【ラグビー】要所でのミスが響き伝統の一戦を落とす 関東大学対抗戦/早大戦

塾歌斉唱も雨の中行われた

11月23日。雨の秩父宮で、今年も早大との伝統の一戦が行われた。試合は前半は両者譲らず互角の戦いを繰り広げ、10-10の同点で試合を折り返した。しかし、後半の慶大は度々ミスを重ねてしまったことで、何度か巡ってきたチャンスをものにできない。結局後半は無得点におさえられてしまい、10-31で2年連続対抗戦・早大戦で黒星を喫した。

 

11月23日(金・祝)関東大学対抗戦 対早大

14時K.O.@秩父宮ラグビー場

 
得点
慶大 チーム 早大
前半 後半   前半 後半
PG
DG
10 小計 10 21
10 合計 31
 

 

 

慶大10-31早大

 

得点者(慶大のみ)

T=鈴木貴

G=瀧口

PG=瀧口

 

 
出場選手
ポジション 名前(学部学年・出身高) 交代選手
1.PR 三谷 俊介(総3・国学院久我山)  
2.HO 渡辺 祐吉(経4・慶應) →17 神谷 哲平(環2・桐蔭学園)
3.PR 平野 裕馬(環4・国学院久我山) →16 青木 周大(商2・慶應)
4.LO 佐藤 大朗(総4・国立)  
5.LO 山田 亮介(環4・国学院久我山) →18 遠藤 洋介(環4・国学院久我山)
6.FL 茂木 俊和(理4・清真学園)  
7.FL 木原 健裕(総2・本郷) →19 森川 翼(環2・桐蔭学園)
8.NO8 鹿児島 昌平(経4・慶應)  
9.SH 宮澤 尚人(法2・慶應) →20 猪狩 有智(経3・慶應志木)
10.SO 宮川 尚之(環3・成蹊)  
11.WTB 瀧口 晃太郎(文4・桐光学園) →21 川原 健太朗(環2・小倉)
12.CTB 高田 英(経4・慶應志木)  
13.CTB 大石 陽介(理3・修猷館)  
14.WTB 鈴木 貴裕(経4・慶應) →22 新甫 拓(経4・慶應)
15.FB 下川 桂嗣(商2・修猷館)  
 

 

 

 

 

 

 

 

 

SO宮川はこの日が今季対抗戦初出場となった

 

 慶大のキックオフではじまった前半。序盤は両校とも雨の影響もありペナルティを重ねてしまい、試合は動かなかった。9分に先制したのは早大。早大Bksに 展開され、トライを許してしまい、慶大がこの日も意識していた「先制点を取ること」ができなかった。その後は再び一進一退の攻防が続いた。しかし、慶大も このまま負けてはいられない。23分、早大のパスをWTB鈴木(経4)がインターセプトすると、そのまま50メートル以上独走する。そしてポール右にチー ム待望のトライ。WTB瀧口(文4)がコンバージョンもしっかりと決め、7-7と同点においついた。さらに34分に相手の反則があり、そこから慶大はPG を選択。瀧口がこれも決めたため、慶大は逆転に成功する。だが安心はできない。その後すぐ、37分に今度は早大に中央からDGを決められてしまう。これで 試合は振り出しへ戻ってしまった。結局前半はこのまま10−10で折り返した。

 

フィールドプレーでもチームに貢献したPR平野

 

 

 

勝負の後半。慶大は勝利に近づきたいところであったが、流れに乗れない。4分に相手ボールのスクラムから、Bksに展開され再逆転を許してしまう。その後慶大は流れを引き寄せた。敵陣に攻め入ると、慶大は密集でのペナルティを犯すこともなくマイボールで攻撃を継続していく。モールでも善戦。Fwdの力もあり、敵陣奥深くまで攻めていった。だが、「ゴール前で点を取る機会があまりなかったので、みんなが浮き足立ってしまってFwdとBksの連携が取れてなかった」(LO佐藤・総4)と振り返るように、フィフティーンの連携がうまくとれておらず、パス回しの部分でハンドリングエラーが出てしまう。結局アタックの時間が5分以上と長く続いたものの、要所でペナルティを犯してしまい得点まで一歩及ばなかった。その後、28分と36分にも相手にトライを許してしまった慶大は、結10−31でノーサイドを迎えた。2年ぶりの対抗戦・早慶戦勝利を飾ることはできなかった。

