【應援指導部】前日の雨天中止を受け、蓄えられたエネルギーが炸裂 逆転勝利を後押しした応援/対立教大学1回戦

應援指導部

春秋連覇、そして悲願の日本一を目指す慶大は、秋季リーグ戦の第2カードで立大を迎えた。前日に予定されていた試合が雨天中止となり、満を持して迎えたこの日の試合。中盤までリードを許す苦しい展開となったが、6回裏に起死回生の2点本塁打で逆転に成功。7回裏にも加点し、4-2で価値ある勝利を収めた。熱戦の裏で、恵みの雨を経て、スタンドから溢れんばかりのエールを送り続けた應援指導部の姿を追った。 

 

9月27日(日)慶應義塾大学〇4-2⚫️立教大学

~試合概要~

試合が動いたのは4回表。慶大は四死球などで一死二塁のピンチを招くと、先制を許してしまう。さらに6回表にソロ本塁打を浴び、0-2とリードを広げられる苦しい展開となった。しかし直後の6回裏、慶大打線が反撃に出る。小原大和(環4・花巻東)が出塁すると、続く一宮知樹(経2・八千代松陰)が本塁打を放ち、一気に2-2の同点に追いついた。勢いに乗る慶大は、吉野太陽(法4・慶應)の二塁打などでチャンスを広点に広げた。 

最終回のマウンドを任されたのは、小宅雅己(環1・慶應)。先頭に死球を許すも、三振を奪い、4-2で勝利を収めた。

 

前日の雨天中止を経て迎えたこの日。試合前、壇上に立った坪井代表は「応援したくてたまらない気持ち」と力強く意気込みを語った。前日に試合がお預けとなった分、応援席全体が熱気に包まれていた。

攻撃前の「塾生注目」を担当したのは久保副代表。「日々の小さな幸せの積み重ねが大きな幸福、つまり立大への勝利につながるはず!」とユーモアたっぷりにスタンドを鼓舞し、最高潮の盛り上がりの中で『若き血』へとつなげた。

3回、壇上に立った部員は、この日が「ノーベル賞」の発表日であることに掛けた斬新な塾生注目でスタンドを盛り上げた。

「たくさんの『賞』があるけれど、私たちが目指す賞はただ一つ!もちろん『優賞』である!!」と野球部への揺るぎない信頼と勝利への期待がこもった熱いスピーチに、客席から大きな拍手と歓声が湧き起こった。スタンドは一丸となって『三色旗のもとに』を力強く熱唱し、硬直した試合展開の中で先制点を力強く後押しした。

0-2とリードを許す苦しい展開にも、應援指導部とスタンドの声援が衰えることはなかった。

2点を追う5回表。壇上に立った部員からは、野球部の背中を押す力強い言葉が飛び出した。「神宮の台風の目は我々慶應義塾である」と語り、ここまでの試合展開を踏まえて逆転に期待をかけた。

その思いが実を結んだのが6回裏。この日の注目選手・小原の出塁に続き、一宮が2点本塁打を放った。大逆転で応援席のボルテージは最高潮に達し、肩を組み合い、『若き血』を熱唱。吉野の追加点で勝ち越しに成功すると、再び『若き血』が炸裂した。

7回裏、途中小雨に降られたものの、林の適時打で1点を追加すると、再び『若き血』が神宮に響き渡った。勢いに乗る慶大はその後も主導権を握り、4-2で試合終了。2カード目の1回戦を勝利で飾った。

前日の不完全燃焼を吹き飛ばすかのような大逆転劇。応援席では雨でお預けとなっていた分、蓄えられたエネルギーが炸裂した。

首位をキープするために負けられない慶大野球部を、應援指導部が雨をも吹き飛ばすような応援で後押しし続ける。

 

~試合後インタビュー~

T.Kさん

ーー今日の試合を振り返って

序盤こそ点を取られてしまいましたが、今年の野球部は得点力が上がっていますし、苦しい場面でも応援席も選手も諦めないというついていたなと感じた試合でした。その中で、6回に3点を取って反撃し、さらに追加点を奪えたことは、非常に大きなゲームだったと思います。

 

ーー秋からメイン台に立つことが増えたが、メイン台に立つ時に意識していることは

メイン台に立つということは慶應の応援席を引っ張る代表として立っているので、誇りを持って立つようにしています。ミスが許されないといったところでメイン台に立つときは緊張もしますが、それを支えてくれる仲間と応援席の皆さまがいるので、不安はありません。

 

ーー次戦に向けて

雨になると聞いていますが、雨を吹き飛ばすような応援で、次の試合でも、応援席の皆さんと一緒に、選手たちを後押しできればと思います。

 

 (取材、記事:日比野優 取材:小野寺叶翔、神谷直樹)