっかり切り替えて、気持ちを切らさないというのがチームとしての課題かなと思います。

 

――次回の横浜市立戦に向けて

2週間あるので、練習でやるべきことをしっかりやって、後悔のないように試合に臨みたいと思います。

 

 

杉山留菜(経4・慶應女子)

 

――今日の試合を振り返って

第2Qまで1失点で守り抜けて、このまま強気で行けば点も決められるかなと全員が思えていたと思うんですけど、後半になって体力の部分だったり、気持ちの部分で折れているような様子が選手の表情からも受け取れました。自分だけは、と思って、強気でやったつもりだったんですけど、少しずつ失点をしてしまったなと思います。

 

――リーグ初戦でしたが、どういった意気込みで臨みましたか

この1週間はチームとしていい雰囲気で出来ていて、山学を想定してというフレーズもよく聞かれたので、意識としては集中してできてきていたと思います。試合でも中盤までは集中できていたので、もっと終盤まで集中ができるようにしていきたいと思いました。

 

――DF陣で意識していたことは

自分のマークしている選手にボールを受けさせないことを、とにかく徹底させていました。あとは、前線に運ぶときに、安全にいきながらも極限まで攻めに繋がるようにすることを意識していました。

 

――そういった意識は今日の試合ではいかがでしたか

けっこうできていたと思いますが、自分も含めて判断力が落ちてきた部分があったので、そこは修正していきたいです。

 

――好セーブも見られましたが、ご自身で振り返っていかがですか

前半はDFがマークを徹底してくれていたおかげで、自分は限定されたコースを止めるだけだったので、みんなのおかげだと思います。後半は、周りの体力が落ちてきた部分をカバーしたいという気持ちが強すぎて、少し勝負をかけにいきすぎたなと思います。

 

――今年の目標は

チームの目標としては、4強に得点と、関東リーグ上位と、早慶戦勝利があるので、まずは次の横市戦で点を稼ぎにいくというのと、早稲田戦ではしっかりと勝ちに行く、ということを徹底していきたいです。個人的には、失点を防ぎながら、チームとしての可能性を生み出すことを目標にしているので、もっとしっかりとやっていきたいと思います。

 

――次戦へ向けて

次は自分の出番が無いように、自分がボールを触らずに済むような攻めへのボールの繋げ方だったりを普段の練習で確認して、FW陣の能力をいかせるようにしたいと思います。

 

 

西本明日美(政3・慶應湘南藤沢)

 

――今日の試合を振り返って

点数にも出ているように、前半を1点で抑えられ、今までやってきたプレスとかもしっかりはまっていたので、いけるかなと思ったんですけど、後半1点、2点と入れられてしまったときにチームの雰囲気がガタッと落ちてしまい、立ち直せることができませんでした。私としても同じ失敗をして失点してしまったことがあって、前半ができた分、後半でああいったことになってしまいすごく悔しいです。

 

――相手の攻撃の印象は

1人のキープ力が違うし、上手くフリーの人を作って私たちのマークを崩してというところが違いました。一番違うと感じたのはシュート能力で、サークルに入ったらすぐシュートを打っていくという能力で、私たちがすぐにシュートチェックとかに行けなかったので、普段練習している自分たちではない上の相手とやるんだと意識してやっていかないとなと思いました。

 

――春季リーグ初戦ということで、どのような気持ちで挑まれましたか

去年も少し試合に出ていたんですけど、スタメンとして出るのは初めてで、フルバックという攻撃でも守備でも大事なポジションということもあってすごく緊張しました。でも、ヒットとか思い切ってやるところは思い切ってできたので、あとは守備の方で色々な細かいミスがたくさんあったので、そこを次から修正できるようにしていきたいです。

 

――先日の主将対談では注目選手として名前を挙げられていましたが

注目してもらってすごくありがたいですし、チームからも大事なポジションを任されているという自覚はあるので、それにふさわしくなれるように今後ももっと努力して強くなって、しっかり頼ってもらえるような選手になりたいです。

 

――今年の目標は

スタメンを任されているので、チームの誰が私のことを見ても「明日美なら任せられるよね」っていうプレーをしたいし、私生活でもみんなに「あれ?」って思われないように行動したいです。プレーでも私生活でもみんなに頼られるような選手になりたいです。

 

――次戦に向けて

次戦は山学戦と打って変わって、横市大という去年2部だったところなので、点を取るということが大きい目標になると思います。もちろん確実に無失点にして、ディフェンスからしっかり攻撃の起点になれるように、前にボールを繋ぐというのをできるようにしていきたいです。

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