慶應スポーツ新聞会

【アイスホッケー】終盤でまさかの3失点 引き分けで連勝ストップ 東海大戦

全得点に絡んだ真鍋

今季2度目の対戦となった東海大戦。前回の対戦では勝利こそしたものの、試合内容に不満が残る結果であった。そのため、今回は勝利とともに内容の良さも求められた慶大。しかしその周囲の期待とは裏腹に、終わってみれば3‐3の引き分け。目標としていた「全勝での完全優勝」の夢は絶たれ、今後にも課題が残る結果となった。

2011/10/22(土)17:00 FO@ダイドードリンコアイスアリーナ 

慶應義塾大学3-3東海大学

{得点者(アシスト者) 慶大のみ}真鍋(種田)、東内(真鍋、野中)、似鳥(真鍋)

敵陣に攻め入る種田

第1ピリオド、開始直後から互いにゴール前まで持ち込むもシュートまで至らない展開が続く。そのような流れの中で最初に試合が動いたのは開始2分27秒。右のFW種田(経2)からのパスを中央で受けたFW真鍋(環2)が2試合連続となる得点を決め慶大が先制する。その後もFW荒谷(経4)やFW小坂(商3)らを中心に東海大ゴールに迫るも相手GKの好守もあり、なかなかゴールを挙げることができない。慶大は自らの反則から2度のキルプレーのピンチを招くも、GK田中誠(経4)を中心に冷静に守りきり第1ピリオドを終えた。

一時は3点差をつけた慶大だったが…

点差を広げ試合を優位に進めたい第2ピリオド。またもや試合を動かしたのは第3セットの選手たちだった。開始2分、左サイドから敵陣深く侵入した真鍋がゴール前へパス。そのパスを受けたFW東内(経1)が落ち着いてゴールに流し込み2‐0とする。直後の4分、6分には相手の反則によって得たパワープレーのチャンスを機にDF小川(環3)のバッティング、種田の個人技からのシュート等で度々東海大ゴールを脅かすも得点は奪えない。GKとの1対1のチャンスをものにできないなど追加点が奪えず嫌な雰囲気が漂う中、ピリオド終了3分前、FW松山(商4)のアシストからFW似鳥主将(環4)が待望の3点目を挙げ、3‐0とし第2ピリオドを締めくくった。

ミドルシュートでゴールを脅かす小川

「3ピリまでやり続けないと3ピリでやられる」(浅沼監督)。前回の東海大戦の反省を生かし、とりわけ第3ピリオドには強い気持ちを持って臨んだはずの慶大。しかし、第2ピリオドまでの良い流れとは一転、苦戦を強いられる展開となった。開始早々、第2ピリオド終盤から続くキルプレーの流れの中で、自陣でのフェイスオフ直後にゴールを決められ1点を返されてしまう。すると流れは一気に東海大へ。慶大は反則も重なり終始劣勢を余儀なくされ、8分には自陣でパックをとられ2点目を奪われる。劣勢をはね返そうと小坂、荒谷が相手ゴールに向けて攻め込むも、東海大の勢いを止めることはできない。14分に負傷者の治療による中断が入り、そこで流れを変えたい慶大であったが1度傾いた流れは変えらず、16分にはゴール前の混戦から押し込まれ、とうとう3‐3の同点に追いつかれてしまう。残り4分、引き分けでは終われない慶大は怒とうの攻撃を仕掛けるも、東海大の気合の入った守りを崩すことができず、3‐3の引き分けという不本意な結果で試合を終えた。

「良い試合をした後の次の試合」(似鳥)の出来といったさまざまな課題が改めて浮き彫りになったこの試合。一つ一つの課題を克服していった先に勝利はある。グループA昇格が目の前に来ている今、慶大には細かい部分まで突き詰めて追及して欲しい。なぜなら彼らの目指すところはグループAでの躍進、さらにはインカレ優勝であるのだから。

By Shun Yasuda



セット FW FW FW DF DF
1 似鳥(C) 松山(A) 小坂 小川 水澤
2 山本 荒谷(A) 金村 梅津 白神
3 東内 種田 真鍋 小野塚 野中
4 小守谷 安藤 藤本 渕脇 田中大
GK 田中誠
 

