気温25℃。空は快晴。10月中旬とは思えない天候の中、第87回東京箱根間大学駅伝競走予選会が開催された。2011年正月の箱根駅伝本戦に直結するこの熱き戦い。今年は慶大の14名を含め、関東学生陸上競技連盟所属の36大学415名の学生が出場した。
本大会は各校の上位10選手の合計タイムで競われる。1位から6位の大学は単純にレースタイムで、7位以下は今年5月の関東学生陸上競技対校選手権(関東インカレ)の成績により与えられたインカレポイントによるアドバンテージタイムも併用し、最終総合タイムを出して順位がつけられる。今年の予選会からの出場枠は9枠。この数少ない枠を狙って中央学院大や日本大などの箱根常連校も参加する熾烈な争いは、午前9時にいっせいに選手が飛び出してスタート。大観衆が湧いた。5キロ地点、既に拓殖大マイナと日本大ベンジャミンの留学生コンビが後続を大きく引き離す。その後なかなか慶大選手陣の姿が見られなかった。
結局大逆転劇を繰り広げることは出来ず、慶大は最終総合タイム11時間12分43秒の23位でフィニッシュ。1位の拓殖大とは1時間1分4秒の差が開いた。個人の最高記録は平塚(商3)の1時間02分55秒で総合111位。
By Akane Takahashi
コメント平塚パートリーダー(商3)
(本日の箱根予選会の結果を受けての感想は) 1年生が多くメンバーに入ってくれて、上級生も伸びてチーム力自体は上がってきているので、チーム順位が上がることは当然として考えている。結果は悪くはないし、良い結果ではあるかなとは思うが、まだまだこれからより上位に向かっていけるチームだと思うので、それに向けて頑張っていきたいなと思う。(設定 タイムは)チーム全体では10時間55分あたりを目安にしていた。コンディションもあるので難しい面はあるが、結果とはまだ開きがあるのでこれからトレーニングを続けていかなければいけないなと思う。(昨年の28位から順位が上がった要因は)強い新入生が入ってくれて、上級生も順調にのびたのでそのあたりかと思う。(来年に向けてチームとしては)1、2年生中心の若いチームで、これからどんどん伸びていくと思うので頑張っていけたらなと思う。
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