2月20日より本戦が行われている関東学生新進テニス選手権大会。準決勝までに男子ダブルスのみとなった慶大眞田・脇坂ペアは明大ペアに挑んだ。ボレーが上手く相手の隙を突くなど好プレーが目立ったが相手に一歩及ばず2セット先取され敗退した。
2024年関東学生新進テニス選手権大会
2月28日(水)@大宮けんぽグラウンド
・男子ダブルス
眞田将吾・脇坂留衣(慶應) | 0{5―7、3―6}2 | 佐藤大喜・山田雅貴(明治) |
眞田将吾(環1・四日市工業)と脇坂留衣(環1・興國)の試合は劣勢から始まる。強風の影響か双方サーブミスが目立つ中、相手に2ゲームを連続で取られるところから始まった。しかしここから調子を取り戻し始めた眞田・脇坂ペアは息のあった連携攻撃や強烈なリターンで4ゲームを連続で奪い返す。特に第5ゲームは相手に1点も与えることなく完封し、また脇坂のパンチボレーが上手く相手に刺さった。また、非常に長く続いた第8ゲームでは真田のブロックボレーが相手のいない場所に叩き込まれ、大きな1ゲームを奪取した。しかしそこからは相手に4ゲーム連続で奪われセットポイントもむなしく第1セットを落とす。
勝負の第2セット。第1ゲームも長時間に渡ったが相手のロビングミスにより先取する。そして第2ゲームも奪うがここから相手にペースを掴まれ5ゲームを連続で奪われる。しかしここで諦めない慶大は1ゲームを奪い返すもそのまま押し切られ、2セット先取で敗退した。
(写真・記事:岡澤侑祐)
♢選手コメント♢
――今試合の感想
脇坂:結構チャンスはあったと思っていて、第1セットもリードしていた状態で負けてしまったのは悔しいです。
眞田:(第1セットで)セットポイントまで取ったけどそこから4ゲーム連取されて、自分達がもう少し攻撃的、積極的にプレーすれば勝つ可能性はあったと思うし、チャンスがたくさんあった中でそれを取りきれなかったと言うのはもったいなかったと思います。
――今大会は風など天候不良が多かったが試合にはどこか関係していたか
脇坂:今日よりも昨日やおとといの方が風は強かったですが、サーブはアンダー気味にしていました。
眞田:昨日おとといよりかはマシでしたがそれでも今日も風は強かったので風上側からは抑えるように意識はしていました。今日はそこまで気にならなかったですね。
――次大会以降の意気込み
脇坂:春以降のリーグと続いていく中でこのペアはまた組んでいくので、しっかり練習していきたいです。
眞田:春や夏のインカレと続いていくのでしっかりと自分たちの形を突き詰められるように練習していきたいです。