【バレーボール】全日本インカレ直前企画 2年生の魅力がぎゅっと詰まってます!7人揃った”貴重な”2年生対談

バレー企画

翌26日に初戦を迎える、全日本インカレ(全日本大学選手権)に合わせた特別企画!第1弾では、2年生の7人にお話を伺いました!この機会だから言えることもたくさんあるかも…?頼もしさとフレッシュさを兼ね備えた2年生の魅力がきっと伝わるはずです。学年の個性と仲の良さが垣間見える対談、ぜひお楽しみください!中等部コーチ・熊谷 健太(商2・慶應)、アナリスト・鍬塚 凛(商2・刈谷)、学連委員・佐藤かれん(商2・長野県立長野)、OH・野口 真幸(商2・慶應)、MB・林航大(商2・慶應)、MB・松山鼓太郎(商2・慶應)S/OH・山口快人(経2・慶應)の対談をお届けします。

はじめに

――他己紹介からお願いします!

鍬塚2年生でMBの林航大くんです。一言でいうと航大くんは「ギャップが大きい人」です。普段はおちゃらけたりするのですが、要所はしっかりと締めて仕事や筋トレなどにも積極的に励んでいます。裏では、結構しっかり物事に取り組んでいる熱い男です。

照れながらも熱い思いを話してくれた林航大

佐藤かれんは僕らの代で唯一の女の子で、学連(=関東大学バレーボール連盟)の人です。一般受験で入ったので最初は頭が良いのかなと思っていたのですが、結構勉強が危なくて(笑)。去年の成績発表とかは、結構盛り上がりを見せていたのかなと思っています。あとは、いつも「かれんの世界」がかれんを中心に広がっていて平和になっていると思います。

松山:かれんワールドね。

対談中もみんなを和ませてくれた佐藤かれん

佐藤熊谷熊谷健太です。中等部コーチで、私があまり練習に行けてなくて一緒になることもあまりないのですけれども、自分から声を出したり真面目に練習していているなと思っていました。

佐藤:真面目すぎる。こんなに真面目で大丈夫ですか(笑)。

熊谷:そんなに真面目ではない(笑)。

佐藤:です。

対談でも率先して話してくれた熊谷健太

全員:(笑)拍手

熊谷の紹介を終えた佐藤に拍手する選手たち

熊谷野口野口真幸くんです。真幸とは塾高からの付き合いでもう5年目になるのですが、バレー面ではジャンプ力や身体能力でバレーをするタイプだなと思っています。ずっとバレーをやっているのでバレーセンスも光っているなと感じます。人間的な面では、良くも悪くも空気を読めない存在かなというふうに思います。自分の中のこだわりが強くて、周りの雰囲気に流されないタイプかなと思います。

対談を明るく盛り上げてくれた野口真幸

野口山口山口快人ですね。ポジションはスパイカー兼セッターみたいな感じです。彼は熱い男で練習中も一番声出しますし、裏でもチームのためにいろいろ考えて「こうやっていこうぜ」と引っ張ってくれる存在なのでみんなから信頼されていますし、僕は一番尊敬というか信頼を置いている選手ですかね。普段は意外と…ギャップですかね。良い格好というか容姿…?

松山:イケメンね。

野口:イケメンもそうですし、身長が高くて男性として容姿が良いのですが、面白くないというか…(笑)。

全員:爆笑

野口:カッコ良いので許されてしまう節があるので。面白さはその分ないので、女の子とかはそこに関しては求めないでほしいなと思いますね(笑)。

全員:爆笑

今季はSとして活躍した山口快人

山口松山松山鼓太郎です。ポジションはMBで、バレー暦は何年目だ?