 

 慶大は、特に後半のパスのミスと要所でのペナルティが響いてしまい、勝利をつかむことができなかった。ミスやチームとしての連携が修正できれば、「実力差はあまりなかった」(田中監督)だけに、惜しい敗戦となってしまった。

これで対抗戦のこれまでの成績は2勝4敗。昨季の対抗戦に続き、今季も負け越しが決定してしまった。だがまだ大学日本一の可能性はある。まずは来週末の青学大戦に確実に勝利し、大学選手権出場を確定させたい。

 タックルやセットプレーの精度は確実に向上してきている。だが、「アタックの場面に反省が残る」(FL木原・総2)というように、慶大は今後の戦いに向け、さらにアタックの精度を上げ、決定力不足を解消していきたいところである。

 

【ケイスポ的MOM】帰ってきた快足WTB 鈴木貴裕

独走トライを挙げたWTB鈴木副将

9月のけがもあり、Aチームでは対抗戦初戦の筑波戦以来のスタメン出場となったWTB鈴木貴裕副将が魅せた。鈴木は前半23分、相手のパスをインターセプトし、俊足をいかして独走。この日慶大唯一となるトライを挙げた。久々のAチームのスタメン出場であったが、ディフェンス面でも「前半、早大の勢いに乗った攻撃をしっかり止められた」と納得のいくプレーができた。早慶戦が終わってもまだ戦いは終わらない。これからの戦いにおいても、副将鈴木がトライを挙げ、チームを勢いづけていくことに期待したい。

 

(記事・高橋 茜)

 

 

 

コメント

田中監督

(今日の試合を振り返って)これまでの対戦成績は、慶大が2勝3敗、早大も2敗を喫している中での試合でした。全勝対決であればもっと盛り上がった慶早戦でありましたが、残念ながら対抗戦の4位・5位の争いでありました。しかし、今日の戦いは両校にとって89回の歴史のある定期戦であり、この戦いに勝つことは今年の成果を測る機会でもあります。そのため、この1戦には今までの勝敗を無視して臨みました。早大の長所はボールを早く回すラグビーであります。一方で慶大の強みはデイフェンス、タックルでチャンスを作り、敵陣に入ってfwdで押してトライを取る、しぶといラグビーであります。試合は、前半こそ10-10で折り返しました。タックルがなんとか決まりましたが、後半はタックルのミスからトライを取られ、辛抱しました。しかし、自分たちのアタックのミスを疲れトライを取られ、最後のトライも勢いで取られました。勝負というのは紙一重なものであることを、今日改めて感じました。実力差はあまりありませんでした。その中で、1つのミスが勝敗を分けました。その怖さを改めて実感しました。セットプレーでも負けていなかったです。ただ、ブレイクダウンの攻防でやや慶大の入りが遅く、早大にボールを取られてしまいましたが、それもその後のタックルで挽回できました。学生たちはよく戦ってくれました。一日一日をしっかりと戦って日吉で練習を積んで進化したいです。

 

FL茂木主将

(今日の試合を振り返って)前半は10-10で折り返し、内容も悪くなかったです。しかし、後半攻めの時間にトライが取れませんでした。攻めて結構ぐちゃぐちゃになってしまいました。そこで統一性を持って攻めれば良かったです。そこから切り返されました。また、キックオフの処理も良くなかったです。トライを取りたいところで攻撃の組み立てが雑になりました。あと、疲れたところでプレーに正確性がなかったです。(良かったことは)デイフェンスが良かったです。悪かったことは、ブレイクダウンの攻防でボールを奪われてしまい、ターンオーバーされてしまいました。(オフェンスでの不満な点は)Fwdはボールを奪うこと、Bksはゲインすることが思い通りには行きませんでした。(アウトサイドを攻めなかった)自分たちは自覚していませんでしたが、学生コーチに指摘されました。しかし、パスの精度が悪く、もっと出来たというのが率直な感想です。

