【弓道女子】2年ぶり早慶戦勝利! 特別企画対談インタビュー 湯浅&岡本&橘田&梶村

 

にぎやかな雰囲気の中対談を行う

 

先日5月13日、早稲田大学弓道場にて行われた対早稲田大学定期戦にて59中対55中で見事2年ぶりの勝利を収めた慶大弓術部女子チーム。二年前から選手として試合に出場する湯浅汐里選手(環4・東洋英和女学院)と岡本茉莉子選手(経4・フェリス女学院)はそれぞれ女子部主将、副将としてチームを引っ張る。見事今年から選手に抜擢された橘田英里香選手(経3・慶應女子)と、1年生ながらチーム最高的中を記録し期待に応える梶村和花選手(商1・慶應湘南藤沢)を含めた4人の選手に、早慶戦の振り返りと今後の試合への意気込みをお聞きした。

 

 

 

対早稲田大学定期戦

 

 

 

月13() @早稲田大学弓道場

 

 

ポジション

選手名

4射目

8射目

12射目

16射目

20射目

大前(おおまえ)

橘田英里香(経3・慶應女子)

15

二的(にてき)

梶村和花(商1・慶應湘南藤沢)

16

落(おち)前(まえ)

岡本茉莉子(経4・フェリス女学院)

14

落(おち)

湯浅汐里(環4・東洋英和女学院)

14

合計

 

11

12

14

10

12

59

早稲田大

 

10

12

13

12

55

※女子チームは4人で構成され、1回で各選手4本矢を放つ。計80本のうち的に中(あた)った本数の多い大学の勝ちとなる。

 

 

 

 

―――まず、二年ぶりの早慶戦勝利を受けた今の率直な気持ちをお聞かせください

 

湯浅:

最後の早慶戦ということもあり、絶対に勝ちたいと思っていたのでしっかり勝つことができてよかったですし、安心しました。勝たなければいけないという思いがあったので、終わった後は安心という思いが強かったかもしれないです。

 

岡本:

ほぼ湯浅と同じですが、私も最初に来たのは安心という気持ちで、最後の早慶戦で勝たなければいけない状況で勝てたということと、これは自分個人ですが自分があまり調子が良くなかった中で勝つことができたということで安心して、後でよかったな、という気持ちがきました。

 

橘田:

私は、定期戦シーズンの目標が早慶戦で勝つことと、完投することで、そして塾長招待会にい行くことが去年から目指していたことだったので、まず選手として試合に出ることで一歩その目標に近づけたという思いと、あと私もその週はそんなに調子が良くなかったので本当に勝てて安心して、塾長招待会にいけるという喜びを感じています。

 

梶村:

早慶戦は勝たなければいけない試合とうかがっていて、そんななかで大学に入ってから初めての試合で出させていただくということが決まったときにまず脳裏に浮かんだのが、色々な先輩方の姿やOBの方々の顔で、何も失敗できない、という思いでした。そんな中で少しずつ失敗はしたのですが、勝利に少し貢献できたのかなと思いすごく嬉しかったです。

 

 

 

―――昨シーズンを終えて、今シーズンまで具体的にどのような練習をし、特にどのような点を強化しましたか。

 

湯浅:

春休みに本当は合宿を組みたかったのですが、その代用ということで強化週間を設けました。全員が普段以上に矢数を多くかける週を作って、基礎の強化というのに重きを置いて、シーズンに向けて磐石な土台を作って挑もうということを心がけました。

個人的には、就活が始まるということで矢数が少ない中でもしっかり中てられるように自分の射の無駄なところをそぎ落としてシンプルにしてということをやってきました。

 

岡本:

私は個人的には去年までの自分の体験とかも含めて自分の射安定して崩れないようなものにしたかったのでそこに重点を置いたのと、あとは湯浅も言っていたように就活があってどれくらいひけるかわからなかったので矢数が少なくなったとしても変わらずにひけるようなシンプルな射にしようと心がけていました。

チームとしては比較的練習に参加することができていたので、全員をまんべんなくきちんと見て、何か聞かれたときに答えられるように、皆がより上手くなれるようにどういうことを気を付けたらいいか、ということを新人戦までは特に意識してきました。定期戦シーズンに入ってからは最終目標の早稲田戦に向けて調子を上げていくというところで、自分個人としても、チームとしても、調子を上げていけるようにサポートしていくことを、技術的にも全体のまとまりとしても気を付けて参加していました。