松山:5です。

山口:5年目(4年)みたいな感じです。

松山:1年辞めてるからね。

山口:高校2年生の時に一度部活を離れたのですが、同じクラスになった時に「一緒にバレーをしよう」という話になってバレー部に戻ったという感じです。鼓太郎は、バレー部の中では先輩によく怒られているなと感じています。鼓太郎だけではないですけれど、鼓太郎に怒ることが多いのかなと思います(笑)。

松山:「キャラ損」ね。

山口:僕は「キャラ損」と言っているのですが、そういうキャラクターなので2年生のダメなところや悪いところは全部引き受けてくれているのかなと思っています。真幸と反対で鼓太郎は自分の意思があまりないのかなと思います。変なところではすごくこだわりがあるけれど周りに結構流されやすいというか、周りがいないとコンビニに行かないし、みたいな。ただ、それも2年生のコミュニティを広げてくれているのではないかなと思います。バレー面だと、上から目線とかではなく大学になってすごく成長したなというふうに感じています。1年生の時は試合に出られずに、2年生になって春リーグは出られましたけれど、秋リーグは正太郎(=法1・稲井正太郎)が入ってきていろんな挫折があったと思うのですが、その中でも周りにアドバイスを求めたり自分でビデオを見返したりという姿を横で見ているので、バレーへの愛がすごく伝わってくるなというふうに思います。

チームのムードメーカー松山鼓太郎

松山鍬塚鍬塚凛さんは愛知県出身で、大学から入ってきたアナリストです。最初はすごく静かなのかなという印象でした。根はすごく真面目で、見た目そのままです。すごく真面目で、すごく優しくて、すごく気を遣えるところが良いところかなと思います。半分ネタみたいな感じで僕らが「不仲」みたいな説が流れているのですが、全然大好きなので。僕が凛のことを嫌いみたいになっているのですが、大好きですごく信頼できるアナリストなので4年生になったら凛に指示を出してもらいたいなというふうに思います。

対談中も優しく同期を見守っていた鍬塚凛

 

――2年生はスタッフさんも多い学年ですが、それぞれお仕事を選んだ理由と魅力を教えてください

鍬塚前の対談でも話したかもしれないのですが、僕は第一志望の大学に落ちてしまって慶應にくることになりました。第一志望に落ちて「渋々、慶應を選んだ」というコンプレックスを抱きたくないという思いがあったので、第一志望の大学ではできなくて慶應でできることを探した結果、高いレベルのスポーツに携わることかなと思ったので体育会に入りたいと思いました。自分はずっとバレーをやってきたのでバレーに関わりたかったのですが、自分自身が高いレベルのバレーに臨むことは難しいと考え、分析で勝利に貢献したいなという思いでアナリストを選びました。アナリストの魅力は、慶應は少し特殊で、星谷監督(=星谷健太朗 監督)が戦術をあまり決めずにアナリストに一存してくださっている部分があるので、例えばローテーションであったり、サーブの狙いであったりだとか。戦術の根幹に関わる部分も自分たちが担当させていただいているので、その分責任感はあるのですが、勝った時のやりがいも大きいと思います。

熊谷:中等部コーチになった理由としては、自分が中等部時代に顧問だけではなくコーチにもメニューだったり、私生活でもお世話になっていたので、中等部に何か恩返しをしたいなという思いがありました。バレーボールは高校で辞めるつもりだけれどもやることが見つからないという中で、大学入学前の春休みに母校の中等部に遊びに行った時に「中等部コーチをやってみないか」という話をいただいたことがきっかけで、中等部コーチをやるという形になりました。せっかくやるなら自分も厳しい環境にいた方が、生徒にも厳しくできるかなということで体育会の方に入ることにしました。バレーボールを教えるだけではなく、人間性や私生活という面でも中学生と関わることができるというのはすごく貴重な体験ですし、魅力かなというふうに思います。

佐藤:私は中高生の時からバレーの早慶戦などを観ていたのですが、その時は特に入りたいとかではなく好きで観ていました。なので、自分の中ではバレーが一般的にも観られていて知名度の高いものだと思っていたのですが、そうではなくてバレーは結構一部の人にしか馴染みがないスポーツであるということを知って、大学4年間でできることは少ないかもしれないけれど、少しでもいろんな人に知ってもらえたらなと思って学連になりました。あとは、大学1年生の時に友達とたまたま記念館(日吉記念館)で行われた慶應の試合を観て、その時に感動してバレー部に入りたいと思いました。試合の運営側といっても、試合を例年通りに開催することが大事なので変えられることは少ないのですが、大人の人の力もあまり借りずに大学生だけで「たくさんの人が観にくる試合」を運営することができるのは貴重な経験だと思っています。

 

続いて選手の皆さんの魅力を伺いたいと思います!

