【ソッカー男子】早慶戦企画第15弾!3年生対談(加瀬澤×望月×宮地×溝渕×井上)

前回に引き続き、学年ごとの対談です!今回は、3年生の加瀬澤力選手(総3)、望月大知選手(環3)、宮地元貴選手(総3)、溝渕雄志選手(環3)、井上大選手(総3)の5名の対談に密着しました!お互いにいじり合いながらとても仲良しな3年生。私生活の面白い様子から、早慶戦に向けた真面目な話まで、様々な思いを語り合ってくれました!

3年1

(左から)宮地、望月、加瀬澤、井上、溝渕

 

――定番ですが、まずは他己紹介という形から始めさせていただきたいと思います。まずは宮地元貴さんからお願いします。

加瀬澤 モテちゃうんだよね。

――かっこいいですもんね。

3年望月

意外とおしゃべりだという望月

加 じゃあ、かっこいいにしましょう(笑)

――次、望月大知さん。

加 陰キャラでしょ。ただの陰キャラでしょ。

井上 え、(望月)大知はどう見えますか?

――この中ではおとなしそうですね。

加 2人になったときに一番うるさいのはこいつなんですよ。ずっとしゃべっているから、こいつが。本当に面白くない話を(笑)

井 僕、大知とゼミも一緒なんですけど、ほぼ1週間のうち7日一緒にいるんですけど、2人だとめっちゃうるさいです。

加 ほんとうるさい。でもみんなの前だとしゃべれなくなる。

望月 なんで俺だけ悪口なの(笑)

井 2人だと、陽キャラ。

――次、加瀬澤力さんいきましょう。

井 ないなあ。

加 ない?一番クセ強いと思うけど。

宮地 (加瀬澤)力は本当に昔と比べるとチームのことを考えるようになったんですよ。

加 成長だね。

宮 一つ一つの言動がすごく意味ある。

井 いや、トゲがなくなった。

溝渕 そう、丸くなった。

井 清水のキングだったけど、慶應に来てみんなにいじられすぎて、角が取れちゃったって感じ。

宮 流されに流されてまんまるになっちゃった。

3年加瀬澤

チームのことを考えるようになったという加瀬澤

加 磨きがかかったっていう意味だよね?輝いているって意味のね?

宮 じゃあ、(井上)大。

井 え、終わりでいいの?いじられ足りなくない?

溝 とりあえず終わりにしましょ。

――では、井上大さんいきましょう(笑)

加 大は冷たい男ですよ(笑)まあ冷たい。ほんとに冷酷。

溝 残忍で冷徹な男だよね。

加 だから、(宮地)元貴とは正反対だよね。

溝 元貴は熱いタイプ。体育会系でまじめで誠実で…。

加 色的には赤と青。バチバチみたいな。

溝 (井上を指して)こっちは残忍冷酷。

――ぼろぼろですね。

井 勘違いされちゃいそう。

宮 まあ、そう見えるけど、実は一番熱い。

加 中がね。

宮 ボルボでどこでも来てくれる。

加 運転の名手。

溝 タクシーだよね。

井 タクシーです(笑)

加 井上タクシーね(笑)

――最後に、溝渕雄志さん。

井 いや、もういじりどころ満載でしょ。

望 こんなツンツンしているように見えて、実は一番甘えん坊。

加 一番心配性だし、こんなにオラついてるけど一番ケアがすごい(笑)

宮 そう、ケアがすごい。

望 リスク管理がすごい。

とても真面目な溝渕

とても真面目な溝渕

――マメですね。

井 そうなんですよ。

加 超マメ!

溝 めっちゃ真面目。

望 単位1個も落としてないし、課題は絶対出してるもんね。

宮 あと、サッカー部からは「ミゾ」って呼ばれているのに、女の子には「雄志」って呼ばせている(笑)

加 雄志?誰?あっ、ミゾか。みたいな。

溝 (黄)将健くらいなんだよね。下の名前で呼ぶの。

井 一時期おれらも「雄志って呼ぼうキャンペーン」があったけど。結局ミゾに戻っちゃった。ツンツンしているように見えて、一番ニャンニャンしてる(笑)

――ツンデレなんですね。

溝 そう、ツンデレ(笑)

――この中で、まとめ役となったら加瀬澤さんになるのですか?

