【應援指導部】「私たちの春が来た」 悲願の日本一へ思いを一つに“逆襲”を誓う/総合練習後インタビュー

應援指導部

いよいよ開幕する東京六大学野球。選手たちの闘志に燃えたプレーはもちろんのこと、観客が一体となって歓声を届ける“応援”もその魅力のひとつだ。

観客の数は毎試合数千人を数え、リーグ戦のラストを締めくくる華の早慶戦では二万人を超える観客が神宮球場に集う。そんな大勢の観客たちの先頭に立ち、慶大の応援を指揮するのが「應援指導部」だ。今回は総合練習後に行ったインタビューをお届けします!

 

応援企画責任者
ーー総合練習を振り返って

T.Yさん:本日の総合練習は互いに高め合い、刺激し合えた練習だったと感じています。これは神宮球場においても非常に重要なことで、1人1人で行動する場面が多くある中で、他の部員が勇気を出して行動した時、応援席にいらっしゃる方々もしっかり巻き込んでレスポンスし互いに支え合うことも大切です。また、少し暗い表情をしている子がいたら、アイコンタクトで表情を明るくさせるなど、そうした部員間でのコミュニケーションも、より良い応援席を創りあげる上で大切な要素です。その点を本日しっかり体現できたことが良かったと感じています。

G.Hさん:冬は応援指揮や太鼓、踊り、演奏といった個々のツールに取り組んできましたが、今日は久しぶりに「人に向かって応援をした」という手応えがありました。神宮でも、野球部に向けて、あるいは応援席に向けて、自分たちの応援がどれだけ人の目に届くかということが大切になってくると思います。その感覚を今日の練習の中で少しでも取り戻せたのではないか、という印象でした。

M.Eさん: 総評として比較的良い評価を残したとは思うのですが、細かいところを突き詰めていくと、まだまだだなというふうに感じています。野球部のエラーや失敗があった時に、いかに我々の応援で後押しできるかということが、應援指導部として求められている中で、自分たち自身の詰めの甘さが如実に、顕著に表れた練習だったのではないかと思います。だからこそ、応援として完璧なものを慶立第1回戦に持っていけるように、もう1週間を切ってはいますが、ここからまだまだ磨きをかけて、さらに突き詰めていければと思います。

ーー春休みはどのような練習を積み上げてきたか

T.Yさん:この代での練習が再開してから、ブロックサブとして前に立ち、応援席を先導する役割に新しく挑戦するために練習を重ねてきた下級生も多くいます。また、チアリーディング部に関しては、踊りの練習にも励んできました。強化練習期間に、新しいチア曲の振り付けも全員で揃えて突き詰めてきましたし、それぞれの学年でチャンスパターンや回曲も、しっかり踊りを詰めてきました。そういったところで、リーグ戦に向けて準備を積み重ねてきたのかなと思います。また、2、3、4年生それぞれ学年が上がる中で、それぞれの応援席に対するアプローチの仕方であったり、より華やかに踊りを見せるにはどうすればよいかということを、個人個人がすごく研究して取り組んできたので、その成果をお届けできればなと思います。

G.Hさん: 吹奏楽団としては、応援の曲目、例えばチア曲や「三色旗の下に」といった回曲を、一つ一つ丁寧に確認する練習をやってきました。ただメロディーを吹くだけではなく、ハーモニーであったり、美しさであったり、吹奏楽団としての層の厚さのようなものを、いかに美しく届けるかということを中心に練習してきました。また、本年度新しく「ファンファーレ光」というものを指揮が考えてくれたのですが、それもなかなか難しい譜面でありつつ、みんながすごく前向きに練習してきたからこそ、一人一人がそのファンファーレに思いを込めて、ヒットを打った瞬間に放てるような曲になっていて、そこも冬に頑張って取り組んできた内容です。

M.Eさん: 本当に勝ちたいという思いを大きくしてきました。昨年に関しては、春も秋もどちらも5位だったわけですが、秋に5位が決まったその瞬間から、王者に返り咲くためにというところで、応援を根本的なところから見直したり、新しい応援システムを追加したりと、さまざまな新しいことに挑戦してきました。そして、勝てる応援席とはどういうものかということをサブ中心に考えると同時に、「勝ちたい」という気持ちをこの春にかけてどんどん大きくしてきた、というところがあると思います。

ーー応援席にくる塾生、塾員、慶大ファンに一言

G.Hさん: 今年の4年生はパレードを経験しているだけに、「もう一度あの勝利の喜びを味わいたい」「後輩にもその景色を見せたい」という強い思いを持った、熱い仲間がそろっています。だからこそ、皆さんとともに熱い声援を送り、優勝へと導けるような応援を届けていきたいと考えています。ぜひ神宮に足を運び、その熱気を楽しみに来てください。

