春季リーグ戦の開幕まで残り2週間を切り、現時点でのチーム状態を見るには絶好の機会となる社会人対抗戦。慶大は、三菱重工横浜を相手に5-2で勝利を収めた。
三菱 200000000 2
慶大 20020010× 5
慶大:仲井、○竹内大、只野、山形-長﨑
本塁打:伊藤、伊場、正木
慶大出場選手
1 [9] 山口(商4・慶應)
2 [4] 湯本(商4・野沢北)3 [6] 渕上(法4・慶應)
4 [89]伊藤(環3・中京大中京)
5 [3] 松尾卓(環4・鳥栖)
6 [5] 伊場(政3・慶應)
[R5]山﨑(商2・慶應)
7 [9] 竹内一(商4・慶應)
[H8]青山(環4・関西学院)
8 [2] 長崎(商4・高志)
9 [1] 仲井(文2・時習館)
[H] 正木(商4・慶應)
[1] 竹内大(環2・中京大中京)
[H] 高尾康(商4・慶應)
[R] 新谷(政4・慶應)
[1] 只野(商2・慶應)
[H] 景山史(総2・鎌倉学園)
[1] 山形(政1・土佐)
初回、三菱重工横浜に先制を許した慶大だがその裏、2死3塁から4番に座る伊藤(環3)がレフトスタンドに本塁打を放ち、同点。さらに4回には、サードで先発出場の伊場(政3)、代打の正木(商4)の2本の本塁打で勝ち越し。7回には、2死3塁から松尾(環4)がダメ押しの適時打を放ち、勝負を決定づけた。
一方、課題の投手陣も初回に守備の乱れも絡んで2点を失ったものの、2回以降は先発・仲井(文2)から竹内大(環2)、只野(商2)、山形(政1)の4人の継投で相手を無失点に抑える好投を見せた。
社会人を相手に完ぺきな試合運びで勝利した慶大。3週間後に控える春季リーグ初戦・東大戦に向け、収穫の多い試合となった。
選手のコメント
江藤監督
(初回の2点で抑えた投手陣は)立派。頑張ってた。あの2点も野手が抑えられた。(ホームラン3本含む5打点を挙げたが)ホームランは打たれた方がしょうがない。本来はタイムリーがもっとでなきゃいけない。もう1点タイムリーで取りたかった。(オープン戦を戦ってきて開幕戦のメンバーは)まだまだ決まってない。決まってるのは1、2、3、4番でまだ半分くらい。投手はまだ横一線。まだまだ競争の中。(開幕に向けて)今は7~8割くらいの状態なので開幕には100%の状態でいきたい。伊場
(今日のホームランについて)初球が変化球のボールだったので次はストレートでくると思い狙っていた。少し詰まったが入ってくれた。(サードの守備について)今日も初回ミスしたようにまだまだなっていないので練習あるのみ。(春季リーグ戦の目標は)チームの優勝。監督をどあげしたい。どんな役割があるかわからないが優勝に貢献したい。只野
(今日の投球を振り返って)地に足がついていなかった(そんな中で2回を無失点に抑えたが)追い込んでから投げる球が課題。まっすぐを思い通りに投げられるようにしたい(冬の間は)(竹内)助監督に教わったことを身につけるようにしてきた。自分の中では大改革に近い。(具体的には)しっかり軸足に力をのせてから投げること。(開幕に向けて)力不足なので練習して日々、精進していきたい仲井
(今日の投球を振り返って)内容は悪い。野手の皆さんが守ってくれた。(1回は)少し緊張していた。(2回以降は)早いカウントで打たせることを心掛けた。(序盤、変化球の多い印象があったが)(キャッチャーの)長崎さんのサイン通りになげた。(変化球の割合は)いつも通り。(開幕に向けて)メンバーに入れるかわからない。残り3週間で結果を出して、メンバーに入ったら思い切り投げたい。
by Michio Ikezawa
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