慶應スポーツ新聞会

【アイスホッケー】持ち前の運動量を武器に課題の連戦でも快勝 専大戦

この日2ゴール1アシストと大活躍の金村

東海大戦から中1日で向かえた専修大戦。「去年から課題であった連戦の2戦目」(DF梅津・政4)と語るように、各選手がいつも以上に勝利を意識して臨んだ試合であったが、「試合開始から最後まで走って当たっていく」(FW荒谷副将・経4)との言葉通り、慶大は序盤から豊富な運動量を基とする出足の速いチェックで専修大を圧倒し、9‐2で勝利を収めた。

 2011/9/25(日)17:00 FO@ダイドードリンコアイスアリーナ

専修大学2-9慶應義塾大学

{得点者 慶大のみ}似鳥、荒谷3、松山、梅津、金村2、小坂

この日も先制点を挙げた小坂

第1ピリオド、慶大はフェイスオフから次々と専修大ゴールに迫り、開始2分、中央で相手GKのパスをカットしたFW小坂(商3)がそのまま持ち込みGKとの1対1を冷静に流し込んで先制点を挙げる。東海大戦は先制直後に立て続けに得点を奪われてしまった慶大だが、今回は集中力を切らさず安定したディフェンスを見せ相手にチャンスを作らせない。その後もFW似鳥主将(環4)の個人技やDF陣のスラップシュート等で相手ゴールを脅かすが、得点を奪うことはできないまま第1ピリオドを終えた。

2試合連続の得点を決めた梅津

続く第2ピリオドも慶大の優勢は変わらない。開始早々、FW荒谷のアシストからFW松山(商4)のゴール、6分には「金村からいいパスが来たので合わせるだけだった」と語る梅津が2試合連続となる得点を挙げ、リードを広げる。その後も出足の速いチェックは衰えることなく、前線でパックを奪い幾度となくチャンスを生み出す慶大。11分には、浅沼監督が「ゴール前に詰めて、強いシュートを打って相手ゴールネットを揺らすというのが特にできている」と信頼を寄せるFW金村(経3)がDF白神(商1)のシュートのリバウンドを叩きゴール、その3分後にはゴール前の混戦を押し込んだ似鳥のゴールも決まり、結局第2ピリオドは4得点を奪う。ピリオド終了間際に味方FWの手に当たるという不運な形で失点をしてしまうも、終始慶大が圧倒したピリオドとなった

第3ピリオドで躍動した荒谷副将

東海大戦では課題が見られた第3ピリオド。目立ったのは3得点を挙げた荒谷だった。まずは11分、中央から自分で持ち込みGKとの駆け引きを制しゴール。16分に細かいパスから崩され失点をしてしまうが、その直後、右のFW山本(環1)からパスを受け再び決め取り返す。試合終了直前には、GKを下げて6人攻撃を仕掛けてきた相手のエンプティネットを揺らし自身3点目となるゴールを挙げ、この日の試合を締めくくった。

「全くパーフェクトな試合ではない」(浅沼監督)との言葉通り、無失点を目指す慶大にとって2失点という結果には課題も残る。次戦はサマーカップのセカンドステージで優勝をしている立大戦。細かい修正点まで突き詰めて次戦に備えたい。「圧倒的力の差を見せつけて優勝したい」(荒谷)。完全優勝を遂げてグループA復帰を目指す慶大にとって負けられない戦いは続いていく。

By Shun Yasuda

コメント

浅沼監督

(振り返って)金曜日の反省点、3ピリに勝ちを意識しちゃってだれてしまった反省点を先日の試合以降、改めて締め直したので、今日は試合開始からアグレッシブルなホッケーをやりつくしてくれたのかなと思う。(ディフェンスについて)1点目はやむを得なかったかなと思うが、2点目はちょっとポジションがずれたことによって、セットもちょっと組み替えてはいたが、ささやかなポジションのずれ方で失点してしまうものなので、それなりの点差はついたので、勝利にはなったが、全くパーフェクトな試合ではないので、そこは次に向けて修正して、一試合一試合丁寧に、慶應の勝ち方でレベルアップしていくような試合内容にしていきたい。(攻撃面では取るべき選手がゴールを奪ったが)特に金村とかはアシストとかもして点に貢献したと思うが、慶應のホッケーで言う一番手がプレッシャーに行って、相手を混乱させて、そこでチャンスで取り返すと。そこでゴール前に詰めて、強いュートを打って相手のゴールネットを揺らすというのが金村は特にできていて、非常に良かったかなと思う。(また同学年の小坂選手も非常に落ち着いてプレーできていると思うが)小坂も一試合目から非常に運動量も多くて、当たることもするし、逆に当てられること恐れず、自らエントリーしていって味方につなぐというプレーを徹底してくれていると思うので、小坂はほんとに身体が出来上がっているので、そこの部分をフルに生かしてもらえばこれからも試合で活躍してくれるのではないかと期待している。(リーグ戦2試合終えての印象は)まだ10試合中の2試合で、我々の目指すべきところは本来は無失点試合を最後まで続けたいところで、失点が3点や2点だったりとあるので、得点が取れれば失点を許していいというのではなく、しっかり失点がない中で取れる得点を取っていくというのをこれからもっと精度高く目指していきたい。(この2試合の反省を踏まえて次戦は立大との対戦なるが)立教もいい新人が入っていると聞いていますし、サマーカップも2ndステージで苫小枚駒澤大を負かして優勝していると聞いているし、1試合目も良い形で無失点試合をしていますし、我々的にはしっかり立教にも背の高いホッケーをして、目標はやはり無失点試合、そして4セット目までフルに準備できて対応して、チームとして中身が統一されたホッケーをしっかりやっていきたい。