HO渡辺副将

 (試合を振り返って)前半の流れで後半も行きたかったんですけど、初めに取られてしまってやられてしまった感じがあります。(自身最後の早慶戦への気持ちは)同期の仲間とかたくさんの人に支えられて自分はプレーしていると感じています。その人たちの思いや気持ちを背負って戦おうと思っていました。(Fwd戦について)Fwdでもうちょっと前に出てやることがチームにとってよかったことなんですけど、それができずに早稲田のディフェンスに止められてしまったということです。(アタック面に関して)最後の執念という部分で練習を超えたものが試合ではあると思うので、仲間の思いや気持ちを背負って僕たちは前に行かないといけなかったんですけど、情けない限りです。(今後に向けて)大学選手権に向けて一つずつ駆け上がります。

 

WTB鈴木副将

 

(今日の試合を振り返って)前半は自分たちの気持ちが入ったプレー で、早稲田大学さんの勢いに乗った攻撃をしっかりディフェンスできました。前半はミスはあったのですが、自分たちの強みは出せたかなと思います。(ご自身のトライシーン)雨が降っていて、ボールもすごく滑りますし、試合前から前に出て行こうと言っていました。しっかり前に出た結果、空いていたので、チャンスだと思いました。ラッキーなトライでした。(トライを取ったときの気持ち)素直にすごく嬉しかったです。トライを取ることによって、自分たちのリズムが作れると思うので、そういう意味でも重要だと思いますし勢い付けられたかなと思います。(早慶戦への気持ち)ずっと一緒にやってきて出られない部員の分の気持ちも感じていましたし、グラウンドに立ってプレーをできている自分はやり切らなきゃいけない責任があったので、自分の持っている力を出し切って戦い抜くだけだと思っていました。(自身のプレーの評価は)前半は自分自身でも、気持ちの入ったプレーができたかなと思います。もっと積極的に絡んでいきたかったという反省はあるんですけど、前半のプレーに関しては良かったと思います。でも後半はけがをしてしまったこともあって思うようなプレーができずに途中交代になってしまって、最後までグラウンドに立てなかったというのは悔しいです。(けがというのは)前半の途中で左膝を痛めてしまいました。(青学大戦は出られそうか)そんなに重傷ではないと思いますし、最後なんで出ます。(それに向けて)今日前半気持ちの入ったプレー出来たとは言え、結果は負けです。次の青学大戦は大学選手権に入っていく上でもすごく大切になる試合なので、自分たちの強みを出して勝って、その先へと勢い付けていきたいと思います。

 

LO佐藤

 (試合を振り返って)前半は互角に戦えました。後半はここまで攻めきれていなかったので、しっかりと敵陣で戦って点を取ることが目的だったんですけど、最後の最後にトライを取ることができませんでした。相手は得点力があったので最終的にはこういう差がついてしまったと思います。(攻めながらゴール前で点を取りきれなかった要因は)今までゴール前で点を取る機会があまりなかったので、みんなが浮き足立ってしまってFwdとBksの連携が取れてなかった部分もあってパニックになってしまいました。落ち着いて自分達のやってきたオプションを使って攻めることができたら、結果は違っていたのではないかと思います。(今日は密集でのペナルティが少なかったが)それはすごく良かったと思います。そのおかげで慶應の攻める時間が長かったと思うのでそこは今までとは違うところかなと思います。(ブレイクダウンでの圧力は感じたか)前半は掛けてくることが分かっていたので、ターンオーバーされる場面もありましたがしっかりとファイトしました。後半はフィットネスで勝つということで、相手の圧力も前半ほどではなかったですし早い球出しでテンポを出してゲインを狙っていたんですけど、そこでミスが出て相手にトライを取られたりしたのでそういうところをもっと修正しないといけないと思います。(次は青学大との試合があるが)絶対に負けられないので、今日出た反省を日吉で練習して、必ずいい内容で勝ちたいと思います。

 

LO山田

 