――松山選手の強みは

鍬塚:ムードメーカー。

熊谷:サーブアンドブロックかな。

山口:試合の最初や中盤はチームの雰囲気を盛り上げる、エンジンをかけてくれる存在で、終盤は得点が決まった時に全力で喜んで士気を上げてくれています。

鍬塚:僕からはアナリスト目線で。やはり健太が言ってくれたみたいに、サーブとブロックがこの2年間ですごく良くなっていると思っています。最初はハイブリッドサーブでなかなか球速も伸びずという感じだったのですが、本人の中で意識が変わったのかフローターサーブを練習して。しかも、結構インパクトして攻めたフローターサーブを打てる人材なので、慶應では貴重な存在かなと思っています。ブロックも手の出し方だったり、結構相手に圧のかかる出し方というのは、この2年間ですごくうまくなったかなと思っています。あとは高さだとか寄りの速さを出せたら、関東1部でも十分に戦える良いMBになるのではないかというふうに思います。

 

――山口選手の強みは

熊谷:なんでもできるからな。

松山:超器用だよな。

鍬塚:全部できるからな。それが強み。

熊谷:ハイスタンダードなオールラウンダー。

鍬塚:急にセッターやらされてもなんだかんだ適用して。

熊谷:なんだかんできるし、それにちゃんと頑張ろうとできるのはすごいなと思います。

松山:僕は、1年生の時から快人が出ているのをベンチで観ていたので。小田原アリーナで中央大学戦の時に初めて快人が出ているのを観て、まじですごいなと思いました。その時は事前に監督からスタメンを言われていなくて、1年生だった快人がいきなり試合に出ることになったのにすごい活躍していて、それをベンチで観ていて器用すぎるなと思いました。高校では圧倒的エースだったのですが、大学では守備キャラとしてすぐに適用していて本当にすごい選手だなと思いました。

熊谷:今年は一応セッターをやっているのですが、快人の一番の強みはサーブレシーブだなと思っているので。ポジションは今後どうなるかわからないですけれど、サーブレシーブにさらに磨きがかかったらすごい選手になるのかなと思います。

野口:調子にムラがないなというのは思いますね。僕は結構調子にムラがあるので。いろんな人を見ても、やはりスパイカーの快人は安心感を感じますね。それが一番の強みですかね。

:快人のコミュニケーション能力を一番尊敬しています。先輩・後輩関係なくすぐに距離を縮められたりとか、僕が高校で入部したときに一番話しかけてくれたのは快人だったので、そういうところは、そういうところ「も」一番も尊敬したいなと思います!

 

――野口選手の強みは

山口:強みは爆発力かなと思います。さっきムラがないと言ってくれたのですが、真幸は良い意味でムラがあって、試合になると練習の時とは見違えるようなプレーをできるのがすごいなと感じています。自分は絶対練習通りにしかできないので、そこは内に秘めているものが強いのかなというふうに感じています。

鍬塚:天性のジャンプ力だよね。本当に。伸びが他の人と違う。

:小学生の頃からバレーをやっていて、うちのチームには少ないバレーエリートだと思うので、バレーのセンス的な部分はチームでもピカイチではないかと思います。

松山:高校の時は隣でブロックを跳ぶ時とかに怒られていたのですが、今は試合の時とかに2人で相談しながらブロックしたりしていて、一番安心できるというかその時間がめっちゃ好きです。

 

――林選手の強みは

松山:トレイニーだね。

鍬塚:合宿の時にエニタイム(=エニタイムフィットネス)行ってたよね。

松山:気づけば行ってるからね、エニタイム。熱出て部活休んでもエニタイム行ってますからね。

:行ってないです(笑)。

松山:とか言うてますけどもね(笑)。

野口:真面目なので。最初はスタッフで入ろうとしていたのですが、最初何年間かは選手としてプレーしてその後スタッフをやるという話になったのだと思いますが、自分だったらやりたくなくなりますよね(笑)。スタッフで入りたいのにプレーをやれって言われても「なんでだよ」と思うのですが、それをきちんと続けてなおかつ成長している、真面目にコツコツやっているのがすごいなと思います。プレーで一番すごいのはサーブですかね。狙ったところに全部打てる。「次、あそこ打つわ」と言うと本当に打ったりするので、それが一番すごいなと思いますね。