 

橘田:

私は昨シーズンのリーグ戦から心がけているのは部の中で誰よりも練習したいということで、矢数の上位3位以内には入りたいと思っていて、必ず毎日最低20本はひくということを心がけてきました。練習量が上がれば的中が上がってくるというのは実感としてあったので、それを後輩とかにもコミュニケーションをとることでチームとしては後輩の育成にも貢献できるように、上級生になったので自分の体験をもとに指導をすることを心がけてきました。

 

梶村:

大学に入ってから高校とよく変わったこととすれば基本に忠実になったことでした。先輩方から指導をいただく点も、細かいことというよりは土台となる基礎の部分をしっかりと組み立てていただいたことで高校の時よりは安定した射になりました。

 

橘田:実際梶村が来た安心感はすごい。(笑)

 

岡本:それな。

 

湯浅:上手だからねほんとに!

 

梶村:ありがとうございます!!(照)

 

 

―――早稲田戦で具体的に的中数などでチームの目標はありましたか。

 

湯浅:

横の中りを13中を切らずに計65中以上を出すということが目標ではありました。

 

 

女子主将としてチームを牽引する湯浅

 

 

―――3本詰めて皆中のかかった1本や、自分に勝負矢が回ってきたときなど、プレッシャーのかかる1本でも落ち着いていつも通りの射をするための自身のポイントなどはありますか。

 

湯浅:

部でやったのは、初矢を詰めるという練習をしました。初矢を抜くと雰囲気が悪くなってその回の的中が落ちるので、初矢を抜いたらその回やり直しという練習をしました。その初矢を抜かないために努力した点としては、押手が押し込めないと、狙ったときに別の方向に飛んでいってしまうので、しっかり的の方向を狙って押手を強く押し込むということを特に気を付けました。どの矢でもできればいいのですが(笑)

 

岡本:

私も結構後ろでひくことが多くて、トメだ、とか最後の一本だ、と思うと身体が固くなってしまうことが多かったのでできるだけその時に一回力を抜くだとか、会まで来たら中ると思うまで伸び続ける、中ると思えてから離れを出す、ということを意識してやるようにしていました。

 

橘田:

私は特に3本詰めて4本目抜いて皆中の1本が入れられなくて、立練習とかでも5本トメ矢がある中で4本抜いて皆中を逃しているということがあったので普段の練習からひたすら脳内にイメージを繰り返して自分に緊張を与える、という練習でどれだけ自分が中てられるのかということと、そういう緊張した場面でやるべきポイントに集中できるかを試合を重寝ることで強化してきて、だいぶましにはなってきました。あと、最近は初矢のやり直しの練習で自分が大前をひくことが多くて、自分が最初に抜くと全員やり直しになるのですごいプレッシャーを感じながらひいて良い練習にはなっています。

 

梶村:

私は初矢とかトメとか考える余裕もなく、ひたすら的に向かって押手を押して中てることだけを考えていました。流れとかにはあまり貢献できなかったです。(笑)

 

橘田:中てることで流れが良くなってたよ!(笑)

 

岡本:その伸びやかさを期待して入ってもらってるからね。

 

 

―――今年の女子部の良いところ、逆に足りないと思うところはありますか

 

橘田:

今年1年生が沢山入ってくれたので部員数は都学の中でも多いのですが、その中で選手層が薄くて、戦評とかでもすごいそれは言われていて、1軍の中に入っているけど1.5軍、のような立ち位置の選手が多くて的中に安定感がある人がいなくて、その点に関してはもう少しかなと思います。

 

岡本:

裏を返せばまだまだ伸びしろがある人が沢山いるというのが強みだと思います。人数も多いことだし、皆が強くなればその選手層の問題も解決していくと思うので、それが強みと言えるようにまた頑張っていきたいです。

 

湯浅:

特に早慶戦の週とかは週間の的中とかも7割こえている人が少なかったりということで顕著に選手層が薄くなってしまいました。成長している人は成長していてそれはすごいいいところだと思うのですが、もう少しみんなで頑張れたらいいなとおもいます。あとは、今的中的に上位にいる人たちがもっと絶対的に安定して中てられるようにならなければいけないと思います。