コメント

浅沼監督

(試合を振り返って)週末2連戦あるので、長期戦では6ピリオドしっかり戦う気持ちで準備をして一つ一つ勝ちきる、勝ち点をとっていきたいと思って臨みました。(良い試合をした後の次の試合が課題であったと思うが)そうですね。まさにミーティングの時に伝えたのは、前回は確かに完封試合でいい試合をしたけれども、相手も違うしやるべきことを3ピリまでしっかり続けてこそあのような試合ができるので、実際前回の東海戦の3ピリは失点して負けているので、3ピリだけでいうと負けているので、同じように相手が日大以上ともう一回思い直して、前回の東海戦のように3ピリまでやり続けないと3ピリでやられるという気持ちをしっかりみんなでもう一回インプットして臨むようにしました。(全勝での完全優勝が掲げられていたが、ここまでの結果を振り返って)結果として今日1分けができてしまったんですけど、反省は反省としてしっかり残して、ただ明日からまた上を向いて一試合一試合勝ち点をとっていかなければいけないので、全勝優勝という一つの目標は絶たれてしまいましたけれど改めてしっかり1位でこの後も勝ち点をとり続けて負けなしで挑みたいと思います。(3セット目などの下位セットの活躍が目立つが)今日の試合も実際そうで、1点目2点目を真鍋、東内のセットがとってくれたんですけど、やはり3セット目の一番の目標はまずは失点をしないことではあるんですけど、そのためにはスピードを生かしてどんどん相手にプレッシャーを与えて、どこまでチャンスがあるかわからないですけど本当にシンプルなプレーで相手からパックを奪ったらとにかくゴールを目指すと、一発で入れずともゴール前にシュートを集めてリバウンド、もうリバウンドリバウンドという感じででも押し込むというスタイルを3セット目は特に課題として目標としてやってますので、非常に真鍋、種田が運動量を持ってフォアチェック、バックチェックをやってくれて、そこに東内が1年生ながらも非常に冷静なプレーとパックハンドリングが上手いので、しっかり相手のパックをカットしたらその後パスをつなげていいプレーがここ5試合できていると思います。(今後の試合に向けて)本当に3セット目までしっかり頑張って全体のプレーとして運動量の多い慶應のプレースタイルは変えずにやっていきたいんですけど、4セット目の安藤(経3)、小守谷(経3)、藤本(理3)がみんなピンポイントで出したときに一生懸命やるべきことを頭にイメージして各セットどこのセットに組み込まれようがしっかり役割を果たしてくれているので、もう一回失点ゼロという目標でディフェンシブを中心にしてゼロという目標で、その後チャンスを生かすという中で勝ち進みたい、勝ち続けたいと思っています。

似鳥主将

(今日の試合を振り返って)非常に不甲斐無い結果で終わってしまったんですけど、最初のアップからみんなに(試合に対する)意識がなかったかなと。最初からもっとミーティングとかをして意識づけできたらもっと良い結果だったのかなと思います。(良い試合をした後の次の試合が課題であったと思うが)試合前には常々言っていたんですけど、良い試合をした後の次の試合というのがまだ課題なので、次の試合からしっかり、明日の試合からもう一回気を引き締めていきたいと思います。(ここまでの試合を終えてチームとしての課題は)勝ちが続いているのでその分ちょっとみんなの中に集中力というのが欠けてきているのかなと思っているので、もう一回明日から集中して試合ができたらいいなと思います。(完全優勝を目指していた中で1分けという結果を受けて)今日の結果はもう終わってしまったことなので、今日の結果は受け止めて明日からでも本当に完全勝利して優勝につなげたいと思います。

種田

(振り返って)2ピリ終わって3-0でそこからひっくり返されるというのはやっぱりディフェンス面で不安が残るのと、この相手に3点差というのはFWとしても自分もアシストしかできてなかったので課題が残る試合だった。(日大戦で快勝した後のゲームということで難しさもあったと思うが)去年から慶應は良い試合をやった後に崩れるというのがあったので、コーチ陣や監督からもそういうところを危惧されていたが、選手はその期待に応えられなかったというか、僕たちの目標のインカレとか1日に2試合、トーナメントなので勝たなければいけない試合も出てくると思うので、そういう部分をインカレまでに直さなければならないと思う。(今日は終始ゴールが遠い展開となったが原因は)攻め出しのところでパスが通らなかったりして、攻めて相手陣地でやっている時は真鍋とかと息も合ってきて、ちゃんとできるようになってきたが、最後のフィニッシュのところでもう少しできたらいいと思う。(ここまでのリーグ5戦で第3セットの活躍が光っているが)僕たちはしっかりチェックして、相手を疲れさせて、いわば仕事人というかチームに求められるプレーをやっていくプレイヤーなので、それを徹底して結果がついてくれればいいなと思っているので、驕らずやっていきたい。(全勝優勝の可能性は途絶えてしまったが、残り5試合の目標は)ここで崩れちゃったのはしょうがないので、ここからしっかり点差つけて、完封で残り全部勝っていきたい。(明日も試合があり連戦だが次戦に向けて)今日の反省点をみんな考えて、明日の試合ベストパフォーマンスで臨んでくると思うので、明日の方が絶対良いと思うので期待してください。

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