【ソッカー男子】遅ればせながら開幕前特集!河井陽介選手

河井

今季10番を背負う河井

ソッカー部開幕前特集もいよいよ大詰め!今季からは10番を背負い、名実ともにエースとしての働きが期待される河井選手(政3)。昨シーズンの振り返りから春の参加した清水エスパルスのキャンプの印象まで、多岐にわたるお話をしていただいた。1年生から不動のレギュラーとしてやってきた河井選手も、ついに上級生。脂ののった3年目に期待大!

 
 
 
 
 

目標

今季の目標を掲げる

――昨年度を振り返ってみてどうでしたか?

2部から1部に上がって、開幕戦からみんなモチベーション高く試合に臨むことが出来て、それに結果もついてきて、本当に良い感じにスタートが切れて、インカレ(出場)を争うところまで行けたっていうのが1番の自信になったと思います。今年はそういうのを生かして、全国大会に出るっていうのを目標にやっていきたいと思います。

――昨年11月、U―20に選抜されましたが、どうでしたか?

3回くらいU―20に選ばれて、プロの人たちと一緒にサッカーする機会が多くあったのでその中で学ぶことは多かったですし、プロの中でも自分はやれなくはないな、っていう感じだったんで、まぁ自信を持ってU―20から帰ってきた後に、慶應でプレー出来るなって思いました。

――具体的にはどういうところが学べましたか?

技術面ではやっぱり、代表だとワンタッチのプレーとか、プレーの質を求められるし、切りかえの早さも求められるし、常にレベルの高いところで練習が出来たので、そういうのが自分の中で良い癖になったというところです。

気持ちの面では「日本を背負って戦う」っていうことだったので、モチベーションも高くなりましたし、その中で本当に良い結果が出たんで良かったかな、って思います。

――昨年に引き続き、清水エスパルスの強化指定選手に選ばれて、キャンプにも参加したとのことですが、昨年と比べ成長したと思う部分や改めて感じたことなどはありますか?

まぁ2年目っていうことで、キャンプの流れも知っていましたし、流れがわかってる分、どういう体の作り方をしていけばいいのかってこともわかってましたんで、その中で、自分が積極的にやれて、また清水(エスパルス)の中に溶け込めた、っていうのがやっぱり1番大きくて、練習試合とかを通して自分が結果を出すことも出来ましたし、試合の中で清水の一員になれたっていうのが自分の中では良かったです。

――清水エスパルスの中で、特に仲が良かった選手とか、目標にしたい選手というのはいますか?

仲が良いのは、とりあえず大前元紀(選手、清水エスパルス所属)とかはいつも一緒にいる感じなんですけど、まぁ今年は2年目っていうことで先輩の人たちとかもみんな仲良くさせてもらって、良い雰囲気で練習できました。あと小野伸二選手が来て、初めて一緒になったんですけど、練習中とかにプレー1つ見てても勉強することばっかりだったので、いろいろ吸収することができたかな、と思います。

――清水エスパルスでの経験から、慶應でのプレーで生かしたいことはありますか?

そうですね、プロでやってるとプレッシャーが早い分、大学に帰ってきたときに、ちょっと余裕を持ってプレー出来るっていうのがありますね。そういう意味では…まぁいつもプレッシャーが早い中で練習しなくちゃならないんですけど、そういうところをみんなに伝えていきたいです。

――全日本選抜の方にも選ばれているとのことですが、意気込みなどはありますか?

全然違う選手ばかりなんですけど、その中で慶應の代表として行く訳なんで、「慶應」っていう名を汚さないように自分がしっかりするのがまず第一です。私生活の面でも、プレーの面でもそうですし。また、その中でレギュラー争いとかもあるだろうし、最後の日韓戦に先発で出られたら1番良いかなって思います。

――慶應でのプレーの話に戻りますが、今年はフォーメーションが新しく4・3・1・2(河井選手は1のトップ下)になるとのことですが

前のフォーメーションで上手くいってた部分はあるんですけど、また今年の新しいフォーメーションでそれを生かしていかなければならないし、ベースの部分は変わらないんで、切りかえを早くするとか、攻守の面でハードワークしなくちゃいけないっていうのも変わらないですし。あと、今年のフォーメーションではシンプルにゴールを目指すっていうのがまずテーマで、FWが裏を狙って、そこに長いボールでも良いからゴール前に早く選手を回して、得点シーンにつなげていくっていうのがこのフォーメーションの特長だと思います。その中で自分がトップ下を任されてるっていうのは、得点シーンに多く絡まなくちゃ行けないなっていう責任感を感じてるんで…自分でシュートを打つこともそうですし、FWが受けやすいボールをしっかりと出すっていうのもあるんで、色んな責任を感じながらプレーしなくちゃいけないな、と感じています。

――2010年度の慶應での目標は

チームとしては、インカレ出場圏内に入るってことが1番です。あと前期に総理大臣杯の予選があるんで、そこで勝って、総理大臣杯も全国に行くっていうのが目標です。

個人としてはとりあえず前期の目標として、5ゴールぐらい、決めたいと思います!

――これからまた代表に選ばれることもあると思いますが、そこでの目標はありますか?

また代表に選ばれたい、という思いは強く持っているんですけど、まずそのために何をしなくちゃいけないかっていうのを考えると、慶應で与えられた試合だったり練習だったりっていうのを向上心を持って取り組まないと、先につながっていかないと思うんで、1日1日を大切に、日々成長できるように頑張っていきたいと思います。

By Yuki Morioka

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