文化の日・11月3日に秩父宮ラグビー場にて関東大学対抗戦の明大戦が行われた。ここまですでに2敗となかなか調子の上がらない慶大はこの日も苦戦。序盤に立て続けに3トライを許すなど、終始明大にリードを奪われ14-42と完敗。対抗戦3敗目を喫し、ここまでの戦績は1勝3敗となった。
関東大学対抗戦vs明大
慶大14-42明大
得点者(慶大のみ)
T=渡辺祐、茂木
G=高田2
先制点のほしい慶大だったが、先に流れをつかんだのは明大。慶大は明大の強力FWD陣の圧力を受け自分たちのプレーをすることができない。すると前半6分、慶大はキックで陣地を奪いにいったところから明大のカウンターでボールを展開されトライを奪われる。さらに13分にはゴール前のモールから、15分には明大にディフェンスラインの裏へのキックパスを通されトライを許し0-21と一気に点差を広げられてしまう。慶大の反撃は28分、相手のペナルティからWTB瀧口(文4)のタッチキックで敵陣深くへ入ると、ラインアウトからできたモールを押し最後はモールから抜け出したHO渡辺祐(経4)がトライ。CTB高田(経4)のゴールも決まり点差を詰める。しかし反撃ムードもつかの間、35分に明大BKSにディフェンスを破られトライを許すと、前半終了間際にもスクラムを起点にトライを奪われ7-35と4トライ4ゴールの差をつけられて折り返す。
なんとか点差を詰めていきたい後半。慶大は序盤から敵陣に攻めこんで行く。10分のチャンスこそパスミスで逸するも、16分に敵陣でのラインアウトを得るとそこからフェーズを重ね、中央でのラックからSH宮澤(法2)が相手ディフェンスラインを破りFL茂木主将(理4)へパス。茂木がインゴールに飛び込み追撃のトライ。さらなる得点を狙う慶大だがこの後は自陣に釘付けとなる。明大FWDに慶大陣内でボールをキープされる時間が続き攻撃の芽が出ない。苦しい時間を低いディフェンスでしのぎ続けていた慶大だったが終了間際の39分にラックサイドを破られトライを献上。その後のキックオフで最後の意地を見せるもノックオンでトライに至らず。14-42と大きな差をつけられての完敗となった。
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