似鳥主将

(今日の試合を振り返って)目標である8得点以上、2失点以内は達成できたのですが、反則を2つ以内にしようとしていたにも関わらず前回の試合に引き続き6つくらいしてしまった。そこで流れが相手にいってしまったという面もあった。そこを次の立教戦では切り替えていきたいと思っています。(ペナルティが多くなった要因は)チェックして相手からパックを奪ってシュートをするという慶應ホッケーの伝統のプレーがあるのですが、当たり過ぎてしまって逆に悪い時もある。時々悪い時が出てしまうのは仕方ないかなと思います。(前回の試合から修正した点は)第一に8得点以上・2失点以内というのを目標にやっていたのでそれが達成できたので良かったかなと思います。(自身の出来は)個人的には1得点したので良かったかなと思うのですが、もっとチームにいい雰囲気をもたらせるような流れを変えられるプレーをできたら良かったかなと思っています。(チームとしての出来は)結局全ての目標が達成されないと意味がないので、1つでも欠けていると意味がないので次の立教戦までに直していきたいと思っています。(次の試合に向けての抱負)次は立教戦なのですが、サマーカップで立教は駒澤に勝ってセカンドステージで優勝しているので気を引き締めていかないとやられると思う。チーム一丸となってやっていきたいと思っています。

荒谷

(今日の試合の9―2という結果について)やっぱり2失点してしまったということが良くなかった。このくらいの相手だったら無失点で抑えて2桁得点取るくらいでないとインカレでは優勝できないと思います。(3得点という個人のプレーについては)ラッキーだったかなと。ただ、ここで3点取ることが目標ではないので、やっぱり強い相手に今日のようなプレーができなければいけないのでまだまだだなと思います。(前回の試合と比べてチェックの出足の速さが目立ったが)前回の東海大戦の第3ピリオドの立ち上がりで走って当たっていくということができなかったので、今回の試合は試合開始から最後までやり通そうということを(チームで)確認しました。(リーグ戦2試合を戦ってみて)目指すは日本一なので圧倒的力の差を見せつけて優勝したいと思います。(今後リーグ戦を戦っていくうえでのチームの目標は)具体的な数字としては80得点、15失点以内というのがあるので、それを達成できるように副将としてチームを引っ張っていきたいと思います。(個人の目標は)得点王・ポイント王の両方を取れればいいなと思います。

梅津

(振り返って)去年から課題だった連戦の2試合目というのが去年負けていたので、みんなで一丸となって勝てたことがよかった。(ディフェンスについて)チームの目標が1失点以内だったが、課題のピリオドの最後5分、2ピリと3ピリの最後で1点ずつ失点しちゃったので、そこは反省点というか修正してまた来週に行ければと思う。(この2試合無失点では終えられていないが)やっぱり最後の最後で気が緩んでしまうとか、最後まで集中できてないことが目立つので、そういう気持ちの面がしっかりできればもっと結果が出ると思う。(一方攻撃面では得点を決めたが)前にスペースがあって、うまく走り込んで、金村から合わせるだけのいいパスが来たので、合わせるだけだった。(この2試合終えてみての印象は)去年と違って今年はBグループで、いろいろモチベーションの維持だったり、そういったことが厳しいが、主将であったり副将がしっかりチームをまとめてくれたりして頑張っていけているので、また全勝優勝という目標があるので、しっかりそこに向かって頑張りたい。(次戦・立大戦に向けて)今日の反省点をしっかり修正して、また来週頑張りたい。

金村

(振り返って)点はいっぱい入ったが、目標は完封というところだったので、そこはまた課題が残った試合だった。(開幕2戦で完封できていない原因は)いつも練習でやるなと言われていることを試合でやっちゃったり、真ん中にパスを通すだとか、ニュートラルゾーンでパックを持って入ろうとしたりが確実にできれば、今までの失点は防げたと思う。(2得点決めたが1点目を振り返って)あれはパワープレーだったが、白神が良いシュートを打って、そのキーパーのスクリーンに入って、リバウンドでこぼれたのを叩いただけなので。(2点目については)2点目はキーパーが寝るのを待ってから落ち着いて打ったのが良かったのかなと思う。(今リーグ戦で個人的な目標は)特に設定はしてないが、毎試合1点は必ず取りたいなと思う。(この2試合終えてのチームの雰囲気は)サマーカップの時と比べたら、雰囲気はかなり良くなっていますし、集中力もついてきたかなと思うので、あと8試合この集中力を持って臨めたらいいなと思う。(次戦で対戦する立大とは7月の練習試合で苦戦した相手だが)7月は4―4だったし、あと立教はサマーカップも結果を残していて結構強いと思うので、チャレンジする気持ちを持っていかないと、うちのチームは特にやられちゃうので、最初からまた走って当たって、慶應のホッケーをやっていけたらと思う。

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