――それぞれの他己紹介からお願いします!
黄:融くんから行きましょう。
山田:ちょうだいよ。
久保:難しくない?おもしろいこと言えないもん。
山田:褒めよ。とりあえず。
黄:融は、金持ちなんですよ。
久保:あ~そうそう。(笑)
山田:それはやばい。
黄:一年のときは貧乏って周りから思われてて。
山田:キャラだけどね。
黄:でも最近、そのキャラを覆そうとしてるよね。昼ご飯って普通1000円以内に収めますよね。それなのにちょっとおしゃれなところ行ったり、1600円とかの焼き肉ランチを食べに行って。僕からしたら高いんですよ。だって2食でそのぐらい(の値段)じゃないですか。なのに融は「うーわ安っ!」とか言って。
(一同爆笑)
黄:全然安くないんですよ。みんな「うそだろ!?」ってなって。だから最近ブルジョアって呼ばれてるんですよ。
山田:でも実際は金持ちもっといっぱいいるよね。
久保:いっぱいいるね。
山田:でもキャラは一番俺が強い。
黄:(融は)とにかくキャラにしたがるんですよ。
久保:身に着けてるものも違うよね。
山田:え、ちょっと待って待って。(汗)もうこんなもんでいいじゃん。
黄:え、こんだけでいいの?とりあえず足短いですよね。
山田:(笑)
久保:とりあえずいじられる。
黄:融はおもしろいです。名前が融合の「融」なので、みんなの中心になりたがるんですよ。しかも(そうなりたいのが)見え見えなんですよ。
(一同爆笑)
山田:あざす。
――久保選手について
久保:だいぶ分かり切ったこというんでしょ?
山田:とりあえずアゴが特徴的だね。
久保:もう終わり?
山田:あと「僕を見て!」みたいな感じかな。ピッチではドシッとしているかもしれないですけど、私生活ではオネエ系で。
黄:ほんとそれ。
久保:オネエではない。
山田:いや、それが正しい。オネエではないけど「オネエ系」だよね。(笑)
久保:もう次いこ。
黄:あともう一つ。今まで寮飯の注文担当をしてたんですけど、プロ内定(ファジアーノ岡山入りが内定)した瞬間に全然寮飯を食わなくなったんですよ。おいしいものばっかり食べてて。
山田:ブルジョアだね。
久保:融に「飯食おう」って誘われてるだけだから、俺はブルジョアじゃない。(笑)
――黄選手について
山田:おもしろいです。見ての通り。
黄:でも融とか、あんまり笑わないんですよ。
山田:いや、本当は心の中で笑ってる。将健のこと大好きだから。あと人のものを勝手に使う。
黄:お前それはおかしい。
山田:例えば化粧水とかあるじゃないですか。部室のものを勝手に使いますし、
黄:ほんまにやめよ。俺泥棒みたいになってる。これ見たら親悲しむやん。(笑)
(一同爆笑)
山田:というキャラです。
黄:一切触れてないのに「またお前かよ!」って言われることが多いんですよ。(汗)
――ここまでのサッカー部での生活を振り返って
黄:3人とも共通して言えるのはケガだよね。
山田:たしかにね。
久保:その時は一番辛かったですね。
山田:お見舞い来なかったりね。
(一同爆笑)
黄:僕が一年から上がるときに、延世大学に留学に行ってたんですよ。融と、一個上の増川(翔太)(商卒)と3人で。LINEのグループもできていて、異国で過ごすから仲良くなるじゃないですか。日本に帰ってきてから僕が3日目ぐらいの練習でケガしちゃって、LINEは続いてたのに融は「大丈夫か?」の一言もないんですよ。で、その後2週間ぐらい入院して、ほとんど学年全員がお見舞いに来てくれたんですけど、こいつ(山田が)一切来てくれなくて。「こいつどうした!?」みたいな。「嫌われてるのかな?」って思って。結構気にしていたら、「逆に仲良いから」とか言われて。
山田:ごめん、あの時は。(笑)
――4年生全体の雰囲気は?
山田:基本的に俺らの代は皆おもしろいと思います。でも端山(豪)だけつまんないです。
黄:話長ーいのに。 山田:でもある意味おもしろい。
黄:(話し出すと)また始まった!って思って、皆クスクス笑ってるんですよ。でもそれもあんまり気付いてないですけどね。
山田:宮原(隆志)が一番おもしろいです。俺は大好きです、宮原。
黄:宮原は第三者から見たら、お前のモノマネしかしてないよ。融がおもしろいこと言った後、後日自分のものにするっていう。
山田:俺がだんだん言わなくなるから、宮原のものになっていくんですよ。(飯高)颯生はどこまで言っていいのかなあ。
久保:颯生は全部おもしろいよね。
山田:関わると分かります。頭の回転がめっちゃ早いんで。
久保:エピソード系はないよね。
山田:あいつは1人暮らしなんですけど、たまにグループラインでいきなり自分のニヤニヤした画像を送ってきたり、ボイスメッセージで奇声上げたり。頭おかしい、それに尽きると思います。
久保:でもあいつ「無理してる」って言ってるよね。「頭おかしいぶってる」って。
山田:作ってるっていうのも分かるよね。
黄:それでもおもしろいんで。
山田:多分おもしろいから作ってるんだな。
黄:皆を笑わそうとして犠牲になってくれてる。
――早慶戦への意気込み
黄:とにかく絶対勝ちたいと思います。あそこで負けるのは恥ずかしいし、友達とか関係者が皆見に来てくれるので。あそこで勝つことが慶應が一つになって喜べる瞬間かなって思うので是非勝ちたいです。それを夢見ています。
山田:僕らは定期戦で一回も勝ててないんで、ピッチに出る11人と部員の121人全員で死力を尽くしたいです。絶対勝ちます!
久保:自分たちが素晴らしい環境でサッカーをできているのはいろんな人の支えがあってのことなので、それを早慶戦の勝利という形で感謝の気持ちを示せればいいと思います。
――久保選手、山田選手、黄選手、ありがとうございました!
(取材 木下彰、熊谷健二)
今回を持ちまして、早慶戦企画全17回が終了しました。
選手はじめスタッフも一丸となって準備し、迎える早慶戦。ぜひ皆様もスタジアムに足を運んでみてはいかがでしょうか!!
第66回早慶サッカー定期戦は、7月1日(水)19時キックオフ@等々力陸上競技場での開催です!!(同日に女子サッカー早慶戦も16時半キックオフ、同競技場で開催されます)
ソッカー部の皆様 今回、快く取材に応じてくださった選手の皆様、須田監督、グラウンドマネージャーの小田さん、立松さん、マネージャーの駒野さん、主務の織井さん、女子マネージャーの飯沼さん、大山さん、杉山さん、また、日程を調整してくださった副務の冨田さん、お忙しい中本当にありがとうございました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
(慶應スポーツ新聞会ソッカー班一同)
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