加 いや、違います(笑)それは、違います。いつもまとめてないですから(笑)まとめるって言ったら…。

井 明らかに宮地でしょ。

加 宮地、井上がやっぱりけっこう2枚看板みたいな(笑)

 

――3年生になって、後輩が増えていますが、印象はどうですか?

宮 頼もしい後輩が多いです。

――名前を挙げるとすれば?

宮 もう、いっぱい。トップチームにいる人もそうだし、応援してくれる人もそうだし。俺が一番アツいなって思っているのは、藤川誠人(総1)っていうやつがいるんですけど、応援がすごくて、あんな応援する奴は見たことない(笑)めっちゃ頼もしいです。

井 後輩で言えば、渡辺夏彦(総2)と鴻巣良真(総1)っていうのがいるんですけど、あれは完全に舐めてます。

宮 直属の後輩(國學院久我山高)だからね、大の。

井 クソ舐められてますよ。

宮 そういう意味では力はあまり後輩に好かれてないんじゃない?

加 好かれてないか?

宮 ミゾは恐れられている。

加 ミゾは、本当に恐れられてます。俺とか、大、大知あたりはいじられたり、ある意味距離が近いというか…。

溝 威厳があるんだよね。まだ、俺はね。

加 じゃあ、そうしよっか。威厳があるということで。一応。

(左から)望月、加瀬澤、井上

(左から)望月、加瀬澤、井上

――オフはどのように過ごしていますか?

望 あんま5、6人で遊ぶことってないよね。

加 オフくらいはいいでしょ別に。オフはゆっくりしたい。

井 一人映画行ってきたでしょ。

宮 キャラメルのポップコーン食って、全然アスリートじゃないっていう(笑)

加 まあオフだからね。息抜きですよ。

井 映画語れるくらい映画観てるよね。

加 めっちゃ見てる。

――宮地さんはどうですか?

宮 オフは基本的に下田にいます。自主練というか、下田にいます。

井 これ、作ってます完全に。

溝 じゃあ下田にいないとき何してる?

加 いないver.あるよね、いないver.(笑)

3年宮地

オフの日も下田グラウンドで自主練習をしている宮地

宮 でも、ほんとに基本外に出ないんだよね。下田にいないver.は、冨田副務と一緒にいることが多いかな。

井 俺は大知か(山本)哲平。

加 あと家でしょ。

井 大知か哲平か家!(笑)

 

――これだけは負けない、これが自慢というところはなんですか?

加 こいつ(望月)は対人はだれにも負けないです。

井 1対1めっちゃ強いよね。

宮 チアゴ・シウバみたいな。

溝 日本で一番強いよね。違う?

望 いや、そうでしょ(笑)

溝 日本の大学生の中では断トツでしょ!

井 いや、アジアの学生でも断トツですよ。

望 らしいです。(笑)

――安定感ありますよね。他の方はどうですか?

加 大は車の運転。

井 都心での土地勘があります。

加 駐車が上手い。

望 どこでも停めるよね。

溝 安心して命を預けられる。

井 唯一のシティボーイだからね。みんな田舎から出てきたから。都心での土地勘は誰にも負けません。

加 車関連、シティ関連は大。

豊富な運動量と、運転の上手さが自慢のシティボーイ井上

豊富な運動量と、運転の上手さが自慢のシティボーイ井上

溝 プレー面で言ったら、運動量が一番あるんじゃないですか。

加 体力が半端ないです。

宮 最後まで切れない。

溝 実は一番いい選手。誰もがそこをわかってないけどね。

加 あとは声の高さね。

井 声高いかな?恥ずかしいな…。

 

溝 元貴はヘディングですね。

井 競り合いだね。競った瞬間に「よしっ」って言ってるよね(笑)

望 体が強いんだよな。本当に。あと、ハートだね、ハート。

加 戦うハートが半端ない。頭から突っ込むからね。下のボールに。

溝 たまにサッカーしてないからね、試合中に(笑)レスリングとか相撲やってるから。

井 あと、誰にでも仲良くなりに行こうとする姿勢。

加 コミュニケーション能力は本当にすごい。人望は厚いよな。信頼があるのかな?