M.Eさん:負ける悔しさを知っているチームは、勝ち続けているチームよりも、より強くなれると私は信じています。それは應援指導部も野球部も同じであり、応援席の皆様にも共通する思いだと思っています。勝利の喜びを何十倍、何百倍にも大きくするためには、皆様一人ひとりの応援と声援が必要不可欠です。ぜひ応援席で、勝利の瞬間を迎えましょう。皆様のお越しをお待ちしています。

T.Yさん:今年度の応援コンセプトとして“KEIO BIBLE”を掲げています。意味としては、伝統ある部活において先人の方々が積み上げてきてくださったものや、カルチャーのような部分もありますが、それだけでなく、各々が自分自身のバイブル、信じるものや貫きたいものを軸に据え、それぞれの応援を追求してほしいという思いも込めています。そのため、各々が独立自尊の精神を持ち、そこを突き詰めていけるように我々も取り組んでいきます。野球部の方々も今年は一味違うと確信していますし、それを後押しする應援指導部も一味違う応援を届けなければ今年度の勝利はつかめないと思っています。応援席の皆様もぜひ一緒に全力で応援していきましょう。 

 

野球サブ(野球応援担当者)

ーー総合練習を振り返って

S.Mさん:総合練習は回を重ねるにつれて、私たちのコンセプトである“逆襲”にふさわしいような盛り上がりや、それぞれの役割に応じた仕事ができていたのではないかと感じています。

H.Sさん: コーチからお褒めの言葉をいただいた総合練習ではありましたが、同時に、野球担当として練習を回すことに精一杯で、プラスアルファの部分ではまだ後悔が残るところもあったかなと感じています。終盤の盛り上がりが良かったからこそ、初戦では最初からその熱量で盛り上げるという点で、もう少しできた部分はあったのではないかと思っています。

K.Sさん:本日の練習は良かったところが多かったと思う一方で、細かい部分、例えばコールの合わせや反応など、應援指導部として求められる部分に少しボロが出たというか、いい意味で課題が見えた練習でもあったと感じています。この1週間、そして神宮に向けてしっかりと確認を重ね、野球サブとして詰めていき、万全の形で神宮球場に持っていけたらと思っております。

ーー春休みはどのような練習を積み上げてきたか

S.Mさん:私たちは勝ちにすごくこだわっていて、勝ちにつながるような応援席を作りたいと考えております。やはり勝てるような雰囲気を私たちが、その一人一人の役割から作っていきたいと思っていて、役割というのは吹奏楽だったら音ですし、チアリーディング部でしたら踊りですし、そして応援指揮や鼓手等々あるのですが、そういったところから勝ちの雰囲気を作りたいなと思っております。そのために、新システムを作りましたし、それぞれの役割だけでなく、どうやったらうまく周りにアプローチできるかといったところも、練習を通して鍛えてきたかなと思っております。

H.Sさん: 3月に行ったもので印象的なのは、私たち野球サブ3人で下田のグラウンドで行われている野球部の試合を見に行き、自分たちで「ここだったらどんな曲を入れようかな」と考えたりしたことです。実際に頑張っている選手たちを見る機会を何度か作り、練習している野球部を見て、その頑張りを肌で感じられたのが、すごくいい経験だったかなと思っています。長い春休みとはいえ、野球サブであることを忘れたことは一時もないというくらい、ずっと何かを考えていたなという印象です。

K.Sさん:春に準備したこととしては2点ございまして、まず1点目は地味なことではあるのですが、練習から應援指導部員が自分で声を上げて、それを応援に還元するというところを意識してやってきました。ダッシュ慶應の突き出しであれば、その一つ一つの突き出しにかけるという点を部員に伝えてきたつもりです。平サブについても、応援席の方々に合ったやり方でどのように応援席に還元するかというところを伝えてきました。

もう1点といたしましては、野球サブとしての振る舞い方という点で、神宮球場で目立つのは野球サブだと思うので、その中で練習から自分がどう振る舞うか、ただ練習を回すだけではなく、いかにモチベーターになれるかというところを自分なりに試行錯誤して準備してきました。

 

ーー応援席にくる塾生、塾員、慶大ファンに一言

S.Mさん:これまで3期連続5位という結果でしたが、本年度は“逆襲”というコンセプトを掲げており、そこに向かって一人一人がそれぞれの役割で、勝ちにつながる応援席を目指して全力で応援してまいります。皆様もその一員として、全力で応援していただければと思います。

H.Sさん:“逆襲”というコンセプトを掲げていて、来てくださる皆さんにもどこか「今年は勝てるぞ」という気持ちを最後まで忘れずに、楽しんでもらえたら嬉しいなと思っております。

K.Sさん:全員で勝てる応援席を作りましょう。

”逆襲”の一年に

 
坪井樹音代表

ーー応援席にくる塾生、塾員、慶大ファンに一言

2月、3月と全身全霊で、がむしゃらに全力で地道に練習を重ねてきました。その成果を発揮できるように頑張りたいと思いますので、どうか我々についてきてほしいなと思います。

 

(取材:梅木陽咲、甲大悟、小野寺叶翔、塩田隆貴)

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