【ラグビー】試合の主導権握り快勝／オール早慶明三大学ラグビー　全早大戦

オール早慶明三大学ラグビーの2戦目は全早大との一戦。試合は全慶大が現役部員たちのトライで着々と得点を重ねていく。終盤に失点はしたものの、28‐7で勝利。この日の成績は1勝1敗となった。

 

オール早慶明三大学ラグビー～東日本大震災復興支援チャリティーマッチ～

VSオール早大

４月２０日（日）14時25分K.O＠秩父宮ラグビー場

 

全慶大		全早大
４	T	１
４	G	１
０	PG	０
０	DG	０
２８	合計	７

 

得点者（全慶大のみ）

T＝青木　中村　浦野　栗原

G＝中村３　栗原

 

出場メンバー
ポジション	先発メンバー	交代選手
1.PR	青木　周大（商４・慶應）	→16眞鍋　泰明（経４・慶應）
2.HO	川村　慎（H22卒・現NEC）	→17佐藤　耀（総３・本郷）
3.PR	廣畑　光太朗（H22卒・現九州電力）	→18吉田　貴宏（総４・本郷）
4.LO	西出　翼（経３・慶應NY）
5.LO	小山田　潤平（経４・慶應）
6.FL	木原　健裕（総４・本郷）
7.FL	鈴木　達哉（環２・茗溪学園）
8.No8	明本　大樹（H24卒・現横河武蔵野）
9.SH	皆良田　勝（H20卒・現東京ガス）	→21岡　健二（H17卒・現NTTコム）
10.SO	矢川　智基（環３・清真学園）	→22関東　申峻（総４・宮古）
11.WTB	中村　敬介（経３・慶應）
12.CTB	石橋　拓也（環４・小倉）
13.CTB	川原　健太朗（環４・小倉）
14.WTB	浦野　龍基（政４・慶應志木）
15.FB	小川　優輔（H24卒・現NTTコム）	→23栗原　徹（H13卒・現NTTコム）

 

全早大のキックオフで試合開始。序盤は両者ともボールがつながらず、なかなかチャンスをつくることができない。しかし開始13分に試合は動く。全慶大が敵陣深くでマイボールラインアウトのチャンスを得ると、これを起点に最後はPR青木がトライ。WTB中村のコンバージョンキックも決まり、7点を先制する。すると直後にも、左サイドでボールを受けた中村が相手を振り切りインゴールへ。14‐0と全早大を突き放す。そこからは自陣でプレーする時間が続くが、相手のペナルティなどもありスコアは動かない。そんな中迎えた26分、自陣でのスクラムからボールをつないでいくとWTB浦野が相手ディフェンスを突き破り独走トライ。昨秋はけがで戦列を離れ、「スピードがもとに戻らないかもしれなかった」というが、見事に復活した姿を見せつけた。試合終盤、全早大にトライを奪われるも36分、全慶大はSH岡がディフェンスラインを破るとそのパスを受けたFB栗原徹がダメ押しのトライ。この試合をもって現役を引退する栗原徹が自らコンバージョンも決め、28‐7とする。このまま試合は終了。今年のオール早慶明三大学ラグビーは1勝1敗で幕を閉じた。

 

シーズンの始まりとも言えるこの試合。偉大なOBとともにプレーをし、「すごく幸せな時間だった」（青木）と、現役部員にとっては大きな刺激になったようだ。この経験はきっと今後の戦いに生きてくるだろう。

（記事　吉山祐未）

 

コメント

 

石橋拓也

（今日を振り返って）スタンドオフという慣れないポジションに挑戦し、いい点もありましたが悪い点があったのでそこを修正していきたいと思いました。（具体的にどのような点を修正していきたいですか）陣地の浅さやつなぎのミスが多かったので、そこを修正していいチャンスを作れるようにしていきたいです。（春季始まりましたが、状態はどうですか）チームの雰囲気はすごく良いので、これからが楽しみです。（これからもスタンドオフとしてプレーしていくのですか）いえ、センターバックスと並行してやっていきます。（OBの方と試合をしてみていかがでしたか）素晴らしい方ばかりだったので、とても刺激的でした。勉強になりました。（次回に向けて一言お願いします）今日のミスを修正して、自分自身が納得できるプレーをしていきたいです。

 

浦野龍基

(今日の試合を振り返って)久しぶりの試合ということで、まずはけがなく終えたことと、トライを取れたので良かったです。(けがをしている間取り組んできたこと)大きなけがだったので、まずはけがをしないようにリカバリーをしっかりすることと、スピードがもとに戻らないかもしれなかったので体幹を鍛えました。(OBとプレーされました)栗原さんの引退試合に関われて幸せでした。(トライシーンを振り返って)無心だったのでよく覚えていなかったのですが、久しぶりにトライを取れて良かったです。(今季の意気込み)昨年の分も頑張ります。