 

岡本:ですね。(笑)

 

湯浅:岡本も言っていましたが、まだまだ伸びしろがあると思って頑張りたいです。

 

 

―――岡本選手、湯浅選手にお伺いします、最高学年になって何か意識面で変わったことはありましたか

 

湯浅:

責任というのは大きいなと思っていて、選手選考をして選手を出す側でありながら自分も選手として出なければいけないという立場で、選手選考の場で自分が「やれます」と言って出たのであれば結果を出さなければならないというのは、今まで他の人に選んでいただいてその期待に応えるという形だったのが変わったというところですかね。

 

岡本:

湯浅とも被りますが、やはり人のことも見ながら自分のこともやらなければいけないということで一番強くなったなと四年生になって変わったことかなと思っていて、3年生の時から下級生を見ようということは意識していましたが、幹事になってから全員をよく見て状態を把握してサポートもしつつ、でも自分もしっかり的中を出さなければいけない、試合に出たら中てなければいけないということで、いかにこなしていくか、がタイムマネジメントであったり自分の中のキャパの整理であったり、今は後輩を見よう、今は自分の射をに集中しよう、といったそういったところの意識を四年生になって特に強く意識しながら日々練習しているところかなと思います。

 

 

―――橘田選手にお伺いします、先輩がいる試合ももう残り少なくなってきましたが3年生になって意識するようになったことなどはありますか

 

橘田:

四年生の方々がどう動いているのかとかどのように考えているのかということを今のうちに吸収していかなければいけないと思って背中を見ています。

 

 

―――梶村選手にお伺いします、入部してすぐの選手抜擢となりましたが、今回の試合を受けて大学弓道と高校弓道の違いを感じた点はありましたか

 

梶村:

皆さんお上手で、それは何でかというと本当に基本を大切にされていて、さらに普段の練習量が多いので本番であまり迷わずにひかれていると感じることが多いです。そういう姿を見て自分もそういう風になりたいなと思います。

 

 

―――それぞれの長所、短所をお伺いしたいのですが、湯浅選手の長所については皆さんいかがだとお考えでしょうか

 

橘田:

天才的だと思います。弓道に生まれてきた人みたいな(笑)

 

岡本:

いざとなれば中る。キャンパスの問題もあって矢数があまりかけられない中でいざ試合に出たら数字が出ることが多いので中てられるときは中てる、という感じですね。すごいです。

 

梶村:安心感というか頼れる、という感じです。

 

湯浅:嬉しいです!

 

 

―――では短所はいかがでしょうか

 

湯浅:

スケジュールとかが立て込むと体調を崩しやすいので、そこはすごく短所かなと思います。克服したいところです。

 

岡本:すぐ泣いちゃわないでね?(笑)

 

湯浅:最近泣いて無くない…?(笑)

 

岡本:去年までは泣き虫だったので治るといいなぁと思ってます(笑)

 

湯浅:自分の涙が出ないようにと思うと出てきてしまうタイプなのでそこはちょっと頑張って抑えたいと思います。(笑)

 

 

―――続いて岡本選手について、長所はいかがでしょうか

 

梶村:すごい理論的です。

 

橘田:思考回路が複雑ではあるけれどもすべてが繋がっている、頭がいい。

 

湯浅:すごい周りを見てくれていて、すごい優しいんです。すごい思いやりがあるいい子です。

 

 

―――では逆に短所と思われる点は

 

岡本:怖く見られやすいです。(笑)ぱっと見が怖くなりやすいです。

 

橘田:そんなことないです!

 

岡本:あほんと!?それなら良かった、いつもちょっと怖くなりすぎたかなとたまに気になってる(笑)

 

湯浅:あんまり自分の感情を表に出さないかな?別に短所ではないと思うんだけどもうちょっと出してもいいんじゃない?と思います。

 

岡本:たまに頭が固いです。理論派なんだけれどもたまにそれが高じて頭でっかちになってしまうことがあります。そうすると感覚でクラッシュさせないといけないのでそれは射においても短所です。

 

理論的な思考で的中を伸ばす岡本選手

 

―――次に、橘田選手について長所はいかがですか

 

湯浅:頑張り屋さんです。

 

岡本:真面目だよね。

 

橘田:ありがとうございます(笑)

 

岡本:乗ってる時の橘田は良い。(笑)

 

橘田:よくも悪くも波に乗りやすいです。(笑)

 

岡本:ああもうこれは中てるわ、みたいな時の橘田好きだよ(笑)

 

 

―――では逆に短所は

 

橘田:短所は多分すぐイライラしてしまうところです。オラオラしてイライラしてきてしまう(笑)最近それは治したいと思っています。

 

岡本:たまに上手くいかないときに開き直ればいいのに、と思うことはあるかな、開き直れれば強いのに!

