慶應スポーツ新聞会

【バスケ】王者に果敢に挑むも、力及ばず!青学大戦

復調した主将家治は強気のプレイでチームを引っ張った

第87回関東大学バスケットボールリーグ戦

2011/10/1 (土)@つくばカピオ

1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 19 18 15 27 79
青学大 31 24 25 26 106
リーグ前半戦の締めくくりとなる青学大との一戦。「自分達のやりたいことをやる」(佐々木HC)と言うように、内容にこだわって戦うことが求められた。先週、2勝で同位であった日大に大敗を喫した慶大が1週間でどこまで修正し、強豪との戦いに挑むのか。また、洛南高校出身同士の対決もあり、見ごたえのある試合となった。

オフェンス面で成長を見せている中島

慶大のスタメンは家治主将(環4)、中島(総2)、本橋(環2)、蛯名(法2)、伊藤(環1)。

1Q、序盤、慶大は互角の試合運びを展開する。青学大が#56比江島を中心に突き放しにかかるも、中島がゴール下で奮闘、さらにはスリーポイントで応戦。また、家治が連続得点するなど、なんとか相手に食らいつく。だが、次第に青学大のスリーポイントを止められなくなり、一気に点差が開いてしまう。その後も慶大はなかなか調子が上がらない。ワンプレーを確実に得点に結びつける相手に対し、慶大は4分間でわずか2得点しか挙げることが出来ず。19-31の青学大リードで1Q終了。2Q、伊藤の好ディフェンスが慶大のチャンスを作り出す。相手センターにプレッシャーをかけ、ボールをスティール。オフェンスでは、ファールを受けるシーンが多くなるが、それで得たフリースローで得点を重ねていく。しかし、慶大がインサイドでのターンオーバーが増えると、流れは一気に青学大へ。その後、高確率でシュートを決める相手に対して、慶大は家治を中心としたオフェンスで粘りを見せる。すると、残り3分を切り、試合はアップテンポな展開に。桂(政3)が速攻を決めたのを皮切りに、中島がレイアップを決め、家治がオフェンスリバウンドを押し込む。さらに点差を縮めたい慶大だが、終盤はシュートを決めきれず、37-55で2Qを終える。

ディフェンスで貢献を見せた伊藤

3Q、徐々に慶大のエンジンがかかり始める。味方がシュートを外しても粘り強いリバウンドを見せ、さらには速攻で献身的な走りを見せた中島。吉川(環1)もディフェンスでチームに貢献する。ただ、青学大もそう簡単には追いつかせてはくれない。両チーム共にアップテンポな展開となる中、蛯名が速攻からバスケットカウントを決めると、相手もすかさず速攻を決めかえす。慶大は終盤、シュートの精度を欠き、点差が更に開いてしまう。結局、52-80で3Q終了。4Q、蛯名のアシストから桂がゴール下で決めるも、家治のファール、桂のターンオーバーなどで、慶大ペースに持ち込めず。その後拮抗した試合展開になる中、投入された権田(政1)がジャンパーをきっちりと決め、チームを鼓舞する。家治もスリーポイントを決めるなど奮闘を見せる。しかし、広がった点差を最後まで埋めることはできず、79-106で試合終了。

現在リーグ戦1位の青学大に個人の能力の高さを見せつけられた。だが、慶大はこの一戦で通用した部分と課題が見えてきただろう。これまで調子の上がらなかった家治が復調してきたのは好材料だ。ただ一方で青学大相手にひるむことなく攻めていたが、シュートを決めきれないシーンが目立った。「スコアラーがいない」(佐々木HC)という現在のチーム状況を踏まえて、1人1人のシュート精度を上げていくことが必要だろう。また一方で、チームディフェンスの強化も必須だ。後半戦に向けて、1人1人の調子が上がり、日替わりで主役が生まれるような、チームとして強い慶大が見られることを期待したい。

By Yuzu Maruyama

コメント

佐々木HC

力の差があるということなんだけど、我々はそういうことに構わず、自分たちのやりたいことをやるということがチームの考え方なので、一生懸命やったんじゃないかと思います。(先週の日大戦は)相手の方が充実感があったよね。今まで慶應が高いレベルを保ってきたのは、その充実感が1人1人にあったから。今日、日大の試合を見て、4年生には言ったんだけど、やっぱり2、3試合出れなかった日大の4年生がこうやって一生懸命自分の力を出しているっていうのは、まさに我々が今までずっとやってきたこと。それを周りにやられるというのはとても悔しい。(前半戦を振り返って)最初の大東戦でオフェンスに関しては自分達の実力以上のことが出来てしまって、皆それが自分たちの力だと思っちゃったのが失敗だったかな。あとやっぱり試合の大事なところで、使えない選手が出てくるのも近年多い。体が弱くなっているのか、練習をしすぎているのか。練習をしすぎているとは思わないけど。ある意味、自分たちの力を認識しないまま、試合に入ってしまった。(チームとしての成長と課題)課題は、常にフルメンバーで戦えないこと。去年と違って、そこがまだ払拭できていない。インカレで負けて、体力つけなきゃいけないというところが、まだ完成されていない。練習では、桂が少し良くなっているんだけど、試合で出ないっていうのは、本物になっていないのかな。原因は本人にしかわからないので。それは本人が乗り越えるしかない。そこらへんが、最近の子の理解に苦しむところかな。(後半戦を戦っていくうえで、キーとなる選手)伊藤ですね。あとはスコアラーがいないので、スコアラーが日替わりで出て来てもらうしかない。(後半戦に向けて)明日から1つずつ勝ちを積み重ねていくしかない。あとにいけばいくほど、強い相手になるので、早いうちにあと2つは勝っておかないと危ないです。

Leave a Response

Please note: comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.