(最後の早慶戦を終えて)後半の20分あたりまでは、勝てる点差でいました。Fwdもやられているという感じはなくて、ラインアウトも雨の割には取れていい攻撃もできたので、展開的にはよかったと思いますが、最後に早稲田さんとの精度の差といいますか、一本のミスでトライを取られてしまったり、セットプレーからの一次攻撃でのノミネートミスでカウンターを取られてしまいました。そこまで詰め切れなかったのは4年生の責任かなと感じています。同期や他のメンバーもいい準備をしてくれて、すごくいい状態で入れたので申し訳ないです。個人的にも、全然前に出るということができなかったので、納得いかなかった部分があります。(トライまであと一歩というシーンが多かった)あそこもFwdで取りきれなければいけないところですし、ゴール前5mのラインアウトやモールも練習してきたので、そこで一本取れれば展開も変わってきたのかなと思います。(辛抱強くフェーズを重ねていたが)雨だったので、際どいプレーやパスを多用するプレーより、ダイレクトでもらって接点で前に行こうという話でした。雨の割にはミスが少なくやれたことは次につながると思います。(青学大戦に向けて)早慶戦という舞台が終わっても、まだシーズンは終わりじゃないので、もう一度よかったことも悪かったことも改善していきます。大学選手権で勝てば関係ないので、また次という形でトレーニングしていきたいです。

 

NO8鹿児島

 

(早慶戦を終えて)率直に悔しい気持ちしかないです。去年と、今までの借りを返そうと思ったんですけど、前半は良い形で折り返すことができたんですけど、後半の最初から流れに乗ることができずにそのまま引きずってしまった感じがありました。やりたいことをやれなかったという感想です。(トライまであと一歩というシーンが多かった)そこが僕たちの実力だと思います。あと数メートル、数センチというところまでは来ているので、今からまたチーム全体で一丸となりその距離を埋めていきたいです。(フォーカスして臨んだ点は)一人一人が自分の力を信じて、また味方を信じて、全員で一丸となって早稲田を倒しにいこうということを掲げていました。信じきることはできたのですが、練習で精度を高めていって、こういう大舞台で何が起こるか分からない状態でもしっかりできるところまで煮詰めてできなかった差がこういう結果になったのかなと思います。Fwd戦を振り返って)Fwdとしては、ディフェンスは、ラックチェイスしすぎないで相手の状況を見て、競る状況では競るという駆け引きが前回より格段によくなっていると思います。また、キックのボールのチェイスで、相手の原田くんと中鶴くんをうまく止めるために壁をつくってディフェンスするシステムは以前よりよくなっていて、コミュニケーションができていると思いました。しかし、流れが変わったときのモールのディフェンスや、ラインアウトを取るべきところで取れなかったりとかというのがあったので、もっとコミュニケーションを取って、そこの精度を上げていきたいですね。(青学大戦に向けて)いい準備をして、僕が出られるチャンスがあるのならしっかりと体を張って慶應のラグビーを体現して絶対に勝ちたいと思います。

 

FL木原

 

(初めての早慶戦の雰囲気は)4年生のために勝ちたいというのと、一年前に大怪我をしてからの復活ということで、同じように苦しんでいる仲間のために戦うという思いでした。木原ができるのだから俺もできると思ってほしくて、試合に臨みました。(塾歌斉唱のときの気持ちは)良い緊張感でした。やってやろうという気持ちに溢れていました。(前半は互角の展開だったが)相手がカウンター主体でやってくるということに対しては対応できました。しかし、アタックの場面でやりたかったシェイプができなかったことが悔いですね。位置取りが浅くなってしまって、何も考えずにアタックしてしまいました。でもすごく勉強になりました。今日はシェイプと相手の一次攻撃を止めるのを目標にしていたので、悔しいです。自分がやらないといけなかったです。(早大という相手は)体を合わせてみて、敵わない相手ではないと思いました。他の試合とは全く違った雰囲気のなかで行われる一戦だと思いました。(次戦に向けて)今日はアタックの場面に反省が残ります。もっと冷静になってチームを引っ張れるようにしたいです。

 

 

SH宮澤

 