 

湯浅:もっと先輩に色々言っていいんだよ?(笑)

 

岡本:梶村の思う橘田の長所は?

 

梶村:すごく優しいです。射に関しては押手が強くて、新人戦の時からずっと見てました。その押手にしたいと思ってコツとか聞きたいなと思ってたんですけど当時まだあまりお話したことなくて。(笑)矢取りの時にお聞きしたんです。

 

 

人一倍努力家な橘田選手

 

―――では最後に梶村選手について

 

岡本:なんか肝据わってるよね。

 

橘田:肝据わってると思っていたのですが、緊張してブルブルでと聞いてびっくりしてます(笑)

 

岡本:でもそういってる割にいざひくとなるとちゃんとひいてるからいいなって。

 

橘田:なんか本番に強くて、緊張していることもあんまり表に出ないというのがみている人も安心させていると思います。

 

湯浅:あとすごい面白いので部が明るくなります。

 

岡本:なごみ!

 

湯浅:もう部のムードメーカーになりつつあります。

 

 

―――短所は

 

梶村:だらしないことと、寝すぎることです。

 

岡本:寝る子は育つということで今後に期待。(笑)

 

湯浅:あとは、謙遜しすぎ?(笑)もっと自信持って!

 

岡本:一年生はのびのびとひけばそれでいいの。怖いもの知らずの爆発力ほど期待しているから、変に縮こまらないでチャレンジャー精神でのびのびとひいてくれればいいなと春から思ってます。

 

梶村:はい!

 

梶村選手は入部1年目にして部のムードメーカー

 

 

―――今シーズンの目標をお聞かせください

 

湯浅:

残りの春のシーズンは、全関と選抜は予選を突破してベスト8に残ることで、インカレは秋シーズンになりますが優勝を目指します。

 

岡本:

今年で大きく見たら、インカレ優勝と、一番大事なのがリーグで今Ⅱ部なので、Ⅰ部に復帰するというのが春秋通した大きな目標です。

 

 

昨年のリベンジなるか

 

 

―――最後に、今後の試合に向けて意気込みをお願いします

 

梶村:

死ぬ気で頑張ります。

 

橘田:

自分を追い詰めすぎず、自分と他人の期待に応えられるように最大限の努力をして最高の結果を出したいです。

 

岡本:

泣いても笑ってもあと半年なので、後悔の無いように死ぬ気でやれること全部やっていきたいと思います。

 

湯浅:

全力で取り組むことはもちろんなのですが、弓道を最後まで楽しめるようにしていきたいと思います。

 

 

 

―――お忙しい中、ありがとうございました!

 

(取材、写真:國分萌々子)

 

 

以下、早稲田戦弓持ち選手のコメント

 

 

 

西紗綾(経3・慶應女子)

 

―――今年の女子部の状態はいかがだとお考えですか。

 

ここまで戦績がすごい奮ってここまで来たわけではないのですが、上がり調子ではあると思うのでこの調子でいければいいなと思っています。

 

 

―――オフシーズンは特にどこを強化して練習してきましたか。

 

去年1年間でどんどん出てきている癖というのを直して、自分の中でより良い形を作ることを意識しました。

 

 

―――選手に抜擢されるために今自分に求められていることは何だとお考えですか。

 

どういう状況にあっても、持った1本を絶対に中ててくるという力が求められていると思っています。

 

 

―――今後の試合に向けて意気込みを聞かせてください。

 

中るかどうかというよりは、抜かないということを目指してこれからの試合頑張っていきたいと思います。

 

 

 

五十嵐玖美子(商3・慶應女子)

 

―――今年の女子部の状態はいかがだとお考えですか。

 