山口:航大は自分で「バレーやりたくないよ」とか言っているのですけれども、本当はこの中で一番バレーをやりたいと思っているんじゃないかなと思っていて、一番バレーを好きなのが伝わってきます。もし自分が航大の立場だったら練習もそこまで意欲的にできなさそうだなと思いますけれど、やる以上は頑張りたいと思っているからか、とにかくすごいバレーが好きなのが伝わってきます。今年からセッターになって、自分がトスを上げて航大がクイックを合わせるということが多くなって、バレーの中でのコミュニケーションが増えました。毎回トスに対していろいろ要求してくれたりとか、このトス良かったよと伝えてくれたりだとか、2年生の中で一番バレーへの熱を感じるなと思います。

松山:ブロック練とかもしれっといるからね。まじでしれっと跳んでいるからね。

野口:聞いてきたりするんですよ、僕に。「今のプレーはなんで」とか。僕はそれに対して自信満々に、得意げに「航大はこうなんだよ」って伝えると、「やっぱそういうことか」みたいな!

全員:(笑)

野口:学んでいく姿勢というのはすごく感じますね。

:恥ずかしい(笑)。

 

――林選手は、みなさんのお話を聞いていかがですか

:みんなは覚えてないと思うけれど、1年生の最初の方は本当に練習に入るのが嫌で。でも、あるタイミングで吹っ切れてからは、練習をする中で今までできなかったプレーができるようになっていくのが楽しいなと感じるようになりました。

山口:言ってたよね、前。同期から教えてもらってるみたいな。

:そうだよ。高校時代も先生から教えてもらうというのはなかったので、同期とか先輩とかに教えてもらって今の僕のバレーボールがあると思います(笑)。

山口:アツ(笑)。

 

――2年生はどんな学年ですか

野口:良い意味で周りにとらわれない学年だなというのは思いますね。それぞれがしっかり意見を持っていますし、チームに対しての思いとか不満とかをそれぞれちゃんと抱えていて、それを発信しないのが僕らの悪いところなのですけれども。僕らの中で収めてしまうので、それを発信すればチームがもっと良くなるんだろうなと思いつつも面倒くさいというか、同期の中で話している方が居心地が良いので。良い意味で自由ですし、それぞれが自分の思いを持っているよね?

熊谷:うん。周りから思われているよりも一人一人考えているけれど、真幸が言ってくれたように伝えないから勘違いされている部分も少しはあるのかなと。やはり中にエネルギーが行ってしまうので、それが良い意味でも悪い意味でも団結力が強いというか、固まる力がすごい強いかなとは思います。それが外にどう思われているのかは、あまりわからないですけれど(笑)。

山口:それでいうと、1週間くらい前に星谷さん(=星谷健太朗監督)から「塾高の文化が根付いている」と言われました。1〜4年の中で2年生が一番塾高の割合が多いと思うので、その分塾高の文化が根付いているのかなと思います。

同期について話す熊谷健太

――それはどんな文化ですか

山口:「同期の中で収める」とかですかね。

野口:発言しないというのもそうですね。つながり方というかエネルギーの方向が同じなので、お互い同じことを考えているんですよ。他の学年はみんなで話し合って、言わないと伝わらないというふうになると思うのですけれども、僕らはだいたい言わなくとも「自分がこう思っている時は他の人もこう思っているだろうな」というのがあるので。

松山:一人の軸がいないというか。4年生なら大昭さん(=主将/商4・渡邊大昭)がいて、3年生ならのしんさん(=商3・平山一之心)とか康生さん(=法3・山元康生)みたいな軸がいるけれど、2年生はみんなが同じくらいの分量で。逆にそれが良いのかもしれないけれど、悪い部分もあるのかなと。一人で引っ張っていく人がいないから…。