(試合を振り返って)前半同点で折り返して、後半最初の得点を取ることが大事だったんですけど、そこを自分のミスもあってトライされてしまいました。そこから後半は流れが早稲田にいってしまったので悔しいです。(自身初めての早慶戦だったが)どちらのチームも気持ちが入って激しい試合でした。想像していた通りだったんですけど、それを体感できてよかったです。(攻撃のプランは)最初の20分と最後の20分は積極的にアタックしていって、間の40分はキックを使ってエリアをとっていこうということで最初から攻めていったんですけど、雨で球が滑ってミスが出てしまいました。それなりにはできてたんですけど、もっと上手くやれたかなというのはあります。(自身の出来は)後半のミスがありましたし、パスもFwdに行かせるときの球が浮いてしまった部分もあったので、そこは球が滑ってもしっかり出来ないといけないなと思いました。(次戦に向けて)次の試合は大学選手権につながる大事な試合になるので、今日の試合で得た課題をこの10日間しっかり修正しながら練習に取り組んで、また9番を着られるように頑張っていきたいと思います。

 

CTB高田

 

(早慶戦だったが)寄せ書きなどで同期の信頼などを感じていました。絶対に落とせない試合だという気持ちで臨みました。(振り返って)ミスが多かったですね。雨なので早大にとっても同じコンディションなので何も言えないですが、多かったですね。(ハンドリングエラーが多かったことが、試合中の修正などは)早大のディフェンスが相当つめてきていたので、もっと1パスで前進していこうという話はしていました。(後半にチームとして失速してしまったようにみえたが)後半の先制点を取れなかったところで、気持ちの部分で劣勢にまわってしまったかな、と思います。(自身の出来)CTBなのでゲインすることにフォーカスしていました。でも後半に少しできた程度で、あまりできませんでした。もっとリードしてCTB2人でがんばれるようにしていきたいです。(今後に向けて)ここからは無敗でいきたいと思います。

 

FB浦野

(今日の試合を振り返って)チームとしてやりたかったことは、前半出来ていましたが、後半我慢が出来なかったです。また、後半攻めている時間帯にトライを取れませんでした。(今日の試合に向けての意気込み)トライを取ることと、ラインブレイクをすることです。(早大で意識した選手)SOの小倉選手です。彼にプレッシャーをかけることで自慢のBksを封じることができます。(中鶴選手に3トライを取られたことについて)Bksにはトライを取られたくなかったですし、そこでの責任は感じました。(自身のプレーについて)今まで積極的に行くことができませんでしたが、今日は積極的に攻めることができました。(後半のオフェンスについて)攻めの時間にトライで終われないのはきついですし、外を強く攻めれば良かったです。(今後に向けて)まだ終わったわけではないので、これから練習して日本一に進んでいきます。

 

 

SH猪狩

 (試合を振り返って)後半流れがつかめませんでした。アタックも球は出てたんですけどトライを取りきるところまで行けなかったのでそこが課題かなと思います。(どんな気持ちで試合に臨んだか)早慶戦なんで部員全員に特別な思いがあるので、それを背負って戦おうと思ってたんですけど、なかなかうまくいかなくて悔しいです。(あと一歩のところでトライを取りきれなかったが、どのようにして今後取っていきたいか)やっぱりゴール前でFwdもBksも熱くなってしまって簡単に突っ込むことが多かったんですけど、そこは冷静にSHとSOがコントロールしてトライを取りきるところまでイメージを持てたらいいと思います。(SO宮川とAチームでコンビを組むのは久しぶりだが感想は)一番宮川が僕にとってはやりやすくて相性のいいSOだと思ってるので、もっとこれからコミュニケーションを取ってチームをいい方向に持っていけたらいいと思います。(自身の課題を挙げるとすれば)Aチームの試合だと相手も強いのでテンポを出しづらかったり、自分で仕掛けることができない場面が多いので、次の試合ではもう少し自分で勝負できる場面を増やしていきたいと思います。(対抗戦は青学大戦が残っているが意気込みは)大学選手権出場に向けて絶対に負けられない試合なので、そこでいい試合をして大学選手権に向けていい弾みになるような試合にしたいと思います。

 

WTB新甫

(今日の試合を振り返って)今日はリザーブでしたが、出たら流れを変えようと思っていました。(早大の両WTBについて)早稲田の強みでもありますし、意識しました。(自身のプレーについて)何回もチャンスがありましたが、生かしきれませんでした。(ゲームプランについて)とにかく両WTBを自由にさせないことです。(今後に向けて)まずはレギュラーで出れるようにします。

 

 

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