慶大15-32天理大
【得点者】(慶大のみ)
T=古田、鈴木貴裕
G=仲宗根
PG=仲宗根
前半、コイントスに勝った慶大は風上に立ち、SO宮川やWTB児玉らのキックでエリアを取りながら試合を進めていく。風に乗った好キックの影響で陣地は取っていくが、天理大の固いディフェンスと天理大・立川主将を中心としたアタックで試合はこう着状態となる。試合が動いたのは28分、ゴール前中央でできたラックから展開されると、トライを決められて先制を許した。慶大は32分にCTB仲宗根主将が50メートルのロングPGを決めて3点を返し、3-5で前半を折り返した。
逆転を狙う後半、早々にPGを決められて追加点を挙げられるがすぐさま試合をひっくり返す。4分に敵陣でラインアウトのチャンスを得ると、秋冬で整備を進めてきたモールでトライを挙げて10-8と逆転に成功。この試合初めてのリードを奪った。しかし、慶大はこの後が続かない。天理大に風の利を生かされてエリアを取られて自陣での攻防が増えてしまう。バックスの展開攻撃に対しても1対1の場面でタックルが決まらずに、失点を繰り返した。慶大は21分にWTB鈴木貴裕がトライを挙げるが、天理大ペースで試合は進んで15-32でノーサイド。二年連続で正月越えを果たせずに2011年度シーズンを終えた。
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