野口:だいたい僕が最初に言い出すのですが、基本無視されるので(笑)。

全員:爆笑

野口:それでまた次の人が声をかけて…という。人任せだよね、みんな。

山口:面倒くさがり屋だよね。みんな。

松山:航大が全部後片付けしてくれるからね(笑)。

野口:結局なんだかんだ全部やってくれるからね。

山口:間違いない。

野口:やることはちゃんとやるよね。

 

――佐藤さんは2年生のどんなところが好きですか

佐藤:・・・。

松山:ない?(笑)

野口:しょうがない。難しいよね(笑)。

佐藤:特に今年はあまり練習に行けていなくて、秋とかは会場も別になってしまってずっと会わなかったけれど、久しぶりに行ったら話してくれるところが好きです。あと、私は「不思議な人」と言われることが多いのですが、それを受け入れてくれるところです(笑)。

同期に愛されていることが伝わってきた

 

――そんな同期での思い出はありますか

鍬塚:まとめてどこかにいくことはあまりないけれど…サイゼリアとか?ちゃんと全員で行ったのは。

山口:サイゼやばいね(笑)。

野口:初めての同期飯?

熊谷:7人いた?

山口:全員いたね。

野口:全員で動くことがないので。

山口:滅多にないよね。

野口:各々が好き勝手動いているという感じで、全員で行くというよりかは何人かという感じが多いですね。でも、だいたい一緒にいるよね練習とかも。そうですね、なんか思い出はないですね(笑)。

山口:健太もかれんも来る日が違うので、全員が揃うことがあまりないので。

松山:試合の帰りとかも凛は(アナリストの)仕事があって、残ってくれていて。

山口:全員が揃った日が思い出ですね!それでいうと。その日は写真も撮ったし。

野口:毎年、年末に同じ写真を撮るのでそれは思い出ですね。

 

――みんなで行きたいところはありますか

全員:お〜(笑)。

野口:海外行きたいという話はしたんですけどね。僕と快人が「海外行こうよ!」と盛り上がって「よっしゃ行こうぜ!」ってなったんだよね?

山口:うん(笑)。

野口:それでみんなに送るわって言って連絡して…。

全員:爆笑

野口:「海外行ける人!」って投票をしたんですよ。そしたら、投票したのが僕と快人だけで。

全員:あれ…。爆笑

同期とのエピソードを話す野口真幸

 

――行きたい思いはありますか…?

:ないです。

全員:爆笑

野口:こうなんですよ!同じ方向を向くことは本当にないので、この学年が。そこはなんかちょっと難しいですよね。

笑いが絶えない対談だった

――それが面白さではありますよね!

野口:それが面白い!一筋縄では行けない。

山口:でも、逆にノリで行けちゃうのも良さだと思います。多分「明日行こうぜ」と言ったら、行けると思います。

:そっちの方が良い。

松山:なんで絶対行かない奴が言うんだよ(笑)。

 

――ここまでで、言い残したことはありますか

:ファンが多いよね。快人とかは。

松山:顔が良いよね。

野口:顔がいいっすね。確かに。

全員:爆笑

野口:この学年は顔がいいっすね。それくらいですかね。

 

今季の振り返り・全カレを目前に控えて

――今季をここまで振り返って

山口:やはり2年生という立場上、1〜4年生の中で一番自由にやらせてもらえる学年だと思うので、その分1年間自由にプレーしたりチームに存在していたかなというふうに思います。来年、再来年はもっと責任が大きくなると思うので、それぞれの個性を出してもっと意見をチームに言えるように。多分、健太が一番言えると思うのですが、健太がいない時の方が多いので。今年1年は悪く言えばあまりチームに関わっていなかったので、来年、再来年はもっとチームに関わっていきたいなと思っています。

2年生を代表して今季を振り返る山口快人

 

――4年生への思い、そして全カレへの意気込みを教えてください!

