【バスケ】関東大学新人戦2回戦 東海大に敗れベスト16で終える

高いオフェンス能力を見せつけた中島(総1)

前日国武大に勝利し弾みをつけた慶大。今日は強豪東海大戦。ベスト8をかけた熾烈な戦いが予想された。しかし蓋を開けてみれば終始圧倒され、ベスト16と不本意な結果で最終日まで残ることが出来ず新人戦が終了した。

第50回関東大学バスケットボール新人戦記念大会 3回戦

2010/05/27(木)@代々木第二体育館

  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 11 23 19 27 80
東海大 26 33 23 18 100
スタメンは桂(政2)、清水(環2)、蛯名(法1)、矢嶋(総1)、中島(総1)。

前半、開始早々から東海大のアウトサイドが面白いように決まるが、中島のスリーポイントで応戦。しかし「前半、相手よりターンオーバーが10個も多い」(矢嶋)とここから慶大はターンオーバーとファウルを立て続けに犯してしまい、流れを完全に失う。更に東海大のディフェンスに阻まれフロントコートにボールを運ぶことも出来ず苦しい展開に。東海大のシュートが決まり続ける一方で、慶大は平石(環1)、中島、蛯名のシュートで何とか流れを変えたい所だったがどれも単発に終わってしまい点差は30点に。更に蛯名が4つ目のファウルを吹かれ慶大は窮地に立たされる。それでも前半終了時に矢嶋がブザービーターでスリーポイントを決め34-59と慶大は大量リードを許し前半終了。

シュート力のある田中(環1)もプレイタイムを得る。

後半、清水、中島がインサイドで得点し、大逆転の布石を作るが依然として東海大のオフェンスは機能し続け点差は広がってしまう。更に慶大の放つシュートがことごとくリングに嫌われ勝利は絶望的に。ここで蛯名がファウルアウトになり、慶大はキーマンを失なってしまう。その後は勝機を逃してしまった慶大だが、中島が高いオフェンス能力を見せつけ得点していくと矢嶋、田中(環1)もそれに続き得点していき序々に点差を詰める。結局80-100で試合終了。

去年のベスト8の成績には及ぶことは出来ず今年の新人戦はベスト16で終わってしまった。現二ノ宮主将が1年生時の2007年の新人戦では同じくベスト16。今年は強豪ブロックに位置した慶大だが結果は結果。「秋、1年後には追い抜く」(佐々木HC)と慶大はここから成長を遂げ今の下級生は必ずやリベンジを果たすはずである。「今日の負けに落ち込むのではなく切り替えて努力していきたい」(中島)と選手達は早慶戦、秋、冬に向け苦しい練習を乗り越え成長してくれるだろう。

上級生も応援に駆け付けた。

By Shigehisa Osajima

コメント

佐々木HC

負けました。敗因はなし。力負け。(1年生だけの時間帯があったが)2年生が頼りない。(これからの課題は)システムにほとんど慣れていないので、手の施しようがない。(今日の結果をどう取るか)秋には追い抜くし、1年後には追い抜くし、そんな感じかな。我々はチームルールをしっかり確立して高い勝率を目指して、どこのチームにも勝てるようにやっているので、その感覚に1,2年生がうまくフィットしていないので施しようがない。それは2年生がしっかりしていないのでああいうことになると思います。

中島

僕がスリーを打ちすぎて自分達のルールなどを考えずに自分がどんどん打ってしまったのが個人的にいけなかったと思います。(チームとしての敗因は)アップの時からダラダラした空気があったりしてそこが試合にも影響したと思います。(課題は)まずシュート精度を高めるのと、ディフェンスで相手についていける脚力をつけなければならないのと、中でも当たり負けしない体を作っていきたいです。(これからの意気込みは)すぐ早慶戦があるので少しでも戦力になれるように今日の負けに落ち込むのではなく切り替えて努力していきたいと思います。

矢嶋

チームとして何もできず自分のプレイも出せず周りに迷惑かけてしまって、これからもっと一生懸命練習して将来勝てるように頑張っていきたいと思います。(敗因は)出だしに外でやられて離されてしまったのと前半で相手よりターンオーバーが10個も多いのとディフェンスがどんどんシュートを打たされてしまったのでそこが敗因だと思います。(課題は)自分はオフェンスで点とらなきゃいけない立場だったんですけど、今日はなかなかそういう場面がなくて、自分の役割を果たすことができなかったんでオフェンス能力をもっと伸ばしたいです。オフェンスは波があるんですけど、ディフェンスは波がないと思っているので良いディフェンスを毎回出来るように練習から頑張っていきたいです。(意気込みは)この試合に負けて良かったと思えるように佐々木先生の指導をしっかり吸収して、まだ自分は慶應のバスケットに馴染みたいんですけど馴染めていないので練習からチームルールの徹底だったり、慶應のバスケットボールを頭から叩き込んで4年生と試合したときでもチームに貢献できるプレイヤーになれるように頑張ります。

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