戦力的にはまだまだ全然足りないけれども、言い換えるといろんな可能性を秘めているのかなと思うので皆の努力次第でリーグ戦は楽しみになるのかなと思います。

 

 

―――オフシーズンは特にどこを強化して練習してきましたか。

 

射癖が大きく、会で伸びあえないのでそれを中心に練習しています。

 

 

―――選手に抜擢されるために今自分に求められていることは何だとお考えですか。

 

上級生としても安定感だったり粘り強さや決定力が必要かなと思っています。

 

 

―――今後の試合に向けて意気込みを聞かせてください。

 

私が中てて、本塾が勝てたらいいなと思います。

 

 

 

小竹成実(法3・慶應女子)

 

―――今年の女子部の状態はいかがだとお考えですか。

 

今年も初心者が結構多い中で、他大学は経験者がすごく多いので、これから伸びる余地があるということでプラスにとってどんどん強くなれたらいいなと思います。

 

 

―――オフシーズンは特にどこを強化して練習してきましたか。

 

私はもともと離れなかったので、どうして自分が離れないのかを分析して、結局は胴造りなど基本的なところに問題があったのでそこを直すようにしました。

 

 

―――選手に抜擢されるために今自分に求められていることは何だとお考えですか。

 

もともとすごく緊張しいなので、緊張したときに自分がどういう風に中てられるかというのを練習とかから自信をつけて詰めていければいいかなと思います。

 

 

―――今後の試合に向けて意気込みを聞かせてください。

 

とりあえず私は全関があるので、まずは全関に出て中てるというのが目標です。それができたらどんどん自信もついてくると思うのでそのまま上り調子でやっていけたらなと思います。

 

 

 

宮﨑いずみ(政2・致遠館)

 

―――今年の女子部の状態はいかがだとお考えですか。

 

昨年私たちは入れ替え戦まで行ったのですが負けてしまって今年も残留という形になっているのですが、今年はⅠ部昇格を狙える状況にあると思っていて、まだまだ伸びる余地があると思っているので、期待できると思います。

 

 

―――オフシーズンは特にどこを強化して練習してきましたか。

 

もともとすごくゆっくりひいていたのでそれを通常のスピードに調整したのと、あと引き分けるときに弓を押し付けがちなので矢のりがすごく下を向いてそれをまた上げて、というようにまっすぐひけるように練習しました。

 

 

―――選手に抜擢されるために今自分に求められていることは何だとお考えですか。

 

会を持つこと、あとは安定性と、自分の中で明確でない部分があるのでそれを明確にすることが大事かなと思います。

 

 

―――今後の試合に向けて意気込みを聞かせてください。

 

大それた目標ではあるのですが、リーグ戦で先発で出て完投して、東西に行きたいと思っています。

 

 

 

渡辺翠(看2・慶應女子)

 

―――今年の女子部の状態はいかがだとお考えですか。

 

去年は4年生が多かったので、それに比べると今年は4年生が4人で少ないので、去年は幹事についていくという感じだったのですが、今年は4年生についていくという感じで統制がすごく取れているのかなとは思っています。

 

 

―――オフシーズンは特にどこを強化して練習してきましたか。

 

今までずっとチョンがけだったのですが、大学1年のオフに本がけに変えて、チョンがけと比べると新しいことだらけで、まずは慣れようとひたすらかけのことを考えていました。

 

 

―――選手に抜擢されるために今自分に求められていることは何だとお考えですか。

 

まずは自信をつけるということが一番で、ちょんがけから本がけに変えたことで今までの自分ではない気がしてしまって自信がなかったのですが、いつまでもそういう状況ではやっていられないのでとりあえず普段の的中からだったり立の的中から、本がけでも中るんだという自信をつけて中てていくことが選手に選ばれるために必要かなと思います。

 

 

―――今後の試合に向けて意気込みを聞かせてください。

 

インカレでは個人でも団体でも出たいと思っていて、リーグ戦も、選手として先発で出て完投して9割は乗せて東西に行くことが目標です。

 

 

 

 

第48回全関東学生弓道選手権大会は6月16日(土) 17日(日)@日本武道館

第30回全国大学弓道選抜大会は6月23日(土)24日(日)@全日本弓道連盟中央道場、明治神宮武道場至誠館弓道場

にて行われます。ぜひ足をお運びください!

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