熊谷:僕は中等部コーチという役職上、練習に行ける回数も少ないですし、試合でユニフォームを着たりだとかベンチに入ったりという立場ではないですけれども、それでも4年生の頑張りを知っていますし、1年かけてあまり報われない代というか勝利だったり嬉しい瞬間が少なかったですけれど、1年間かけて良いチームにはなったのかなと思うので。集大成として4年生に良い思いをさせてあげたい気持ちはすごく強いので、もう残り少ないですけれど最後まで頑張って、全カレは東京体育館という広い体育館でプレーできますし、僕らは塾高の頃に春高(=全日本バレーボール高等学校選手権大会)で戦った舞台でもあるので、その思い出の地で良いプレーができたらと思っているので。個人的には試合には関わらないですけれど、応援でできるだけ力になれればと思います。

鍬塚:健太と同じ部分もあるのですが、今年のシーズンは最初から最後まで結果が出ていなくて苦しいシーズンだったのですけれども、やはりその中でも4年生は本当に全員がそれぞれの形でチームに献身してくれていて、その献身はやはり無駄にしたくなくて。最後に勝ったり慶應バレーを体現した良い試合をすることで、この部に尽くしてきて良かったなと最後に思ってもらえるような試合にしたいです。個人的にも4年生全員が本当に親身になって話してくれて本当に好きな学年なので良い形で終わるよう願っていますし、良い形になるようにあと少しですけれど自分でも努力したいと思っています。

野口:僕は4年生の代が好きなので1個でも多く勝ちたいですね。去年に比べて今年は試合に出る機会とかも全然ないので、貢献できることと言えばみんなが足つった時に出て頑張るくらいなので。「最後くらい、足つっても良いですよ!」という感じですね。

全員:(笑)

山口:全力でやってくれと。

野口:うん。それくらい頑張ってくださいという感じですね。

山口:今年初めてセッターになって、4年生は1年間自分のトスを打ってきて。4年生は全員バレーを辞めてしまう、本気でバレーをするのは最後だと思うので、最後のセッターが自分で良かったなと思われるように4年生にトスを託したいなというふうに思っています。大昭さん(=主将/商4・渡邊大昭)と、一真さん(=主務/経4・細野一真)と、昌岳さん(=学連委員長/文4・山本昌岳)と、陽大さん(=副将・アナリスト/法4・田鹿陽大)は、特に塾高の時に同じ東京体育館で春高に出たので、同じ地でもう一度バレーできるということを縁だと思っていますし、特にその4人と東京体育館で暴れたいなというふうに思っています。

:来年からは上級生になるという中で、4年生になったらどういうチームにしたいかというのを考えるようになってきていて、自分の中では「勝つし、応援していて楽しい慶應」を作りたいと思っています。そういうチームにするにはどうしたら良いのかなというのを全カレまでの残り数日で4年生から吸収したいなと思っているのと、あとは全カレ当日は自分にできることは応援なので楽しい応援ができたらなと思っています。

佐藤:私は担当する会場が別なので試合を見ることはできないのですが、それでも勝てば最後一つの会場になるので、勝って最後の4年生を見られるように応援したいなと思います。私は入った時から昌岳さん(=学連委員長/文4・山本昌岳)の背中を追ってきて、学連は前年を踏襲するだけで新しいことに挑戦しようとする人が本当にいなくて、前の年が良くても悪くてもその通りにやるというのがずっと続いてきたのですが、今年1年は学連委員長として昌岳さんが頑張ってくれて。大学生1人では変えられないようなこともいろんな大人の人にお願いしたりして変えてくれたり、全カレもそうなので。最後に、昌岳さんの姿を見ていろいろ学びたいなというふうに思います。

松山:2年生がすごい自由で、スタメンで出ているのが快人だけということがあるので、僕や真幸とかは試合に出た時に元気を与えられればなと思います。真幸と同じなのですけれども、すごく4年生の代が好きというか。特に大昭さん(=主将/商4・渡邊大昭)さんは高校1年の時、僕が全くボールにも触っていない時期に見ていたすごい人なので、今その人とバレーできているというのがすごく幸せですし、勝たせてあげたいというのはおかしいですけれど、出ている出ていないに関わらず4年生が主役でその下に3、2、1年生がいると思うので。2年生という役割を果たして、アナリストやスタッフも含めて全員でしっかり4年生を支えてあげたいです。負けたら泣いてしまうと思いますが、泣かないで終わることがベストなので、そこまでサポートというか尽くせたらなというふうに思います。

――以上になります。素敵なお話をありがとうございました!!

(取材:長掛真依)

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