宮 うれしいね(笑)

加 だいぶあげといたからね(笑)

溝 力いこう、力。

井 キック!サッカーだったらキックが上手い。

宮 こいつがゴール前でボールを持ったら得点のにおいしかしない。

溝 最近入らないけどね(笑)

加 最近お休み中だから(笑)

宮 ミゾはスピードでしょ。スピードとクロス。あとプレス。

加 プレスとクロス。

宮 対人も強いし。

溝 対人は大知の方が強いから。

加 プレスなんだよ。ほんとにこいつは。アジリティとプレスじゃない?やっぱ。

宮 あと、スピードに乗ったドリブルからのシュート。点も決めちゃうから。

加 やっぱりサッカーと私生活は共通すると思っていて、女性へのプレスも早いってのがある(笑)

井 ツンツンしちゃうのがミゾなんだよね。

 

――ここから早慶戦についての話になります。今まで2回早慶定期戦をやってきて、どんな印象を持っていますか?

望 普段のリーグ戦とは全く別物というか、観客全員が慶應、早稲田を応援するっていう立場にあって、スタジアムの雰囲気も全然違うし、そこが一番大きいと思います。

溝 部員の中で早慶戦に出たいという思いを持って入って来ている人も結構いるから、そこに1年から出ていて思うのは、僕らが楽しまなくてもいいのかなと。勝って見に来てくれた人と部員とで楽しめることが入部してから1回もないから、それを味わえばちょっと早慶戦の見方が変わるのかな。

宮 早慶戦の魅力っていうのは、OBの方もそうだし、普段見に来ない人たちが見に来てくれる。学校の友達とかそういう横のつながりがある人たちが見に来てくれる本当に素晴らしい大会だし、ここまで慶應を好きな人、早稲田を好きな人がいるんだって思う大会です。自分は1年生の時には出られなくて、2年生の時には出られたんですけど、本当にピッチに立った人にしかわからない感覚もありますし、ピッチ外で試合に出られなかったときに味わう悔しさっていうのも特別なものがあります。

3年4

(左から)宮地、望月、加瀬澤、井上、溝渕

 

――最後に、意気込みを1人1人お願いします。

加 早慶戦は、勝つっていうだけです。勝たなかったら意味ないので。内容も大切とか言われますけど、結果だけです。なので、勝てるように頑張ります。

井 力が言ったように、去年出て思ったのが、出たいという気持ちはあまり重要じゃなくて…。勝たなきゃ何も残らないということがわかったので、今年は内容うんぬんよりも結果にこだわりたいと思います。個人的には、高校の同期が早稲田には2人いるので、彼らには負けたくないという思いがあるので、それも含めて絶対勝ちたいと思います。

望 力が言ったように、勝たなきゃいけないし、勝つことがすべてです。各部員に与えられた仕事があるので、僕もそれを全うしていきたいと思います。

宮 みんなが言ったように勝つことがすべてだし、OBの方々も勝つことしか望んでないので、それはグラウンドに出る人が精一杯、ピッチに立てない人も役割を全うすること。そして、早稲田の同期に仲のいい人が増えてきたので、仲いいからこそ負けられないし、個人的には去年の早慶戦でマーク付いていた相手に決められて負けてしまったので、そのミスを取り返すためにこの早慶戦に貢献したいと思います。

溝 僕らも、1個上の代も、入部してから早慶戦に勝っていないので、主将含めて4年生には迷惑をかけてきたので、その人たちが早慶戦の勝利を今後笑ってできるように、必死に勝ちたいと思います。

 

――みなさん、ありがとうございました!

(取材 熊谷健二)

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